戦艦

Last-modified: 2024-03-14 (木) 01:47:08

概要

「戦艦が簡単に沈むか!」*1
重装甲、重火力を持つ主力艦。ゲームでも、自慢の大口径主砲を以って敵艦を撃滅するのが仕事である。
本ゲームでは巡洋戦艦も戦艦に分類されている。巡洋戦艦は巡洋艦並みの速力と戦艦の砲力を両立するが、代わりに装甲厚を犠牲にしている(それでも大抵の場合重巡よりも重厚な装甲ではある)。
 
他艦種の追随を許さぬ装甲は同格未満の徹甲弾を通さず、大口径の主砲はほとんどの装甲を撃ち抜く大貫徹力を発揮する。砲撃戦ならば本艦種の右に出るものはいない。
更には、戦艦は消耗品を用いて戦闘中に継戦能力値(HP)を回復できる艦種である*2
ただし大型であるため舵が重く転舵に時間がかかる。早めに舵を戻さないと、曲がりすぎてしまうことも多々ある。
また、いくら厚い装甲を持っているとはいえ、史実同様に魚雷攻撃を受けると、無視しがたい損害を受ける。そして上述の通り回避が難しい機動性であるので、防御力を過信して突出するとあっという間に撃沈されてしまう。
主砲塔の旋回も遅いために、咄嗟の遭遇戦には対処しがたいという欠点もある。場合によっては船体ごと回すなどの工夫をしよう。

主な役割

全ての敵に大ダメージを与えられる主砲で敵艦を撃破していく。また戦艦の防御力は非常に高く、砲撃のみで戦艦を倒そうとすると非常に骨が折れるため、一度出来た戦線を支える役割も果たす。特に巡洋艦に対しては、砲撃で大きく優位に立てるため、肉薄雷撃か効き目の薄い中口径HE弾で削るかの二択を強いることができる。
 
弱点としては、艦によっては機動力が低いため一度布陣した位置から移動するには時間がかかる。
また、主砲の再装填時間が30秒以上かかるため、他の艦種とは異なり計画性のある戦いが要求される。
あまり欲張った戦いは出来ないのと、1撃が非常に重要なため慎重な運用が求められる。
 
艦隊決戦の主力艦というイメージに捕らわれているとアレだが、艦隊防衛という役割が大きい。
前に出る駆逐や巡洋艦のバックアップを後ろから行う形になる。長射程にこだわりすぎて味方を支援できない後方に居座らないようにしよう。
陣地占領は隠蔽率の問題から基本的に戦艦の役割ではないので他艦種に任せて良いが、陣地内に占領中の駆逐艦や巡洋艦が居るのならば目立つ戦艦が敵砲火を引き受け、占領中の味方を敵の妨害から守るという役目も必要になってくる。戦艦は多少の事では沈まない。魚雷の2本くらいは平気だ。だが、味方の巡洋艦・駆逐艦はそうではない。彼らを失ってから慌てて前に出ても、数的な劣勢があり不利である。自らを撃たせる事で、チーム全体の火力が維持出来る可能性が高まる。戦艦のHPはリソースであり、有効に使うべきである*3

操艦について

まずは戦艦の操艦と砲術に慣れることが肝要。駆逐艦や巡洋艦と違い艦の挙動が重く独特の感覚が必要である。
他の艦種に比べて圧倒的に大型なため、加速は鈍く舵の効きが悪い。速力を変えるにはかなり時間が掛かるので他の艦種からすればフライング気味な位で速力変化の指示を与えるように。
旋回半径が大きい上に一杯に舵が切れるまでが長いため直ぐに回頭出来ないので、航跡はかなり大回りになる。
また舵の効きが悪いため、操作と実際の旋回挙動に時間差が生じるので他艦種より早めに切って早めに戻す必要がある。心配ならCoop戦で練習しておこう。挙動が重いせいで地形に引っ掛けると直ぐに脱出できず、実戦でやらかすと大変危険な状況に追い込まれる。
以上のことから、戦艦は戦術的にも作戦的にも小回りが効きづらい。変針の判断は早め早めにしないとすぐには逃げ出したり追い詰めに掛かったり出来ない。

初心者向けの補足として、挙動の重さと砲のリロード時間の長さからどうしても空き時間が多くなり、かつすぐには沈みにくい艦種のため、このゲームをプレイするうえで必須となるミニマップを見る癖をつけるにはうってつけの艦種である。
前述の事を実践するうえでもミニマップを見る癖をつけてほしい。

自艦・仲間の防衛について

他の艦種でも言えることだが、AP弾を砲撃してくる相手には舷側を向けないこと。角度が付けばそれだけ見かけ上の装甲厚が大きくなり、AP弾の貫通を防ぎやすくなる*4。同時に相手して無事でいられるのは巡洋艦1-2隻が限度。敵の戦艦や駆逐艦は効率よく自艦にダメージを与える手段を持っているので、それらともう1隻の敵と戦う形になると途端に厳しくなってくる。
他艦種にも言えることだが、戦艦が突出する形は望ましくない。望遠鏡ばかりのぞいてないでミニマップも見よう。だが一方でそうした横槍が入らない状況ならば戦艦で敵の戦列を抑えに掛かるのが効果的な局面もある。障害が少なければ圧倒的な継戦力で前線を前進させることができる。
戦艦のHPは自軍のために払い出すためにあると言っても過言ではない、無計画に滅多打ちにされる状況は論外だが、継戦可能な範囲で撃たれる事に慣れることが重要だ。
HPの残量にもよるが、バイタルヒットの1枚や2枚は必要経費と割り切り、焦らない心を持とう。
なお舷側を見せずに前進すると、おのずと敵艦隊の真ん中に突っ込むことになる。当然これはまずい。とは言え、Uターン中は横腹を敵に晒すことになり、非常に危険な状態である。煙幕、島影を利用するほか、減速・停止・後進も立派な選択肢である。とはいえ停止や後進は速度が下がる分被弾しやすくなるというデメリットもあるし、安全な場所まで一時退避、ということもできなくなる。場合によっては全速でUターンした方がいいという場合をある。
初心者の頃は常に全速と言う人も多いようだが、常にそれが良いとは限らない。状況に合わせて最良の選択をしよう。

 

重厚な装甲を持つ戦艦に対して、敵は火災や浸水ダメージを狙った攻撃を仕掛けてくることが多い。
巡洋艦は手数が多くHE弾の火災発生率も高いため、対戦すると火災マーカーとの格闘になる。
また、駆逐艦や空母は魚雷で浸水ダメージを狙ってくる。
火災も浸水も応急工作班ですぐに対処可能だが、戦艦は再使用時間が最も長いため、使用するタイミングを間違うと再度火災や浸水が発生して自然回復までに大ダメージを受けてしまう。応急工作班を使用するタイミングは細心の注意が必要である*5
HE弾で攻撃してくる敵をすぐに振り切れるか?敵の駆逐艦が近くで隠密行動をしている可能性はないか?使った後のクールタイム中にさらに攻撃される可能性がないか?等を考えて判断しよう。

 

戦艦の対空性能は比較的高いが、何もせず自動で攻撃させても航空機に有効なダメージは与えられない。囮の戦闘機等に対空攻撃が散らばらないように、手動で猛威となる雷撃機中隊等に狙いを付けるようにしよう。
また、味方の対空火力を集結させることも大事な要素となる。味方艦と距離があまり空きすぎる位置には布陣しない方が良いだろう。複縦陣は砲撃と対空を両立出来る無難な陣形である。特に奥の列にある艦を狙おうとすると2列から同時に熾烈な対空砲火を受ける。各艦の距離は1.5km-2.0kmは無いと回避機動出来なくなるので詰め過ぎないように。

戦艦のすゝめ

戦艦のすゝめ

戦艦の強さは主に生存性・攻撃力・射程の3点。
乗る人のタイプによって、どの強さを押し出すかで変わってくる。
自分のタイプを見極めることが大事。
1. 戦艦の強みは生存性である。
高い装甲とHPを持ち、修理班によって抗堪性を回復できる為、ダメージを引き受けるタンク役となるタイプ。
2. 戦艦の強みは攻撃力である。
他の艦種にはない大口径主砲により戦艦・巡洋艦を瞬時に吹き飛ばすアタッカー役となるタイプ。
3. 戦艦の強みは射程である。
長射程の主砲により、敵が主戦場にたどり着くまでに大ダメージを与えたり、逃げる敵を始末するスナイパータイプ。

 
  • それぞれのタイプにおける立ち回り
     
    ○タンクタイプ
    抗堪性管理が非常に重要。修理班と応急班を適宜に使い分ける必要がある。
    前線の維持を担当
    ☆理想的な立ち位置
    ・艦は味方駆逐の5~10km後方
    魚雷の射程を10km・敵駆逐の隠蔽性を5kmと考えた場合、味方駆逐が前5kmにいれば、敵駆逐の隠蔽雷撃は、現在地点より後方に下がればほとんど射程外。
    ・自軍CAP円遠方外周から10~15km外
    戦艦の10km圏内はほぼ必中距離となる為、敵駆逐の援護に来た巡洋艦に強烈なプレッシャーを与えることが出来る。
    ☆注意事項
    ・敵戦艦に対して腹を見せない。
    被弾面積を下げ、見た目の装甲厚を上げる。脅威となる敵戦艦からVPを抜かれないようにする。
    ・応急班を安易に使わない
    火災は1か所であればほぼ修理班1つで相殺でき、火災箇所を1つ潰しておくことが出来る。(2か所以上の場合は使った方が良い)
    ・マップ端に行かない
    敵の砲火を受けれなくなり、退却に関しても逃げ遅れる場合が多い。
     
