ハートレス/【XIIIキノコ】

Last-modified: 2023-11-28 (火) 20:37:18

KHIIFM

XIII機関の真似をしている13体のキノコ型ハートレス。機関と同じくNO.1からNO.13までそれぞれ存在する。
姿形は13体ともほぼ同じだが、サイズはそれぞれで異なっている。ドナルドの身長程しかない小さな個体もいれば、ソラよりふた回りほど大きな個体もいる。
また、背中には対応するナンバーがローマ数字で刻まれていることも特徴。

  • 機関メンバーのハートレスと勘違いされることもあるが、あくまで真似ているだけで本人達とは一切関係がない。
    • もし機関員のハートレスだとするなら、少なくともNO.1NO.13がこのような姿で存在しているのはおかしいはずである。

彼らに近づいてリアクションコマンド「レディ・ゴー!」を発動すると、特殊な条件下でのバトルが発生する。一定のノルマを達成するとクリアとなり、満足してプライズやドナルド・グーフィーの武器などをドロップして消えていく。消えた後も、基本的にエリアを移動すると何度でも復活する。
バトルが始まるまでは左手は高く上げ右手を腰に当て、とても自信満々なポーズで静止している。非常にシュールである。また、ソラに対して何故か常に背を向けており、近くを歩いて回りこむことができない。彼らの正面から見た姿は、戦闘中に頑張って見てみるか、カメラを動かす必要がある。

  • なお、NO.8だけは最初から地中に埋まっているためか背を向ける行動を取らない。地面に埋まったままクルクル回られてもそれはそれでシュールであるが。
    • HD版では何故かNO.8も埋まったまま回るようになっている。実は自力で抜け出せるんじゃないかお前。
  • 後述するようにバトル中は受け身な奴もいれば攻撃的な奴もいる個性的な彼らだが、その攻撃を受けて怯んだり吹き飛ばされても一切ダメージは受けない。バトルを通して満足させて欲しい彼らの温厚さ(?)がうかがえる。

 
専用素材である「安らぎの○○」という素材を所持しているため、合成コンプリートのためには避けて通れない。


作中に登場する機関の数少ないファンといえるかもしれない。

  • XIII機関のコートを着ているため、KHIに多数登場した可愛いキノコたちノーバディかと初見で勘違いした人もいるとか…。
  • しかもXIIIキノコ達が存在するマップにはハートレスどころかノーバディすら出現しない。みんな空気を読んで出てこないのか、あるいは……。
    • そのせいでスナイパーは元々の出現場所が減らされるという憂き目にあっている。

また、それぞれのナンバーに対応したメンバーの特徴をどことなく再現している。

  • NO.1、2のように本気で物真似しているキノコもいれば、NO.8のようにあまり関係の無さそうなキノコ、NO.11のように物真似どころか本人(かどうかは不明だが)に殺されかけているキノコもいたりと様々。

ジミニーメモにおけるNO.1やNO.13の記述を見ると、どうやらこのハートレス達は一族のようである。


野村ディレクター曰く、KHIIからキノコハートレスを登場させるつもりだったが、プロットが壮大かつドラマ性があり制作に時間がかかってしまうことからカットとなり、それが心残りとなっていたそうだ。

  • 氏はスタッフに「何かが足りない、そうだキノコがいない」とずっと言っていたらしい…。

FM版の追加要素として実装されるに当たっては、壮大すぎたプロットからある程度抜粋されて制作されている。


NO.1

存在しなかった世界:記憶の摩天楼に出現。
出現マップといい動作といい、XIIIキノコの中でも特に本人の特徴をよく再現している。
高速でこちらの背後を取り、リアクションできなかった場合は体当たりで仕切り直してくる。
基本的にはそれに対応して「スライドターン」で相手の背後を取り、再び相手がこちらの背後を取る、の繰り返しとなるが、受付時間の最後0.1秒間のみ「ハイスライド」となり、相手が一定時間硬直する。
その隙を突いて攻撃を当てていき、制限時間以内に攻撃を当てた回数を競う。
ゼムナスへの「とどめ」よりも受付時間が短い上にクリアまでに何度も入力する必要がある、非常に反射神経が問われる課題。

