武器/【村正】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 00:06:18

全般

FFT以降登場する。FFシリーズではカタカナで「ムラマサ」と表記される事も多い。
元ネタは刀工「千子村正」の打った刀。
徳川家康が妖刀扱いしたとされるエピソードで有名。


妖刀扱いされた経緯としては、家康の父、松平広忠及び祖父、松平清康が暗殺された際に使用された刀、長男信康を介錯した際に使用した刀の銘が偶然なのか全て村正であり、更に関ヶ原の合戦の際村正の銘を持つ槍で怪我をしたことから、家康はこれを忌み嫌い全て破棄する令を下した、とされる。

  • これらは出典の怪しい話がほとんどであり、江戸時代に妖刀伝説として尾ひれを付けて面白おかしく語り継がれたというのが実態である。

実際には、村正は切れ味抜群の実戦刀かつコスパの高い量産品であったため、結果的に多くの事件が村正によって引き起こされていたに過ぎない。
幕末になるとこれらの妖刀伝説から縁起を担いだ倒幕派の間で村正が流行りはじめ、無名の刀にすら村正と銘名する者もいたとか。

  • とはいえ手に入りやすく切れ味抜群だったこの刀が多くの人を人斬りに駆り立て、多くの血を流したことは想像に難くない。
    実績からいえば十分に「妖刀」と言えるだけの妖しい魅力を持った刀であったことは間違いはない。

上記のようなそういう数ある逸話よりも、少なくともRPGにおいてはウィザードリィの最強武器「村正」から受けた影響の方が大きいかもしれない。
FFにおいて正宗が最強クラスの武器として登場し続けているのも、ウィザードリィの影響があったからこそ。
そしてついにFFTにて、村正が登場することになった。

  • 村正と正宗の逸話として、初代村正が正宗に弟子入りしていたというものがある。
    • 切れ味に異様に拘る村正、それぞれが打った刀を川に置いた所、正宗の刀を流れてくる木の葉がよけるのに対し、村正の刀は木の葉がよけずに真っ二つに斬れた。
      それを正宗に「斬らなくていいものまで斬ってしまう」と咎められたが、村正は「斬れる事こそ刀の真髄」として譲らず、たもとを分かったという。
    • 正宗が鎌倉時代の人であるのに対し初代村正は戦国時代であるため、時代に大分開きがあり俗説であるとされている。

ファイナルファンタジーシリーズ以外では以下の作品などで村正が登場している。

  • 正宗が存在したGB版SaGaでは、FFシリーズに先駆けてSaGa2で登場している。「むらまさ」(ひらがな表記)で、対人間に特効。ローニンというサブキャラの初期装備でもある。
    • DSリメイク版ではテキストで「人の血で切れ味が上がるとすら言われる妖刀」と書かれる。が、使う分にはノーリスク。
  • SaGa3でも登場。よりによって正宗に造り替えられる前の呪われた聖剣として。
    • DSリメイク版でも登場。呪われないが威力は最低に設定されている。やはり正宗に造り替えられることが多いが。プレイヤーの中には使い続ける層も居るとか。
  • LIVE・A・LIVEでも幕末編の隠し武器として登場している。強敵・魔神竜之介を倒さないと手に入らないが攻撃力は40と高い。
    しかし0人斬りを達成すると同じ攻撃力で麻痺の追加効果を持つ「ヨシユキ」が手に入るので、1人以上斬った時でないと最終編で使う事が出来ない。

関連用語:武器/【村雨】
名前は似ているが、こっちは小説「南総里見八犬伝」が元ネタ。


FF4のエッジの武器としては出てこないが、ラスダンで手に入るエッジの最強武器「ムラサメ」と「マサムネ」の二刀流でこの村正と言いたかったのだろうか。
GBA・PSP版でのエッジの追加武器としても村正は出て来ないし、続編のFF4TAでも村正一切出ない。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版での追加武器。表記は「ムラマサ」。
忍者のジョブ熟練度を99にすることで伝説の鍛冶屋から入手できるマスターアイテム。
故に、装備可能なのは忍者のみ。


攻撃力140、命中率90%の暗黒剣重量+1の他、力・体力・知性・精神+5、素早さ+10の装備補正がかかる。
全ての能力値に装備ボーナスが付き、中でも素早さの上昇値は他より高い。
更に妖刀らしく、沈黙・暗闇・毒の追加効果まである(発生率は20%)。
暗黒剣なので、当然分裂モンスターには有効。
「妖刀」のイメージに相応しく、血塗られた様な「紅い」刀身を持つ。

