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【バギ】

Last-modified: 2018-05-29 (火) 16:15:13

・バギ系呪文

【バギ】―【バギマ】【バギクロス】【バギムーチョ】

【バギマータ】

概要 Edit

唱えた者の体の周りに真空を作り、
それが鋭い刃物のように相手に襲い掛かるという、攻撃用の呪文です。
(FC版DQ2取扱説明書より)

しかし、呪文エフェクトのついたDQ5以降は、DQ2リメイクも含めて一貫して竜巻を発生させ敵を巻き込む呪文になっている。

DQ2に登場して以来シリーズ皆勤の【バギ系】初級呪文。敵1グループを真空の刃で切り刻む。
シリーズを通して消費MPの割にはダメージ期待値が高いのが特徴だが、かまいたちは気まぐれなのか、与ダメージの幅が大きい傾向が見られる。
 
道具使用時の効果としては、【さばきのつえ】【てんばつのつえ】【みずのリング】などが所持している。
 
なお、DQ5発売前から連載していた【ダイの大冒険】【ロトの紋章】でのバギ系は基本的に風の刃を飛ばすタイプ。
『ダイの大冒険』において【ダイ】は初めて竜の紋章の力が発現した際に、
真空カッターを両手で飛ばして文字通りクロスさせる【バギクロス】をキラーマシンに対して使用。
【マトリフ】【ポップ】の窮地を救う際に【ザボエラ】の右腕を切り飛ばした呪文も、
真空カッタータイプのバギであると思われる
(ダイ大におけるバギはあくまで突風を起こす呪文なのでバギマの可能性もある)。
一方『ロトの紋章』で【タルキン】は手刀で真空カッターを飛ばすバギを使用し、
【ゾーマ】戦時の【カダル】も手刀で真空カッタータイプの【バギクロス】を使用したが、
【ポロン】は竜巻タイプの【バギクロス】を使用した。
【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】において初期は「光弾で敵を撃ちぬく」という、ゲーム本編の設定を無視した設定になっていたが、途中から魔法の刃を放つという設定に変更された。
 
なお、真空による物体の切断という描写は本シリーズに限らず様々なフィクション作品に存在するが、実際はいわゆる疑似科学であり現実には起こりえないらしい。
この疑似科学理論の元ネタと思われる、かまいたちによる人体の損傷現象は、現在では真空以外の別の要因によるものと見られている。

DQ2 Edit

敵1グループに17~33のダメージを与える。消費MP4。
【ムーンブルクの王女】がLv4で覚える。
 
今作唯一にしてシリーズ初の味方専用攻撃呪文。
そして、シリーズ初のグループ攻撃呪文である。
この呪文の習得で、シリーズで初めて複数のモンスターにダメージを与えることが可能となる。
初めて使ったプレーヤーは、この呪文の威力に感動することだろう。
ムーンブルクの王女が早い段階で覚えられるので、非常によく使われる。
なにせFC版では【サマルトリアの王子】がLv18で漸く覚える【ベギラマ】と同じ威力があるのだから…。
同作に登場する【いかづちのつえ】【いなずまのけん】を道具で使っても同様の効果があるが、設定上は雷の攻撃であるためか、リメイク版ではバギとは別のエフェクトが用意されている。
 
SFC・GBC版は威力が16~36と微妙にムラが広がり、トータルでは僅かに強化された。
他作品含めてグループ&全体攻撃の中では唯一、左端のモンスターから1体毎にエフェクトとダメージ文表示を繰り返す。
そのためもあって、他の呪文に比べエフェクトがかなり冗長である。
なお、上記2つの武器を使用した場合はエフェクトが異なる。
ムーンブルク地方以降は、バギで先手を取って敵の体力を大きく奪い、王子二人が武器でトドメを刺す、という戦法が多くなるだろう。
ただ、王女はこの呪文を覚えてから【イオナズン】を覚えるまでの間がとにかく長く、その間は火力不足に悩まされがちなのもまた事実である。
もっともサマルがベギラマを覚えればバギと重ねがけできるようになることでパーティ全体の火力は強化されたと考えられなくもないが。FC版の攻撃呪文は最初から重ねがけを前提としたバランスだったと考えるなら、王女のお株を奪わない程度の控えめなベギラマの威力も、一種の妥協点だったのかもしれない。
 
とまあ本作において、この呪文の使い手は敵味方含めムーンただ一人なのだが…何故かFC版の取扱説明書で、この呪文の説明の欄にサマルが使用している描写がある(サマルはリメイクでもこの呪文は覚えない)。しかも、これまたバギで攻撃する相手が何故かベリアルという不可解なイラストが…ベリアルからすれば、バギごとき食らっても大して痛くないはずだが、このときはかなり苦痛に顔を歪めている。開発中の真っ只中でこの呪文の破壊力が具体的に決められていなかったのかもしれない。

