【片手剣スキル】

Last-modified: 2024-02-12 (月) 02:52:25

概要

DQ10より登場した、片手剣を扱うための武器【スキル】
剣が片手剣と両手剣に細分化されたことに伴い、【剣スキル】もこれと【両手剣スキル】に分けられた。
従来の剣スキルの特技は片手剣の方に受け継がれたため、ラインナップは剣スキルとさほど変わっていない。

DQ10オフライン

主人公と【ヒューザ】のスキル。
また、Ver.2では【アンルシア】【正義】スキルも片手剣スキルに相当する。

主人公

【戦士】【バトルマスター】【魔法戦士】【遊び人】の各職業で利用可能。
他の武器スキルではVer.2でパネルが拡張されるとパネル形状がよりその武器らしくなるが、片手剣スキルに関しては拡張前の方がいささか剣らしく見える。
 
●パネル配置
起=起点
太字=ひみつパネル、↑=スキルアップスロット
  1回目のパネル拡張で出現
  2回目のパネル拡張で出現
  3回目のパネル拡張で出現
  4回目のパネル拡張で出現

 
 
F 
 
 
D 
HEI 
G 
 
 
AB 
 
 
 
 
 
 
 
C 
 
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP

SP習得内容備考
A1(1)【かえん斬り】
B3(6)【ドラゴン斬り】
C5(15)【ミラクルソード】
D7(12)【はやぶさ斬り】
E9(29)【ギガスラッシュ】ひみつパネル
F13(46)【ギガブレイク】ひみつパネル
必殺技
2装備時【こうげき力】+3×5枚
4装備時こうげき力+5×3枚
2装備時会心率+0.5%×6枚
3装備時会心率+1%×2枚
5装備時【武器ガード】率+2%×5枚
Ver.2で追加されるパネル
G10(18)【超はやぶさ斬り】1回目拡張後
5(20)装備時こうげき力+52回目拡張後
8(23)装備時武器ガード率+4%2回目拡張後
H20(25)【不死鳥天舞】3回目拡張後
必殺技
5(23)装備時会心率+2%3回目拡張後
I20(25)【アルテマソード】4回目拡張後
必殺技
5(13)装備時こうげき力+54回目拡張後
5(18)装備時こうげき力+54回目拡張後

解説

盾を持ちつつ会心率の高いはやぶさ斬りでなかなかのダメージを出せる火力武器。ギガスラッシュにより範囲攻撃もこなせるが、そこまでダメージは出ない上にMP消費が重いのは難点。必殺技も威力は高いとはいえ全体攻撃のギガブレイクのみなので最大ダメージは低くなりがち。
ただしバトルマスターの【二刀の心得】で二刀流する場合は【フォースブレイク】を入れつつ【テンションブースト】から二刀ギガブレイクを連発するだけで複数の相手はもちろん大抵のボスもあっというまに溶かし、【天下無双】習得後は光耐性がある相手だろうとガンガン会心を出して削っていける。

ヒューザ

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て右上に位置し、左に盾スキルが隣接する。
スキルアップスロットは本スキル内に1カ所、盾スキルと共用のエリアに1カ所ある。Ver.2での拡張後は本スキル内に2カ所追加される。
なお本作の仲間キャラの武器スキルの中では唯一、最後の4回目の拡張(マスターからの最終試練)でパネルが追加される。
 
●パネル配置
起=起点、盾=盾スキル、ク=クールスキル
太字=ひみつパネル、↑=スキルアップスロット
  4回目のパネル拡張で出現

F 
EG 
 
DH 
CI 
B 
A 
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP(E・F・Gは盾スキル経由)

SP習得内容備考
A1(1)【かえん斬り】
B3(4)装備時【こうげき力】+5
C5(9)【ミラクルソード】
D5(9)【メタル斬り】
E5(12)装備時【きようさ】+10
F7(19)【はやぶさ斬り】
G8(27)装備時こうげき力+15
H20(54)【不死鳥天舞】ひみつパネル
必殺技
Ver.2で追加されるパネル
I20(74)【アルテマソード】4回目拡張後
必殺技

