人類学者

Last-modified: 2022-07-11 (月) 20:13:51
Anthropologist_with_starting_party.png土着文化の研究を行う
解放条件なし
初期装備
初期メンバー島民のシャーマン(Lv1)
翻訳者(Lv1)
概説
遠征出発時にアイテム欄に「人類学的研究」が加わる。
 

ステータス

LvHP容量研究による名声
8954+140%
LvHP容量研究による名声
2654+20%
3704+40%
4754+60%
5804+80%
6854+100%
7904+120%
8954+140%

ダイス

Lv面数名称対象効果B
8 3/6弱いパンチ敵1ダメージ11(+16)3
 3/6人類の理解味方1回復13(+18)3
Lv面数名称対象効果B
2 2/6弱いパンチ敵1ダメージ5(+7)1
 2/6人類の理解味方1回復7(+10)1
3 3/6弱いパンチ敵1ダメージ6(+8)1
 2/6人類の理解味方1回復8(+11)1
4 3/6弱いパンチ敵1ダメージ7(+9)2
 2/6人類の理解味方1回復9(+12)2
5 3/6弱いパンチ敵1ダメージ8(+10)2
 3/6人類の理解味方1回復10(+13)2
6 3/6弱いパンチ敵1ダメージ9(+12)3
 3/6人類の理解味方1回復11(+14)3
7 3/6弱いパンチ敵1ダメージ10(+14)3
 3/6人類の理解味方1回復12(+16)3
8 3/6弱いパンチ敵1ダメージ11(+16)3
 3/6人類の理解味方1回復13(+18)3

人類学研究

カーソルを当てると表示される5つの課題を達成するごとに名声の基礎値が加算される。
課題の候補は以下の通り

  • 島民との遭遇
  • 島民を雇う*1
  • 聖域*2を発見する
  • 島民との取引
  • 島民の小屋を訪れる
  • 村で休息する*3
  • 村のクエストを完了する
  • 部族の種類を発見する*4
  • 満月の儀式を見る。

5つの課題は必ず全て達成できるものが提示されるとは限らず、島民の小屋が無いのに島民の小屋を訪れるよう指示されたりする。

 

計算式はやや複雑で、課題達成ごとに10→30→60→90→135の順で人類学研究の名声値が上昇する。
この基礎値にリーダーユニットの名声ボーナス(80%+Lv*20%)と人類学的研究の名声ボーナス(100%+評判*10%)の両方が適用される。
例1:課題1達成(基礎名声値:10)、人類学者Lv1、評判0の場合、30*100%*100%=10
例2:課題3達成(基礎名声値:90)、人類学者Lv4、評判4の場合、90*160%*140%=202
例3:課題5達成(基礎名声値:135)、人類学者Lv8、評判10の場合、135*240%*200%=648

 

このボーナス値は、課題達成時に固定ではなく、リアルタイムで適用され続ける。

解説

人類学研究の名声値は高いが、課題は比較的容易なものばかりで、意識して立ち回っていれば4~5達成は手堅い。
遠征の最初に、課題を把握しておこう。マップでは右下に、イベント中でもアイテム欄から人類学研究のアイテムを見れば課題を確認することができる。

 

若干ハードルが高いのは評判稼ぎで、評判がマイナスに突入すると名声値が激減してしまう一方、上げた時の補正が非常に大きいので、なるべく最大限に稼いでいきたい。
島民イベントで細かく稼いでもいいし、村の頼み事をクリアして一気に上げてもいい。
村宿泊コストを減らす便利な特典はあるし、レッドエルクなどの評判稼ぎマシーンを雇用してもいいし、いざとなれば高価値の装備品などをプレゼントして一気に稼ぐこともできるので、やりようはいくらでもある。
とはいえ敵対動物を狩りまくったり、去り際に神殿略奪で大きく稼ぐことも難しいので、その点は著しく不利がつく。

 

名声稼ぎの能力を持ったキャラクターではあるものの、ハッキリ言ってその能力は大分弱め。
分類学者や神農薬学者、地図作成者などはマップが広くなり敵ユニットやロケーションが増えるほど稼ぎも大きくなるが、こちらは稼ぎ能力がLvに依存しているため、島が大きくなっても人類学研究のスコアは全く伸びない。
何より、やはり最後まで島民に気を使って行儀よく探索しなければならないため、チャンスがあっても荒稼ぎをすることができないのが痛い。

 

ダイス面は青と緑の2色で、そこそこの攻撃と、そこそこの回復の2つとなっている。説明が不要なほどシンプルかつ凡庸で、やはり戦闘能力は高くない。
戦闘をすることのデメリットも他の探索者より大きいので、基本的には戦闘を回避して立ち回る必要はある。
しかし、ある程度は戦えた方が効率が良いし、遠征の内容や村での頼み事によっては怪物との戦闘を余儀なくされる場合も出てくるので、完全に戦闘を切ったパーティは非推奨。

