概要
独断と偏見にまみれたざっくりした攻略法
遠征先選び
乾燥地帯
主に乾燥タイルと砂漠と台地、時々タール沼や川が流れていたりといった地帯。
敵も弱く、障害物も少なめなことに加え、砂漠タイルは無料で補給できる水を消費することで大幅に移動コストを緩和できるので、水を多めに持ち運んでいれば大変に歩きやすい。
しかし砂漠が広がっているエリアを水なしで抜けるのは大変に難しく、水さえ用意していれば天国だが水を切らせば地獄と化す。
マップを甘く見て慎重さを欠いたプレイヤーが不運と踊って泣きを見る、このゲームの在り方を象徴するかのようなエリア。
水以外のマップ対策としては、マップが広いので、時短装備や紫の霧対策を準備しておくと助かるだろう。
乾燥タイルが多いため、ハイキングスティックがあるとかなり動きやすくなるのと、あとは、時々、台地が連続していたり、タール沼が広い範囲に広がっていることがあるので、ロバやロープまで用意しておけば万全の備えと言える。
いずれも入手難度が低く、マップ対策は容易だが、攻略が進んで様々なアイテムを扱うようになると大量の水を持ち運ぶのが難しくなっていくので、不要な装備は船に置いていった方が良い。
また、マップ内にところどころ磁気を帯びた山があり、コンパスやジンバルが誤反応してしまう。基本的には大きな害はないが、遠征目標が宣教師救出だった場合はこれまた地獄を見る。こちらは水など事前の準備がどうこうではなく、磁気山脈から離れようとしたらまた次の磁気が…といった具合に、大まかな方角すら定められないままに動く羽目になりかねない。いわばマップ運次第で成否が大きく左右されてしまう。幸い、時間切れの場合は全滅ではなく失敗として(難易度によらず)パリに戻されるだけだが、錬金術師の小屋や物々交換で装備を名製品に変えていた場合はその分だけ足が出ることになるので要注意。
群島
小島という形で様々なバイオームがあり、総じてサイズは小さめで探索が容易。
ただし、各バイオームの出入り口がかなり限られるため、回避しづらい位置を猛獣がうろついてるパターンに遭遇しやすい。
各バイオームに点在するサラマンダーフェリーが小島の名前を教えてくれるので、移動先の目測が立てやす。船で水の補給ができるが、サラマンダーフェリーの行き先に「乾燥した小島」「砂漠の小島」などが無いようであれば、さほど警戒する必要はない。
小島が水没していたり、水没した通路の先にロケーションが配置されていたり、小島を横断する形で川が流れていたりと、なにかと水に縁の多いエリアなので、浅い水場を超える準備をしておいた方が良い。そこさえクリアすれば、各小島のサイズが小さいため、比較的歩きやすいマップと言える。
尚、それぞれの小島は小さいものの、移動不可領域を含めたマップ全体は広大。
サラマンダーフェリーを利用すれば小島間の移動は容易だが、フェリー移動中もしっかり時間は経過するし、徒歩移動でも長距離移動するのに代わりはなく、全体的に探索に時間がかかる傾向にある。
序盤は島の数が少ないのでどうとでもなるが、攻略が進んで島の数が増えてくると、手際良くマップを探索していく必要が強くなる。
ジャングルの島
最初期から出現するマップだが、おそらく最も難度が高いエリア。
マップの広さでは乾燥地帯よりやや狭い程度だが、至る所に「蚊」がうろついていたり、森や沼や川や棘の植物など、軽減策なしでは歩きにくい地形が多かったり、ワニや大蛇や虎など攻撃的な猛獣も多い。
砂漠がないため、水を積み込まずに装備品を万端に整えて挑むことはできるし、マップも大まかに円形状なので紫の霧で身動きとれなくなるまでの時間の猶予も多いが、あまり適当に動いていると、運と展開次第ではあっという間にジャングルの露と消えることになる。
洞窟
暗闇に覆われており視界が大幅に制限される。「たいまつ」などを上手く使って探索していくことになる。
いかにも強力な敵がいそうな雰囲気だが、物凄く強い敵というのは意外に少なく、戦闘での脅威はそこまで多くない。
台地や沼地や急流などの危険なタイルが存在しないのはありがたいが、マップが狭く敵を回避しづらかったり、マグマ地帯など特殊なタイルも多く、ややクセがある。
安全なタイルも多い上、暗闇を緩和する装備やアイテムも数多いため、しっかりマップに合わせた行動を取れればかなりスムーズに攻略をできる、プレイヤーの準備と経験がモノを言うエリア。
暗闇との付き合い方を押さえていれば、遠征先としては気楽に捉えて問題ない。
