DQ11
【カミュ】が【片手剣スキル】で習得できる特技。消費MP8。
急所を狙った居合抜きを繰り出し、敵1体に通常攻撃の2.5倍のダメージ+即死効果を与える。即死成功率は無耐性の相手に40%程度。
この特技を使うと、武器の追加効果は発動しない。
3DS版では、こちらの【幻惑】や敵の【みかわし】【盾ガード】【武器ガード】といったあらゆる回避要素を無視して必中する効果もある。
PS4版では敵の懐におもむろに飛び込み、ゆったりとした動作から居合い抜きを繰り出す。
3DS版ではその場で鯉口を切るような動作の後に剣を振り抜いて斬撃と同時に画面がフラッシュする。DQ10の無心こうげきと同じである。
消費MPの割に高い倍率を誇り、【分身】【二刀の極意】と併用する事で、2.5倍を分身で3倍した7.5倍ダメージ+非利き手の3倍ダメージになる。
倍率自体は【全身全霊斬り】や【蒼天魔斬】、【超はやぶさ斬り】といった他キャラの主力技よりも0.5~1.5倍低いのだが、分身との併用が可能な為、作中でも特に高火力を叩き出せる技である。
そうでなくても心眼一閃を手に入れるルートに片手剣装備時攻撃力+25と+35があるため高威力になりやすく、すべての攻撃力ボーナスを含めると合計+90になるという、ほかの片手剣使いにはない長所がある。これによりドーピング無しでも力で勝る【主人公】や【グレイグ】にひけを取らない攻撃力が出せる。
またこの技のパネルは【二刀の極意】取得に必須な位置にあり、二刀流を最大限生かすにも比較的有利。
即死付与率も割と高く(【アサシンアタック】や【ライトニングデス】の2倍)、終盤でも即死完全耐性のないザコはそこそこ多いこともあり、分身など使わなくとも気が付いたら一撃で倒していた、なんてこともたびたび起こる。
また終盤の強力な片手剣は【スーパールーレット】を用いることで、クリア前なら【メタスラの剣】、過ぎ去りし時を求めた後ならすぐに攻撃力150越えの【じごくのサーベル】や【天命のつるぎ】を調達できることもあって、これらの武器による強化の容易さも心眼一閃の強さを支える一因になっている。
やり込みや面倒な仕込みなしで安定して高火力を出せるという点で、カミュの攻撃技の中でも安定して使い勝手が良い。
この特技と【デュアルブレイカー】を【分身】【二刀の極意】の併用で打ち分けることで終盤の【カミュ】は敵が単体でも複数でも高いダメージを与えることが出来る。
難点はデュアルブレイカーおよび【会心必中】とパネルの位置が完全に真逆である点。
これらがすべて取れるほどのSPが溜まるまでは会心必中を取って盗み&メタル狩り要員とするか、ブーメランを使うか、もしくはこれを取って火力要員にするかで頭を悩ませる事になる。
またスキルポイントの関係上、そもそも心眼一閃に加えて分身と二刀流を両立するだけでもそれ相応のレベルが必要になるため、心眼一閃を有効に使いたい場合は一度【二刀の心得】をリセットしてでも分身と片手剣攻撃力アップを優先したほうが即戦力になる。
もう1つ、武器の追加効果が発動しないため、カミュによく装備される【ぎんがのつるぎ】のルカニ効果を活かせないのも欠点か。
武器の追加効果を生かしたい場合は、次点の【はやぶさぎり】を使おう。
余談ではあるが、3DS版2Dモードではこの特技で一撃最大ダメージが記録されている。詳細は【ダメージ限界突破】の項目を参照。
そうでなくても基本性能の高さと分身コンボによって高火力を叩き出しやすいことが相まって、ブッ壊れ特技によく挙げられる。
ただし、ダメージ限界突破のような極例ほどではなくても、分身の発動で最低1ターンは準備に要している事を考慮すると、通常プレイの範疇では一撃の数値は大きくても1ターンで換算すると実際はブッ壊れという火力でもない事も多いことを留意されたし。
参考までに、ドーピング無しのレベル70のカミュ(じごくのサーベルの二刀流)でバリア無しの【邪神ニズゼルファ】本体相手に、【ルカニ】や【バイキルト】等を無使用で【ゾーン】無しの分身・二刀の極意による心眼一閃を行ってギリギリ1000越えのダメージ、1ターン換算だと約500越えといったところ。
邪神ニズゼルファのHPが11000なので、カミュ1人だけで2ターンでラスボスの体力を一割弱削るだけでも結構な火力なのには間違いないのだが。
結局のところは物理攻撃技全般に言えることなのだが、仲間の支援やゾーン状態での力アップがあってこそ真価を発揮する技と言えるだろう。
ライバルズ
第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。同パックで新登場した職業である、盗賊専用のレア。
コスト8
敵ユニット1体に4ダメージ
この対戦中に自分のデッキに入っていなかったカードを自分の手札に加えた枚数分
デッキと手札にあるこのカードのコスト-1
【マヤ】などで相手のカードを盗んだり(実質的にはコピー)、【マデサゴーラ】などで【コイン】のようなトークンカードを手に入れたりする度にコストが軽くなる。
元々は6ダメージで、特化させれば最終的には0コストで6ダメージという強力な除去札になり、におうだちをどかして速攻カードでトドメを刺したりと活躍する。
逆に言えば、特化させて超軽量にして初めて輝くカードである。
後に後攻の勝率是正のための新ルールとして実装されたまほうのせいすいについて、特別な対応を即座に行うのは技術的に困難ということで特技カードとして手札に入る形になっており、このカードもコストが下がることとなっていたため禁止カードとされた。
その後せいすいのシステムとしての正式実装と共に再調整が施され、現在のダメージ4まで下方修正された。これは占い師の3コストのタロットショットと同じ性能になる。