解説

ヒューザは【二刀の心得】を持つが、他の装備可能武器が両手装備なので活かすなら片手剣二刀流となる。序盤から二刀はやぶさ斬りで火力を出していけるのがありがたい。メタル狩りは【メタル斬り】より他の特技の方が有効なことが多いが、会心に期待できない序盤は二刀でこれを放つのが一番。
便利な技を多く覚えるオノや属性耐性ダウンが使える両手剣と異なり補助能力がなく、ギガスラッシュやギガブレイクを覚えないので単体火力特化となる。その割に通常時の火力は二刀でのはやぶさ斬りが限界なので、クールスキルで【さみだれ斬り】を覚えるまでは少々使いにくい。
ただし【フォースブレイク】【真・やいばくだき】といったクールスキルの強烈なデバフ特技を二刀流で撃つことで成功率がかなり上がるのが強力。
もっとも装備さえすれば二刀流はできるし、これらの両立はスキルポイントの要求量が多い。よって補助目当てだとポイントが余るまでこのスキルに振ることはないが…
ただし【不死鳥天舞】は全必殺技の中でも2番目に倍率が高い上に回復も付き、会心率アップ効果と元々の会心率の高さにより会心も出やすい。普段は補助メインに動きつつSHT時に不死鳥天舞で超火力を連打するという形になるか。
デバフがそこまでいらず、ヒューザが火力を出しにいける場合は【クリティカルアーツ】【ティンクルバトン】でテンションループして不死鳥天舞の連発やそこからの会心バフの乗ったさみだれ斬りが非常に強力。

DQ10オンライン

「片手剣スキル」としてはこの作品で初登場。
戦士、パラディン、バトルマスター、魔法戦士、占い師、遊び人、魔剣士、仲間になったスライムナイト、リザードマン、デビルアーマー、さまようよろいが所持する。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

メンバー8人中、主人公・カミュ・シルビア・グレイグの最多4人が所持するが、拡張エリアを持つのはカミュのみ。
習得出来る特技は4人ともほぼ共通しており、はやぶさ斬りはシルビアを除くメンバーの固有スキルに振られている。

主人公

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て左に位置し、上に進むと剣神スキルに到達できる。
本スキル自体の拡大は無いが、拡張後は左下部がゆうしゃスキルと接続される。
双方とのスキル境界部分にひみつパネルが1枚ずつあり、剣神側のみ本スキルに属している。
 
●パネル配置
起=起点、ゆ=ゆうしゃスキル、剣=剣神スキル
太字=ひみつパネル

 
 G
 J
 E
 FB
 I
 DA
 HC
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要

SP習得特技及び特殊能力備考
A3(3)【かえん斬り】れんけいアリ
B4(7)片手剣装備時攻撃力+3
C6(9)片手剣装備時会心発生率+2%
D7(16)【ソードガード】れんけいアリ
E10(17)【ドラゴン斬り】れんけいアリ
F12(28)【メタル斬り】れんけいアリ
G10(27)片手剣装備時攻撃力+6
H12(28)片手剣装備時攻撃力+10
I16(36)【ミラクルソード】ひみつパネル
れんけいアリ
J12(55)【二刀の心得】ひみつパネル

解説

勇者と言えばこれ、という武器種の一つであるスキル。
ダメージが安定したかえん斬り、ドラゴン系に強いドラゴン斬りなどを覚えながら、【はやぶさ斬り】などの上位剣技が集まる剣神スキルに踏み込んでいくルート。
覚える技やスキルは可もなく不可もなくといった感じで、片手剣なので盾を装備して耐久力を高めることができる。総じて堅実に戦いを進めていくスキルと言える。
欠点としては、序盤は両手剣スキルの利便性に霞みがちな点。
高い攻撃力から【渾身斬り】【ぶんまわし】といった強力な技で単体攻撃もグループ攻撃もこなす両手剣のゴリ押しには片手剣の戦い方では少々分が悪い。
いちおう盾による補強が有利になることがあることと、両手剣はMPを持っていかれる技が多い分、消費MPの少ない技が揃っているこちらは回復呪文や【ラリホー】が使いやすいという利点はある。
片手剣に魅力を感じるが、序盤からスムーズに進めたいというプレイヤーは最初は両手剣に振っておき、【スキルリセット】が解禁になる異変後に片手剣に切り替えるという方法もある。DQ11Sでは序盤からスキルリセットができるようになり自由度が増しているので、うまく使うとよい。