    ○アタッカータイプ
    エイム力・状況観察が非常に重要。タンクタイプの戦艦が近くにいる場合に非常に有用
    前線の上げ下げを担当。読みを誤ると戦線が崩壊するため注意が必要。
    ☆理想的な立ち位置
    ・巡洋艦と同列からやや後ろ(戦闘開始~戦線膠着時)
    敵巡洋艦にプレッシャーを与え、安易に横を向かせなくする(全門斉射をさせにくくする)。不用意に転舵した敵艦の横腹を捉え、前線の力をそぎ落とす。
    ・敵巡洋艦から15km以内(戦線膠着時)
    着弾時間がほとんど10秒以下となる為、有効射を狙えるようになる。
    ・巡洋艦のやや前方(前線押し上げ開始時)
     押せると判断した場合には巡洋艦よりも先に前に出る。敵巡洋艦が下がらざるを得なくし、巡洋艦が前に出るための空間的余裕を作る。ただし、自分が押し上げすぎると魚雷の餌食になるので、一定距離前に出た後に速度を落とし、巡洋艦を先行させる。
    ・味方の最後方(戦線下げ時)
     敵巡洋艦を後部主砲で威嚇し、巡洋艦を先に逃がす。味方駆逐と共に撤退するのが理想。
     (牽制魚雷をよけるために腹を見せる可能性が高い)
    ☆注意事項
    ・駆逐の数と位置、種類を把握する。
     常に魚雷に注意する。頭さえ向いていればほとんど1~2本で済む場合が多い。
    ・岩陰により過ぎない
     DPSを要求される為、常に火力投射を心掛ける。敵の砲撃が当たらないという事は、こちらの砲撃も入らない場合が多い。
    ・適宜タンクタイプと交代する。
     修理班はクールタイムと回数制限があるので、タンクタイプが下がった場合、戦線が下がりすぎないように代役を行う。タンクタイプの抗堪が半分を切り始めたら交代に行くのが理想的。
     
    ○スナイパータイプ
    絶対的なエイム力・勘・戦況認識力が必要。
    だが、主要ターゲットの巡洋艦に敵弾接近警報が多くついている現状ではあまり必要とされていない。マップ全体を確認し、可能な限り押されている戦線の援護に向かう。
    ☆理想的な立ち位置
    ・味方の最後方(戦闘開始~序盤)
    殆どの場合、巡洋艦には回避される為、可能であれば敵戦艦の甲板抜きを狙う。
    巡洋艦に対しては斉射はせず、転舵誘発の初弾・本命の斉射で有効射を狙う。
    ・数的劣勢の戦線へ移動(序盤)
     敵の勢力が判明次第、数的劣勢な方面へ転進する。
     可能であれば、落伍した敵艦へ止めを刺す。
    ・他タイプへの移管(中盤)
     不利戦線での適宜アタッカーorタンク役を行う
    ・特攻(中盤~終盤)
     残している抗堪を利用して、膠着戦線、不利戦線の打開を狙う。
    ☆注意事項
    ・敵から離れすぎない。
     巡洋艦への有効射程は15km以下であることを認識する。
     基本的に中盤以降スナイパータイプ(芋戦艦)は必要とされていない。味方が半壊していても抗堪が満タンであれば交戦距離が遠い。
    ・特攻の時期を見逃さない。
     彼我の隻数差が3隻以上ついた場合、は特攻をかけた方が逆転の可能性がある。
    ・被弾を恐れない
     修理班(3つ)をすべて使い切れれば抗堪は初期値の140%を超える。
     

全体的な注意事項やコツ
・駆逐とTier上位戦艦に気を配る
 戦艦が瞬間的なダメージを受けるのは駆逐とTier上位戦艦なので注意を払う。
 具体的には味方が発見した駆逐の位置が、自艦から10km以内の場合、魚雷を放たれていると思って行動する。
上位戦艦には頭を向けつつ、全砲門が向く敵巡洋艦を狙えばダメージを最小限にしつつ、最大火力が発揮できる。腹を見せる転舵は上位戦艦の発砲後に行う事を心掛ける。

 

・戦線からの撤退タイミング
 抗堪が最大の2/3を切った場合、一時避難を考える。撤退中におよそ1/2程度まで減る場合が多いが、ダメージが火災の場合、修理班使用でほぼフルにまで回復が可能である。
・航空魚雷には可能な限り頭を向けておく
 砲撃後のクールタイムを利用して(右クリックのフリールックが便利)艦載機の位置を把握しておき、魚雷の被雷を抑える。又、浸水は痛いので応急班の使用を被雷まで待つなどの対応を取る。
・マップ端について
 基本的に戦艦はマップの最外周は行かない事が推奨される。
(防御的な理由)
1.修理班が使える戦艦では無く、修理ができない(少ない)巡洋艦に攻撃が向かう。
2.敵側に進路を取ると、魚雷を腹側に投射される可能性が上がる上、回避方向が1方向に限定される。
3.航行速度が遅い為、戦線の移動に取り残される可能性がある。
(攻撃的な理由)
4.同行戦気味に敵にぶつかった場合(ex戦闘開始後、中央から両端に向けて航行するので必ず発生する形)、中央側に進路を取れば、撤退する敵の往路・復路と2回側面を晒すのに対し、マップ端側は1度しか側面を向けられない

戦艦の考え方・重要性

(執筆,ver.0.7.2.1)
主に対人戦において、戦艦が過度に消極的なプレイをするべきでない理由について

「戦艦の役割は大きく3つである。」という理論まとめ

「戦艦の役割は大きく3つである。」

  1. 敵艦を破壊すること。
  2. (艦隊戦において)敵艦からの攻撃を受けること。
  3. 敵艦を撤退させること。

そしてこれは死なない程度に前へ出ることが何より重要となる。
 
戦艦は巡洋艦に対して一斉射のみで大ダメージを取って容易に撃沈出来る為、敵巡洋艦は戦艦の有無が立ち回りに大きく関わってくる。
怖い戦艦が居なければ敵巡洋艦は前へと出易く、敵巡洋艦が前へ出れば敵駆逐艦もより前進でき、そして臆病な敵戦艦でも前へと出てこれる。
戦艦が居ないという事は、敵艦隊が容易に攻め込むことのできる状況である。
戦艦は艦隊防衛の要である。
 
だからこそ敵艦隊は"撃沈できそうな戦艦"こそ集中砲火で一気に撃沈を狙いたい
他も狙いたいが瀕死の戦艦は逃がしたくない。
戦艦は修理班を持ち、中途半端な攻撃を与えても撃沈には近づかない為、狙って攻撃するのなら「撃沈できそうな時に、一気に撃沈まで」持っていくことを目指す。
しかし撃沈できそうな戦艦というのはつまり「前に居る戦艦」であり、後方にいる戦艦へは有効な攻撃も難しく(瀕死でもなければ)後回しにされやすい
酷い場合「ほとんど攻撃を受けないまま最後の一隻になってから沈められる」なんてことも起こりうる。
無暗に突っ込んで早々と沈められるのも良くないが、一人生き残るのも戦艦にとっては望ましくない状況だ。
 
戦艦が敵の攻撃を引き受ければ他の味方艦隊への攻撃が減り、味方巡洋艦もより長く攻撃を続けることができて、艦隊戦において敵艦を殲滅しやすくなる。
反対に戦艦が沈むか撤退して攻撃を引き受けられなくなれば、味方の巡洋艦が早々と沈むか撤退をして敵艦隊への攻撃がさらに少なくなり、撃沈も取れずにずるずると撤退し続けるという一方的な展開に陥ってしまう。
このゲームにおいて戦艦は、艦隊戦では生き残れる程度に前へ出て攻撃を引き受けなければならない立場にある
ただし味方の援護が望めない状況で攻撃を引き受けてもあまり意味がない為、状況が悪ければ撤退するべきだ。
負ける時"最後に残った戦艦"は「味方を守れずのうのうと生き残った不誠実な艦で恥じるべきものだ」と考える人もいる。
修理班を使い切った瀕死状態とかであれば仕方ないが、体力も減らず修理班もろくに使わず生き残るというのは戦艦として好ましくない。
…これはまだかなり優しい言い方で「noob」などと罵られることもある。

 
また距離が遠いほど着弾まで時間がかかって当たらない・回避され易い上に、強力なAP弾の貫通力も低下して戦艦が相手だと当たっても有効なダメージを取りにくい
そのため敵艦をより確実に撃沈するためには戦艦は敵艦隊へと近づかなければならないが、しかし逃げられない距離まで近づいてしまうと敵艦隊からの集中砲火によって撃沈されてしまいかねない。
なので戦艦には敵艦隊や味方艦隊の数や種類、島の位置をしっかりとマップで見て、生き残れる距離を見極めつつ前進するか撤退するかを判断するという事が求められる。
 