ガラケー版以降 Edit

威力が12~36になり、最低値が下がったのが痛い。SFC版では確実に倒せた【まじゅつし】【リザードフライ】を極々稀に打ち漏らしてしまうので注意が必要になっている。
何しろこれらの機種ではギラの範囲が1グループになっているので、素早く倒さなければまずい。

小説版 Edit

セリア(ムーンブルクの王女)が使用する。コナン(サマルトリアの王子)の【ギラ】との合体魔法も登場する。
セリアはこの魔法を使うシーンばかり出てくるが、いかずちのつえ入手後は【イオナズン】に切り替えている。

DQ3 Edit

敵1グループに8~23のダメージ。消費MP4。
【僧侶】【賢者】がLv12で覚える。
この作品以降、呪文の体系化に伴い、威力がと抑え目になる。
と同時に、僧侶タイプのキャラが使う呪文というイメージになる。
本作では僧侶が覚えるが、覚えるころにはギラやイオがあるため微妙。
それに僧侶はやることが多いため、バギにまわす程MPに余裕が無いことも多い。
とはいえ本作では、メラ、ギラ、イオが同属性の為、これらが効き難い相手に使うとよい。
僧侶の呪文であるからか、魔法使いタイプ(魔法使い系、魔女系)に効果が高く、僧侶タイプ?のシャーマンなどには効果が薄い。もっともシャーマン系はバギ系に限らず耐性が高めではあるが。
 
敵では【ドルイド】が集団で現れては、狂ったように唱えてくるので有名。
時期的に15前後のダメージを受け続けるのは危険極まりないのでさっさと処理しよう。
また、もう少し先に進むと【アカイライ】が2回行動を伴って放ってくることもある。この時期ならさして脅威にはならないが、とにかくウザイ。

小説版 Edit

僧侶のモハレが初期から身に付けているが、弱々しい竜巻しか起こせなかった。
その後魔法使いのリザにしごかれた事で上達したのか、【やまたのおろち】戦では有効打になっていた。

DQ4 Edit

【ミネア】がLv8で覚える。敵1グループにダメージ8~24。消費MP2。
 
相変わらずブレ幅が大きい。
次のバギマがLv23までお預けなので、【ぎんのタロット】ともども長らくお世話になるだろう。
同時期に【ギラ】を習得する【マーニャ】との呪文連携に使うといい。
消費MPも前作の半分に下がっているため、これで敵を倒してダメージを回避できる場合は惜しまず使っていこう。
 
敵では【かまいたち】【コンジャラー】使ってくる。

DQ5 Edit

【主人公】がLv8で覚える。消費MP2。
SFC版では主人公しか使えなかったが(4コママンガ劇場でネタにされた)、リメイク版では仲間の【エビルアップル】【ホークマン】などが使える。
序盤で覚えるものの、覚えるころには恐らく【ブーメラン】があるのでメインの攻撃手段にはならない。
ただし、本作は序盤からマヌーサ系の使い手が非常に多いので、主人公がマヌーサ状態になったときはこの呪文の出番となる。
また、【ドレイのふく】一枚の丸腰状態で戦うことになる【ムチおとこ】戦では大活躍する。
 
仲間ではエビルアップルの集団攻撃手段にはなる。
また【みずのリング】【てんばつのつえ】のどうぐ効果としてバギが発動する。
 
敵ではやはりエビルアップルやホークマンが使ってくる。
ホークマンは時期的に使われたところで涼風にもならないが
エビルアップルは集団で食らうとやや危険。

DQ6 Edit

【チャモロ】が最初から覚えている。消費MP2。
 
出てきた時には既に威力が物足りなく、チェーンクロスなどで普通に殴った方が強いという有様。
以降、「使えるころには既に火力不足」という流れが定着してしまう。
 
敵での使い手は【ことだまつかい】【しれんその1】
ことだまつかいが使うバギはかなり厄介ではあるのだが、同時期には
つめたいいきを使う、やたら堅い【シャドー】や、
何より同作品トラウマモンスター筆頭の【ストーンビースト】が出る為、
厄介だけど印象には残らないという感じか…。

DQ7 Edit

僧侶★2で覚える。消費MP2。
 
中盤の難所、【ダーマ神殿】を攻略したあとじゃないと使えない。
よってまず使うことは無い。AIはよく使うが…。
 
敵では【バブリン】【プチヒーロー】【海底のゴースト】が使う。
バブリンは場所的に使われると鬱陶しい程度の存在感はあるが、他の二人に会うころは使われたところで完全に火力不足。
特に【海底のゴースト】と戦う【海底都市】には、【ヘルダイバー】【デビルアンカー】といった強烈な全体攻撃をしてくる敵が多いのに、バギなど使われたところで怖くもなんとも無いだろう。

