概要
DQ2、DQ3、HD-2D版DQ1における地名。
どの作品でも【精霊ルビス】に関連しているが、DQ2とDQ3の場所はぜんぜん違う。
HD-2D版ではDQ3に登場した方のほこらの名称に統一され、従来版DQ2からある方は【ルビスのほこら】と改名された。
DQ1(HD-2D版)
従来版では沼地のど真ん中に【ロトのしるし】が落ちていたが、HD-2D版ではDQ3の時代の精霊のほこらが残っており、そこで手に入れる形となる。
ただし最初からほこらに入れるわけではなく、ルビスを召喚したときに沼地の中から姿を現し、それ以前に行ってもその場所には何もない。
ほこらはDQ3と同じ構造だが荒れ果てており、しるしを手に入れるにはボスの【エクソダス】を倒す必要がある。前もって【雨のほこら】で【雨の賢者】?から【あまぐもの杖】を貰っていないとイベントは発生しない。
また、1階の隅には【ちいさなメダル】が落ちている。
しるし入手後に訪れると、一部の妖精たちがここに集まっている。
DQ2
【ローレシア】から南西、海のど真ん中の1マスのみの島にぽつんと存在する。
目安としては【ローレシア南のほこら】のすぐ南にある2つの島のうち、大きい方の島の北端からそのまま西に進むとたどり着ける。
もしくはローレシアから【デルコンダル】を目指して南進すると明らかに不自然な小さな島が見つかるはずである。
中に入ってみると、水に囲まれた階段が延々と続き、一見無限ループのようにも思わせるが、実際は何の仕掛けもなく普通に降りていけばちゃんと最下層にたどり着く。
【5つの紋章】を集めて訪れると、ルビスの声が聞こえ【ルビスのまもり】をもらえる。
なお、各地で聞ける話を頼りに冒険を進めていた場合、ベラヌールで「ローレシアの南にデルコンダルがある」というヒントが聞けるので、言われたとおりに船で南に向かえばほぼ確実にこのほこらの島は視界に入る。
加えてムーンペタの小島の老人が「海のどこかに精霊のほこらがあるのじゃ」と教えてくれるし、紋章の使い方もこの爺さんが教えてくれる。
ここは水の紋章を取るときに訪れることになるのでよほど慌てん坊さんでなければスルーしてしまうことはないだろう。
つまり、人の話をちゃんと聞いてメモしておけば実はそんなに迷わないように設計されているのである。
ついでに言えば【ロンダルキア南のほこら】の老人が「若者よあせるな」と忠告もしてくれる。
ただし、5つの紋章の内、太陽・水・命と特に得難い3つの紋章を最初から持っている【もょもと】で初回プレーしていた人だと、いくつかイベントをすっ飛ばせるため、上記の情報を聞きもらす可能性があり、この祠が見つけられずに行き詰ってしまったという悲劇も多々あったという。
面倒でもちゃんと人の話は聞こう。
GB版までは【ロンダルキアへの洞窟】で(通常は最後の1つである)命の紋章を手に入れるので、引き返して精霊に会うべきであることをすっかり忘れて、そのまま洞窟を進むというミスは起こりうる。
そうなると、せっかく【ハーゴンの神殿】にたどり着いても先に進めず、泣く泣く【ロンダルキアのほこら】から戻るハメになる。
これでうっかり他の場所でセーブしてしまったらまたあの洞窟を抜けなければならない(特にFC版等は、該当の人物に話し掛けてしまった瞬間アウトとなる)。…どんまい。
まあ一度や二度ですんなりクリアできる洞窟ではないので、多くの人は何度も撤退or全滅でベラヌールに送り返されるのを繰り返しているうちに、きっと紋章の使い方と精霊のことを思い出すだろう。
FC版では、一度このほこらから出ると、どこかに再上陸しない限り再び入ることができなくなる。
守りを手に入れる前にうっかり出てしまうと、なかなか面倒な事態に陥ってしまう。
NES版
【竜王のひ孫】の台詞が変更されており、このほこらの場所を教えてもらえるようになった。
Once thou hast the five crests, seek out the good wizard, Rubiss,
who dwells in the depth of the sea south of Midenhall.