 
そして艦隊戦において戦艦が前に出ながら生き残ることは主に敵巡洋艦にとって大きなプレッシャーとなる。
下手をすれば一撃で大打撃~撃沈までもっていかれる相手に近づかれれば、敵巡洋艦は撤退を余儀なくされる(撤退しない敵巡洋艦は確実に沈めること)。
敵巡洋艦が退けば、敵駆逐艦もろくな援護を受けられず撤退か轟沈かとなる。
他の艦が退いてしまえば敵戦艦もまた撤退しなければ生き残れない。
つまり戦艦はその圧力によって戦場をコントロールできるのである。
 
ただ繰り返すが大きな影響力を持つ為に、敵艦隊は撃沈を狙える時は確実に撃沈を狙ってくる。
前へ出れば集中砲火を受ける危険が高まり、また距離によっては魚雷で狙われてしまう事もある。
沈んでしまうと戦艦の圧力は無くなり敵側が優位に戦場を支配し易くなってしまう。
故に死なない程度に前へ出ることが何より重要なのである。
 
もし孤立してしまったり艦隊の数で不利になってしまった時は無理をせず早めに撤退を判断しなければならない。
もちろん攻撃を受け過ぎた場合も欲張らず撤退したい。
撤退する際はなるべくクイックチャットなどで宣言しよう。いつの間にか退避されてると味方も困る。
戦艦は「主砲を確実に命中させる」ことも確かに重要だが「前へ出ながら生き残る」ことも同じくらい大切であり、状況を見極めて立ち回りの判断をできるか否かが戦艦の勝率を大きく左右する。
安易に沈んでしまっても宜しくない為、目安としては「修理班を使い切ること」を目標とすると良いだろう。
 

 
他の艦へ乗る人へ
「戦艦は前へ出て攻撃を引き受ける役」と言うのは確かだが、それには限度がある。
いくら他に比べて頑丈であるとしても一歩間違えれば簡単に撃沈されてしまうため、防衛上の役割を理解しているプレイヤーほど「どこまでなら前へ出て良いか」に苦慮している。
うまく前へ出たいが下手に前へ出ると沈むというジレンマを抱えているのだ。
 
状況を把握する前に下手に前へ出ると、味方が早期に撃沈されたり敵艦隊が多いなど大きな不利が判明した際に、離脱する前に撃沈されてしまう危険がある。
特に機動性の低い戦艦は慎重にならざるを得ず、攻撃を受けにくい距離で停留してしまうこともままある。
駆逐艦や航空機によるの事前の索敵は必須。もし大きく不利な状況なら巡洋艦駆逐艦も無理をせず進軍は諦め撤退も考えるべきだ。
 
 
補足1
艦の抗堪性・機動性・隠蔽性によって「前へ出ても離脱できる範囲」が違ってくる。
機動性の低い・隠蔽性の悪い艦は特に離脱しにくく、前へ出ると離脱する前に沈められてしまうことがままある。そうした艦は艦隊の中ほど~少し後ろ程度で動けることが理想的だろう。
隠蔽性の良い艦は敵艦隊の視界から離脱しやすく、うまく被発見と隠蔽を管理できれば受けるダメージのコントロールもでき"攻撃を引き受けつつ生き残る"ことができるようになる。管理はかなり難しいが。
機動性の高い艦は動くことによって隠蔽性同様に敵視界の外へと離脱することがしやすく、また抗堪性も十分にあれば"味方艦隊の前へ出てから一気に引いて離脱する"ことも可能である。
 
特に「高速戦艦」は攻撃性能か抗堪性など、何かしらが欠けていることが多い。(ゲームバランスの都合上)
例えばドイツ戦艦は概ね高めの抗堪性を持つが主砲の精度が悪く遠距離戦が不得意である。そのため、いかに接近戦へと有利な状況で持ち込めるかどうかがカギとなる。
フランス戦艦やAmagi,Iowaなどは攻撃性能は悪くはないが抗堪性にやや不安があり、機動性に甘えて撤退の判断が遅れ撃沈されてしまわないよう注意が必要だ。
 
ちなみに「戦艦の隠蔽性を向上させる」ことはそれだけ立ち回りを優位に進めやすくなる。特にTier8以降はアップグレードでも隠蔽性を改善でき、その有用性はさらに高い。
上で説明している通り、敵艦隊の視界から逃れてしまえば攻撃を受けにくく前へ出ながら生き残ることがしやすくなる他、隠れておけば敵巡洋艦へ接近しやすくもなり隠れて近づき有効な砲撃を与えつつ離脱するといった芸当をできることも。
また高い隠蔽性があれば近くに隠れている敵艦も察知しやすく、隠れている駆逐艦への警戒をできる場合もある。
 
補足2
さらに補足として「戦艦は後回しにされやすい」としているがそれはあくまで「撃沈を狙える巡洋艦がいない時」である。
巡洋艦の撃沈が狙えない時はあえて戦艦を狙うことで「(撃沈を狙えずとも)相手戦艦を退避させる事を狙う」という戦術もある。
「敵戦艦が距離を取る→敵巡洋艦はさらに距離を取りたがる→敵駆逐艦は孤立するか退避する」という状況に誘導できる場合もあり、敵戦艦への攻撃は回復されるとしても有効な場合はある。もちろんある程度なら喜んで引き受け続ける戦艦もいるためケースバイケースだが。
細かい戦術は状況な部分も大きくそれぞれの判断に任される。
 
補足3
戦艦が艦隊防衛の要である事は冒頭に書いた通りだが、それは自身の火力と生存性だけの話ではない。
戦艦は主砲レートや機動性の問題から「待たされる時間」が他より長い艦種であり、その時間をただ望遠鏡で敵を覗く事に浪費してしまうのは非常に勿体ない。
常に広い視野を持って戦場全域を見まわし、自分達が置かれている状況を冷静に把握し、艦隊の先々の行動を見据えた指示を出す事で戦況を優位に運ぶ事に時間を使いたい。
とは言え多種多様な指示を味方に出す必要は無い。重要なのは味方を守る為のコマンドチャット「戻れ」である。
巡洋艦は敵戦艦の脅威から隠れつつ有効に火力投射したり味方駆逐艦を支援出来る位置取りに腐心しがちである。
駆逐艦は敵駆逐艦との隠蔽合戦や魚雷警戒、敵航空機の回避、警戒レーダーからの逃走など、自分を守る事に精一杯である。
役割を全うしようと戦っていたら「気付いた時には孤立していた」という事は往々にして発生する為、戦艦がその面でのフォローをするのは味方の生存性に大きく影響を与え得るだろう。
ダメージコントロールの為に戦艦が撤退する場合は勿論、彼我の隻数差により撤退戦・遅滞戦術を取る場合や、後続の有効な火力支援が届かないほど前進して孤立に気付かない味方を、早めに名指しによる*6「戻れ」を使う事で、無為な轟沈を避けられるもしれない。必ずしも意図が伝わるとは限らないが、指示を受けた側も自分の置かれている状況を冷静に把握するきっかけになるかもしれない。
生存以外で「戻れ」を使う場面としては、敵が撤退戦を行っている状況での自艦隊の遊兵化の防止である。気付くのが遅れれば戦線に復帰できない程に引き剥がされ、CAPを丸ごと取り返されるなど勝敗に影響する事態となる。例え戦況が有利であっても「待たされる時間」は最大限効果的に使う事を意識しよう。

ラインナップ

参考:ver0.5.15現在の戦艦の全長比較(NAフォーラム記事)
Size Comparison: All Battleships (2.0)

 
BB:戦艦
BC:巡洋戦艦
航戦:航空戦艦(ハイブリッド艦船)

(艦種略号は用語集を参照のこと)

アメリカ

アメリカ戦艦ツリーの特徴

アメリカ戦艦ツリーの特徴
良く言えば「オールマイティー」、悪く言えば「器用貧乏」。
 
他国と比べ突出した火力や堅牢な装甲は無いものの、逆にこれといって欠点も無い。
高TierではAP弾がSHS(Super Heavy Shell)となり、口径の割に重い弾を低初速で撃ち出す。
遠距離では山なり弾道となり偏差撃ちが難しいが、甲板を抜きやすいので当たれば大ダメージになりやすい
(低初速弾故か集弾性は良く、後述のアップグレードも組み合わせることで偏差さえ気を付ければ高い命中率を出せる)。
対空値が高いため、艦載機からの攻撃に悩まされる事が少なく、落ち着いて射撃に専念できる。
また、全ての艦が標準的な砲配置のため、初心者が戦艦の基本的な立ち回りを学ぶのに適したツリーともいえる。
 
ここまで見ると「欠点が見当たらないから、戦艦ツリーの中で一番強いのではないか」と思うかもしれない。
しかし、他国の例に漏れず米戦にも弱点は存在する。
上述したように、突出した性能が無い点は決定打に欠ける事を意味しており、
何か1つ突出した性能を有する他国戦艦とタイマンを張ると押されがちになるというのは否めない。
絶対勝てないというわけではないが、高Tierの米戦に乗れば理解る
 
