ゴードンとゆうめいなきかんしゃ

Last-modified: 2023-04-21 (金) 11:03:54

「ふん!大した事も無いのに、皆で馬鹿騒ぎして、全く!」
ゴードンとゆうめいなきかんしゃ

日本語版タイトルゴードンとゆうめいなきかんしゃ
英語版タイトルGordon and the Famous Visitor
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1991年11月21日(米国)
・1992年3月24日(英国)
・1992年5月5日(日本)
・1993年2月18日(オーストラリア)
・1998年5月8日(ドイツ)
・2008年5月8日(ハンガリー)
対応原作第13巻『ダックとディーゼル機関車
(第1話『こぶなし機関車/ドームのない機関車』)
この話の主役ゴードン
シーズン第3シーズン
話数第56話
第4話(シーズン内)
機関車紹介トーマスパーシーエドワードダックゴードン
登場キャラクターAトーマスエドワードゴードンパーシーダックいたずら貨車・いじわる貨車
(原作のみ:セレブリティー
登場キャラクターBセレブリティー
登場キャラクターCヘンリージェームストビードナルドダグラスビルベンディーゼルバーティートレバー
登場キャラクターD無し
登場人物Aゴードンの機関士
登場人物B無し
登場人物Cトップハム・ハット卿トップハム・ハット卿の付き人トーマスの機関士トーマスの機関助手エドワードの機関士エドワードの機関助手ゴードンの機関助手ジェームスの機関士ジェームスの機関助手パーシーの機関士パーシーの機関助手トビーの機関士?トビーの機関助手ダックの機関士ダックの機関助手ドナルドの機関士ドナルドの機関助手ダグラスの機関士ダグラスの機関助手ビルの機関士ビルの機関助手?ベンの機関士ベンの機関助手?ディーゼルの機関士バーティーの運転手鉄道協会ジェム・コールジェレマイア・ジョブリング青いオーバーオールの作業員ティッドマス機関庫の作業員ティッドマス機関庫の転車台の作業員ティッドマス貨物駅の作業員
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
ティッドマス機関庫の転車台
ティッドマス貨物駅
ウェルスワース駅
ウェルスワース操車場
ヘンリーの森
高架橋
ロアー・サドリー駅
ハーウィン・アブ
ナップフォード駅
田舎の路線
ハーウィン・クロカ
谷の橋
あらすじソドー島セレブリティーが遣って来た。歓迎式典に参加せずに焼き餅を妬いたゴードンは…。
メモ・冒頭の効果音は第2シーズンしせんをはしったゴードン』のボコの登場シーンのアレンジ。
エドワードダック、会話シーンは第22シーズンダックのがっこう』まで、しばらくの間はお預けとなる。
・仕事が多忙で来れないのか、セレブリティーの歓迎会にいないヘンリー
ゴードンセレブリティーにドームが無い事を指摘して貶す発言は、セレブリティーが製造当時としてはかなり高圧の蒸気を使う関係で蒸気ドームが無い事を揶揄した台詞である。
・正式登場前にヘンリーの森が初登場する。
ゴードンヘンリーの森を通過する時に『レースをやってるのさ』と言っているが、との対戦相手はセレブリティーの事である。
トーマスダックと初めて会話する*1
セレブリティー自身はその写真の登場になり、セレブリティーの模型はこの話以降、スクラップ機関車として登場。
高戸靖広さんと塩屋浩三さんは2役。
・5話後の「ディーゼルがかえってきた」以前に既に帰って来ているディーゼル*2
台詞ナレーター「その日は、操車場の大事な日だった。皆、ワクワクしながらメモを取ったり、写真を撮ったりしていた。特別な機関車がやって来たのだ。皆が、そのお客の機関車を憧れの目に見ている。」
トーマス「あれは誰だい?」
ダック「あれはセレブリティーさ!」
パーシーセレブリティーって何さ?」
ダックセレブリティーはとても有名な機関車なんだよ。直に僕達も彼とお喋り出来るよ!」
トーマス「出来るといいなぁ……」
ナレーター「その時、ゴードンが到着した。」
ゴードン「ふん!大した事も無いのに、皆で馬鹿騒ぎして、全く…!」
ナレーターはさっさと行ってしまった。その夜、機関車達はセレブリティーと遅くまで色々なお喋りをして楽しんだ。そして、彼がちっとも気取っていないという事が分かった。セレブリティーは次の朝早く出発して行った。」
ゴードン「あーあ、清々した。一体、あいつは何者なんだ?」
トーマスダックが言ったろ?彼は有名人なんだよ。」
