【おおくちばし】

Last-modified: 2024-03-06 (水) 07:48:34

概要

DQ3から登場するモンスター。
デカい猛禽類の頭から直接足が生え、見るからに好戦的な目付きをした魔鳥。この見た目のため、飛ぶことはまず不可能だろう。
体色は薄茶色で、目の周りは黒。
上位種に【デッドペッカー】【アカイライ】がいる。

DQ3

【ガルナの塔】内部にのみ出現するモンスターで、行動は2回攻撃一辺倒。
あまり攻撃力は高くないうえ、攻撃呪文、補助呪文とも効きやすいのでまず苦戦する事はないだろう。
ただし、【判断力】が0のため後列にも頻繁に攻撃してくるので、魔法使いなどの残りHPには注意しておきたい。
ドロップアイテムは【かしこさのたね】だが、脳筋な攻撃パターンとのギャップを感じる。なおドロップ率は1/64で一番高い。
しかし、本作の賢さの種は基本的には地雷なので集めてもあまり意味はない。

リメイク版

攻撃力が50から55に強化され、上位種のデッドペッカーを超える攻撃力になったが【複数攻撃武器】の登場により【ベギラマ】【やいばのブーメラン】で一掃される運命に。
【いかずちのつえ】があればベギラマが使い放題なので、MP消費無しで殲滅が可能。
レベルアップ時ステータス上昇の仕様変更により、賢さの種の価値が上がったため、狩られやすくなった。
同じくガルナの塔に出現し、命の木の実を落とす【スカイドラゴン】と一緒に狩られることもある。
GBC版ではコイツよりドロップ率の高い【ホワイトライオン】がいるが、出会えるのは2つ目の隠しダンジョンの中盤なので、やはりこっちを狩ったほうが活用しやすい。
 
相対的に弱体化したが攻撃時のモーションが追加されたため【デスフラッター】などと同じく鬱陶しさが倍増した。デスフラッターほどモーションが長くないので、マシではあるが。
なお、この種属は皆向かって左に向いた状態で並んでいるのだが、攻撃する際に向かって右側に一歩開いて正面を向いて突っついてくるモーションをとる。
これ自体は別に問題はないのだが、GBC版だとモンスター同士の間隔が狭められている影響か、攻撃モーションのときに隣のモンスターにもろ被りする現象が起きる。
さらに、画面一杯に敵が出現して、おおくちばしが右端に配置された場合、なんと画面の右側に盛大にはみ出してしまう。
 
格闘場では【マージマタンゴ】【げんじゅつし】と対決。
この3匹は三すくみ(要はジャンケンのような関係)で、こいつは手数でジリ貧に追い込めるマージマタンゴに強い。
逆に幻術師は苦手。事実上意味のないメダパニはいいとして、マヌーサが弱耐性のため、命中率が大幅に下がってしまうと厳しい。
ただ、マヌーサさえ食らわなければ2回攻撃で暴れまわって大抵勝てる。

DQ9

本編では出番がパッタリと途絶えていたが、上位種共々21年ぶりに再登場。【ビタリへいげん】のみに出現する。
2回行動は相変わらずだが、【おたけび】で動きを止めてきたり、同種の仲間を呼んだりするようになった。
集団で出てきたら、動きを封じられる前に数を早目に減らしたいところ。
ただ【ラリホー】【ザキ】がよく効くので、さほど苦労はしないはず。
落とすアイテムは【キメラのつばさ】、もしくは【木のくつ】

DQ10オフライン

【グレン領東】【グレン領西】に生息。
ジャンプ蹴りで後衛に攻撃してくる。
通常ドロップは【するどい爪】、レアドロップは【かぜきりのはね】

DQ10オンライン

ロトの紋章の影響からか、【ドルボードプリズム】になっている。
転生モンスターに【サンバ・デ・ビーク】、魔界に【おおくちばし・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

ライバルズ

スタンダードパックに共通ノーマルカードとして登場。

1/2/1
召喚時:後列にいるユニット1体に1ダメージ

【メラゴースト】と同様に1ダメージを与える効果を持つ。
こちらはステータスが高い分後列のユニットのみが対象になっている。
肝心な時に効果が発動せずもどかしい思いをすることが多いため、あちらよりも採用率は低かった。
 
しかし【武闘家】で採用する場合は評価が一変する。
武闘家の豊富な前列除去のおかげで対戦相手はほぼ全てのユニットを後列に置くため、このカードが非常によく刺さる。
ステータスの高いメラゴーストとして使っていくことができ、初期の武闘家デッキでは採用率が非常に高かった。

ウォーク

メインストーリー2章6話のボスとして登場し、2章9話~3章3話などでザコ敵として出現する。ときどき見かけるモンスターで本作のザコ敵では初めて2回行動する。
こころの色は赤でコストは30。ちからときようさが高めで、体技ダメージとすばやさ減耐性が上がる。

ロトの紋章

この世界では家畜化されており、騎乗用に調教されている。
馬代わりとして普通に乗る場合もあれば、獣車を引くなどにも使用している。
【カーメン】ではおおくちばしに跨り戦っている場面もある。
単行本のカバー下でも言及されているが、乗り心地は悪そうである。