米戦は単独行動を取らず、味方をサポートする戦い方がベストと言える。
優秀な対空性能を味方に提供し、砲戦で押されている味方がいれば優秀な速力で駆けつける。
戦況に応じて戦い方を切り替えるようにするのが、米戦の戦い方と言える。
 

  • 長所
    • 対空性能が戦艦ツリーの中でも高め。
    • 応急工作班の動作時間が20秒と他国より長く、修理班の回復量が通常よりも多い(通常0.5%毎秒のところ米戦は0.66%毎秒)。
    • UGスロット3で主砲射程を延長可能。
    • (Tier7まで)船体が短く、小回りが利く。装甲も厚め。
    • (Tier9以降)アメリカ戦艦限定のアップグレード「射撃管制室改良」により、主砲の精度を大幅に強化できる。
       
  • 短所
    • 対艦では抜きん出た性能は無い。
    • (Tier7まで)極めて鈍足で、戦地転換が難しい。

アメリカ第一戦艦ツリー
T8North CarolinaからはT7までの低速の壁を破り、約30ktもの高速性を持つようになる。
砲口径は16inchから変化することは無いが、各種艦艇性能が向上し、バランス型戦艦として最高峰の性能を誇るようになる。

  • 長所
    • 第二米戦と異なり走攻守のバランスがよく整っているため臨機応変に戦闘を進行可能。
  • 短所
    • 船体が長めなため旋回性能が低く、姿勢変化には細心の注意が必要。
    • 側面装甲が比較的薄く、甘い動きをすれば敵戦艦に大打撃を貰う可能性が高い。

アメリカ第二戦艦ツリー
T7までと同じく20kt前半しか速力を出せない上、主砲が12門と多い代償に砲弾性能の低下、装填時間が40秒、砲弾の速度や貫通力の低下といったハンデを背負わされている。
しかし度重なるバフにより、依然として初心者にはオススメ出来ない性能ではあるがティア相応の性能を持つに至った。

  • 長所
    • 独立スロットで対空防御砲火を持っていることにより、単艦対空火力に関しては全戦艦ツリー最高峰。
    • 比較的高精度かつ12門もの主砲から放たれる高威力砲弾の脅威は絶大。
    • 英軽巡加速や高い転舵性能、厚めの装甲により、場合によっては第一米戦よりタフさを発揮可能。
    • 比較的良い海上隠蔽性能を持つ。
    • バルジが厚く、対水雷防御が強力。
  • 短所
    • 門数及び精度以外の主砲性能が劣悪。
    • 低速であるため陣地転換が困難。臨機応変に対応するのは難しい。
    • 上部構造物が大きいため、思っているよりも耐久性を発揮できない場合がある。
Tier艦種艦名主砲射程
3BBサウスカロライナ (S.Carolina)30.5cm / 2連装4基 / 計 8門15.7km
4BBワイオミング (Wyoming)30.5cm / 2連装6基 / 計12門15.8km
BBアーカンソー ベータ(Arkansas beta)30.5cm / 2連装6基 / 計12門14.4km
5BBニューヨーク (New York)35.6cm / 2連装5基 / 計10門18.0km
BBテキサス (Texas)35.6cm / 2連装5基 / 計10門16.4km
BBオクラホマ (Oklahoma)35.6cm /2連装2基+3連装2基 / 計10門17.41km
6BBニューメキシコ (New Mexico)35.6cm / 3連装4基 / 計12門16.1km
BBアリゾナ (Arizona)35.6cm / 3連装4基 / 計12門16.0km
BBウェストバージニア 1941 (W. Virginia '41)40.6cm / 2連装4基 / 計 8門16.4km
7BBコロラド (Colorado)40.6cm / 2連装4基 / 計 8門18.8km
BBカリフォルニア (California)35.6cm / 3連装4基 / 計12門19.9km
BBウェストバージニア 1944 (West Virginia '44))40.6cm / 2連装4基 / 計 8門17.1km
BBフロリダ (Florida)35.6cm / 4連装3基 / 計12門18.6km
8BBカンザス(Kansas)40.6cm / 3連装4基 / 計12門22.7km
BBノースカロライナ (N.Carolina)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門23.3km
航戦ネブラスカ(Nebraska)40.6cm / 3連装2基 / 計 6門21.0km
BBアラバマ (Alabama)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門21.1km
BBマサチューセッツ (Massachusetts)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.3km
BCコンステレーション (Constellation)40.6cm / 2連装4基 / 計 8門17.4km
9BBミネソタ(Minnesota)40.6cm / 3連装4基 / 計12門23.3km
BBアイオワ (Iowa)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門23.3km
航戦デラウェア(Delaware)40.6cm / 2連装1基+3連装2基 / 計 8門21.6km
BBミズーリ(Missouri)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門23.4km
BBジョージア(Georgia)45.7cm / 2連装3基 / 計 6門20.0km
航戦キアサージ(Kearsarge)40.6cm / 3連装4基 / 計 12門19.6km
戦艦イリノイ(Illinois)20.3cm / 4連装3基 / 計 12門18.5km
10BBヴァマント(Vermont)45.7cm / 3連装4基 / 計12門24.5km
BBモンタナ (Montana)40.6cm / 3連装4基 / 計12門23.6km
航戦ルイジアナ(Louisiana)40.6cm / 3連装2基+4連装1基 / 計10門22.8km
BBオハイオ(Ohio)45.7cm / 2連装4基 / 計 8門21.7km

日本

日本戦艦ツリーの特徴

日本戦艦ツリーの特徴
まさに「大艦巨砲主義」そのもの、砲戦能力に優れた艦が多いのが特徴。
 
低Tier帯は鈍足と砲塔の配置など、非常に苦労する。一部ではそれをネタにされる程である
ここを耐えてTier5の高速戦艦である金剛に辿り着くと、砲性能と速力が劇的に改善される。
Tier5以降は、砲の口径や砲門数で他国の戦艦よりも優位に戦う事が出来るようになる。
また、長距離射程と精密射撃にも優れており、戦艦らしく近距離から遠距離まで砲撃戦で戦える艦が多い。
  
欠点としては対空性能が他国に比べ劣っており、同格どころか格下空母の艦載機ですらなかなか落とせない。
そのため複数の中隊が襲撃にくれば、追い払える事が出来ず被雷や火災が発生する場面が多くなる。
また砲塔の配置が特殊な艦も存在するため、艦毎に戦い方を研究する必要がある。
優秀な砲性能の最大火力で射撃する際は、横腹を晒しやすいという欠点に注意する必要がある。
 
この日戦ツリーを苦労の末進めていき、最後に辿り着くTier10の戦艦は大和である。
この大和が持つ46cm主砲は強力無比の一言。高い射撃精度と強制貫通を兼ね備えた「非理法権天」とも言える攻撃性能である。
大和を手に入れるまでに数多の苦労を経験するだろうが、その苦労に見合う性能を有しているので、
是非とも大和を目指し精進してほしい。
 

  • 長所
    • 砲火力が高い (特にTier10の大和の46cm砲はツリー戦艦上最高の火力)。
    • 射程が長い。
    • 散布界も狭く、長距離でも当てやすく優秀。
    • 対水雷防御の性能がやや高め~突出して高い艦もある。
       
  • 短所
    • 対空値が低く、空母中隊の反復攻撃を受けやすい。
    • 上記の対空に加えて隠蔽も悪く、単独行動は望ましくない。
    • 応急工作班の動作時間が10秒と短い。
    • 低Tier帯の戦艦は鈍足、低性能、奇抜な砲配置のため、初心者にあまり優しくない。
    • 一部の巡洋戦艦は高機動ではあるものの、Tierが上がるにつれて鈍足と旋回の悪さが目立つようになる。

巡洋戦艦ツリー
アップデート12.9にて実装された豊後を頂点とする巡洋戦艦ツリーで、戦艦ツリーTier7の長門から弓張を開発することで研究を進めることができる。
戦艦としてはかなり良好なシグマ値を誇る上に消耗品の「高精度着弾観測機」を使用することで素の散布界を縮めてさらに高精度な射撃が可能な一方、一発のダメージ量やAP弾の装甲貫通力に難がある。生存性は低めであるがメイン戦艦ツリーで短所だった隠蔽性や対空能力が改善されており、巡洋戦艦らしく機動性も良好。総じて強み弱みがはっきりしており、かなり乗り手を選ぶ味付けになっている。