  • 既存の「マサムネ」に合わせる為か、もしくはFF12からの逆輸入だからか、漢字ではなくカタカナ表記。

売値は1ギル。

FF10

AP3倍」「ドライブをAPに」「トリプルドライブ」のアビリティがついたアーロン
見ての通り、AP稼ぎに最適。

FF12

表記は「ムラマサ」。
攻撃力84、回避+5の両手刀。『刀装備4』(IZJS版では『刀装備5』)のライセンスで装備可能。


大灯台・下層・始原の旋回廊3にあるトレジャーから入手できる。


ハントループでも入手可能。
他にもクリプトバニーがドロップする。

  • ただし、低確率の上に出現条件の都合上、手に入れるのが難しくなっている。
    (チェインを維持する場合毒チェインが必要)

FF13-2

表記は「ムラマサ」。ノエルの武器『ハンターセイバー』の1つ。海外版FF13-2の予約特典。
2012年3月6日以降、Playstation Store/XBOXマーケットプレースでも通常販売が開始された。
物理攻撃+20 魔法攻撃+25 買値400ギル 売値200ギル
装備アビリティは【チェーンボーナスLv.1】。連鎖アビリティは【物理魔法○軽減】
素材とともにチョコリーナに渡すことで、『ムラマサ・菊』、『ムラマサ・桜』、そして『真・ムラマサ』へと変化する。
このとき連鎖アビリティは変化しないが、特性アビリティはチェーンボーナスのレベルがLv.2、Lv.3、Lv.4とあがっていく。
同じレベルの同じ特性アビリティを持つ武器との違いは、魔法攻撃物理攻撃よりも総じて高いことである。

FFT

妖刀として知られる刀。多くの血を吸ってきたといわれる。

初登場。攻撃力14、回避率15の。Ch.4開始から貿易都市のショップに入荷。
引き出す」で発動する「呪われし野望」は範囲内の敵にダメージ+混乱もしくは死の宣告の追加効果。

  • 引き出すの名前がちょっと上の方の元ネタを意識してる…かな?
    • 混乱の追加効果が「松平家臣が錯乱して清康・広忠に切りつける」ってところか。
  • 攻撃力が高い分相応の値段で、「コスパが良く手に入れやすい」とまではいかない。

刃が赤黒くて不気味。
ただし赤いからといってHP吸収効果があるわけではない。

FFCCRoF

生き物の血を浴びることで輝きを増す妖刀
じっと見ていると吸い込まれそうになる……

レシピ「呪われた武器」と玉鋼×3、ダークスフィア×2、血染めの布?×1で作成できるクラヴァット用の。攻撃力+160。
オーダーメイド時に宝石を追加することによって、武器HP吸収または武器SP吸収の特殊効果がつく。
玉鋼を使用する和物装備ではあるが、残念ながら侍の技はつかない。

光の4戦士

表記は「ムラマサ」。
夢幻の灯台40Fにて9000ギルで買える
無属性で攻撃力は+14、追加効果は能力低下。

FFL

表記は「妖刀村正」。
銀のしっぽと交換で手に入る忍刀。主にシーフ忍者が装備可能。
人間種族に特効があり、アルテマブレードとは逆にHPが減っているほど攻撃力が上がるという性能。
いわば、忍刀版バリアントナイフ


HPを消費する「暗黒剣」や、自分が瀕死になる「戦技」の突撃と相性が良さそうだ。
二刀流した場合、妖刀村正を片手に持ってさえいれば逆手の武器にもバリアントナイフ的な効果が出る模様。

プレランタール相手に、右手にコレ、左手にロケットパンチを持った忍者でストライクを放ったところ、
HP満タンで右手分約1700ダメージ、左手分約2000ダメージだったが、
突撃で瀕死にしてからやったら右手分3000超、左手分4000超のダメージとなった。


光側が使えるFアビリティ・バリアントブロウ(HPが減るほど威力UP)と組み合わせると、恐ろしい威力を発揮する。
レベル70・ジョブレベル5のシーフのソールにコレを両手持ちさせて、
自爆+フェニックスの尾で瀕死状態にし、シーレックスにバリアントブロウを放ったところ、約9400という大ダメージを叩き出した。

