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添付第一巻 
美しく、残酷に。
江戸時代初頭寛永六年、駿河城内。
天下の法度にそむき挙行される真剣御前試合、
その第１試合に登場するは、
恐るべき因果の果てに対峙する、
２人の美しき剣鬼であった･･･！
時代小説界最後の巨人が
産み落とした禁断の小説に、
異能のコミック作家が挑む
残酷無惨時代劇、開幕す！
第二巻
血剣が舞い
無惨の詩が響く
残酷無惨時代劇 衝撃の第２巻
執念の剣鬼と天才剣士
剣の魔物に愛された二人が
斬り合うは定め
殺し合うは宿命
しかし今はまだ
ともに若い
美しく若い
老いた魔物は虎の眼
鈍く暗く怒りに光る
第三巻
仕置きに散る武士道
仕置きに咲く武士道
残酷無惨時代劇 宿命の第３巻
羽ばたこうとする天才剣士を
怒りに歪む虎の眼が捉える
雪と静寂
剣と肉と絶望
仕置きという名の宴の中で
生まれたものとは？
第四巻
そして
始まりの一閃は走り
響く
強き者が地に崩れゆく音
あれから３年
魔君を迎えたその国で
荒ぶる虎どもは知る
始まったのだ
狩りが
己たちが狩るのではない、
己たちが狩られるというのだ
虎どもは微笑む
そんなことを肉に飢えた
己のこの無敵の牙が
許すと思うか？
残酷無惨時代劇
新章開幕
第五巻
「虎ども、汝ら許すまじ！」
絶望の闇が育みし殺意は
光り無き王の罠にて待つ
甘やかな恋も
結んだ友の絆も
剣は一閃にて斬り伏せる。
残るは３虎。
虎眼、牛股、
そして源之助。
招かれた館で
虎眼流最強３戦士は
あの復讐の美剣士と再会を果たす―――。
残酷無惨時代劇 鬼虎邂逅の第５巻
第六巻
暴虎対盲竜！
四頭の虎を血海に身悶えさせた
天才剣士、伊良子清玄の秘剣が満月の下、
万感の怨念を込めて放たれる！
迎え討つは、古今に比類なき最凶の牙、
岩本虎眼！
“藤木源之助よ、見ておれ、
清玄の首は儂が喰らふ”
残酷無惨時代劇、
戦慄の時間を見届けよ！
第七巻
父の讐は倶に天を戴かず！
「父・虎眼、乱心者にあらず！」
真白き乙女の殺意が、二名の美剣士を
最も残酷な舞台に向かわしめる！
清玄は知らぬのだ 源之助の腸と
虎眼の腸が固く結びついていたことを！
魔人・忠長の庇護の下、
野心の翼を広げる盲目の天才に
虎をも凌ぐ最強最速の牙が迫る！
虎眼流正統後継者
藤木源之助推参！
第八巻
白日の下に晒される秘太刀、
双竜 血の果し合い
封建の世の生み落とせし復讐の御法
一方が果てるまで続く公開死合！
大剣士が続々と集う中
白刃を手に向かい合うは
一切の死角を持たぬ不屈の剣鬼と
死の流星より甦りし暗黒の天才！
秘剣が喰らうか？
魔剣に呑まれるか？
残酷無惨時代劇 死闘極限の第八巻！
第九巻
武士の心は闇を孕めり
相喰む双竜の流す血潮に
受胎する決戦場
名のみ聞いて見たことのない
幻の怪物が混淆に歪む悲鳴の中で
産み落とされる
決して見てはならぬ者が
逃げられぬ者の骨を砕く
人の心、誰が奪いしか？
こは武士道に非ず！
残酷無惨時代絵巻、
惨禍の第九巻！
第十巻
ただ復讐の一念のみが
惨たらしくも艶めいて
傀儡どもは その女の乳房を焼き焦がし
憤る虎は その男の双の瞳を切り裂いた
深く昏き闇の底より還りし男と女は
愛娘の眼前で老虎の貌を牛の如く割り
貝殻を守る若き竜の腕をもぎ落とした
熾烈なる抉り合いの果てに
暗黒の歴史に刻まれし運命の一瞬に向かい
お互いの傷と傷が
憎しみ求め惹かれ合う！
残酷無惨時代絵巻
悽愴の第十巻！
第十一巻
死するは断絶、生くるは恥辱
黄泉の国へ旅立つ乙女と剣士に
人倫を超えた魔王の腕が伸び来る
虎よ、我が眼を喜ばせしめるために、
屈辱に塗れて生きよ！
士ゆえに死を選びしが
士ゆえに許されず
まこと沙汰の限りなり
無明逆流れ 運命のニ編に加え
「がま剣法」編完全収録
残酷無惨時代劇、戦慄の第十一巻！
第十二巻
黒き双眸に魅入られし
者どもの狂宴
運命の地に入りし
隻腕の剣士と乙女を待ち受ける
二輪の修羅花
虎と出会う前の清玄に憑かれし人鬼
虎に仕置かれし後の清玄を導く菩薩
禁断の再会が
乙女の花心を振るわせる
汝は伊良子清玄と
密通したのか？
情欲の火花散る
残酷時代絵巻第十二巻！
十三巻
余はこの城が憎い 神君家康が愛でた駿府城が！
富士嶽麓の臥竜 駿府大納言に召喚されし
手負いの剣鬼に命じられたるは
武芸上覧の名を借りた倒錯
ただ狂え 虎よ！
白砂の庭に獣の血を撒き
天下に忠長の叛意を知らしめよ！
残酷無惨時代絵巻
魍魎跋扈の第十三巻！
十四巻
死桜集いし 驕児の庭
手負いでありながらも完全を凌駕する
武魂を燃やす剣士
完全なる血統を宿しながらも
歪んだ叛意を燻らせる魔王
最初の鮮血が溢れた時
悲鳴を上げたのは乙女か武士道か
出場剣士十一組二十二名
駿府城真剣御前試合 開幕！
残酷無残時代絵巻 運命切断の第十四巻！
