【ハウジング代行】

Last-modified: 2022-05-19 (木) 21:22:20

概要

プレイヤーが自分の家や庭を他のプレイヤーに依頼してカスタマイズ(【ハウジング】)することの通称。
家の権限の設定変更で他者でも家具や庭具の配置をできることを利用したもの。
 
家をカスタマイズできるハウジングは魅力あるコンテンツだが、その自由度の高さから一般のプレイヤーには難しい上時間の掛かるものである。
一方、そのようなカスタマイズを得意とし、自分の家のみならず他のプレイヤーの家もカスタマイズしたいと考えるプレイヤーもいる(ハウジング勢、ハウジンガー)。
一般のプレイヤーが「依頼者」となって、カスタマイズが得意な「代行者」に依頼するゲーム内プレイが成り立っている。
多くの場合、報酬として、依頼者は代行者にゲーム内【ゴールド】を支払う。
傾向として【マイタウン】導入後、これを購入したものの広大なスペースの活かし方に難儀し、ハウジング代行を利用するケースが増えている。
 
なお、依頼者は、単純に楽ができると思われがちだが、要望を的確に伝えること・報酬・その後の運用など現実社会での契約に近いものがあり、現実社会での常識が必要となる。
また、代行者は、カスタマイズが得意なだけでは成り立たず、依頼者の要望をくみ取ったりクレームを回避できるように事前に準備しておいたり、その他臨機応変に対応し提案もできるスキルが必要となる。
実質的にゲームとしては依頼者・代行者とも比較的高度なコミュニケーションをともなうプレイである。

代行を円滑に行うために

ハウジング代行においては、「依頼者」「代行者」のマッチングが最も重要となる。これができないまま施工するとトラブルになる可能性が高くなる。

依頼者の場合

  • 代行者が手掛けたハウジングを実際にゲーム内で見て(【冒険日誌】の写真を見るだけでは不十分)、好みのハウジングをしてくれるプレイヤーなのかを確かめておくこと。好みではなかった場合や見せてくれなかった場合はこの段階で依頼を中止すること。
  • 自分の望みのハウジングのイメージを持ち、代行者に説明すること。代行者ができないと回答した場合はこの段階で依頼を中止すること。代行者もジャンルによって得意・不得意はある。
  • 予算を決めておくこと。課金アイテムを使うかどうかも決めておくこと。予算に合わない金額を提示されて納得できない場合はこの段階で依頼を中止すること。一度約束してしまった上で、施工後に全額を払わないことがあれば詐欺になりアカウント停止措置がとられる(BANされる)ので必ず守れるようにしておくこと。
  • 納期を定め確認しておくこと。希望納期に合わなければ依頼を中止すること。施工自体にある程度時間が掛かることもあるし、代行者によっては他にも代行の予約を抱えていて、すぐに取りかかれないこともありうる。
  • 代行者も同じプレイヤーであるため、打ち合わせ時などの話し方は相手の尊厳を持って丁寧に行うこと。

代行者の場合

  • 依頼者は代行を依頼したことがない場合が多いため、約束事は代行者の方で用意して、依頼者をリードすること。
  • 依頼者の要求するハウジングや提示された予算でできないことは断ること。依頼者の言動が丁寧でなく自分が傷つくような場合や、話に一貫性がなく話し合いに支障が出る場合も断っておいた方が良い。
  • 施工前のマッチングが上手くいかず不成立になった場合もあまり気にしないこと。
  • 依頼者の家になるので、代行完了後に依頼者自らがハウジングを改装したり解体しても気にしないこと。気になる場合は約束事に入れておくこと。

トラブル事例

ぼったくり

代行者が一般的・あるいは高額な【ゴールド】報酬を依頼者から受け取るが、報酬に見合うハウジングをほとんどしないこと。

  • 家具や庭具をどのように置いても施工したことになり、ハウジング代行は成り立っていることになる。
  • 代行者は施工完了を告げ、ビジネスライクに報酬を求める。あるいは既に受け取っている。
  • 依頼者がクレームを言っても、代行者は改善を丁寧に断る。

依頼者が運営に訴えても、追跡できるのは家具・庭具を置いた事実ととりひき、チャットの記録いずれも一週間分のみであるため、払った報酬の返還や代行者の処罰はできない。そもそもハウジング代行という行為をゲームシステムでサポートしているわけではない。
また、後払いであってもチャットで一度約束していれば、支払いの拒否をすることで依頼者の方が運営から詐欺として処分されてしまう。
依頼者は、クレームを書いた場合も暴言と見なされ処分されるおそれがある。
代行者は、チャットや【目覚めし冒険者の広場】内のコメントでの言葉遣いにさえ注意していれば処分されることはない。
そのため、このような「ぼったくり」代行は横行し、依頼者が泣き寝入りするケースが少なからずある。あるいは依頼者はハウジング代行とはこのレベルという認識で固まってしまうこともある。
 
このようなトラブルを防ぐためには、上述のマッチングについて真剣に考えておいた方が良い。