TRPGや他のゲームでは両手で扱う大型の剣になっていることが多い。
FFシリーズでは片手・両手剣として登場する。
- 現実世界においては明確な定義は存在せず、主観的に「大きな剣」を指す通称である。
基本的にはツヴァイハンダーのような両手持ちの大剣をこう呼ぶ。
刀身の長さによる遠心力と重さで「叩き潰す」武器。技術ではなく腕力で扱う剣。
「斬る」ための剣ではないため、切れ味はあまり重視されていなかったようだ。
- 簡単に言うと「剣の形をした鈍器」である。
関連項目:特技/【グレートソード】
FF1
グルグ火山でファイアーとの強制エンカウント床のある宝箱から入手できる剣。
ミスリルソードに比べて攻撃力はやや低めだが、命中が高いので使う価値はある。
ただ、グルグ火山ではアイスブランドが手に入るため、活躍の時期は短い。
一応、巨人族に対して有効。FCでの剣種はブロードソード、色は青。
- アイスブランドは試練の城でも入手できるため、そちらを先に攻略している場合には入手前に既に不要になっていることも。
武器の詳細な性能は攻撃力21・命中率20・クリティカル率23(WSC版のみCT率5)、巨人系モンスターに対する特効付(※FC版のみ機能しておらず無意味)。
クラスチェンジ前は戦士と赤魔術師が装備可能だが、クラスチェンジ後はナイトと赤魔道士に加えて忍者も装備可能になる。
特効が全く機能していないFC版では、ミスリルソードより命中が5高い代わりに攻撃力が2低い剣というだけの存在でしかない。
- WSC版以外ではミスリルソード:CT率17・この剣:CT率23のため、一応CT率も6高いが、どのみち総合的な性能ではそこまで差はない。
また、WSC版に限ってはどちらともCT率5と同数値になってしまう。
更に言うと先に氷の洞窟を攻略し飛空船で世界を駆け回った後だと既に弱い武器に成り下がっているため、換金アイテムという運命が待ち構えている。
- 売った際の値段は4000ギル(FC版・リメイク版共通)。
ただしこの剣はリメイク版でも原作同様グルグ火山B2Fの宝箱から1個だけしか手に入らない貴重品のため、装備品の所持に制限のあるFC版等でしか実際に売ってしまうことはないと思われる。
ミスリルソードとの比較では、ウェポンは2低いが命中は5高い為、LVによってはヒット回数上昇に使えない事もない。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「きょじんしゅ に ゆうこうな ソード」。
- 一方で同じく「グレート」の名を冠するグレートアクスの方にはGBA版以降から「おおがたの せんとうようの おの」という説明文が追加されたため、この剣と同様に巨人種特攻があると勘違いしてしまう可能性は低くなった(説明文をよく読まない人は除く)。
GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になっているため、入手時点で既に完全に不要な場合でも処分されてしまうことはなくなった。
FF5
攻撃力57で、第二世界では最強の剣。
剣全体の中でも二番目に強い(エクスカリパーは除く)。
バル城の堀に落ちているのを拾えば手に入るほか、サーゲイト城での購入も可能(価格は8400ギル)。
入手できる時期を考えるとなかなか優秀。
魔法剣士やナイトを使う場合は是非欲しい。
特に何も意識せずにプレイしていた場合、ナイトや魔法剣士ならこの武器の両手持ちでダメージが1000を越えるはず。
ただの「たたかう」で初の四桁を叩きだすのは感動的。
最強の剣であるエンハンスソード(攻撃力102)を入手するまでかなり間があるので、魔法剣士のみ長い付き合いになる。
その間に攻撃力不足が気になってきたら、エアナイフ(攻撃力56)や盗賊のナイフ(攻撃力66)、アサシンダガー(攻撃力81)あたりを繋ぎに使うといいだろう。
騎士剣を使えるナイトであれば、フレイムタン(攻撃力63)やアイスブランド(攻撃力65)があるので問題ない。
何故お堀に落ちていたのか……もしかしたらガラフが第一世界へ持っていこうとした装備の忘れ物か?