DQ8 Edit

【ククール】が加入時から覚えている(内部データではLv5で覚えることになっている)。消費MP2。
 
ククール加入時の主人公は既にLv12前後であり、その頃にはやっぱり威力不足…。
最初は6~19程度で、賢さが伸びると最終的には19~32まで上昇するが、だからどうした。
ただ、仲間になったばかりのククールは集団攻撃手段にかなり乏しいので、少しでも有効にダメージを与えたいならこれを使わざるを得ない。
さっさとレベルを上げて、早くバギマを覚えたいところだ。
【ギラ】【マヒャド】などと同様、どんどん影が薄くなってゆく攻撃呪文の典型例だろう。
 
敵では【デスファレーナ】のみ使ってくる。
かなり早い段階で集団に使われるので、久々に使われると危険なバギ…ではあるのだが、コイツが夜限定でしか出現しないため会う機会そのものが少なかったりする。
【デンデン竜】のインパクトに隠れてるのもあるが…。

DQ9 Edit

攻撃魔力50150250370500999
ダメージ(100%)8~2414~3019~3526~4233~4961~77

【旅芸人】がLv11、【スーパースター】がLv12で覚える。消費MP3。
 

DQ9では僧侶がバギ系を覚えず、攻撃魔力で威力が変わる仕様になっている。
相変わらず威力にバラつきがあるグループ攻撃なので使い勝手はあまり良くない。
ただし、主人公がちょうどこれを習得するあたりで突入する【封印のほこら】に出現する【はにわナイト】によく効くので、出番は用意されている。
コイツは守備力が高い上に【盾ガード】を持ち、【スクルト】まで唱えるので、打撃中心では戦いにくい。
魔法使いのイオと共に、習得時期と活躍タイミングがうまくマッチしている呪文といえる。
同時期に販売されている【さばきの杖】の道具使用効果もこれであり、僧侶や魔法使いに使用させて蹴散らすという使い方もできる。
 
しかし、使い手が生粋の呪文使いでないため攻撃魔力が低く、ダーマ以降ではそよ風程度の存在になってしまう。
更に言えば、旅芸人はもう少しレベルを上げるとより使い勝手のよい【ヒャダルコ】を覚えてしまう。
一応、バギ系はヒャド系と違って盾ガードされないので、その意味でのストレスなく使える点はメリットではあるが。
 
敵の使い手は【メイジポンポコ】【まじゅつし】【魔神ジャダーマ】
メイジポンポコはベクセリアという早い時期に集団で現れて唱えてくるので危険。
またジャダーマのバギは高確率で暴走し、いなずまとの合わせ技でパーティを苦しめる。
敵サイドでは久しぶりに存在感のある厄介な呪文としてプレイヤーに存在感を示したであろう。

DQ10 Edit

旅芸人がLv18、スーパースターがLv12、仲間モンスターが「バギの心得」SP3で覚える。
消費MP3、ダメージは9~19。こうげき魔力35から威力が上がり始め、110で頭打ち(ダメージは23~33)になる。
詳しくはこちらを参照。

DQ11 Edit

【セーニャ】がLv14、【シルビア】がLv20で習得する。
消費MP5、攻撃範囲は敵1グループ、風属性、ダメージは24±12(12~36)。
攻撃魔力58から威力が上がり始め、攻撃魔力80になるとダメージは48±12(36~60)になる。
 
成長限界に達する攻撃魔力のハードルは低く抑えられているが、威力が上がり始める攻撃魔力のハードルは低いわけではない。そのため、初級呪文の中で成長が始まるのが早く調整されているとは言えない。使用者は攻撃魔力が低いので、尚更である。
 
セーニャがちょうどサマディー地方あたりを攻略中に習得し、この周辺は【風属性】が弱点の敵が多いので割と活躍できる。
しかし彼女は攻撃魔力が0な為、その後威力が伸びないのが欠点。
バギマ習得までの間、集団攻撃用のサブウェポンとしたいところだが、あろうことか消費MPがこれまでよりかなり増えてしまった。その消費は、同じくグループ攻撃である【ギラ】(消費MP3)の1.67倍もあり、燃費は劣悪である。そのため、副砲なのにあまり気軽に使えず、使い所を選ぶという事態に。昔の燃費の良さはどこに行ってしまったのか…
そしてMPが伸びて気軽に使えるようになる頃には威力不足になってしまう。他属性の攻撃呪文よりも素の威力が高いとはいえ、あくまで「わずかに」というレベルだからだ。【バギマ】が待ち遠しい。
 
