【ハウジング】

Last-modified: 2024-05-03 (金) 01:15:42

概要

アストルティアに自分の家を持ち、家の形や家具・庭具の配置をカスタマイズすることが出来るシステム。
作中世界の文化に合わせた家を建てるもよし、世界観に拘らず近代風など自分が好きなように作るもよし、NPCを模した家具を使って特定キャラと同棲している気分に浸るのもよい。
MMORPGでは定番のコンテンツで、かつて堀井雄二がDQ1開発の参考にした海外のRPG『ウルティマ』シリーズのオンライン版『ウルティマオンライン』などでも実装されている。
発売前から発表されていたが、システム自体はVer.1.1から追加された。
【住宅村】【マイタウン】の項目も参照。

基本システム

家を持つには、まず各大陸の1番目の大きな町の住宅村で土地を買う必要がある。
土地は各住宅村ごと3種類ある地区の1~17,000丁目の1~6、7番地まである。
中心となる地区には郵便局などの主要施設が並び、残り2地区はバザーと預かり所、そして素材屋かタネ屋があるのみ。
Sサイズの土地の値段は50万Gからスタートし、6時間ごとに5000Gずつ下がっていき、最低2万G。
Mサイズの土地の値段は250万Gからスタートし、6時間ごとに25000Gずつ下がっていき、最低10万G。
VerUPで新たに追加された土地もこの価格でスタートし、同じように下がっていく。
土地を購入すると自宅専用のルーラストーンがもらえるのでとりあえずルーラストーン目的で土地だけ買うのもあり。
特にキャンペーンで入手できる【タダ土地チケット】があれば、土地だけは無料で手に入るので、利用しない手は無い。
…といってもいつまでも更地のままでは格好が付かないので、タダ宿の為にも早めに家は購入したい。

土地購入後

土地を購入したら家キットを使うと家を建てられる。家キットは土地とは別途料金がかかる。
Sサイズの土地の場合はSサイズ用の家キットを、Mサイズの土地の場合はSサイズ用かMサイズ用の家キットを建てることになる。
建てた家は素材を使用して外装と内装を自由に変更可能。素材は大量に必要なのでかなり金がかかる。
また、家具や庭具を購入して、家の中に家具を、屋外に庭具を自由に配置できる。
 
家を建てると屋根裏収納が利用でき、アイテムの収納数が60個増える。
さらに収納家具を配置するとそこにさらに60個のアイテムを収納できる。
ベッドを配置すればHP、MPをタダで回復できるし、職人設備を配置すれば自宅で職人仕事も可能となる。
 
家の出入り、家具の設置、タンスの中身の出し入れなどの権限設定は扉メニューから変更可能。
収納家具の取り出し権限や家具の撤去権限を無制限に開放してしまうと勝手に持ち逃げされる危険性が非常に高いので注意。
 
とにかく何かと金を喰うシステムだが、タダ&即宿とアイテム収納、施設の機能性向上などメリットは高い。
何もない状態からタダ&即宿作るだけなら最低31000G(内訳Sサイズ土地最安値20000、家キット最安値10000、白木ベッド1000。タダ土地チケットがあれば11000Gで済む)で作れるので頑張って金策しよう(家キットも家具もバザーで購入可能なので運がよければ店売り以下の安い金額で買える)。
 
基本的に、Mサイズの土地にはMサイズ用の家キットを建てるのが定石なのだが、「庭を広く使いたい」という、ハウジングよりもむしろガーデニングの方を好むプレイヤーは、MサイズにSサイズの家キットを建てるという選択肢を取る場合もある。

土地を引っ越す場合の注意点

畑を設置している場合、栽培中だと引っ越しが不可能となる。
全部引っこ抜くなり収穫し終わるまで待つなりしなければならない。
また、モンスターのおうちを設置して仲間モンスターが住宅村にいる場合や、床下水槽を作ってそこに魚を入れている場合も同様。
おうちから仲間モンスターをどけたり、床下水槽の魚を出したりしなければならない。
あと、家の中や庭に人がいる場合も引っ越しは出来ない。なので、人がいない時に引っ越すようにしよう。
 
引っ越し時にはそれまで住んでいた土地が自動売却されるが、購入時の価格ではなくその土地の最安値を元にした売却価格となる。
 
屋根裏や収納家具内のアイテム、設置中の家具・庭具はそのまま維持されるが、引っ越し後にとびらメニューで「配置中の家具」を選んで再配置しなければならない。
但し、引っ越し元と引っ越し先で建てる土地が同じサイズで、家キットも同じものを建てる場合に限り、「そのまま引っ越し」を使うことで配置した家具や庭具をそのまま配置した状態にしておくことができる。
SサイズからMサイズの土地にそのまま引っ越した場合、広さが違う土地にそのまま配置されるので当たり前と言えば当たり前なのだが、端っこに寄せていた庭具が内側に寄った状態なので注意。また、フェンスや庭床等のサイズ専用の外装は初期化される。

