◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【笑い爺】 ◆殺◆
登場エピソード
「私は優秀ですし、後ろ盾もバッチリ、グッドビズ」
人物
- 複数のメガコーポをクライアントとして抱え、特にソウカイヤと深い繋がりを持つサイバーツジギリのエージェント。おそらくニンジャではない。
- クライアントからの新兵器のテスト依頼を受け、シルバーカラス=サン等のツジギリストに企業名を秘した新兵器を貸与。貧困市民相手に通り魔めいて人体実験を行わせ、そのデータを買い取る仕事を生業としている。
- 引きつった笑顔に顔を整形しており、その表情に刻まれた暗号めいた笑い皺は、見る者に不気味な印象を与える。
- タバコは吸わない。
「吸うわけ無いですよね私が。やめてください」
ストーリー中での活躍
- 開戦後のネオサイタマを描いた「トゥー・レイト・フォー・インガオホー」において、サイバーツジギリカンパニーの元締めとして同一の特徴を備えた人物が描かれる。
- 作中では知る者がいなかったため明言はされなかったが、アマクダリ以前からツジギリを斡旋していたことや外見特徴から、同一人物と考えても差し支えないと思われる。
- なお、ザ・ヴァーティゴ=サンは奥ゆかしく「君なりの結論を見つけよう」と回答している。
- のちに、原作者によって笑い爺本人だと明言された。
- アマクダリ・セクトの傘下に組み込まれた彼らツジギリブローカーは、セクトの指示のもと、弱小ヤクザクランやサンシタニンジャの潰し合いの斡旋というさらなる暗黒ビジネスに手を染めていた。
- これはアマクダリ支配のノイズとなる弱小武装勢力を効率的に掃討するとともに、サンシタニンジャに試作武器を与え実戦データを取り、さらにその殺戮の様子を娯楽として闇カネモチに提供するという、悪魔的アブハチトラズ・メソッドに基づいたビズであった。
- しかしアマクダリの尻尾を掴みつつあったニンジャスレイヤーとスカラムーシュによってカンパニーを襲撃され、計画は破綻。復讐に燃えるスカラムーシュの手にかかり、最後はスカラムーシュを罵りながら死亡した。無辜の市民、ヤクザ、ニンジャの命を商売の道具として使い捨て続けてきたであろう彼にとって、遅すぎたインガオホーであった。
B:『笑い爺の末路も、サツバツとしている。笑い爺とスカラムーシュにはなんの面識もない。ドラマもなにもない。乾いている。これが人生かもな』
一言コメント
- 結局、最後まで他人事みたいな作り笑いのままエージェントに徹して死んでいったな。彼もまた、アマクダリの支配下で、無用のリスクを背負わされて死んだ哀れな犠牲者にすぎないのだろうか。 -- 2014-02-20 (木) 05:14:51
- 「トゥー・レイト・フォー・インガオホー」の男が彼だったとすると、あのタイトルは彼にもかかっているのだろうか -- 2014-02-20 (木) 09:39:18
- もしスワン~からのインガオホーならばヤモト=サンにセイバイしてもらいたかった所だが…いや、因果は廻るととも言うしもしかしたら廻り回ってヤモト=サンにも何かあるかもしれない。そなえよう… -- 2014-02-20 (木) 11:45:57
- 混同されがちだがヤモト=サンと笑い爺は直接の因縁はない。 -- 2014-02-20 (木) 14:16:56
- 「「トゥー・レイト~」の引きつった笑顔に整形した男、年寄りな描写がないから、笑い「爺」とは同じ立場にいる別人のような気がするが -- 2014-02-20 (木) 21:43:43
- 笑い整形は特徴的だが、特徴的だからこそツジギリ組織幹部エージェント達の符牒となっている、 という事は実際有りえそうな話ですネー -- 2014-02-20 (木) 22:45:54
- それを言うと、スワンソングの『笑い爺』にはそういう描写あったか?カギ=サンがそう呼んだだけで、実際老人というほどじゃないのかも。可能性を言い出せば何でもありえるので、わざわざ別人と考えるには描写上の根拠がほしいのだなあ。 -- 2014-02-20 (木) 22:52:01
- ニンジャスレイヤーが非合法コーポレーションに乗り込んだのも情報収集が目的のようだし、続くエピソードで笑い爺真実が語られるのでは無いだろうか。備えよう。 -- 2014-02-20 (木) 23:49:12
- 「ホウ・オトコ」とか「モージョー・ゲリラ」とかのイリエ=サンめいた…… -- 2014-02-21 (金) 04:31:02
- 笑い爺と「トゥー・レイト~」の引きつった笑顔に整形した男が同一人物か否かについて、デビルヴァーティゴは「見た目、口調、シチュエーション等から、君なりの結論を見つけよう」と発言している。要はどっちと解釈してもいいということだろう。まあ確かなことは、同一人物とも解釈できるように以降のエピソードに笑い爺は出ない、ということか。 -- 2014-02-21 (金) 20:33:06
- 実際スワンソングでも笑顔と曖昧な話し方以外の特徴は示されていないデスねー、あくまで「笑い爺」というコードネームな -- 2014-02-21 (金) 21:41:04
- 試作品に包まれてあれ・・・・・ -- 2014-02-21 (金) 22:10:37
- ビジュアル的にはオキナ・オメーン的な感じなのだろうか -- 2014-02-22 (土) 01:35:40
- ドラマCDではジジイめいた演技だったな -- 2014-10-24 (金) 20:14:10
- ツジキリストなんかにセルスマンめいて接触する係りの連中がいるのかな。笑い顔はなんか目印みたいな -- 2014-10-25 (土) 20:06:11