カミュ

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て左下に位置する。上側にかみわざスキルが隣接し、その境目にかみわざスキルのひみつパネルがある。
下部の封印パネルの解禁後は右側の短剣スキルとの間のひみつパネル2枚も解禁され、うち1枚が本スキルに属する。これらの解放には双方のスキルを進めなくてはならない。
 
●パネル配置
起=起点、か=かみわざスキル、短=短剣スキル、ブ=ブーメランスキル
太字=ひみつパネル、  【鉄鬼軍王キラゴルド】撃破後に解禁

 
 A
 B
 EC
 H
 GD
 F
 I
 
 J
 L
 K
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要

SP習得特技及び特殊能力備考
A3(3)【かえん斬り】
B4(7)片手剣装備時攻撃力+10
C6(9)片手剣装備時会心発生率+2%
D7(16)【ソードガード】
E10(17)【ドラゴン斬り】
F10(26)片手剣装備時攻撃力+20
G12(29)【メタル斬り】
H16(46)【ミラクルソード】ひみつパネル
イベント後に解禁されるパネル
I14(30)片手剣装備時攻撃力+25
J16(46)片手剣装備時攻撃力+35
K20(66)【心眼一閃】
L25(159)【二刀の極意】ひみつパネル

解説

他の片手剣スキル持ちに比べ、装備時の攻撃力アップ効果が非常に大きいのが特徴。
すべて取得すると攻撃力が90も上昇する。
心眼一閃と二刀の極意を習得することで、単体相手にえげつないダメージを叩き出すことが可能であり、一般にカミュ最強のスキルとされることが多い。
ただ、他の片手剣使いと比べ、特技のバリエーションがやや少なく、本領発揮は二刀ができるようになってから。攻撃技も心眼一閃以外はいまいちパっとしない。
とは言っても、片手剣はカミュの使用武器で最も攻撃力が高く、異変前の時点でも片手剣に極振りすれば合計で攻撃力+30が得られるため、序盤で下手に【二刀の心得】を目指すよりも片手剣一刀流のかえん斬りだけで十分な火力が出る。かみわざのはやぶさ斬りも取りやすい位置にあるのも好都合。
二刀の心得が欲しい場合も寄り道なく進めれば大体Lv30程度で二刀の心得とはやぶさ斬りを習得可能。
また、二刀の極意は短剣スキル側のパネルも開けないと開放されないひみつパネルであり、そもそも前提特技の二刀の心得は短剣スキルにある。
流石に異変後になるとはやぶさ斬りだけではグレイグやマルティナの火力に対して見劣りしてしまうので、イベントでのパネル開放前は短剣スキルを中心に育成し、封印が解けたらスキルリセットも使って一気に心眼一閃まで持っていきたい。
余裕があればかみわざスキルに寄り道してはやぶさ斬りも習得しておくとなお強い。

シルビア

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て左上に位置する。
下側にムチスキルが隣接する。また、過ぎ去りし時を求めた後に父【ジエーゴ】の試練サブイベントをクリアすると、右上がきしどうスキルに隣接する。
どちらのスキルとの間にもひみつパネルが1つ設置されており、ムチ側のみ本スキルに属する。
 
●パネル配置
起=起点、ム=ムチスキル、き=きしどうスキル
太字=ひみつパネル

 F
 GE
 H
 DB
 CA
 I
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要

SP習得特技及び特殊能力備考
A3(3)【かえん斬り】
B4(7)片手剣装備時攻撃力+3
C6(13)片手剣装備時会心発生率+2%
D7(20)【ソードガード】
E10(17)【ドラゴン斬り】
F10(27)片手剣装備時攻撃力+6
G12(32)【メタル斬り】れんけいアリ
H16(46)【ミラクルソード】ひみつパネル
I12(51)常時ゾーン突入率+5%ひみつパネル