  • 硬直時間は短く、短い時間で高いヒット数と後隙の無さを両立する攻撃手段を持ち込む必要がある。ファイナルフォームのジャンプによるオートアサルトの自動攻撃+通常空中攻撃1回が理想手段。

NO.2

クリスマスタウン:広場に出現。
広場を不定期に移動しながら、弾速・連射量の異なる様々な弾を撃ってくるので、これらを弾き返してスコアを稼ぐ。
飛ばした弾がソラに当たらずに消えると1点、リフレクトガードリフレクで跳ね返して2点。跳ね返した弾がキノコに当たると追加で1点となる。
そのためスコアを稼ぐためには相手が撃ってくる弾を全て跳ね返し、なおかつその全てをキノコに打ち返す必要がある。

  • ファイナルフォームでスティックを入れずにグライドを行い、オートアサルトを構えるとほとんどの弾を安定して弾き返せる。背中側に回り込む軌道を含む5way展開弾のみリフレクで弾き返せば安定して99スコア可能。
    ただし横に回り込まれると弾けなくなるため、相手が移動を始めたらグライドをやり直して向きを修正すること。
  • ソラが無敵中の間は攻撃してこなくなる(無敵に入った時点で既に発射動作に入っていた場合はそのまま撃つ)。
    なのでリフレク系で防ぐ場合は、コンボ数がいくら多くても1コンボにつき最大1回の射撃しか防げない。
    そのためコンボプラスやマスターフォームでリフレク系のコンボ数を極端に増やしてもあまり意味がない。
    • 上記の理由からむやみにリフレク系を連発すると、リフレクのコンボ中は一切攻撃してくれず、コンボの終わり際を狙い撃たれることになる。
      リフレクで防ぐ場合は、基本的に相手が動いたのを確認してから最小限の回数のリフレクを使う必要がある。
    • フィニッシュプラスでリフレクフィニッシュを連発した場合は、合間に無敵が途切れるためコンボ中でも攻撃してくる事がある。
  • バトル中は召喚が使用可能でスティッチも呼び出せるが、NO.2の放つ弾はカウンターショットでは弾けないようになっている。

NO.3

ビーストキャッスル:橋に出現。
滑空しながら大量のプライズをばらまいていき、これを集めた数を競う。
プライズは地面に落ちるとすぐに消えてしまうので、追いながら拾い集める事になる。急に走ることもあるので移動力も重要。
基本的にはウィズダムフォームでエアスライドを連打する他、珍しく足の速いアンチフォームも活躍させられる。

  • ハイスコアを狙うためにはドロードローリングをありったけ装備する必要がある。
  • このNO.3がばらまくプライズが何のプライズなのかは作中で説明がないので不明。ドライヴプライズでもマニーでも無いようだが…。

NO.4

ザ・ランド・オブ・ドラゴン:宮殿入口に出現。
ソラを追いかけて次々出現する分身を撃破していく。分身に一度触られた時点で終了。
分身しながら飛び掛ってくる様子はコミカルを通り越してシュール。

  • 出会える時期故か、最大スコアを取っても景品の質がプラチアルキノコ+で頭打ちとなっており、安らぎの結晶も一つしか出ない。

マグネスプラッシュを連発するか、ウィズダムフォームで後ろに逃げながらショットで攻撃するのが主流。

  • ウィズダムフォームが手に入り、フォームゲージを少し増やせば最大スコアでクリア出来る為、手段が揃いきっていない時期での稼ぎに使える。

NO.5

アグラバー:魔法の洞窟・宝物庫に出現。
本人はバトル開始と同時に眠り始め、凄まじい勢いで回復し続ける。回復力に負けずに攻撃を叩き込み、いかに早くHPを削りきるかが問われる。