シルビアはLv20で習得するが、彼のLv20の素の攻撃魔力では、威力上昇すらできない。よって、この時期に覚えても威力不足。ムチを装備させている場合はほぼ使うことはないだろう。せめて加入時点で覚えていてくれれば、最初だけ活躍の場があったかもしれないが…。
一応、成長度合いは悪くなく、攻撃魔力が上っていくと最終的には初級呪文の中ではイオやヒャドと共に同率2位の威力になるのだが…如何せん威力の成長が遅すぎて、今更威力が伸びても「だから何だ」である。
なお、【主人公】とシルビアの【れんけい技】【メラハリケーン】の元になっている。

DQH Edit

【ジュリエッタ】が最初から覚えている。
消費MP7。
発動すると、直線に移動する竜巻を1つ起こし、断続的にダメージを与え続ける。
竜巻の有効時間は5秒。断続してダメージを与える影響で、
単発のダメージが異常に少ないため、動き回る【キメラ】【キラーパンサー】には効果が薄い。
竜巻に対して【パワフルスロー】をあわせると、周囲の敵を引き寄せる吸引効果が付く。
【バーニングバード】をあわせると、炎属性がつき基礎威力が上がる。
両方あわせると、吸引効果をもつ火炎竜巻となる。
上記のスキルをあわせることで竜巻の滞在時間も5秒延びる為、
消滅するギリギリであわせることで、トータルダメージが跳ね上がる。
ただし、一度あわせた特技を再度竜巻に当てても効果は無い。
これらは全て、本作のバギ系共通事項である。

トルネコ2 Edit

魔法使いの呪文として登場。
消費HP4でダメージは15~20とそれなりに安定している。
序盤の強敵キメラを確実に倒せるのが大きい。

DQMB Edit

【タホドラキー】【キメラ】【きりかぶこぞう】が使用可能。

DQB Edit

【ヘルコンドル】が使用。公式ガイドブックでその旨が明記されている。
風の珠を幾つも出現させて爆発させる。
物を破壊する効果は無い。

ダイの大冒険 Edit

直接の使用者は、【ダイ】【ずるぼん】【フェンブレン】、竜魔人【バラン】の4人。
呪文ではないが、【真空の斧】の魔法道具の効果として【クロコダイン】も使っており、意外と使われている。
今作では風の刃という描写はほぼ無く、突風を起こす程度だが、鋭い刃ではなく範囲に突風という効果は、補助目的として役立っている。
唯一、読み切り回「デルパ!イルイル!」において、ずるぼんが攻撃目的で唱えてデルムリン島のモンスター達にダメージを与えている。
ダイはバルジ塔に再度攻め込む時、マトリフが魔法で飛ばした船を止めるためブレーキ代わりにしたり、フレイムやブリザードの集団の動きを封じるために使用。
フェンブレンは逃げるチウ一行を吹き飛ばすために使った。
竜魔人バランは攻撃目的ではなく、レオナに対する牽制目的で使っている。
自身を「手加減のできない魔獣」と称しつつも初級真空呪文で攻撃する辺り、レオナへの手加減が伺える。
 
クロコダインは真空を利用してポップのメラゾーマを凌ぐという、さながら即席【フバーハ】のような芸当をやってのけた。
呪文のランクから考えればその補助効果は相当に高い。
というか、実は本作では、上記のような手法で炎や吹雪を相殺することができるため、フバーハはほぼ無意味な呪文である。

ロトの紋章 Edit

主に【タルキン】が使用。すばやく腕を薙ぎ払う動作で斬撃を飛ばし、じいさんなのにカッコイイ。
タルキンはメラミやヒャダルコといった呪文も使えるが、敵を倒す時は大体バギを使うので印象に残っている人も多いのではなかろうか?
また、駆け出しのころの【カダル】がこの呪文でデスストーカーの斧を切断し、フォンの危機を救っている。

幻の大地 Edit

本編とはうって変わってチャモロの主力魔法として活躍。
その威力は魔物が数匹軽く吹っ飛ぶ、メラミによる爆炎の壁を吹っ飛ばすなど桁違い。
これはアシスタントチーフの好みによるものらしい。
神埼まさおみが「殆ど病気」と言うほど「破壊大好き」な人なんだとか。
一度「これはバギマじゃないのか」と訴えたところ、「バギマは山脈すっとぶ」と返されている。

アベル伝説 Edit

ヤナックがギズモに使ったのが初。
しかし光弾で敵を撃ちぬくという、本作の設定を無視した呪文になっていた。
その演出と発射時のSEから「ビームライフル」とも呼ばれている。
よほど不評だったのか、中盤で使った際には魔法の刃で敵を切り裂くという、本作に近い演出に変更された。