  • 長所
    • 遠距離で優秀な散布界に加えて大和以上に良好なシグマ値による高精度な射撃が可能。
    • 射程が長い。
    • 上記2点の強みを「高精度着弾観測機」でさらに強化することができる。
    • 大口径かつ高速のAP弾を持ち、同格巡洋艦相手に姿勢関係なくダメージを与えることができる。
    • 最良12km台と良好な隠蔽性を持つ。
    • 機動性が良い。
    • 大和ツリーと比べて対空性能が良好で、防郭を抜かれにくい。
  • 短所
    • AP弾の威力、貫通力が他の同口径砲と比べて一回り低い。
    • 応急工作班の動作時間が10秒と短い。
    • 艦首艦尾が25mm装甲であり、38cm以上のAP弾に強制貫通される。
    • 大和ツリーと比べて体力、対水雷防御のダメージ軽減率が低い。
    • Tier9以上でHE弾の速度減衰がAP弾に比べて激しく、弾種切り替えによる戦況への対応が難しい。
Tier艦種艦名主砲射程
2BB三笠(Mikasa)30.5cm / 2連装2基 / 計 4門11.8km
3BB河内(Kawachi)30.5cm / 2連装6基 / 計 12門10.8km
4BC妙義(Myogi)35.6cm / 2連装3基 / 計 6門18.6km
BC石鎚(Ishizuchi)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門15.3km
5BC金剛(Kongo)/コンゴウ(ARP Kongō)35.6cm / 2連装4基 / 計 8門21.2km
6BB扶桑(Fuso)35.6cm / 2連装6基 / 計 12門21.8km
BB陸奥(Mutsu)41.0cm / 2連装4基 / 計 8門20.3km
航戦伊勢(Ise)35.6cm / 2連装4基 / 計 8門21.4km
7BB長門(Nagato)41.0cm / 2連装4基 / 計 8門20.5km
BC愛鷹(Ashitaka)41.0cm / 2連装5基 / 計 10門19.9km
BB日向(Hyuga)35.6cm / 2連装6基 / 計 12門20.3km
8BC天城(Amagi)41.0cm / 2連装5基 / 計 10門19.9km
BC弓張(Yumihari)41.0cm / 2連装4基 / 計 8門22.9km
BB紀伊(Kii)41.0cm / 2連装5基 / 計 10門19.4km
BBイグニス・プルガティオ(Ignis Purgatio)41.0cm / 2連装5基 / 計 10門19.9km
9BB出雲(Izumo)41.0cm / 3連装3基 / 計 9門21.7km
BC安達太良(Adatara)45.7cm / 2連装4基 / 計 8門23.9km
BB武蔵(Musashi)46.0cm / 3連装3基 / 計 9門26.5km
BB肥前(Hizen)41.0cm / 3連装4基 / 計 12門20.3km
BB石見(Iwami)41.0cm / 2連装4基 / 計 8門22.3km
BB大山(Daisen)41.0cm / 2連装4基 / 計 8門20.6km
BC剣(Tsurugi)45.7cm / 2連装3基 / 計 6門23.0km
10BB大和(Yamato)46.0cm / 3連装3基 / 計 9門26.6km
BC豊後(Bungo)45.7cm / 2連装5基 / 計 10門25.0km
BB敷島(Shikishima)51.0cm / 2連装3基 / 計 6門26.6km
BB薩摩(Satsuma)51.0cm / 2連装4基 / 計 8門27.0km

ドイツ

ドイツ戦艦ツリーの特徴

ドイツ戦艦ツリーの特徴
元々頑丈な戦艦の中でも特に防御性能の高い艦が多い。
AP弾は軽い弾を高初速・低弾道で撃ち出すため近距離から中距離ほどまで効果を発揮しやすいが、
遠距離でも角度を保ってしまい上側から甲板を貫いてのVPへの貫徹を期待できない、米戦ツリーとは真逆の性質を持つ。
また、口径の小ささも相まって距離があるとダメージを出しにくい。
代わりに副砲の性能が優秀な他、特殊な装甲により接近戦でVPをやや抜かれにくいなどインファイトに長けた性能を持つ。
さらにTier7から速力が向上し、堅牢さと機動性を兼ね備えた艦となる。
Tier8から(Tirpitz除く)はソナーを装備できて魚雷への対応力も備わり、対駆逐艦での切り札を得る。
弱点は主砲性能が少し抑えられており、主砲の性質から中距離より遠くでは特に火力を出しにくい点。
例え堅牢でインファイトが得意と言えど近づく前から集中砲火を受ければ流石に沈む。
強引に攻めるのではなく防御力を活かして敵の攻撃をいくらか引き受けつつ味方の援護を待つといった立ち回りも重要となる。
一部には魚雷装備を持つ艦が存在する。射程は短いもののドイツ戦艦はその特性から接近戦にもつれ込む場合が多く活用しやすい。

  • 長所
    • 装甲が全体的に厚く、体力も高め。特に艦中央部はタートルバック方式の二重装甲により接近戦ではバイタルパートを抜かれにくい。
    • Tier6を除いて主砲装填時間は一般的な30秒よりも短く、低弾道高弾速で当てやすい。
    • Tier7以降は最大速力が30ktを越える。
    • 副砲の射程が長く、Tier8以降は強化すれば最大で10kmを超える。
    • 主砲、副砲のHE弾貫通力が口径の4分の1と優遇されている(通常は6分の1)。特に副砲への恩恵が大きく、艦長スキル「榴弾用慣性信管」を取得しなくても敵艦に砲弾ダメージを出していける。
    • Tier8以降はソナーにより、魚雷の警戒能力を高められる。
  • 短所
    • Tier6、10を除けば砲門数・口径のいずれかで同格に劣る(口径が他国に劣る艦は装填速度が速い)。
    • 対水雷防御のダメージ軽減が低め。
    • 長距離対空の射程が5.2kmと他国の標準的なものよりも0.5kmほど短い。
Tier艦種艦名主砲射程
3BBナッサウ(Nassau)28.3cm / 2連装6基 / 計 12門11.9km
BBケーニヒ・アルベルト(König Albert)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門11.9km
BCフォン・デア・タン(Von der Tann)28.3cm / 2連装4基 / 計 8門12.8km
4BBカイザー(Kaiser)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門16.0km
BCモルトケ(Moltke)28.3cm / 2連装5基 / 計 10門14.9km
5BBケーニヒ(Koenig)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門16.5km
BCデアフリンガー(Derfflinger)30.5cm / 2連装4基 / 計 8門15.9km
6BBバイエルン(Bayern)38.0cm / 2連装4基 / 計 8門17.7km
BCマッケンゼン(Mackensen)35.0cm / 2連装4基 / 計 8門16.6km
BCプリンツ・アイテル・フリードリヒ(P.E.Friedrich)35.0cm / 2連装4基 / 計 8門17.8km
7BBグナイゼナウ(Gneisenau)38.0cm / 2連装3基 / 計 6門19.5km
BCプリンツ・ハインリヒ(P.Heinrich)38.0cm / 2連装4基 / 計 8門17.4km
BBシャルンホルスト(Scharnhorst)28.3cm / 3連装3基 / 計 9門19.9km
8BBビスマルク(Bismarck)38.0cm / 2連装4基 / 計 8門21.2km
BCツィーテン(Zieten)40.6cm / 2連装3基 / 計 6門18.0km
BBティルピッツ(Tirpitz)38.0cm / 2連装4基 / 計 8門21.4km
BBオーディン(Odin)30.5cm / 3連装3基 / 計 9門19.1km
BBブランデンブルク(Brandenburg)30.5cm / 3連装4基 / 計 12門18.5km
9BBフリードリヒ・デア・グローセ(F.D.Grosse)42.0cm / 2連装4基 / 計 8門20.3km
BCプリンツ・ループレヒト(P.Rupprecht)40.6cm / 2連装4基 / 計 8門18.8km
BBポンメルン(Pommern)38.0cm / 3連装4基 / 計12門21.34km
10BBプロイセン(Preussen)45.7cm / 2連装4基 / 計 8門20.6km
BCシュリーフェン(Schlieffen)42.0cm / 2連装4基 / 計 8門19.8km
BBグローサー・クルフュルスト(G.Kurfürst)42.0cm / 3連装4基 / 計 12門20.6km
BBメクレンブルク(Mecklenburg)30.5cm / 4連装4基 / 計 16門22.0km
BBハノーファー(Hannover)48.3cm / 2連装4基 / 計 8門21.4km

イギリス

イギリス戦艦ツリーの特徴

イギリス戦艦ツリーの特徴
イギリス巡洋艦と似たように偏った性能を有しており、
隠蔽率と回復量は非常に優秀だが、装甲面が薄く慎重な舵取りが必要という点が似ている。
ただし、巡洋艦のような「AP弾のみ」「加速が良く、減速が悪い」という特徴は英戦には無い。

そんな英戦ツリーの最大のアピールポイントは、なんと言ってもHE弾による発火率が非常に高い点である。
このHE弾による非常に高い発火率は、スキルやUGで防火対策を施した艦でも簡単に火炙りにする事が出来る程で、
火災ダメージだけで合計10万から20万の与ダメージを出す事も容易い。下瀬火薬かよ
しかし、英戦による火災ダメージ量の多さの割に、勝率がそこまで高くないという結果がデータで示されており、
HE弾のみを使用する事が必ず戦局を有利に働かす訳ではないという事を頭に入れて戦おう。

