概要
通常のマップに配置された「ポータル」からワープしてたどり着く異形と霧の世界。
赤紫の毒々しい地形を異常な生物が徘徊し循環している液体は血のように赤い。
遠征地の環境に選ばれることはなく、ポータルから訪れる以外に行く方法はない。全体は小さな島で2つから3つのバイオームでできた小さなエリアである。
ダメージのある野営地や霧の嵐、棘の植物など危険度の高いエリアが多く敵も通常環境に比べれば強いものが登場する。
しかしポータルに入る前の世界と紫の霧の進行度や島民の評判値を共有しないので、正気度さえ許せば後のことを気にせず時間をかけて探索しても大丈夫。
ペールマスクの島民とは普通に交流できるし一応評判値も存在するのだが、村がないのであまり気にしなくてよい。(島民の小屋などは存在するので利用したい場合は先に触っておくこと。)
好き放題にモンスターを狩っても大きな問題にはならないだろう。
難破船が多く配置されるので探索ダイスチャレンジに強ければかなりの量のアイテムを回収でき、神殿が複数設置されることもあるので荒らし放題に荒らして財宝を大量に略取することもできる。
地図作成者かナファの探索者で訪れると「ポータル地図作成者の道具」という追加の地図セットが手に入り、侵食された島も地図の制作対象となる。重量無し。
うまく攻略できれば多くの宝や珍しい装備や仲間を入手できるボーナスエリアとなるが十分注意をして探索しよう。
地域
狂気の泉
うなる森
タイル
- 血の海
- 血の河
- 血の湖
- 浅い血の湖
- 侵食された平原
- 生い茂ったジャングル
- 台地
- 山
ダイナミクス
霧の嵐
正気度-10、3日経過。さらに自分のいた場所と周囲1マスの範囲に紫の霧が発生。かなり厳しい異常気象。
侵食のオーブ
侵食された島で発生する環境変化ではないが関連項目なのでここに記述。
恐らくポータルで侵食された島に行ったことがあるという条件で通常の環境に発生する。
紫の泡のようなものがぽつぽつと一定範囲に浮かんでいる。ここに入ると一定期間「侵食による追尾」という状態変化が起き、自分が通過したあとが侵食された島のタイルに置き換わり、侵食された島のモンスターが発生する異常事態が起きる。モンスターに対処できるのであれば必要以上に恐れる必要はないがインパクトは強烈だ。
特徴的なロケーション
狂気の泉
休息はできるのだが、ダメージを受け、さらに「霧の感染」をランダムで受けてしまう野営地。温泉と同じく台地に生成される。正気度の回復量は多いのだが、普通の滝もあるのでペールマスクを仲間に入れたい場合や日数がピンチな状態以外はできればそちらで休息した方がよい。
ミラーサークル
鏡のように磨かれた石が並び立つ遺跡。周辺には紫の霧が漂う。
- 鏡に近づく
人間の仲間を一人選び、鏡に触れさせると鏡に吸い込まれ、しばらくすると異常な状態で返ってくる。
侵食武器を一つ入手し、仲間のサイコロがランダムに置き換わり、霧の伝染に感染している。
ダイス変化についてはおそらく泉によるものと同じ。ただしこちらは事前に内容がわからないこと、リーダーは選択不可であることから使い勝手は劣る。
ポータル
侵食された島からの出口となる一時的目的地。元の世界に戻ることができる。
汎用ロケーション
徘徊ユニット
- 島民
- クラゲ
- 侵食されたクリッカー
- 放浪する侯爵
- 大暴れの侯爵