ゴードン「俺ぐらい有名だってのかい?」
トーマス「凄いんだよ。何せ1時間に100マイルも走るんだ。」
ゴードン「へっ!そんな事……大体あいつの姿が気に入らん。あいつにはドームが無い!ドームの無い機関車なんて信用出来るもんか!自慢じゃないが、俺だって1時間に100マイル位簡単なこったぁ。あ~ばよ~!」
・(BGM)
ナレーターダックは貨車を牽いて、エドワードの駅へ行った。」
エドワード「あの有名な機関車が今朝ここを通ってったよ。僕に汽笛を鳴らしてね!」
ダックは世界一の機関車だよ!」
ナレーターダックゴードンが言っていた事をエドワードに話した。」
エドワード「気にする事は無いさ!ゴードンはただ、焼き餅を妬いてるだけなんだよ。見て、噂をすればゴードンだ!」
ナレーターゴードンが猛スピードで走って来た。」
ゴードンあいつには負けん!あいつには負けん!!」
ナレーターゴードンは物凄い勢いで走り過ぎて行った。」
・(BGM)
ダック「フフフ……!今にゴードン、バラバラになっちゃうよ!」
・(BGM)
ナレーター機関士ゴードンを宥めた。」
ゴードンの機関士「落ち着くんだゴードン!レースをやってるんじゃないぞ!」
ゴードン「レースをやってるのさ!」
・(BGM)
ナレーター「突然、ゴードンは変な気分になってきた。」
ゴードン「ボイラーのてっぺんがおかしいな!スピードを落とした方が良さそうだ!」
ナレーター「しかし、もう遅かった。の上では、ピューピュー風が吹き回っており、悪戯な風が突然、彼に向ってきた。」
ゴードン「何だいこの風は!!俺様を吹き飛ばそうってのかい⁈そうはさせんぞ!!」
ナレーター「ところが、風には風の考え方があった。風はゴードンのボイラーをガタガタ緩ませ、ドームを外して、下の谷間に吹き飛ばしてしまった。ゴードンは凄く気持ちが悪かった。ドームが無くなり、冷たい風が入り込んで来る。」
ゴードン「うっひぃ…!さぞ、間抜けに見えるだろうな……!」
ナレーター大きな駅に着くと、貨車達を見て笑った。」
貨車達「にひひひひひ……!」「にははははは……!」「にゃひひひひひ……!」「にひゃひゃひゃひゃひゃ……!」
ナレーターゴードン貨車達を追い払おうとしたが、どの様にやっても、かえって集まって来るばかりだった。帰り道でゴードンは機関士に言った」
ゴードン「頼む…、ドームを探して来てくれよぉ…!」
ゴードンの機関士「もう見つからんよ。新しいドームを付けて貰うしか無いな。」
ナレーター「ドームが外れて、少し身軽になったはずなのに、ゴードンの足取りは重かった」
ゴードン「あ~あぁ……今夜は機関庫に誰もいないと良いがなぁ……」
ナレーター「しかし機関庫ではで待っていた」
トーマス「ハハハ!ドームの無い機関車なんて信用出来ないね!!」
パーシー「そう!尊敬出来ないね!!」
ナレーター「陰で、皆がクスクス笑っていた」
原作との相違点・このエピソードは原作絵本では『ディーゼルがやってきた』以前の出来事だが、人形劇では『とこやにいったダック』以後の出来事である。その為、ドナルドダグラスビルベンディーゼルセレブリティーの歓迎式典に出席している。
・原作ではドームが外れてしまったゴードンを笑うのはいたずら貨車ではなく、駅にいたお客。
セレブリティーの歓迎式典に出席したのは原作では機関車のみだったが、TV版ではバスバーティー牽引車トレバーも出席している*3
その他ゴードンのモデルとなった機関車、LNERクラスA1は時速100マイル、改良型のLNERクラスA3は時速108マイルを叩き出している。
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレータージョージ・カーリン
日本語版CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
エドワード/貨車A高戸靖広
ゴードン内海賢二
パーシー中島千里
ダック/貨車B/LBSCの有蓋貨車塩屋浩三
ゴードンの機関士小林俊夫
シリーズ前回ほめられなかったジェームス(当初の予定では『Gordon Goes Foreign』)
シリーズ次回ドナルドのあひる
原作前回ふとっちょの局長の機関車たち
原作次回ディーゼル機関車のディーゼル
参照画像・参照はゴードンとゆうめいなきかんしゃ/画像

*1 それ以前に第2シーズンの『こわれたブレーキ』と『とこやにいったダック』で絡んでいる。
*2 蒸気機関車を敵視している筈だがの歓迎式典には参加している。
*3 よく見ると、トレバーの運転席にはジェム・コールがいる。