DQ5 
DQ5における【スライムベホマズン】の仲間モンスター。
ベホマズンしか能がないと思いきや、他にも地味に役立つ呪文をいくつか覚えてくれる、優秀な呪文の使い手。
仲間になる確率 
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 |
---|---|---|
1/64 | 1/128 | 1/256 |
仲間になったときの名前 
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | 4匹目 | |
---|---|---|---|---|
SFC版 | ベホズン | ベッポ | さだきち | ひとし |
PS2版 | コタくん | さだきち | ||
DS版 | べっぽ | ほりぐち | のっしー |
SFC版のひとしは大堀仁司が由来だと思われる。また【ミニデーモン】の4匹目の名前が「このみ」であり、裏技である【ひとしこのみ】の名前の由来ではないかと言われている。
習得呪文、特技 
ステータス 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 3 | 95 | 58 | 114 | 50 | 107 | 141 | 135 | 1769 |
最大 | 20 | 120 | 128 | 130 | 70 | 150 | 400 | 500 | 501140 |
耐性 
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | ラリホー、毒 |
強耐性 | ザキ・麻痺、マホトーン、休み |
弱耐性 | マホトラ |
無耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、 マヌーサ、メダパニ、ルカニ、メガンテ・体当たり |
解説 
【天空への塔】に出現するため、【まほうのじゅうたん】入手後から勧誘可能になる。
加入率は低いものの、早い時点で仲間になればその後の冒険がかなり楽になるだろう。
ただし、天空への塔での勧誘可能レベルは28。
青年時代後半に突入した直後ではレベル28に達していない可能性が高いので、すぐに仲間にしたい場合はレベル上げが必要になることが多い。
また棲息域が塔の中=馬車を利用できない場所であるため、ベホズンを勧誘しようとひたすら戦い続けているとパーティー間にレベル差が発生してしまうのもネック。
それを避けるなら適宜リセットするか、適宜メンバーを入れ替えレベルを均等にしながら勧誘に励もう。その際は、ザキを使う【シャドーサタン】に気をつけよう。なお、2階以降ならシャドーサタンは登場しない上、同じく仲間になるソルジャーブルも現れる。安全にやるならソルジャーブル勧誘も兼ねて2階以降でやるのがおすすめ。
レベルアップが早い上HPとMPの成長率が非常に優秀で、特に最初から使えるベホマズンは、高いMPに物を言わせ連発できる反則級の強さ。
マホトラやマホキテといったMP補充系の魔法も覚えるが、基本的に出番がないくらいMPは高い。
加入直後の時点ですらベホマズンを3回、最高レベルにもなると13回(リメイク版ではランダム成長次第で最大15回)も使える。
【フバーハ】を覚えるのも地味に心強い。パーティが未熟なうちはかなりお世話になるだろう。
ついでに【ザオリク】をサクッと覚えてくれるのもありがたい。
さらに、いざという時の【メガザル】まで完備。ベホマズンの連発でMPが枯渇しても、もう1回最後っ屁が放てる。
ベホズンさえいれば他のメンバーは多少弱いキャラがいても何とかなる。
また、優秀な習得呪文の影に隠れているが、初期ステータスの高さも結構優秀。
力もHPも初期値が高いので、装備さえしっかり整えれば攻撃参加も十分に可能。
敵の時の攻撃がヘナチョコだったのは、装備が無かったからなのだ。武器というものを作った人智は偉大である。
というわけで、良い武器を装備させれば、少なくともラスボスを倒すくらいまでなら、打撃でも十分に一線級である。
ただし力の伸びは悪く、成長限界も低いので、クリア後になり他の仲間が育ってくると、次第に打撃要員には向かなくなっていく。