村落で人間キャラクターを販売しているため、特定のキャラクターが欲しい時の訪問先として有用。
先史時代の島
通過でダメージを受ける硫黄湖があるので「長靴」が欲しい。
そこさえクリアすれば、マップサイズも小さめで、大人しい動物が多く、浅い硫黄湖を渡ってショートカットできる部分も多く、なにかと歩きやすい。
障害物は森やタール沼などもありはするものの、特に軽減法の無いキノコが多くを占めるため、長靴以外はあまりこれといって対策らしい対策ができないマップでもある。とりあえず「ハイキングスティック」や「鞍」などの万能装備が有力候補と言えるだろうか。
尚、硫黄湖のほかにも通り過ぎるとHPを持っていく「ハチ」がうろついていたり、火山の噴火で火事が起きていたりと、HPを消耗するギミックが多いようだ。
また、大型の恐竜はかなり強力なので注意。
異界
ポータルから侵入できる島。
全くの別マップ扱いで、神殿や動物などをいくら荒らしてもポータルを超えればチャラになる。
また、その辺からペールマスク住民に20コインで売れるゼリーが拾えたり、鏡の向こうからランダムに装備品を拾ってこれるような、美味しいロケーションがあったりする。
マップは狭く、障害物に関しても、森と池と、所々に点在する台地程度で、探索は容易。ただし森に関してはシャレにならないくらい延々と森が広がっていることもあるので、「鉈」だけは装備していないと命取りになりかねない。
ここを探索している間にも日数は経過しているようだが、元の島に紫の霧が迫っている・・・のか?なんだか、ポータルを出てもあんまり霧が動いてないような・・・。
ただ、少なくとも宣教師救出のタイムリミットはそのまま近づいていくため、探索するのであればそれ以外の目標の時にしよう。
住民とのコミュニケーション
住民との友好度が高いと様々な有用イベントが起きます。また、神殿略奪なども伸び伸びと行えます。
装備品は遠征終了時にスコア換算されず繰り越されるので、船から一番近い取引可能ポイントで不要装備品を渡して好感度を大量に稼ぐのがオススメです。
アイテムを稼ぎたい場合は敢えて戦争状態にして島民を狩猟するという手もあります。
特にモグラ族はマグマスロワーを落とす可能性があることに加え、水晶鉱山で評判をクリスタルに変換して一気に戦争状態にできるので色々と美味しいです。
逆にペールマスクは敵対してもゴミアイテムを落とすことが多く、あまり美味しくないです。
遠征先での基本的な動き方
予算の使い道としては「医療キット」を優先。命綱になります。
探索序盤は、まず船周りの霧を晴らしながら周辺のロケーションを探索したり、台地に登ってより遠くを見渡したり、トリュフ豚で各地を掘り返したりして、船に戻って正気度回復、を繰り返しましょう。
ここから次の休息ポイントを見つけるまでが最初の山場なので、時間を贅沢に使って探索の安全度を高めていきます。
持ち込んだ食料はなるべく温存して、たいまつやトニックなどは探索が進むほど不要品になっていくので、使用機会に巡り会えたらどんどん使って消費しましょう。
上手いこと近くに休息ポイントが発見できたらそこに軸足を移して同じように周辺を探索します。
休息ポイントではなくとも、商人や狩人の小屋など、取引できる相手を見つけたら、手放しても問題ないアイテム(特にセール購入したアイテム)を、相手方の食料品やセール品と交換して資産を膨らませます。
こういった丁寧な動きには時間がかかり、視界の広さも重要になるので、「島民の斥候」「双眼鏡」「クロノメーター」「深海魚のランタン」、あとは「琥珀のゴーグル」などが有用です。
船の周辺に休息ポイントや商人が見つからなければ、手持ちアイテム頼りの手探りでの突破を試みることになります。
この先延々と休息ポイントが見つからなければそこでゲームオーバーなので、交易用に持ち込んだ食料品であっても、正気度回復に使えるなら消費してしまいましょう。
ルート選びとしては、なるべく障害物や危険な地形を避けて、低コストで長距離移動できそうなところを選んでいくのが定石です。対策装備なしで沼や森に突っ込むとあっという間に正気度を失っていきます。
うろついている原住民に遭遇したら贈り物を渡して評判+3を手に入れ、それから村に入りましょう。順番を逆にすると島民を見つけても初遭遇で贈り物を渡すイベントが発生しなくなります。
村に入ったら、新しいメンバーを雇用するか、欲しいメンバーがいなければ、依頼を受けてアイテムを手に入れましょう。
これを済ませるまでは狩猟や神殿略奪などはなるべく避けて、行儀良く振る舞っておいた方が良いです。