パーティ編成

人類学者のパーティ編成について念頭に置きたいのが、ディスエンゲージ、つまり戦闘を回避し、戦闘をするかどうかの選択肢を握るための方策を用意するということである。人類学者は最も戦闘をすべきではない探索者だが、ナフアのような戦闘を避ける能力はついていないため、自前で用意するしかない。そういった手段がなくとも遠征に無理が出るわけではないが、ぐっと楽にはなるはずだ。

 

現行でもっとも有用な警戒確率減少方法はタヌキの仲間「ファミリア」を採用することである。ファミリアにはナフアと同様の警戒確率減少能力がついている上、他の能力も有用で仲間にもしやすい好物件である。これにあと1つ警戒確率減少効果を装備などでつけられればほぼ全ての戦闘を回避できる。
またクジャクの仲間「エアボーン」は逃走確率を向上させる効果を持ち、高確率で逃げられるのであれば警戒法と同様戦闘は避けられる。しかしこちらの場合奇襲されるリスクが残るので注意。
上記2つの方法両方と相性がいいのが新DLCの装備「八卦鏡」で、警戒確率減少と逃走確率上昇両方がついており、いずれともかみ合う。

 

そういったことを踏まえて相性が良いクラブはタイシアカデミーであろう。一方でラックスラボは頻出するダイナマイトが相性が悪いため、他2クラブにやや劣る。

 

あとは人間の仲間では、上述の通り敵を倒すのが得意な仲間を一人は採用しておきたい。青緑では定番の、エンジニアや不死の海賊が良いだろう。
シールドや回復の供給にはローマ商人やクラフティークレリックが良い。評判を稼ぐための原資を提供してくれるし、ダイスの色も一致する。

 

動物の仲間では、圧倒的に相性が良いのがやはりレッドエルクである。評判の維持にも、向上にも役立ち、ダイス色もかみ合っている。クリア前に適当に待機するだけで評判を1か2は余裕で稼げるので、道中で回避が難しい敵やリターンの大きい敵を狩る選択肢が増える。問題はやはり非常に出現頻度が低いことで、どうやら水場の休息地ならどこでも出るようだが、確率は低い。仲間にしたら大事にしよう。

攻略法

やはり評判を稼ぐことが重要になってくる。
島民との第一接触は必ず行い、課題によって評判+3か部族の種類のどちらかを取得。他の島民との接触も積極的に行い、村にも寄って行こう。その際に発生するイベントの選択肢については非常に複雑で多岐に渡り、対策は知ってもらう他ないが、当WIKIのイベントの箇所で取り上げているのでその都度確認いただければ幸いである。また追記編集にもご協力いただければこれ以上ない喜び。よろしくお願いいたします。
またその時に一気に評判を+5以上稼いでおくために、不要装備の持ち越しをするのも非常に効果的である。贈答品にするアイテムを怪しい商人から仕入れておけば序盤の立ち回りが非常にしやすくなる。

 

課題のクリアのために、島を動き回ることもある程度は必要になる。村に行けばクリアできる課題が非常に多いが、一方で聖域探訪や小屋探訪には一定の探索力が必要になるので、効率の良い移動や情報取得も他の探索者と同様に追求すべきである。

 

戦闘については、野生の動物の狩猟は評判低下を補える最低限にすべきだろう。もちろん近場に村があり貢ぎ物で回復できるのであれば狩猟をしても構わない。ポイントは、狩猟によって得るものとするリスクのバランスを正しく把握することである。
そういった意味では不死の海賊はリターンが大きいので、不殺プレイでもない限りは積極的に狩っていくべき存在。カットラスや火薬銃さえ出てしまえば評判-1などとるに足らないリスクである。
逆にきちんと評判を回復できる準備さえあれば、遺跡や墓を多少荒らしても問題はない。現在置かれているマップやアイテムの状況をきちんと把握することが重要である。

 

総じて人類学者は、他の探索者と比べれば注意点や必要知識が多く、やはりプレイは難しい。しかし明確に言えるのは、そういった試行錯誤をすること、知識に長じることは「楽しい」ということである。略奪や乱獲、闘争に飽きた人は、人類学者をプレイしてみてほしい。

 

相互理解と友好の果てにあるものは、きっと他にない価値を持っているはずだ。

コメント欄


*1 恐竜罠師はOK。動物シェルターはNG。モグラの村の奴隷購入はNG。
*2 神殿、石像、埋葬地、墓
*3 湯屋の休息では達成されない
*4 部族の遺物を使用する、部族について学ぶ