- 主に海外において公の場で名無しを意味する“アノニマス”を称するときにガイ・フォークスのオメーンを被る習わしだそうで…そのオメーンというのがちょうど笑い爺みたいな引きつった口元をしているんですねぇ。ハイ。つまりこの整形には「どこの誰でもない」という符牒があるかもしれないですねぇ -- 2014-10-27 (月) 13:24:20
- オーディオドラマを聞くまでずっと笑い「翁」だと勘違いしていました……なお当コメントの投稿者は速やかにケジメされましたのでごあんしんください -- 2014-10-27 (月) 18:40:11
- なんか初めて描写を見た時は『爺さんになった堺雅人』というビジュアルが浮かんだ -- 2014-11-09 (日) 20:05:16
- https://twitter.com/NJSLYR/status/552099547799752704「 -- 2015-01-05 (月) 23:14:52
- 「トゥー・レイト~」についての作者コメントで笑い爺であることが示されましたね。 なお途中送信した担当者はすみやかにケジメしました。ごあんしんください -- 2015-01-05 (月) 23:18:56
- だが笑い爺がコードネームである可能性は未だ残る。備えよう。 -- 2015-01-05 (月) 23:33:24
- コードネームではなく単なる地の文上のアダ名だったはず。 -- 2015-01-06 (火) 02:34:14
- ↑オーディオドラマでカギ=サンが「笑い爺=サン」と呼んでいたような……本編だとどうだったかな…… -- 2015-01-06 (火) 12:01:19
- 車を出せ笑い爺=サンと発言しているので通り名なりコードネームなりではあったと思う -- 2015-01-06 (火) 15:32:31
- ↑失敬、勘違いしていたようです。コードネームじゃなくカギさんがつけたアダ名、嫌がらせの呼び名だと思ったのだなあ。ゴロがよくて確かにコードネームっぽさはる。 -- 2015-01-07 (水) 01:44:46
- 忍殺において極めて珍しい「漢字かな交じりネーム」(平仮名に限れば唯一。あの男?あれは代名詞だ)なのもなにがしか意味を持っていそうな -- 2015-01-07 (水) 07:57:38
- 死の売人もニンジャを狩る死神と、半神的存在の二流ニンジャにはかなわなかったか。 -- 2015-01-08 (木) 07:47:39
- シヨンでの笑顔整形があまりにも大胆。あれじゃ別の意味で違和感や警戒心を抱かれるだろう -- 2015-07-19 (日) 13:41:26
- シヨンでの笑顔整形顔は能面の翁と「V for Vendetta」で主人公Vが被るガイ・フォークスの仮面のミックスか? -- 2015-08-13 (木) 20:21:55
- シヨンの整形笑顔は、床屋に御忍びできたショーグンの哀れを連想させて実際腹筋に悪かったです -- 2015-10-27 (火) 15:22:41
- 丁度サリンジャーの短編集を読んでいたのでこれが元ネタかと思ったら由緒正しい源流と王道の派生を持った有名モチーフだったのな -- 2015-12-06 (日) 06:17:13
- 商売柄表情を読ませない+不気味アトモスフィアで威圧、みたいな効果を求めて自発的に整形したのか、リンチや一種のケジメで強要されたのかどっちだったんだろ -- 2016-01-03 (日) 22:44:39
- 彼の魂をかけた渾身のファッションなんだろう、たぶん ビズでも名刺いらず、合コンでも掴みはバッチリだ -- 2016-01-15 (金) 05:42:51
- 笑い顔で固定することで、個性を消しているんだろ カタギじゃないからな -- 2016-07-29 (金) 22:43:06
- つまりアレだ。『笑い爺』が複数居る可能性もあるのよね、一応。整形笑顔にしちまえば、人相なんぞどーとでもなる。 -- 2016-07-29 (金) 22:54:08
- あの笑い爺が最後の一人とは思えない。サイバーツジギリが続けられる限り、あの笑い爺の同類が、ネオサイタマのどこかに表れるかも知れない… -- 2016-12-24 (土) 21:57:04
- 案外、クローン説も有る謎商人達と関係有るのかも。 -- 2017-04-20 (木) 01:04:44
- ニンジャ相手に騙し同然のビズやってるうちに感覚がいろいろマヒしてたんだろうな。武装したニンジャに踏み込まれても我が身よりデータの心配をしたり、今まさにカイシャクされようとしているのになお卑屈な上から目線というブザマさ。ひょっとしたら、なんでスカラムーシュが襲ってくるのかも、自分がこれから殺されるという事すらも理解できなかったのかもしれない。しかし…テメーの場合、全然カワイソーとは思わん -- 2017-09-27 (水) 10:39:50
- ニンジャスレイヤーの中でも特にサイバーパンク重点なキャラだと思う -- 2021-03-20 (土) 11:22:29
- ニンジャだから邪悪って訳でも、モータルだからニンジャに虐げられる訳でもないことを教えてくれるキャラクター。作品に漂うマッポー感とインガオホーを象徴する名脇役だと思う -- 2021-03-20 (土) 11:45:33
- サツバツって概念を理解するのに最適なキャラクターだと思う。インガオホー、因縁、全ては遅すぎる。殺す側も殺される側もただ乾いていて淡々としている。震えるほどに殺伐としたサイバーパンクな。 -- 2021-03-20 (土) 23:03:36