上手く船の先の足がかりを見つければ、あとは安全に動ける範囲を中心に周辺の調査を進めつつ、取引可能なロケーションごとにセール購入したアイテムや高値振れしている商品を売り捌き、他所で高く売れそうなアイテムやセール品を購入し、付近の取引ポイントへと持ち込んだりと、差額でわらしべ長者のように資産を膨らませましょう。
ドブネズミがいるなら窃盗チャレンジも果敢に挑戦しましょう。成功率は高いですし、失敗してもドブネズミを切り捨てれば概ね問題ありません。
島から帰ると、名声にならないアイテムはゴミのような安値で買い叩かれるので、途中経過はともかく最終的には各種道具を売り捌いて出来る限りの名声品と、後々の交易用品にできそうな装備品を集めましょう。
ある程度島の調査や取引が済んで、ゴールまでの手順も明確になった辺りで、徹底的に周辺を荒らしながらゴールに駆け寄ります。
神殿を荒らし、鉱山を荒らし、動物を狩猟し、なんならゴール手前で怒り狂った島民を返り討ちにして装備品をカツアゲしましょう。
骸骨海賊や島民などは倒すと良いドロップアイテムを落とすのでおすすめです。
そして霧が本格的に迫ってきたらゴールテープを切ってオサラバ、という流れになりますが、あまりにギリギリに粘りすぎて紫の霧に退路を塞がれないように注意。
尚、不要になったメンバーを解雇する際に、ゴネられて余計なメンバーまでいなくなったり、アイテムを持ち去られる可能性があります。
解雇対象が他メンバーと仲の良い人格者なら、遠征先で適切な形で消えてもらうテクニックがおすすめです。
やや手間はかかりますが、やり方は簡単で、十分な回復アイテムを用意してから、戦闘や地形を利用して適度に全員に傷を負わせて、解雇対象だけ治療しなければいずれ感染症にかかっていなくなります。
人望さえなければ命までは取られずに済んだのになぁ。
アイテム圧縮の手引
アイテム容量の上限を上げて、細かいアイテムをまとめて匂い袋のような高価アイテムとトレードしたり、重量なしアイテムを買い集めたり、といったアイテム圧縮は、有効だが割と早い段階で無理が出始める。
中盤以降はうまくアイテム容量を増やす装備の確保が重要。名声品や消耗品の携行に余裕が出て移動が楽になるだけでなく、付け替え用装備をもっていくことで戦闘や探索にも役立つ。
装備品については、遠征先に寄って不要な装備を船に置いていくのもいい。平地・浅い水場・浅い川・沼・タール沼は割とどこにでもあるので、ハイキングスティック・長靴・ロープ辺りはなるべく常備した方が良いだろうが、ジャングルがなさそうなら鉈くらいは置いて行っても問題ない。
基本的に、アイテム圧迫の最大要因は各種名声品になる。
伝道所や、時には船に戻って、輸送や倉庫を最大限利用していこう。アバロン協会のアイテム「大きな鳩」は場所に関わらずアイテムを輸送する能力を持つので、それも有用。
チケットが欲しいなら、アイテム容量に苦しみながら頑張って大量の名声品を持ち帰って稼ぐより、しょっぱい名声品は売り払って高価な装備品に買い換えることで圧縮し、遠征先で入手した装備品を怪しい商人に売り払う方がチケットを収拾する上では立ち回りが楽になる。
怪しい商人では装備品の価格50金ごとにおおむねチケット1枚に変換されるため、通常の消耗品(500金=50名声=チケット1枚)よりはるかに変換効率はよいのだ。
ただしスコアには反映されないため、スコアアタックをする際には注意。
パーティ構成の考え方(序盤)
スタート直後から当分の間は、金策・探索を中心に考えます。
特に、ダイスチャレンジで確実にアイテムを拾い、バッドイベントを回避できるよう、緑と青のダイスを多く集めていきましょう。
序盤の優秀メンバーを挙げていくと、とりあえず容量4以上の動物キャラクターがいた方がいいです。最低限、ポーチなどのストレージ装備を入手するまでは。
適当にその辺をうろついてるオリックスを捕まえてもいいですし、ロバなどをLv3まで育ててもいいです。
巨大な亀は移動コストを考えるとややリスキーな選択ですが、最後まで通用する仲間で、基本どの探索者でも有用です。
移動の補助においては、「アカデミーの教師」が強力な地形変更ができ非常に優秀です。この仲間のためだけにタイシのレベルだけ4にしてもかまいません。
他にも「堀穴動物」なども地形変更ができますが、アカデミーの教師には劣ります。(その分教師は戦闘能力が非常に貧弱ですが)