ダメージ系の耐性は皆無なため、防具は耐性重視で選ぶこと。
同じポジションの【ホイミスライム】や【ベホマスライム】と比べると、
成長速度が非常に速くHPもMPも高い点、そして【フバーハ】と【ザオリク】、【メガザル】を使える点で優れる。経験値たったの50万でMP500は驚異。
一方で、【ベホマ】を覚えないために小回りが効かない点で劣る。仲間にしてしばらくの間は、高いMPがあるといえどもさすがにベホマズンは数回しか使えない。【しゅくふくのつえ】を持たせて小回りが利くようにしても良いだろう。
育ってくれば、高いMPに任せた物量作戦が使えるようになる。
ベホマスライムと違って【マホトーン】完全耐性はないが、そもそも敵モンスターにマホトーンの使い手自体が少なく、ボスキャラや魔界モンスターには1人も使い手がいない。
一応、【ワイトキング】が【まふうじのつえ】を使ってくる程度で、これが問題になる事はまずない。
同時期でのステータスは、3匹の中では断トツ。ただ、クリア以降にレベルを上げまくったホイミスライムにはさすがに劣る。
素早さに関しては【ほしふるうでわ】を装備することで最大レベル時には丁度255になる。
クリア後~【エスターク】戦では、パーティが危なくなったら馬車から颯爽と現れ、ベホマズンを唱えてすぐ馬車へ舞い戻る、という使い方で、パーティの安定性を一気に高めることができる。
ベホマズンとMP以外の戦闘能力がさほどでもないベホズンにとっては、最も安全かつ役に立つ使い方だろう。
素のHPも相当高く【セルゲイナス】の痛恨やエスタークの打撃くらいなら耐えられるため、先手を取られてもベホマズン前に事故死する可能性が低い強みもある。
エスタークの最短ターン撃破には欠かせない。
ホイミスライムとは違いザオリクがあるので、不意の事故死をすぐリカバリーできる点も大きな長所である。
ベホマズンを覚えるレベルまでに必要な経験値は、ホイミスライムが657,014、ベホマスライムが544,688で、どちらもクリア前に覚えるのは困難。終盤の敵の猛攻にも耐えられるタフさを考えても、即戦力の回復役としてなら彼に軍配が上がる。
ベホマ・【ベホマラー】役程度ならホイミスライムやベホマスライムより仲間になりやすい(或いは確実に仲間になる)連中で十分賄える事を考えると、実質的に回復系スライムの中では最も優秀な存在と言えるだろう。
性能面だけで考えたらどう見ても「戦闘バランス? 何それおいしいの?」とでも言わんばかりなのだが、加入率が低い・加入レベルが時期相応に高い・勧誘場所も限られるといったハードルの高さで相殺され、バランスブレイカーにはならずに済んでいる。
少なくともストーリーの攻略段階では運が良ければ仲間になるボーナスキャラ、といった立ち位置か。
PS2版ではキングスライムのデカさに定評があるのだが、スライムベホマズンも同じく仲間にした際のグラフィックのデカさは健在で、人家のドアなどではどう見てもつっかえて動けなくなりそうである。
しかもキングスよりも段違いに強くエスターク戦まで役に立つベホズンは、狙って仲間にするプレイヤーも多く、そのデカい図体を見る機会も多いことだろう。
彼を先頭にしてプレイすると、いつもの感覚と違って楽しいかもしれない。
キミもスライムベホマズンと一緒に、ボヨンボヨンと狭いところをすり抜けて冒険しよう!
話し言葉 
話しかけた時の返答は「ボヨン ボヨン!」
スライムベホマズンの台詞はこれだけ。町の中やダンジョンの中でもこの言葉以外返さない。
言葉というよりはほぼ擬音である。【キングスライム】と比べても五十歩百歩。
確かに、移動するたびにボヨンボヨンという音は立てていそうだが、
サポートのエキスパートらしい彼らしさが微塵も伝わってこないのが残念(?)。
DQMBS 
2017年1月12日~2月10日までアプリ限定のベホズンパックを買うと入手できる。
性格は最高相性の【スマート】で、ステータスはHP:935、ちから:876、すばやさ:130、かしこさ:579、みのまもり:885。
技はずつき→ベホマラー→ライデイン→キングオブプレスの順で変化していく。
虹レア並の能力値の高さに加え、ベホマラーで大回復できる強力なモンスターである。