仲間モンスター

Ver.2.0で追加された仲間モンスターを、【モンスターのおうち】を使って庭に置いたり、自宅のある地区を散歩させられるようになった。
モンスターのおうちの機能などについては当該項目を参照。

遍歴

住宅村そのものの番地拡張や施設追加については、住宅村の項を参照。

Wii版β

グレンとオルフェアの住宅村を解放。
藤澤Dのキャラクター「ふじくす」の家にキャラクターを集中させる負荷テストが行われた。
その結果を受けてのことなのか、発売前にハウジングはVer.1.1での実装と発表される。

Ver.1.1~

正式公開開始。
この時点ではまだ屋根裏収納と収納家具の容量は各50個であった。

Ver.1.3~

家の外の敷地内に配置できる庭具が追加された。それに伴って【栽培】も可能になった。
庭具を置ける数は25個と家具に比べて少ないが、野外は家の中以上に処理が厳しく、【技術的に難しい】のでおいそれとは増やせないのが現状になっている。Ver.2.4後期でようやく40個に増加した。
 
さらにMサイズの土地が販売開始。
当時はMサイズの土地にはMサイズ用の家キットしか建てられず、土地サイズによる機能的な有利不利が起きないように家具や庭具を置ける数、タンスや屋根裏の収納数も変わらないので、ほとんど自己満足。
そのため、底値の10万Gになった直後でも草原、トゥーン地区のような人気の土地以外はSサイズと比べると売れ行きはあまり良くなかった。
費用以外にも郵便局などの施設のアクセスも考えて移るかどうか決めればいい。
Mサイズ販売開始時に土地の追加が行われなかったためにMサイズに引っ越しした時に売却されたSサイズの土地を買う人もいた。

Ver.1.4~

家具に【おもいで映写機】が追加。今まで見たことのあるメインストーリーを回想できる。
 
この頃は、住宅村サーバーが一つしかなかった為か、混雑時間帯になると移動に非常に時間がかかることが問題視されていた。

Ver.1.5~

住宅村サーバー負荷問題の対策として街ごとに住宅村サーバーが分割された。

Ver.2.1~

家具に水槽が実装され、釣った魚を入れて鑑賞できるように。
床下水槽も設置でき、水族館さながらのレイアウトが可能。
また、食材のタネも実装され畑で収穫できるようになった。
屋根裏収納と収納家具の容量が各60個に拡張された。

Ver.2.2後期~

【プライベートコンシェルジュ】実装。

Ver.2.4前期

家に置ける家具の数が110に増加。
ベッド系の家具でタダ宿をした際に、サポート仲間と仲間モンスターも一緒に回復できるように。
タダ宿をする価値が大きく増したといえる。
また、地面パーツが地区関係なく使用できるようになったので、地面パーツの自由度が増した。

Ver.2.4後期

庭具の設置数が25→40に増加。

Ver.3.0前期

畑において、肥料をあげた後やしおれているが実っている状態等、肥料があげられないタイミングでも肥料をあげるコマンドが表示されるようになり(選ぶと「今日の分のはすでに与えています」といった具合に表示される)畑の使い勝手が若干悪化した。
自宅の扉メニューに「家具カタログ」「庭具カタログ」が追加。「おためし配置」による外見の確認や、旅人バザーからの直接購入(売買可能でバザー出品中のものに限る)ができるようになった。
住宅村内の移動時メニューから、空き地の検索ができるようになった。

Ver.3.0後期

自宅に「家具&庭具おきば」が追加。屋根ウラ収納とは別に、家具・庭具・家キットのみ100種まで収納できる。
家具・庭具カタログを使うとき、配置中の家具・庭具の表示と非表示を切り替えられるようになった。

Ver.3.1前期

家具の新ジャンル「壁かけ家具」が登場。これに合わせて、【王都カミハルムイ】南に【壁かけ屋トマル】?が開店している。

Ver.3.1後期

家具・庭具カタログに「新作ピックアップ」が追加。最近追加された家具庭具のみを見られる。

Ver.3.2前期

【幸せのご近所バトン】の実装。
2016年1月14日に【ラッカラン住宅村】がオープンした。

Ver.3.2後期

長期間プレイしていないユーザーの土地を回収するとの告知が行われた。
1年後の2017年4月を目処に「1年間ログインしていないユーザー」が対象となる。

Ver.3.3後期

自宅の看板メニューに「引っ越しチェック」が追加。引っ越しができる状態か、できないならその理由は何かが確認できる。

Ver.3.4前期

家具の新ジャンル「重ね置き家具」が登場。テーブルやひな壇など、上にぬいぐるみなどを配置できるようになった。またこれに合わせて、テーブル上に配置することを前提とした小物も発売されている。
住宅村の家にルーラストーンを登録していた相手を、その家主がブラックリスト登録することで、ルーラストーンの登録が自動解除されるようになった。

