情報/都市伝説

Last-modified: 2023-01-19 (木) 22:12:02
【客観的記述を守る】主観の入りやすい項目なので、客観的な記述をお願いします。
詳細な説明は注意すべき項目を参照してください。

検証、実証されてないにもかかわらず、まことしやかに語られるメイプルストーリー内の都市伝説。
ここではその詳細のみを記述していきます。

カニンググルクエのBOSSを倒した後に出てくるスライムは倒さないほうがいい?

最後のスライムを倒さないでおくと報酬で書がもらいやすくなる、といった噂がありますが、
報酬選択の際にスライム殲滅が条件に含まれているという確証はありません。
プログラム的に考えれば、そんな複雑な条件分岐をわざわざ付け加える意味がないとは思われます。
今となっては、誰がこのような話を持ち出したのか知る術はありませんが、
このような都市伝説が「生まれた」背景として有力なのは、このグルクエのレベル制限に関係する説があげられます。
スライムを倒すことで無駄な経験値が入り、レベルが上がるおそれがあるということです。
書の出る確率が上がるかを信じる信じないはまた別の問題となります。

ドロップ率、ガシャポンでいいものが出る確率などがch毎に違う?

どのサーバー・chでも出るものは同じです※
「今日のガシャポンは何chがいいですか」という拡声器が流れる。
→数回回して、たまたまレアを出した人が「○chでレアが出た」と報告する。
→その情報を元に「レアが出やすいはずだ」と、何回も回す。
→多く回せばレアの出る回数は当然上がる。
→「やっぱり今日は○chがいい」という考えが発生する。
→ループ



※ガシャポンの設置された町により出るものは異なります。

生贄装備に呪い書を貼って消した後のほうが、次に呪い書が成功しやすくなる?

たとえば30%の書の場合を考えます。

まず成功率30%というのは約3/10の確率、つまり十回の内三回は必ず成功する・・・なんてことはありえませんね。

これから考えると生贄装備を使ったとしても生贄自体に成功してしまう場合もありますし、一回も成功できない場合もあります。

これぞ運というものです、数字で表されているからといって数学的に考えてはダメです。

簡潔にまとめると。
「確率は毎回リセットされます。」
こういうことです

擬似乱数について

この項目は上記都市伝説の都市伝説たる理由を補足する目的で作られています。
詳しい話はコンピュータ系の教科書などを参照するということにして、ここでは簡単な話にとどめます。


現在のコンピュータではサイコロを振るときのような完全にランダムの数字を作り出すことはほぼ不可能です。
そこで、製作者側があらかじめランダムな数字の羅列をコンピュータに読み込ませ、
その数字からまた新たに(一見ランダムに見える)数字を無数に作り出していきます。
これが擬似乱数です。
この擬似乱数のおかげでゲームに運の要素を付け加えることができました。
逆に言えば、最初の数字と計算方法が分かってさえいれば、次の数字を予測することができるということにもなります。
オフラインゲームのコミュニティではこの擬似乱数の性質を利用することで完全攻略を目指すといった企画が存在するところもあります。
ただし、これをオンラインゲームに応用することは不可能であるといえます。
なぜならば、そもそもどんな計算によって乱数を作り出しているのかがプレイヤー側からは分からないからです。
計算方法が分からなければ完全な予測ができないのは当然のことです。
また仮にそれが分かっていたとしても、自分ひとりがその乱数を使っているという確証もありません。
予測しているうちに乱数は他のプレイヤーによってどんどん利用され捨てられていっている可能性もあります。
これだけの規模で乱数が使われていると仮定すれば、もとの擬似乱数の精度が多少良くなくても、
ゲーム全体ではそれなりの精度を持っている「ように見える」ことになります。
それでもなおゲーム内では確率の少ないドロップが連続で出たり、書が連続で成功したりもします。
このような結果が出たとしても、これから先の結果を予測できるというのはありえない話です。
そこにはただたまたまうまく偏った乱数の影響が現れたという事実だけが存在します。