解説

シルビアが他に持つ短剣スキルとムチスキルはいずれも状態異常を与える搦め手に秀でた武器なのだが、片手剣は唯一攻撃に偏ったスキル構成を持つ。
シルビアは基本的に補助を得手とするキャラクターであり、この片手剣スキルはそんな彼の個性をあまり発揮できない。その割に最高倍率技はなんとかえん斬り。ただし、シルビア自身の最高倍率技である【キラージャグリング】は、武器種が関係ないので一番火力が出せるのは武器の攻撃力の都合上片手剣である。
豊富な武器種により攻撃役として高い性能を発揮するようになるが、シルビアは武器装備時の攻撃力補正が低いためどの武器種でも強力な火力は得られず、最終的には【ジャスティス】などの攻撃力依存ではない特技が主なダメージソースになっていく。
他の3人が片手剣の主力特技とするはやぶさ斬りを習得できないこと、主人公やカミュと強力な武器のかち合いが発生することもあり、あまり目立たないスキルである。と言うか、序盤に片手剣に全振りしてしまうのは地雷と言える。
主人公が両手剣、カミュが短剣を持っている場合、彼に片手剣を与えることで装備のかち合いを避ける、といった感じで結局は他のメンバーに配分されなければ一考の価値があるくらいだろう。
加入直前のイベントのかっこよさや彼の初期装備、そして騎士の家系という彼の出自に似合う武器ではあるのだが……。
ただ序盤は【ハッスルダンス】等の有用スキルが揃っている【おとめ】にスキルポイントを割きがちなので他の武器スキルを習得する余裕があまりなく、ダメージソースが通常攻撃のみである機会も多い。世界に異変が起き、おとめ・きょくげいの有用スキルをあらかた取得し終える仲間集結後ぐらいになってようやく片手剣に振る余裕が生まれる、といった感じである。
幸いにも片手剣自体が歴代の優遇具合によるものか、優秀な能力で鍛冶で入手したり拾ってゲットできたりする機会も多いため、上記の通り装備のかち合いが無ければ持たせておくのもありだろう。
どのキャラでも重要になるゾーン突入率アップと、過ぎ去りし時を求めた後のパネル解放イベントの達成に必須になるメタル斬りだけは覚えておきたい。
それにしても前述の通り彼の出自的には一番似合ってそうな武器種なのに大して強力な技が無いというのは、もしかしたら武力ではなく自分の芸によって人を助け、笑顔にしたいという彼の信念の現れなのかもしれない。

グレイグ

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て左上に位置する。
下側にオノスキル、右上にえいゆうスキルが隣接。どちらのスキルとの間にもひみつパネルが1つ設置されており、オノ側のみ本スキルに属する。
パネル拡張による変化は無い。
二刀の心得の部分を除いてシルビアと全く同じパネルで、あたかも【ジエーゴ】の下で修行した設定を反映しているかのようだ。
 
●パネル配置
起=起点、斧=オノスキル、え=えいゆうスキル
太字=ひみつパネル

 F
 GE
 H
 DB
 CA
 I
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP、太字は他スキルの解放必要

SP習得特技及び特殊能力備考
A3(3)【かえん斬り】初期習得済
B4(7)片手剣装備時攻撃力+3初期習得済
C6(13)片手剣装備時会心発生率+2%
D7(20)【ソードガード】
E10(17)【ドラゴン斬り】れんけいアリ
F10(27)片手剣装備時攻撃力+6
G12(32)【メタル斬り】
H16(46)【ミラクルソード】ひみつパネル
I16(59)【二刀の心得】ひみつパネル

解説

盾スキルを持つグレイグは片手装備の武器を持つメリットが大きく、火力よりも壁役としての役割に期待するなら両手剣よりこちらが向いている。
ただ、何分グレイグが戦力になるころには主人公やカミュが片手剣持ちに移行していることが多く、彼らと同じ特技しか使えない片手剣よりは、グレイグ独自の役割を発揮できるオノスキルが優先されてしまいがち。
 
グレイグ個人としても、メタル狩り・グループ攻撃・守備下げの使いやすい特技を擁し、最大火力の特技も非常に取りやすいオノに対し、片手剣は単体攻撃スキルばかりで、最大火力の特技もえいゆうスキルのひみつパネルである【超はやぶさ斬り】で、大きくスキルポイントを消費するため、使いにくさが目立つ。
火力を優先するなら両手剣、利便性を優先するならオノに劣るので、終盤までは旨味が少ない。使うならば、せめて、えいゆうスキルの【はやぶさ斬り】【天下無双】を早めに取っておきたい。
 
最終盤になると、【ネルセン】ゆかりのグレイグ専用武器・【英雄王の剣】が手に入る。この武器は、敵からの狙われやすさアップと言う盾役のグレイグにとって非常に優秀な効果を持っており、これを利用するならば必然的に片手剣スキルを使用する事になる。この頃になれば、超はやぶさ斬りも問題なく習得出来るだろう。