朝潮型駆逐艦 朝潮
2023年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩の朝潮。独立した艦艇でオリジナルと同時に所有できる。諸元はまったく同じ。
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
国家 | 日本 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 15,100 | |
装甲 | 13-20mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 50,000馬力[hp] | |
最大速力 | 35.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 640m | ||
転舵所要時間 | 3.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 6.6km | 8.8km | 2.5km | |
航空発見距離 | 3.0km | 6.0km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 10.9km | 97m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
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- | 127mm/50 | 3基×2門 | HE弾 1800(7%) AP弾 2200 | 8.0秒 | 30秒 | HE Type1 AP Type0 |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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- | 610mm Type93 mod.2 dw | 2基×4門(8門) | 17233 | 101秒 | 10.0km | 62kt | 1.6km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
- | 短 | 25mm/60 | 2基×2門 | - | 11 | 95.0% | 0.1-2.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:40秒 | |
十字キー上 | |||
発煙装置 | 2回 | 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:240秒 持続時間:89秒 | |
十字キー右 | |||
エンジンブースト | 2回 | 消耗品の動作時間:120秒 消耗品の準備時間:180秒 | |
十字キー下 | |||
魚雷装填ブースターI | 1回 | 消耗品の動作時間:1秒 消耗品の準備時間:360秒 魚雷発射管の装填時間:8秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
吹雪型駆逐艦の就役後に建造されたこの朝潮型駆逐艦は、日本の艦隊型駆逐艦の完成形です。排水量に制限を受けなかったことから、造船技師達は速力、兵装、船体サイズの最適なバランスを実現することができました。レイアウトが良好であったため、本型はその後の多くの駆逐艦の基本形となりました。
解説
- 概要
Tier6の日本駆逐艦。
2019年末のイベントで桜コイン3000で入手可能になる。
PC版の朝潮とは大きく使用感や運用が異なるので注意が必要。
(CS用にかなり調整されているとみていいだろう。)
- 魚雷
PC版の特殊な魚雷とは違いCS版の朝潮はごく普通の魚雷なのでどの艦種に対しても問題なく使える。
3基×3門を斉射出来た暁および吹雪とは違い、本艦は陽炎と同じ2基×4門になる。暁のように気軽にばら撒けなくなったので丁寧に当てる必要がある。
その代わりこちらは後述する魚雷装填ブースター(1回限りではあるが...)を使用できるのでここぞという場面での16本による面制圧力は圧巻の一言に尽きるが、当たらなければ無意味になるので何処で使用する有無は良く考える必要がある。
- 主砲
日本雷駆でお馴染みの127mm連装砲を搭載しており、基本的な性能は同格の暁や陽炎と同じである。
(砲の詳細説明はKageroの項目を参照)
例に漏れず砲旋回が遅いので、強化するならアップグレードか艦長スキルで砲の旋回速度を改善しておきたい。両方を取得すれば不意の遭遇等での近距離戦で、砲の取り回しがかなり楽になる。後になって後悔しないよう、よくよく考えて強化しよう。
- 対空
無に等しい
対空兵装が小銃たったの2基しか無く、中Tier以降の日駆の中でも飛び抜けて貧弱な性能。1機でも落としたら実績を付与しても良いレベルである。なお、射程が航空発見距離を下回っているのでオフにする必要はない。
後衛の戦艦へ雷撃する為に敵陣に踏み込んで雷撃したくなるだろうが、一度艦載機に発見されてしまったが最後。煙幕に隠れようが艦載機に張り付かれると手も足も出ない。味方巡洋艦の防空圏を意識し、いつでもそこに逃げ帰れる立ち回りを意識しよう。
- 機動性/隠蔽性
機動性は良くない。
同格の陽炎に比べて速力と旋回半径は同値であるが、転舵所要時間は陽炎の後期船体より劣る。速力は35ノットと鈍足の為、足の速い砲駆を振り切るのは難しい。幸い隠蔽性は実装艦トップタイの6.8km(最良隠蔽値4.8km)の為、先手を打ち易い。この高い隠蔽性を活かしつつ、低い機動力をカバーするよう運用したいところ。 - 消耗品
魚雷装填ブースター
魚雷装填ブースターは使用時の魚雷リロードが8秒と大幅に短縮されるという代物で擬似的に16射線の魚雷を放てるという特別な消耗品。
1回しか使えないので使いどころは見極める必要はある。
一応、東郷艦長のレジェンダリースキル「満載」を使えば2回に使用できるが、それでも再使用に6分ほど時間がかかる上、同位置にあるスキル「阻止できない」(主機が壊れやすい駆逐艦にとって命綱ともいえるスキル)とトレードオフになってしまうので注意が必要。敵艦に発見されないor回避に自信があるならば使ってみてもいいだろう。
なお装填ブースターを使うとしても無理に16本分を全部まとめて放出する必要はない。一度に発射することによる密度は非常に心強いが、実際のところ警戒態勢の敵へは本数をいくら増やしてもあまり効果は変わらない事が多い。確実な命中を狙える時以外は一基ずつ大切に発射し、好機にはリロードの残り時間に関わらずブースターを切っていくという方が使い勝手は良い。
- 総評
簡単にまとめると魚雷装填ブースター独立して使えるようになったをティア6版の陽炎といったところ。
陽炎系列に乗りなれた艦長であればすぐに乗りこなせる。
史実
史実では白露型の次級、陽炎型の前級にあたる朝潮型駆逐艦は、第二次ロンドン軍縮会議において軍縮条約から脱退した日本海軍が、脱退後初めて排水量の縛りを受ける事なく建造した駆逐艦である。
白露型駆逐艦からの大きな変更点は2点あり、一つは高温高圧缶の採用による航続距離の増加(公試で5190海里/18ktを記録)、もう一つは艦内電源の交流化による重量削減である。
しかし一番艦朝潮の建造直後に第四艦隊事件が発生、結局艦体強度の強化が行われた結果排水量は2000tへと至ってしまった。
本級は10隻建造されたが、10隻とも戦没。一番艦朝潮は1943年3月3日、ダンピールの悲劇とも呼ばれるビスマルク海海戦において連合軍機の熾烈な攻撃を受け沈没した。
小ネタ
朝潮型の船体は、ほぼ特型駆逐艦と変わらない大きさではあるが、設計段階において復元性を重視しているため全体的なシルエットが低くなっている(復元性改善工事後の特型と比較すると、特型のほうが大きいが本艦のほうが排水量は多い)。しかし、船体形状を変更したことで弊害もあり、艦尾形状に問題があることが判明したのは竣工した後であった。このため船尾形状を変更(後の陽炎型と同じ形状と)し、舵の形状も変更したことで旋回性能が向上した。この時、あわせて推進器についても改良を加えており、速力も微増している。
1937年に行われた「朝潮型」のタービンの開放検査において、タービン翼の破損が発見された。この事実は重く受け止められ、1938年に臨時機関調査委員会を結成し原因究明を行うとともに、海軍の全艦艇に影響があるのではとの疑いから、調査が行われた(臨機調事件)。その結果、タービン翼の破損の原因は共振現象によるもので「朝潮型」特有のものである事、「朝潮型」以外の艦艇には発生しない事が確認された。「朝潮型」のタービンは対策が行われた製品と交換されたことにより、以後同様の事象は発生しなくなった。しかし、海軍が「朝潮型」に対して良くない感情を抱いたのは事実なようで、改良型とも言える陽炎型駆逐艦が生産されることになる。
個人的なニュースすぎる-- Bis? 2023-01-29 (日) 10:30:17