  • ただしっぽ交換品を装備すれば、両手持ちファイナルヘブン・二刀流夢幻闘舞などで普通に8000程度はダメージはいくので、あえてHPを低く保たないといけない妖刀村正はやや使いづらい。

FF零式

ジャックの武器の
攻撃力+58、最大MP+30%の効果。
ジャックで作戦に200回参加することで、武装第六研究研に入荷される。
価格は35000ギル。

FFEX

の1つ。表記は「妖刀村正」。

PFFNE

アーロンのレベルを6以上にすると装備する

FFRK

FF2、FF3、FF4、FF5、FF6、FF7、FF13共鳴の武器として登場している。

  • 「ムラマサ【II】」
    レア7の。聖属性強化【小】の効果を持つ。
    フリオニールのシンクロ奥義「熟練度マスター?」付き。
    2020/4/10、「無秩序なる追憶」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「ムラマサ【III】」
    レア7のルーネスのレジェンドマテリア「勇晶・ルーネス風」付き。
    2024/3/24、「9.5th ANNIVERSARYフェス」第2弾で追加された。
  • 「村正【IV】」
    レア7の。毒属性強化【小】の効果を持つ。
    エッジのデュアル覚醒奥義「覚醒毒霧の術」付き。
    2023/4/21、「クリスタルダンジョン(毒属性)」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「村正【V】」
    レア8の。炎属性強化【小】の効果を持つ。
    ギルガメッシュの究極神技「究極エクスカリバー?」付き。
    2022/10/21、「狂奔の魔角(FFV)」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「村正【VI】」
    レア6の。闇属性強化【小】の効果を持つ。
    シャドウの覚醒奥義「無影無踪?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    2021/12/31、FF6イベント「愛を知り得た魔導少女」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「村正【VII】」
    レア8の。闇属性強化【小】の効果を持つ。
    セフィロスの究極神技「究極天照」付き。
    2023/3/24、「烈フェス(2023)」第1弾で追加された。
  • 「ムラマサ【XIII】」
    レア7の。水属性強化【小】の効果を持つ。
    ノエルのデュアル覚醒奥義「覚醒ブレイクフロスト?」付き。
    2021/7/9、イベント「幻影の宮殿(FFXIII)」装備召喚第1弾で追加された。

メビウスFF

英雄の手を渡り歩き、血をすすった伝説の名刀。

レンジャー系武器の1つ。1周年記念イベントリージョンの「ファースト・アニバーサリー」で入手・強化可能だった。

未強化の★4の名称と性能は下記。

名称HP攻撃ブレイクパワー魔力クリティカルすばやさ防御力
4真・村正0603080%★★★

オートアビリティとして
・回復エレメント出現率アップ+30
・エレメントリバース+20%
が付いている。

DFFOO

「ムラマサ【CC】」。☆7の
ユーリィ専用FR武器かつ相性装備で、相性性能は「姉に見せる勇姿」。
装備時の性能(+相性)は下記。

LvHP初期BRV最大BRV攻撃力防御力最大CP
175(+15)335(+67)3466(+693)1155(+231)62(+12)130

相性性能「姉に見せる勇姿」により、FRアビリティ『スロウガボム』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。


加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。

  • 1回目:スロウガボムエクシードI
    • 『スロウガボム』の使用回数+1。
    • 『スロウガボム』使用時、以下の効果が発動する。
      • 与えるBRVダメージ上限中アップ。
      • 所持できるBRVと与えるHPダメージ上限を中アップ。
  • 2回目:スロウガボムエクシードII
    『スロウガボム』使用時、以下の効果が発動する。
    • フォースタイム開始時のHPダメージボーナス+10%。
    • フォースタイム終了時のフォースゲージ減少量が80%になる。
  • 3回目:スロウガボムクシードIII
    『スロウガボム』使用時、以下の効果が発動する。
    • フォースタイムの5ACTION期間延長。
    • フォースタイム効果の効果アップ。
      • 味方全員の行動開始時にHPが一定量回復した行動順経過時、HPダメージボーナス+15%(合計30%)。
      • 味方全員が聖属性攻撃コマンドを選択した行動順経過時と自身の行動順以外で発動可能な聖属性の追加攻撃後、HPダメージボーナス+3%(合計5%)。
        自身はさらにHPダメージボーナス+10%(合計20%)。