拾うと「水の中に落ちていた「グレートソード」を見つけた!」と、ちょっと丁寧な説明が入る。
- バル城の堀の中に落ちていることは全くのノーヒント。
初見プレイでこれを見つけられた人はかなり少なかったと思われる。
水中に放置されていた剣…。サビとかは大丈夫なのだろうか。
少なくとも拵えとかにダメになってる部分がありそう。
ガラフが最期のエクスデスとの一騎討ちで使ってた武器は、フレイムタンじゃなければ、グレートソードを使ってたプレイヤーも多いのではないだろうか。
上記の解説から考えて、OP以前から元々ガラフが愛用していた剣と思われるし、ガラフを物理系ジョブ中心に育成してたら大抵、フレイムタンかこれ辺りがガラフ最後の武器になりそう。
FF6
世界崩壊前サウスフィガロの町、ナルシェで800ギルで買える騎士剣。
攻撃力は54。ルーンブレイド(攻撃力55)との差は小さいのでこのまま装備してもいい。
エドガーは機械を使えばいいので買うならティナだけで十分。
セリス用のは救出時に拾える。
通常は幻獣防衛イベントまでの出番だが、槌鉾のフレイルを除けば魔導研究所辺りまで次の剣は無い。
一応ルーンブレイドを拾えるけど、MP消費と世界崩壊後にリボンになるので一考の余地あり。
サウスフィガロ地下でも宝箱から入手可能。
ヘアバンド以外の初期装備を持たないセリスに着せろと言わんばかりに置かれているが、他のアイアンアーマー・ラージシールド・イヤリングを含めて、セリスが捕縛される時剥ぎ取られた装備品でもあったのかも知れない。
- もしそうなら同僚のレオ将軍の装備よりずいぶん貧弱だが……。
セリスは魔法を使えるから、武器戦闘はあまり重視していなかったのだろうか。- レオの装備品が判明するのはしばらく後のことなので、それまでの間に新たに開発されたものなのかも知れない。
本作の騎士剣はNTT出版攻略本基礎知識編によると「剣術の訓練を正式に受けたものにしか扱えない(そのためロックは装備不可)」とのこと。
しかし本来は上記の通り力任せに振り回すための剣なのだが……。
女性でもこういった重い剣を扱うためのコツを学ぶことが「訓練」の一つなのかも知れない。
前作のガラフのグレートソードとはえらい違いである。
FF11
戦士、ナイト、暗黒騎士が装備できる両手剣として登場する。
レベル上限が50だったころは最強の両手剣と言われたこともあるが、特効や追加効果があるわけでもないので、レベル上限が75になった現在では目立たない武器となっている。
詳細はこちら→グレートソード/FF11用語辞典
DFF
分類は大剣。Lv8以上装備可能。追加効果はない。
ショップで2830ギルで購入できる。
DDFF
装備Lv1以上、ATK+11、DEF-2の大剣。
ショップで1300ギルで買える。
DFFAC
バッツのスキンセット「ウェポンパックIII」に収録されている剣。
DFFOO
大剣カテゴリの武器。レアリティは☆3。
最大HP+22、最大BRV+72、攻撃力+25、防御力+5、最大CP+5。
バッツ
「グレートソード【V】」。☆5の剣。
バッツ専用EX武器かつ相性装備で、相性性能は「侍の心得」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+103(+20)、初期BRV+150(+30)、最大BRV+1081(+216)、攻撃力+360(+72)、防御力+55(+11)、最大CP+70。
相性性能「侍の心得」により、EXアビリティ『いあいぬき』を使用できるようになる。
『いあいぬき』は、近距離物理BRV攻撃+HP攻撃。リキャスト時間ははやい。
発動後から5ACTION、自身の最大BRV・攻撃力・素早さを小アップする。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:いあいぬきパワー
『いあいぬき』の与えるBRVダメージを小アップ - 2回目:いあいぬきBRVアップオール
『いあいぬき』使用前に、味方全員に自身の最大BRVに依存した量のBRVを加算 - 3回目:いあいぬきリキャストアップ
『いあいぬき』のリキャストスピードを小アップ
真化させることでEX+武器「グレートソード【V】+」に変化する。
真化効果は「いあいぬきBRVヒットプラスフォーススプレッドアップアドバンス」。
『いあいぬき』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV攻撃のHIT数が2HITに変化し、合計BRV威力も中アップ。
- 奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する。上限は自身の最大BRVの120%分。
- ターゲット以外にも50%分のHPダメージ。
加えて、現界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:侍の心得エクステンドアタックブーストアップ