  • 長所
    • HE弾は威力、発火率ともに優れており、貫通力が独戦とおなじく優遇されている。
    • 隠蔽性が優秀。
    • Tier9以降は修理班による驚異的な回復能力を持つ。
    • 対空値(特に中距離以内)が比較的高め。
    • バイタルパートが吃水線下にあり、他国戦艦と比べてかなり低い(接近戦で抜かれにくい)。弱体化済み
    • AP弾は信管の作動が早い(英巡と同じ特徴を持つ)ため、装甲の薄い艦艇でも過貫通しにくい。
  • 短所
    • 装甲が薄い。特にTier7以上は防郭が喫水線上に大きく露出かつ剝き出しになっており、防御姿勢を取らないと容易に防郭貫通をもらう。
    • Tier6以下の主砲旋回速度が極端に遅い。
    • 対水雷防御のダメージ軽減が独戦と並び低め。
    • Tier7以降の長距離対空の射程が独戦と同じく5.2km止まり。
    • AP弾は信管の作動が早い(英巡と同じ特徴を持つ)ため、戦艦など艦体が大きいとバイタルパートまで届く命中弾でも届く前に信管が作動して大ダメージにつながらない場合がある。
Tier艦種艦名主砲射程
3BBベレロフォン(Bellerophon)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門15.0km
BCインヴィンシブル(Indefatigable)30.5cm / 2連装4基 / 計 8門14.6km
BBドレッドノート(Dreadnought)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門13.7km
4BBオライオン(Orion)34.3cm / 2連装5基 / 計 10門15.8km
BCクイーン・メアリー(Queen Mary)34.3cm / 2連装4基 / 計 8門14.5km
5BBアイアン・デューク(Iron Duke)34.3cm / 2連装5基 / 計 10門16.8km
BCタイガー(Tiger)34.3cm / 2連装4基 / 計 8門16.3km
BBエジンコート(Agincourt)30.5cm / 2連装7基 / 計 14門15.34km
6BBクイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)38.1cm / 2連装4基 / 計 8門17.8km
BCリナウン(Renown)38.1cm / 2連装3基 / 計 6門16.9km
BBウォースパイト(Warspite)38.1cm / 2連装4基 / 計 8門16.3km
BCレパルス(Repulse)38.1cm / 2連装3基 / 計 6門19.8km
7BBキング・ジョージV世(King George V)35.6cm / 4連装2基 + 2連装1基 / 計 10門18.1km
BCルーク(Rooke)38.1cm / 3連装3基 / 計 9門18.2km
BBデューク・オブ・ヨーク(Duke of York)35.6cm / 4連装2基 + 2連装1基 / 計 10門18.1km
BBネルソン(Nelson)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.2km
BCフッド(Hood)38.1cm / 2連装4基 / 計 8門18.6km
8BBモナーク(Monarch)38.1cm / 3連装3基 / 計 9門18.1km
BCホーク(Hawke)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.8km
BBヴァンガード(Vanguard)38.1cm / 2連装4基 / 計 8門20.0km
9BBライオン(Lion)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門20.7km
41.9cm / 3連装3基 / 計 9門
BCダンカン(Duncan)41.9cm / 3連装3基 / 計 9門19.7km
BBマルボロ(Marlborough)35.6cm / 4連装4基 / 計 16門20.9km
BBスカーレット・サンダー(Scarlet Thunder)41.9cm / 3連装3基 / 計 9門22.2km
10BBコンカラー(Conqueror)41.9cm / 3連装4基 / 計 12門24.3km
BCセント・ヴィンセント(St.Vincent)45.7cm / 3連装3基 / 計 9門20.5km
BBサンダラー(Thunderer)45.7cm / 2連装4基 / 計 8門21.5km
BCインコンパラブル(Incomparable)50.8cm / 2連装3基 / 計 6門17.6km

ソ連

ソ連戦艦ツリーの特徴

ソ連戦艦ツリーの特徴
独自仕様の応急工作班を持ち、強固な装甲に守られたまさに「大洋の要塞」である。
Tier7のSinopで406mm、Tier10のKremlinでは457mmと大口径戦艦の代表格とも言える日本戦艦ツリーに劣らずの大口径主砲を搭載している。
また装甲面でも同格戦艦に対して十分な装甲を備えているため、迂闊に舷側を晒さなければ手痛い一撃をもらうこともそうそうないだろう。

一方当ツリーを扱う上で留意しなければいけないのが消耗品「応急工作班」である。
通常では使用回数が4回、艦長スキル「管理」があれば5回となる。使用回数の増加は非常に重要となるため管理スキル習得することを強くお勧めする。
使用回数の制限に対して、使用後のクールタイムは非常に短く設定されており接近戦など少しでもダメージを軽減したい際に集中的に使用することが可能となる。
1火災や1浸水で安易に使用せず、自らの耐久を考えて計画的に使用することで艦長スキル「アドレナリンラッシュ」の効果も存分に発揮できる。
当ツリーの高ティア艦を使用する際には先に述べた「管理」に加えて艦長スキル「防火」の習得もお勧めしたい。船体の大きさから艦橋周辺は非常に被弾しやすくこの部分の火災箇所を軽減する効果は非常に高い。

  • 長所
    • 比較的大口径であり攻撃力に優れる。
    • 10km以内での散布界が非常に良い。
    • Tier5以降、主砲射界が良好。
    • Tier8以降、主砲旋回速度が速い。
    • 船体の広い範囲に装甲がありHE弾への耐性が高い。
    • 隠蔽性が比較的良好。
    • 応急工作班の準備時間が40秒と早い。
    • (中Tier以降)長距離対空の射程が長い。
  • 短所
    • 主砲射程が全体的に短い上、遠距離では散布界が劣悪。
    • 主砲装填時間が33秒と標準的な戦艦より長い。
    • 船体が大きく、旋回半径も大きいため被雷のリスクが高い。
    • バイタルパートが喫水線より上に飛び出ており、舷側からの大口径AP弾が防郭に入りやすい。
    • 応急工作班に回数制限があり、修理班の回数が他国より一回少ない。
    • (中Tier以前)射界が悪く最大火力を出す際には舷側を晒す必要がある。
Tier艦種艦名主砲射程
3BBクニャージ・スヴォーロフ(Knyaz Suvorov)30.5cm / 2連装5基 / 計 10門12.6km
4BBガングート(Gangut)30.5cm / 3連装4基 / 計 12門13.5km
BBインペラートル・ニコライ1世
(Imperator Nikolai I)
30.5cm / 3連装4基 / 計 12門14.1km
5BBピョートル・ヴェリーキー(Pyotr Velikiy)35.6cm / 2連装4基 / 計 8門16.0km
BBオクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤ
(Oktyabrskaya Revolutsiya)
30.5cm / 3連装4基 / 計 12門16.8km
6BBイズメイル(Izmail)35.6cm / 3連装4基 / 計 12門17.0km
BBノヴォロシースク(Novorossiysk)32.0cm / 3連装2基 + 2連装2基 / 計 10門17.5km
7BBスィノプ(Sinop)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門17.4km
BBポルタヴァ(Poltava)35.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.3km
8BBヴラジヴァストク(Vladivostok)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.0km
BBレーニン(Lenin)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門18.4km
BBボロジノ(Borodino)40.6cm / 3連装2基 / 計 6門19.6km
9BBソヴィエツキー・ソユーズ(Sov.Soyuz)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門19.4km
BBソヴィエツカヤ・ロシア(Sov.Rossiya)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門19.4km
10BBクレムリン(Kremlin)45.7cm / 3連装3基 / 計 9門20.7km
BBスラヴァ(Slava)40.6cm / 3連装3基 / 計 9門24.7km

フランス

(ver.0.7.2から通常ツリーが実装)

フランス戦艦ツリーの特徴

フランス戦艦ツリーの特徴
フランス巡洋艦同様「高速力と高機動」が特徴のツリーである。
 
Tier3~5までは他の戦艦ツリーと大差のない重い艦だが、Tier6からフランス戦艦の真価を発揮する。
また、Tier6から速力が向上し、Tier8からはエンジンブーストが搭載可能となり巡洋艦に並ぶ航行速度を得られる。
 
主砲は射程がやや長めでTier7までHE弾の初速が900m/s超と非常に高初速(AP弾は並)。
Tier8からHEとAP共に速め程度になり、Tier8とTier10では射程が劇的に拡大し遠距離での日戦並の砲戦が可能。
しかし、散布界が非常に広がる傾向にあり、Tier6から備える四連装砲から特に悪化する。
遠い相手に対して確実な命中を望めないが、機動性の高い駆逐艦相手には当てやすいというメリットもある。
また、四連装砲を2~3基(一部4基)という独特な構成のため、主砲が一基停止した際の火力低下の影響は大きい。
一応、副砲の射程に優れてはいるものの、ドイツ戦艦のように特別な強固さは持たないため、
副砲を活かした近距離戦闘は不得意であり、それでも積極的に活かす場合はそれなりの強化が必要となる。
 
つまり、分かりやすく言えば「戦艦と巡洋艦の中間」と言える。
うまく立ち回ることができれば、極めて広い範囲に対応することが可能である。
その一方で、全体的に抗堪性は低めの為、戦線を押し上げるような戦い方や対艦戦はやや苦手な部類である。
極力止まらず縦横無尽に戦場を駆け巡ろう。
少なくとも、ダンケルク実装時のピストン運動のような戦い方は全く向いていない。
 