  • こいつに与えられるダメージは参照能力値が65で上限となる(これは後述のNO.7、NO.10も同様)。
    もしも攻撃力と魔法力が65以上あるのにクリアできない場合は、能力値よりもアビリティや戦法の見直しが必要。
  • コンボマイナスコンボアップ2個フィニッシュプラス2個装備してのリミットなら3秒を切ることも可能。
    手段さえ揃えればすぐに終わる上にセーブポイントも近いので、終盤での稼ぎに適する。
  • 実はファイナルフォームとポーションを使えば瞬殺できる。

デュエルそっちのけでブレイヴフォームリミットフォーム召喚の経験値稼ぎに利用されることもしばしば。


クリティカルLV1プレイだとどうやっても回復に追いつかないので完全クリアは不可能となっている。

  • 長らくLV1ドーピング無しでは10秒以内の撃破は不可能だと思われていたが、ファイナルフォームのグライド時のオートアサルトを利用した方法で突破可能であることが判明した。具体的には、武器(フェンリル&アルテマウェポンorホーリーパンプキン)とアクセサリ(フルブルーム4つ)で最大まで攻撃力を高め「キノコに向かってグライド」と「グライド解除」を高速で繰り返す。要するにキノコのいる方向に左スティックを入力しながら□ボタンを高速で連打するというもの。しかしグライドの制御が難しいのと、相当な連打力を求められるため10秒以内を達成するのは容易ではない。

NO.6

オリンポスコロシアム:冥界の大空洞・広間に出現。
フォーメーションを組みつつ無数に分身して現れるので、これを即時掃討していくタイムアタック。
最適なのはファイナルフォームだが、早期に挑戦するならウィズダムフォームでも良い。

  • 出現パターンは固定。出現位置・配置と適合する魔法を記憶すると良い。
    しかしファイナルフォームなら大雑把に覚えていればゴリ押せる。
    ファイガ・ブリザガ・サンダガを駆使して薙ぎ払おう。

NO.7

トワイライトタウン:トンネルに出現。
常時バーサクしており、攻撃を受けないように逃げながらHPを0にする勝負。
NO.5と異なり回復はしないがソラ達が何度攻撃しても怯まない上、NO.7自身が攻撃で妨害してくる。攻撃を受けると吹っ飛ばされてしまう。
攻撃するといっても地上でプンスカしながら向かってくるだけなので、空中にいる相手には成す術がない。ジャンプしながら魔法攻撃しよう。

  • 大量のショックチャーム+を揃えて、空中からのマスターサンダガで一方的に焼き殺すのが主流。
  • 多少運が絡むがソニックレイヴでも強引に突破できる。タイミング次第では弾かれるが……。
  • LV1では火力が足りず10秒以内撃破はできないと思われていたが、魔法力をできるだけ高めてのファイナルフォームでジャンプとリフレガを繰り返すことで突破可能であることが判明した。

NO.8

トワイライトタウン不思議な塔に出現。
地面に埋まっており、ひっこ抜いたら攻撃を当てて打ち上げ続けるのが目的。レアトリュフを思い出す人もいるかもしれない。
チャージバーサクで叩き続けるのが基本。

  • 一定数攻撃を受けると大きく跳ね上がるが、高度限界に達していると横方向にすっ飛んでいくようになる。

ヒット数が増えてくると大きく跳ねる時に遠くに飛んでいきやすく、攻撃が届かなくなることもちらほら。
途中からマスターフォームになって追尾が強いサンダーを使う、ウィズダムフォームのショットを活用する、スティッチを召喚しオートロックマジックを装備してサンダーを連打するなどの手段が考えられるが、いずれにせよ運が絡む。
特にNO.8が吹っ飛んでいく方向に関しては運の要素が強く、金冠を目指す場合にせよ最高評価を目指す場合にせよXIIIキノコ最難関との呼び声も少なくない。


ソラの攻撃でしかカウントは計算されないが、ソラ以外の攻撃でも跳ね上がりはする。
途中からファンタジアフレアフォースを交えたエアサイドスラッシュ連発が99スコア安定択の一つ。