EX+武器「グレートソード【V】+」またはパッシブ「侍の心得エクステンド」装備時、自身の最大BRVと攻撃力を中アップ。 - 2回目:いあいぬき割合ダメージプラスバフプラススタート
- 『いあいぬき』装備時、以下の効果が発動する。
- BRV攻撃前に対象のBRVを1/2にする。
- 自身に4ACTION「世界を旅する者」を付与。
- クエスト開始時、自身に4ACTION「世界を旅する者」を付与。
- 「世界を旅する者」は、バッツ固有のフレーム付強化効果。
自身の攻撃力がアップし、味方全員の奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する上限がアップする。
※「世界を旅する者」が付与された味方が複数存在する場合、味方全員への効果は重複しない。
- 「世界を旅する者」は、バッツ固有のフレーム付強化効果。
- 『いあいぬき』装備時、以下の効果が発動する。
- 3回目:いあいぬきBRVヒットプラスフォースアドバンス+
- 「いあいぬき」使用時、以下の効果が発動する。
- BRV攻撃のHIT数が4HITに変化し、合計BRV威力も極大アップ。
- 奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する上限を小アップ。
- EX+武器「グレートソード【V】+」またはパッシブ「侍の心得エクステンド」装備時、「通常HP攻撃」が「HP攻撃+」に変化する。
- 「HP攻撃+」は、近距離物理BRV攻撃+HP攻撃。
与えたHPダメージに依存した量のBRVを味方全員に加算。
- 「HP攻撃+」は、近距離物理BRV攻撃+HP攻撃。
- 「いあいぬき」使用時、以下の効果が発動する。
最大強化ボーナススフィアは「ブレイクブーストショート」。スフィアグループはA。
自身が対象をブレイク時、3ACTION自身の最大BRVが20%アップ。
※同一スフィアの効果は重複しない。
ジャック・ガーランド
「グレートソード【O】」。☆5の大剣。
ジャック・ガーランドの相性装備で、相性性能は「楽園の異邦者」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 74(+14) | 47(+9) | 477(+95) | 159(+31) | 63(+12) | 15 |
相性性能「楽園の異邦者」により、『スピニングラッシュ』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV威力アップ。
- 攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージ中アップ。
- 特殊効果「輪廻の戦士」の期間延長。
FFL
剣の1つとして登場。
ティルヴィングの攻撃力に不満を感じ始める頃に手に入るため、戦士や赤魔道士で剣を使うキャラにとっては嬉しい武器。
SOPFFO
大剣の1つ。
PFF
レア4の騎士剣。
最大まで強化して力+120。
中盤のクエストでもたまにドロップするシンプルな騎士剣。
ディフェンダーからなり、セイクリッドセイバー?に進化する。
PFFNE
騎士剣装備のメモリアの初期装備。
FFRK
FF5、FF6、FF7、FF11、FF12、共鳴の剣として登場している。
- 「グレートソード【V】」
レア5。バッツのバースト超必殺技「土のかけらに宿りし力?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
ステータスは下記。()は共鳴時。 2017/3/31、FF5イベント「4つの心」で追加された。 - 「グレートソード【VI】」
レア2。ステータスは下記。()は共鳴時。Lv 攻撃力 命中 1 14(42) 86 5 22(59) 10 31(87) - 「グレートソード【CCVII】」
レア7。風属性強化【小】の効果を持つ。
アンジールのシンクロ奥義「白き片翼のソルジャー?」付き。
2020/9/26、イベント「ふきぬけるがんさく」ステップアップ装備召喚で追加された。 - 「グレートソード【XI】」
レア7。闇属性強化【小】の効果を持つ。
ザイドのリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・ザイド闇?」付き。
2022/5/20、「ラビリンスダンジョン(FFXI)」装備召喚第1弾で追加された。 - 「グレートソード【XII】」
レア8。聖属性強化【小】の効果を持つ。
バッシュのクリスタル神技「耀光聖火と暗黒の衝撃?」付き。
2024/1/31、「ラビリンスダンジョン(FFXII)」装備召喚第1弾で追加された。 - 「グレートソード」
レア7。地属性強化【小】の効果を持つ。
ビッグスのリミットブレイク・オーバーフロー「オレ様流・マッスル全開?」付き。
2020/11/13、イベント「絶夢 シャドウスミス」装備召喚第1弾で追加された。