  • 長所
    • Tier6以降は高い機動力を持ち、Tier8からはエンジンブーストまで備える。
    • 旋回性能も良好。
    • Tier8・Tier10では射程が特に長く、機動力を合わせて対応できる範囲がとても広い。
    • 弾速が速めで偏差は合わせやすい。
    • 一部の艦は4連装砲の配置によっては真正面か真後ろへ最大8門の砲撃が可能。
    • 副砲の射程が長め(独戦とほぼ同等)で、HE弾のため火災発生率が少し高い。
    • Tier6、7、9は砲門数が多い。
  • 短所
    • HPが低く装甲も心許なく、戦艦としてはもろい。
    • 散布界がやや広く、長射程でも精密に砲撃できるわけではない。
    • 弾道が低く遮蔽物越しの砲撃が苦手で、島影に留まり隠れながらの砲撃は不向き。
    • 奇抜な四連装砲やその配置で扱いに苦労しやすく、主砲停止による攻撃力の低下も大きい。
    • 艦毎によって戦い方やスキルの振り方が変わるため、初心者向きとは言えない。
Tier艦種艦名主砲射程
3BBテュレンヌ(Turenne)30.5cm / 2連装6基 / 計 12門12.5km
4BBクールベ(Courbet)30.5cm / 2連装6基 / 計 12門17.4km
5BBブルターニュ(Bretagne)34.0cm / 2連装5基 / 計 10門18.1km
6BBノルマンディー(Normandie)34.0cm / 4連装3基 / 計 12門19.8km
BBダンケルク(Dunkerque)33.0cm / 4連装2基 / 計 8門18.2km
7BBリヨン(Lyon)34.0cm / 4連装4基 / 計 16門18.6km
BBストラスブール(Strasbourg)33.0cm / 4連装2基 / 計 8門19.1km
8BBリシュリュー(Richelieu)38.0cm / 4連装2基 / 計 8門25.3km
BBガスコーニュ(Gascogne)38.0cm / 4連装2基 / 計 8門23.8km
BBシャンパーニュ(Champagne)40.6cm / 3連装2基 / 計 6門25.0km
BBフランドル(Flandre)38.0cm / 3連装3基 / 計 9門20.0km
9BBアルザス(Alsace)38.0cm / 4連装3基 / 計 12門20.3km
BBジャン・バール(Jean Bart)38.0cm / 4連装2基 / 計 8門24.5km
10BBレピュブリク(Republique)43.1cm / 4連装2基 / 計 8門26.1km
BBブルゴーニュ(Bourgogne)38.0cm / 4連装3基 / 計 12門24.8km

イタリア

イタリア戦艦ツリーの特徴

イタリア戦艦ツリーの特徴
イタリア戦艦は高DPSと高機動力が特徴。
SAPとAPが使用可能な主砲は門数が多く斉射火力が高い。ただし集弾性(シグマ値および散布界)が悪い為命中弾数は少なくなる。
ドイツ戦艦並の最高速度とイギリス戦艦並の舵の効きで下手な重巡洋艦より機動力が高い。
またHPこそ低いもののHE耐性が高いため、中~近距離の巡洋艦や駆逐艦を相手にしやすい。
低Tierでは高隠蔽だが、Tierが上がるに連れて同格より悪化していく。

欠点としては、射程が非常に短いという点である。
格上戦艦から一方的に攻撃されかねないし、散布界の悪さもあって無理に伸ばした所でなかなか命中しない。
また、厚い装甲の割にVPの位置が高いという欠点もある。
対空性能も比較的低め。

しかしこれらの欠点を補う為かの様に消耗品で排気発煙装置と着弾観測機を使用可能。
この発煙装置は、使用した瞬間から即座に煙幕に入り、最高速度で移動したままでも姿を隠し続ける事ができる。
それにより敵を見失ってしまう場合は観測機を使う事で航空機の視界で敵を発見する事が可能。
これらを駆使し得意な距離に潜り込めればその高い斉射火力を発揮して敵を撃沈することができるだろう。

Tier艦種艦名主砲射程
4BBダンテ・アリギエーリ(D.Alighieri)30.5cm / 3連装4基 / 計12門14.6km
5BBコンテ・ディ・カブール(Cavour)30.5cm / 3連装3基+2連装2基 / 計13門16.1km
BBジュリオ・チェザーレ(Giulio Cesare)32.0cm / 3連装2基 + 2連装2基 / 計 10門16.4km
6BBアンドレア・ドーリア(Andrea Doria)32.0cm / 3連装2基+2連装2基 / 計10門17.2km
7BBフランチェスコ・カラッチョロ(F.Caracciolo)38.1cm / 2連装4基 / 計8門17.5km
8BBヴィットリオ・ヴェネト(V.Veneto)38.1cm / 3連装3基 / 計9門18.1km
BBローマ(Roma)38.1cm / 3連装3基 / 計 9門18.1km
BBリットリオ(Littorio)38.1cm / 3連装3基 / 計 9門18.1km
9BBレパント(Lepanto)38.1cm / 4連装3基 / 計12門18.1km
BBマルコ・ポーロ(Marco Polo)40.6cm / 3連装3基 / 計9門19.0km
10BBクリストフォロ・コロンボ(C.Colombo)38.1cm / 4連装4基 / 計16門18.9km

イギリス連邦

イギリス連邦戦艦ツリーの特徴

イギリス連邦戦艦ツリーの特徴
v0.11.1現在プレ艦一隻のみ

Tier艦種艦名主砲射程
7BBユーコン(Yukon)38.1cm / 3連装3基 / 計9門15.7km

パンアジア

パンアジア戦艦ツリーの特徴

パンアジア戦艦ツリーの特徴
v0.11.1現在プレ艦二隻のみで、性能はコピー元の艦に準ずる。

Tier艦種艦名主砲射程
9BBバジー(Bajie)41.0cm / 3連装3基 / 計9門25.4km
BBウージン(Wujing)38.0cm / 4連装3基 / 計12門20.3km

初心者はどの国から手を付ければいいのか

(この項目には筆者の主観が含まれています。随時加筆・修正を行ってください)

戦艦には「初心者は避けるべき」と言えるほど癖の強いツリーは高ティアの低速米戦ツリーぐらいしかなく、どの国から始めても基本困ることはない。
ツリーを進めるモチベーションからしても、自分の好きな戦艦がある国から手を付けるのが良いだろう。

ただ「どうしても戦艦の操作に慣れない」「初心者でも活躍しやすい戦艦に乗りたい」という人に対しては、筆者はイギリスの戦艦をオススメする。
通常の戦艦はAP弾をメインに扱い、状況に合わせてHE弾に切り替えて戦う事になるが、この砲弾の取り扱いは初心者のうちは難しいものである。
その点HE弾の性能が高いイギリスの戦艦ならば、弾の切り替えを行わずHE弾のみで戦っても十分な火力を出す事ができる。
まずはイギリスで戦艦の独特の操作に慣れてから、他国の戦艦でAP弾の扱いを覚えていくというのも一つの手であろう。

情報提供

戦艦の情報提供はこちら
  • ドイツ戦艦のガバ精度を削除 -- 2020-02-21 (金) 00:27:55
  • 0.9.6に対応してリンク追加 -- 2020-07-16 (木) 13:57:26
  • 伊戦艦追加 -- 2021-05-13 (木) 07:52:26
    • 複数回更新すみません。表記ミス修正&フランドル、ポンメルン、ALソビエツカヤ・ロシア、日向を追加 -- 2021-05-13 (木) 08:29:40
  • Kearsarge, Brandenburgなど追加. 同時に航空戦艦に適当に名前と色を振ったのでいい案がある人は代えてください -- 2021-11-03 (水) 20:41:47
  • ボロジノだけ英語表記になっていたのを修正 -- 2022-07-26 (火) 12:50:20
  • 第二米戦を追記。他の第二戦艦ツリーはもう少ししたら記入します。 -- 2023-01-05 (木) 15:24:43
  • ソ連のノヴォロシースクがリンクされていなかったので追加。 -- 2023-08-14 (月) 20:53:00
  • Nebraska, Deraware, Louisianaを表に追加 + ツリー米戦の並び順をゲーム内のものに変更 -- 2023-10-14 (土) 16:20:49
  • イギリス巡洋戦艦ブランチを表に追加 -- 2023-10-22 (日) 00:15:57
    • +scarlet thunder追加 -- 2023-10-22 (日) 00:21:50
  • 日本巡洋戦艦ツリーを表に記載&解説追加 -- 2024-01-11 (木) 10:59:01