Ver.3.4後期

1軒あたりの家具設置数が110から120に追加された。

Ver.3.5前期

1軒あたりの家具設置数が120から130に追加された。
長期休止ユーザーの土地回収が(当初の2017年4月から)2017年10月ころに延期。
17年夏から秋にかけてVer.3完結、PS4版・NintendoSwitch版発売と続くため、同時期にプレイ再開するユーザーが増える可能性を見越したと思われる。

Ver.3.5後期

1軒あたりの家具設置数が130から150に追加された。
2017年10月1日、前期からの予告通りに長期休止ユーザーの土地回収が開始された。

Ver.4.2

庭具の設置数が40→50に増加。

Ver.4.3

「家具&庭具おきば」に収納できる数が100種類から200種類に拡張された。

Ver.4.5前期

Mサイズの土地にSサイズの家キットを建てられるようになった。
但しその場合、アプローチとフェンスはMサイズ用のものを作成する必要がある。
引っ越し先の土地のサイズが引っ越し元と同じだった場合、「そのまま引っ越し」が出来るように。
これによって、引っ越した後に家具を再配置する必要が無くなった。
【無料体験版】でもSサイズ土地かつ最安値の土地に限り家を建てられるようになった。
権限設定などは一部制限されるほか、体験版で建てられた家は通常より早く3ヶ月で撤去される。

Ver.4.5後期

【マイタウン】がいよいよ登場。
「街をまるごとハウジング」出来るということで、人気のコンテンツとなった。
また、それと同時にLサイズの土地も登場したが、Lサイズ用の家キットは同時に実装されることは無くLサイズの家キットはVer.5.3で実装される【夜宴館】まで待つこととなった。

Ver.5.1

「そのまま引っ越し機能」が実装。
ラッカラン住宅村から他の住宅村や地区に引っ越しできるようになった。引っ越し時には1000万ゴールドがキャッシュバックされる。
マイタウンから他の住宅村へ引っ越しできるようになった。他へ引っ越した場合もマイタウンの情報は保持される。

Ver.5.2

そのまま引っ越し機能が拡張された。

  • 現在建っている家のサイズが引っ越し先の土地のサイズに収まる場合には、土地のサイズが違っても『そのまま引っ越し』できるようになった。
    • 引っ越し先が今より大きい土地サイズの場合は庭具もそのままで引っ越しでき、今より小さい土地サイズの場合は庭具は「一時預かりぶくろ」に入る。
  • マイタウンへそのまま引っ越しできるようになり、逆にマイタウンから別の住宅村へ引っ越せるようになった。
    • マイタウンへは庭具もそのままで引っ越しでき、マイタウンからは本宅の家キットとその中に配置された家具のみそのまま引っ越しできる。
    • 本宅の庭具と別宅のハウジング類は「一時預かりぶくろ」に入る。
    • 本宅の家キットのサイズより引越し先の土地サイズが小さい場合はそのまま引っ越しできない。

Ver.5.5前期

  • 家具の設置数が150個→160個に、庭具の設置数か50個→60個に増加した。
  • オルゴール庭具が追加された。
  • 【レプリカ加工ロボ】が追加、家具や庭具を一部を除き、レプリカ家具・庭具に加工できるようになった。

Ver.6.0

水槽の設置上限が5個→10個に拡張された。

Ver.6.1

  • 家具の設置数が160個→200個に、庭具の設置数が60個→100個に増加した。
  • 「職人設備庭具」が追加され、庭でも職人作業ができるようになった。

Ver.6.4

家具に【室内用ワープクリスタル】?が登場。
設置することでメインウィンドウの下に追加された「室内の移動」から設置したクリスタルの位置までワープができる。
また、「室内の移動」は家の入り口や外へ直接移動することもできる。

Ver.6.5前期

マイハウス・マイガーデン機能が追加。

Ver.6.5後期

「家具&庭具おきば」に収納できる数が200種類から300種類に拡張された。

Ver.7.0

  • 家具の設置数が200個→250個に、庭具の設置数が100個→150個に増加した。
  • 「干渉庭具の設定」が追加され、隣接の敷地から自分の敷地にはみ出している庭具を非表示にできるようになった。