(意訳:5つの紋章を揃えたなら、ローレシアの南の海中深くに住むルビスを探すがよい。)
リメイク版
海の水がほこらの周囲で滝のようになって海底まで流れ落ちており、より神秘的な造りになった。
ルビスの台詞にはFC版と若干の違いがあり、主人公たちへの呼びかけが「おまえたち」から「あなたがた」になっているなど、言葉使いがちょっと丁寧になっていたりする。
そして最大の違いは「わたしのまもりをおまえたちにあたえます」で終わっていたのが、「いつか邪悪なまぼろしにまよいとまどった時はこれを使いなさい」と、ちゃんとこのアイテムの用途の説明を付け加えてくれるようになった点だろう。
ガラケー版以降ではルビスのまもりが無いとロンダルキアへの洞窟ヘ入れなくなったため、必ず先に訪れることになる。
HD-2D版
概要で記したとおり、HD-2D版での「精霊のほこら」はDQ3で登場したメルキド南の沼地にあるほこらを指す。
やはり荒れ果てており、中には【スライム(NPC)】がいるのと【まほうのせいすい】と【まんげつのリング】が拾えるだけで、特に重要なイベントは起こらない。
ゲームブック(双葉社)
【海底の洞窟】とニコイチしたかのような設定になっている。
周囲を流氷に囲まれており、【つきのかけら】を使って溶かすことで中に入れる。
中には【神官】らしき【老人】が1人おり、彼に紋章を渡すと精霊が現れる。
ゲームブック(エニックス版)
登場しない。ルビスの守りはロンダルキアへの洞窟の出口でもらう。
小説版
登場しない。【ベラヌール】にルビスの神殿があり、そこでルビスの守りを入手することになる。
DQ3
【メルキド】の南の毒の沼地の中にある。
中にはその昔ルビスに仕えていたという妖精がいて、話すと彼女の想いを込めたという【あまぐものつえ】を何の脈絡もなくくれる。
なお、FC版ではこのほこらには特に名前はついていない。
DQ1の時代には無くなっているが、その場所には【ロトのしるし】が落ちている。ほこらがなくなったからなのか毒沼がやたら拡大しているが。
徒歩でもたどり着けるが、海沿いに位置しているので【船】で乗り付ける方が簡単だろう。【ラダトーム】や【ドムドーラ】からは【聖なるほこら】へ向かう途上にあるので、【たいようのいし】と【せいなるまもり】を揃えてからほこらへ向かう途中に立ち寄るのも手。
もっとも【ルビスの塔】でせいなるまもりを貰ってそのまま聖なるほこらに向かう場合は逆にこちらは航路上になく余計な遠回りとなるので、結局はどちらを先に優先するかという話ではあるが。
歩いて行く場合はメルキドへ行く途中で枝分かれする【橋】を渡りひたすら沿岸を歩き続ければたどり着く。くれぐれもその前の砂漠で間違って【リムルダール】に進む内陸ルートに行ってしまわないよう注意。
リメイク版
「精霊のほこら」という名前がついたが、精霊はここにはいない。
このほこらの妖精が、最初の勇者の【性格診断】をする任務を獲得。グラフィックも【エルフの隠れ里】の女王同様、赤いドレスを着た偉そうなものに変わった。詳細はこちらを参照。
ほこらの構造自体も2階建てになり、【ちいさなメダル】と【ぎんのロザリオ】が拾えるようになった。
更に【オルテガ】を信望するモブの妖精?も1人追加されたが、この結果「このエルフがオルテガをそこまで信頼しているということは、彼もこのほこらを訪れたはず。なのに全てを司る者は雨雲の杖を渡さなかったのか?」という疑問が生まれてしまい、【みちくさ冒険ガイド】でもネタにされた。
火山に落ちた際の怪我が酷いため、オルテガには魔王が倒せないと判断したのかもしれないが。
HD-2D版
従来どおり毒の沼地内に位置しており、ほこら内部からも周囲が毒で泡立っている様子が確認できる。
ただし容量削減のためかゾーマ撃破後の差分はなく、フィールド上では毒の沼地がなくなるが建物内に入ると周囲の沼地は見えたままである。
ちいさなメダルはSFC版と同じく2階の床から拾える。
ほこらの主は【ルビスのつかい】として肩書が与えられ、1階のオルテガを信望するエルフは、人間を嫌っている【妖精】として個性が与えられた。
両者ともに固有のキャラクターグラフイックに変更され、背中に羽の生えたフェアリーの外見となっている。
妖精は魔物に襲われていたところをオルテガに助けられた場面が描かれ(【リムルダール】で日記を読むとそのシーンが映し出される)、彼女の前に現れた実子である主人公に対しても、父との再会が叶うよう気遣ってくれる。
HD-2D版で追加搭載されたガイド機能(目的地マーカー)では、アレフガルド到着直後から【ラダトーム】と並んで次に行くべき場所の候補としてマークされるようになった。
また、メルキドでも町の人からこのほこらの場所を教えてもらえる。
ルビス救出前に訪れると、ルビスのつかいから精霊ルビスが【ルビスの塔】に封印されていることと、【ようせいのふえ】がマイラにあることを教わり、次の目標として設定される。
なお、あまぐもの杖を貰った後は、1階の妖精との会話イベントを終えるまで【ルーラ】が使えない。
【エンディング】で1階の妖精に話しかけると、オルテガの結末を問われ選択肢が現れるが、主人公が彼女にどのように伝えたのかはプレイヤーの想像に委ねられるような形となっている。
スタッフロールのエピローグカットでは、勇者ロトが彼女たちに【せいなるまもり】を託していると思しき場面が描かれている。
ゲームブック版
入るな否や、門番のホビットに魔王の手先だと疑われて問答無用で襲われそうになる。
原作と同じくエルフから雨雲の杖を貰うほか、勇者が旅立ちの時以来大切にしていた「護りの紋章」を聖なる護りに変えてもらえる。