コメント

  • 米高速戦艦とドイツ戦艦とフランス戦艦だとどれがおすすめですか? -- 2023-09-16 (土) 22:12:51
    • 最初に進める戦艦ツリーなら米、そうじゃないなら見た目の好みで良いんじゃない? -- 2023-09-16 (土) 22:25:48
      • そうしようと思います!フリー経験値が今20万あるんですけどスキップして大丈夫ですか? -- 2023-09-17 (日) 11:35:02
      • T6くらいまでは飛ばしていいんじゃないかな -- 2023-09-17 (日) 11:44:19
  • 便乗だけど、モンタナ目指そうと思うけどスペックだけ見ると転舵所要時間22秒遅くね!?って思うけど実際の使用感はどうなんだろう…装甲もそこまで厚いわけ?じゃないし -- 2023-09-16 (土) 22:50:36
    • 防御姿勢をとりながらでも3基9門使えるし修理班の優遇や高対空もあって生存性は多分見た目のスペックよりよほど高いよ、転舵は重めだけど180度ターンの速度は早めだから隠蔽使ってうまいことポジショニングしよう。 -- 2023-09-16 (土) 23:59:50
      • サンクトゥス!イベントも兼ねて最近ユニーク艦長も仕入れたので目指すわありがとう!! -- 2023-09-17 (日) 02:16:59
  • 戦艦って最初は(シュリーフェンとか例外は置いといて)生存性特化のビルドにするけど、乗り慣れてくるとアプグレのスロ4を推力or転舵にしたり、艦長スキルで火力スキル優先して火災対策は防火と旗だけになってから戦艦乗りって感じがする(個人の感想です)。まあ最近は5個目の修理班があったから勝てたなんて試合状況になることが減ったのもあるかな -- 2023-11-09 (木) 19:20:39
  • 防御力と火力重視の戦艦ってなんかいいのありますか? -- 四万十? 2023-12-10 (日) 10:41:11
    • 防御力っつっても単に装甲が硬いのから機動戦とか修理班の性能含めると色々あるからなあ、T10前提なら、遠距離戦なら大和敷島、中距離機動戦ならモンタナオハイオ、近距離まで視野にいれるならメクレンあたりじゃなかろうか -- 2023-12-10 (日) 11:07:06
      • 忘れ去られたヴァマント -- 2023-12-10 (日) 12:53:51
  • なるほど。ありがとうございます -- 2023-12-10 (日) 12:07:54
  • シャルンホルスト43ってt7最強?弱点とかあるの? -- 2023-12-30 (土) 16:26:12
    • とりあえず雑に最強とか書いてるサイトや動画は信頼度ガタ落ちというのはさておいて、オペレーションとか闘争、非対称戦(要するに接近戦が起きやすいステージ)なら最強は言い過ぎにしてもかなり強い部類とは言える。ランダムだとそもそもこいつの得意な接近戦に持ち込みにくいのでぶっちゃけ弱い部類では -- 2023-12-30 (土) 17:08:41
    • 脳筋突撃が早めに始まるロシア鯖やNA鯖ならランダムでも強い方だが、遠距離玉入れが延々と続きがちなアジア鯖ではランダム適性低そう。 -- 2024-01-10 (水) 10:44:07
  • 戦艦ってむしろTierが低いほど難易度高くない?新規開拓始めたら辛くて辛くて…必要な技能が違うだけ? -- 2024-01-09 (火) 23:41:12
    • 実際難しいと思うぞ。主に駆逐への対処能力の差で。 -- 2024-01-10 (水) 07:43:43
    • 低Tier・初狩り専の駆逐が特に戦艦の難易度を増してる。 -- 2024-01-10 (水) 09:07:31
      • OP艦というわけじゃなくても低Tierはレーダーいないし巡洋艦の射程も短いから駆逐艦がやりたい放題=相対的に戦艦が辛いのか…駆逐避けの守護神ベアルン様に祈るしかない() -- 2024-01-10 (水) 23:05:10
    • 副砲貧弱な上、足も遅い。見え見えの肉薄雷撃が躱せないからな。短魚雷多門装備の巡洋艦に艦立てられてすれ違いざま肉薄雷撃されたら受けようがないね。 -- 2024-01-10 (水) 10:41:12
      • 足遅いのがほんとに辛い。断層線の中央湧き&中央に駆逐なしの時はクソデカ島で中央からACキャプに射線通らんからまじで外側に移動してるうちに勝敗決してる。あと足遅いことに焦って事故するし(これが一番メンタルにくる) -- 2024-01-10 (水) 23:20:13
  • 山に隠れて芋る戦艦は、撃てる相手が少なく巡洋艦・駆逐艦に負担が集中し、結果戦力外・孤立して負けやすいんだな。 -- 2024-02-18 (日) 10:29:27
  • このゲームの戦艦はすぐに燃えてすぐに沈むのです -- 2024-03-07 (木) 00:21:00
    • 乗り手の問題。 -- 2024-03-07 (木) 02:13:54
    • 確率ではあるけどお手軽に燃やせるし火災ダメージ下げてもいい気はする -- 2024-03-07 (木) 07:32:19
    • 立ち回りも分からずスキルも旗も枯渇してる初心者は火災キツいでしょうね。逆に対策後はぐっと楽になるから、戦艦好きなら頑張って耐えてほしい -- 2024-03-07 (木) 08:55:20
    • 被害担当のタンク役だから仕方ない面もあるかと。ただ、スキルが枯渇している新規の人にとってはシビアだとも思うね。皆通る道とは言え、炎上怖い戦艦がいるのも分かる。 -- 2024-03-07 (木) 13:09:03
  • 最近始めたのですがアメリカ戦艦ツリー(モンタナ)か日本戦艦ツリー(大和)どっちを進めようか迷ってます。どっちの方がおすすめか教えてください。 -- 2024-03-13 (水) 23:05:03
    • 最初期のツリーだけあってどっちも良い感じにバランス取れてて楽しい所良い所あるけど一方どっちも苦しい所があるって感じ、最終的に大和もモンタナも独特な癖に慣れないと駄目だから根気よくやってほしくてどっちが良いかはほぼ好みかな、モンタナも史実で計画ちゃんとあったし -- 2024-03-13 (水) 23:27:31
    • 戦艦初めてならアメリカが良いと思います。基本的にアメリカの艦艇は標準的な性能に調整されてるのでバランスが良く乗りやすい傾向にあります。一方日本の艦艇は尖った調整が多くあまり初心者向きとは言えません。勿論好きな国家や艦艇があってそれを目指したいというならそこを進めるべきですが、こだわりが無いならば最初はバランスの良い物を選ぶのが無難かと。 -- 2024-03-14 (木) 00:54:06
      • 日駆とかならともかく日戦は尖ってるか……?個人的には米戦自体は標準的だけどTier5~7が日戦に比べて速力ないから初心者には結構きついような。その点、日戦は高Tierは扱いが難しいかもしれんけど金剛から天城にかけては速力あって打撃力もあり扱いやすく戦艦の基本を学べるから初心者向きだと思うんだけど -- 2024-03-14 (木) 01:23:56
      • ↑足が遅いのも初心者なら序盤に突出を防いで味方の動きを見て学んだり、後半に取れる選択肢が自然と限定されて考えることが少なくなるとかメリットにもなり得ると思いますね。砲撃戦の基本が分からない間は火力よりも打たれ強さの恩恵を受けやすいですし、なまじ足や火力があっても活かしきれないとすぐ沈む事を繰り返すかと。沈んで覚える事自体は大事ですが。また将来的に両ルートを楽しむなら高速艦から鈍足艦だと苦痛を感じやすいですが逆は楽ですし。 -- 2024-03-14 (木) 01:47:08
    • 火力を堪能したいなら日本、タンクとしての役割を担いたいならアメリカ
      有意差のある特徴としては以下の通り
      精度 日本:最高 アメリカ:悪い
      耐久性 日本:低い アメリカ:高い
      対空性能 日本:悪い アメリカ:良い
      日本は精度がよく、遠距離戦が得意で火力を発揮させやすいが、火力以外がおざなりで、集中攻撃を受けるとすぐ沈む。一方でアメリカはバランスが良く、特に欠点らしい欠点はないが、面白みに欠けるともいえる
      初心者におすすめなのは火力を出すことだけに専念すればいい日本ツリー、アメリカツリーの良さは日本やドイツなど他のツリーを経験してようやく強みがわかるので初心者には強みが分かりにくいから、触ってみてもかゆいところに手が届かないような思いをするかも -- 2024-03-14 (木) 01:20:23

過去ログ


*1 映画『バトルシップ』最終戦闘シーン より
*2 Tier9以上巡洋艦とTier8の一部巡洋艦も修理班で回復できるが、使用できる回数は戦艦より少ない
*3 もっとも、わかってる敵であれば、なかなか沈まない戦艦に対してはあまり攻撃してくれない(魚雷くらいは流れてくるが)。高い攻撃力を有する上に脆い巡洋艦・駆逐艦を攻撃し、火力と目を奪おうとするだろう。だが、仮に敵が撃ってくれなくても、戦場に近づく事により敵の巡洋艦・駆逐艦に、高命中率で主砲を叩き込む事ができるのだ。
*4 ついでに魚雷を避けやすい。また全部避けられなくても、1本に抑えることは比較的容易になる。さらに、同じ当たる魚雷なら、艦首・艦尾で受ければダメージは軽減される。
*5 例えば1箇所の火災では使用せず、2箇所以上の火災で使用する、敵を排除・後退し攻撃が散発的になってから使用する(でないと、消した途端にまた着火される)、など。
*6 Mキーによる戦術Map上で味方艦のアイコンを右クリックしてからのファンクションキーか、戦闘画面で照準を任意の味方に合わせてラジアルチャットから送信する事で名指しでのコマンドチャットが行える。