NO.9

ホロウバスティオン:城門前に出現。
攻撃して失速しないように回転させまくる。コンボが続けば続くほど失速しやすくなるので、絶え間なく攻撃を当てる必要がある。
こちらもチャージバーサクでタコ殴りにされる場合がほとんど。


チャージバーサク+長めのキーブレード+エアサイドスラッシュで簡単に99スコアを狙える。
比較的早い時期から各種素材や武器を稼ぐならここが安定。
チャージバーサク中にひたすらウィズダムフォームのショットを撃ちまくるのも有効。

  • LV1ならランブリングローズを装備したウィズダムフォームのファイガ4発→フィニッシュショット三連発を2セット繰り返すのも良い。ショットを撃ち込んでる間に再びファイガを繰り出して繋げる為の位置取りに気を配ろう。
  • NO.8の場合もそうだが、暴発してコンボが途切れる危険があるのでグライドは外しておくのが無難。

NO.10

ポートロイヤル:死の島・月明かりの間に出現。
4体の分身を呼び出して位置をシャッフルするので、そのうち本体の位置を当てて倒す勝負。KHFMのブラックバラードに近い。
分身の方を攻撃してしまうと大幅なタイムロスとなる。シャッフルの間は出来るだけ距離をおき、カメラの位置も動かしてじっくり観察すると良い。
うっかり隣の分身に攻撃が入らないようにリーチが短いキーブレードを使う、一部のコンボフィニッシュのアビリティを外して攻撃範囲を狭めるなど工夫をすると良い。
判断力だけでなく火力と速度も要求される面倒な相手。

  • 十分な攻撃力とヒーローズクレスト、さらにフィニッシュプラスを装備して上手く攻撃すると最高評価ラインの10秒以下のタイムを叩き出す事も可能。シャッフルさえ見切れるならリミテッドキノコ入手はかなり楽な部類。
  • こちらもLV1ではクリアできないと思われていたがNO.5と同じ方法で突破可能であることが判明した。ただしこちらはキノコの図体が小さいため、オートアサルトを当てにくく難易度はさらに高い。
  • とはいえ、圧倒的な連打量が必要となるNO.5と比べると、連打数自体はさほど多くはない。コツさえ掴めばあちらよりも容易に突破できる。

NO.11

タイムレス・リバー:水門に出現。
死の宣告にしか見えない謎の数字(カウント99)に追われているので、攻撃して数字を減らし0にしてあげるのが目的。
ウィズダムフォームでフィニッシュプラスやコンボマイナスを装備してコンボフィニッシュを連発しよう。

  • フィニッシュが速く出せるフェンリルよりは回数が増えるランブリングローズの方がスコアは伸びやすい。
    ただ動きにランダム性が強い上、カウントが減るにつれて激しく動くので、必ずしも結果に繋がるということはない。
  • カウントを0にすると彼の命は終わってしまう…と思いきやピンピンしており、むしろ喜んでくれる。いったい何の数字だったのだろうか…。

NO.12

トワイライトタウン:屋敷前に出現。
分身をそこかしこに出現させるので攻撃で消していく。要領はNO.6と大体同じだが、バラバラかつランダムに出現する上にマップ上に攻撃を阻む柱が存在するので厄介。
チャージバーサク中のウィズダムフォームでショットを連発するか、オートロックマジックを装備しマグネを当てるのがいいだろう。

NO.13

ホロウバスティオン:大渓谷に出現。
全てのキノコとのデュエルをクリアした後、専用のリアクションコマンド「みあげる」を発動すると降臨する。
その後「レディ・ゴー!」を発動すると、一族を制した証としてソラに「代々伝えられてきた宝」である勝者の証安らかなる証を授け、他のキノコと一緒に天へ昇っていく。
彼(?)のみ全キノコ中唯一、一度しか遭遇できない。また戦闘も存在しない。一度NO.13と遭遇した後の大渓谷は、KHII無印と同様、アーマーナイト数体とサーヴィランス一体が出現するのみとなる。

  • 特殊な方法を用いると何度もデュエルできる。

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