大きく迂回して百歩以上かかる距離が、ちょっと地形を壊せれば一瞬で通り抜けられたりすることもあり、金も時間も大幅に変わってくるので、できれば地形変更の手段を持ちましょう。
アイテムの「ダイナマイト」「スクロール」、エリア限定ですが「潮流の杖」「空気圧縮ツルハシ」でもある程度は代用できます。
あとは金策要員のローマ商人・ドブネズミ・ヘッドハンター・鋳掛師などです。無からアイテムを生み出す連中なので、資産の少ない序盤は大変に頼りになります。
交易で資産をふくらませる原資を提供してくれるので、いずれかを早めにパーティに入れた方が良いでしょう。
ダイス面も青と緑の構成なので各種ダイスチャレンジに強いです。
探索はとにかく時間との戦いなので、深海魚のランタン、クロノメーター、耳栓、グルーミングキットなど、攻略時間を引き伸ばす装備を見つけたら可能な限り手元に取り置きましょう。
探索の安全度を高める装備として、香炉や十字架、おやつ袋など、正気度を増強する装備と、鉈、ロープ、長靴など、タイルコストを減らす装備を集めていきましょう。
あとはダイスチャレンジ対策として、嵐のランタンや虫眼鏡なども1つくらいは持っておいた方が良いでしょう。
これらが出揃ってくると、探索自体は大分安定して進めることができるようになります。
序盤は宝物を手放してもいいので、これらの装備を優先的に集めていきましょう。
パーティ構成の考え方(中盤)
攻略が進んで資産が膨らんできた頃合いで、ある程度パーティの最終形態も意識してパーティを組み替えていくと良い。
マップも広くなって探索の難易度も上がってくるので、戦闘・探索・交易をなんでもかんでもやるのではなく、取捨選択でいずれかの比重を大きくしていこう。
狩猟や略奪に向いた探索者なら、マップの細かな探索や交易はある程度切り捨てて、コンパスやジンバル頼りに現地での略奪で資産を膨らませながら目的地を目指していこう。
逆に、交流やマップ探索が重要な探索者なら、ある程度は戦闘力を低めてでも、素早く効率的な探索を優先した方が良いだろう。
いずれにしても立ち回りの最中で得たアイテムを確保する所持品容量は必要なので、大抵の探索者は容量6~8程度の動物が荷物持ち(騎乗もするかも)として必要。
基本は容量が最高に大きくて自動シールドのついている巨カメが第一候補。
次点で機動力の高いロバ、全体衰弱持ちのパラサウロロフス、容量+登攀能力の{クライズテール}などが主な候補。
高Lvのポーチなどを用意できるなら、動物ではなく人間だけでパーティを組むという選択もアリかも。
戦闘面では、とりあえず回復スキルかシールドがあれば、アイテム頼りでもある程度はどうにかなる。
逆に、回復もシールドもないと、ちょっとした戦闘でもどんどん消耗していくので、かなり戦闘がつらくなる。
ものすごく攻撃力の高い攻撃ができるメンバーがいれば初手必殺でどうにかなるかもだけど、短期決戦で片付けられない強敵に絡まれることもあるので、概ね戦闘対策としてはある程度防御を優先的に補強していくと良い。
危険な要素、避けるべき要素
死人が出たり正気度を喪失しやすい要素のプレイメモ。
まだら地形。分断地形
移動に大変なコストがかかる。
ギリギリまで資産を使い切ってある程度探索した頃合いで「逆サイドに大幅に移動すべき」とか言われると死ぬ。
地形変更ができないと厳しい。
ヒル・治癒のキノコ・救急箱なし
怪我が感染症に発展すると死人が出る。
あらゆるダメージ要素を可能な限り回避すべき。
火山・火災
周辺一帯は危険地域。踏むと味方が死ぬ大きく迂回すること。
洪水・火災
味方が死ぬ。可能な限り近寄らないように。
沼地・砂漠・まだら台地・キノコ・紫の霧
移動コストが特に高く、対策の難しい危険地帯。
対策を打っていても移動コストはかなり重め。軽々と渡り歩くにはいくつか対策を重ねる必要がある。
無対策での強行突破すると普通に死にかねない。近寄る前に周辺でアイテムを買い集めたりと十分な準備を。
地形変更ができると随分ラクになる。
神殿の災害
棘・隆起・毒ガスとかの比較的イージーなものを選んで災害を切り抜けると甘く見てしまいがち。
崩落・洪水・火災など、巻き込まれると即死が起きる災害を舐めてかかると一発で味方数人が死んでゲームオーバーになりかねないので、逃走時は調整の手間を惜しまないように。
また、火山は逃走予定のエリアに回り込むように発生して火災で逃げ道を塞いだり、行く予定だったロケーションを焼き払うケースがある。
特に森の中などで火山が発生すると影響範囲が予測しづらいので注意が必要。
