概要
タイシアカデミーの扱う呪文書。
スポンサーアイテムだが、アカデミー教師が生成することもできる。
[8金]アースレイズスクロール
- 備考
- 主:タイシアカデミークラブランク3で解放。
アースレイズとアースシンクの地形昇降には規則性がある。詳しくはタイルページ参照。
通れない海を浅瀬にして通行可能にしたり、移動コストの多い湿地や沼地を平原や草原にしたりするのが一般的な使い方。
森や砂漠をレイズすることで台地になるので移動コストは軽減される。ロバなどの登坂コスト軽減があればなおよい。
また台地は火災によって延焼しないので、数少ない「火を止める効果」として機能しうる。例えば平原にある村をレイズし足元を台地にすると、その村は焼失することはなくなる。
地形変化によって移動不可地形に入った徘徊ユニットは消滅する。これを利用し、台地にいるユニットを狙い消滅させられる。
地形変更した結果ロケーションのある位置が移動不可地形になるとロケーションが消滅する。復活方法は一切ないので注意。
マップとしては、海を浅瀬にしてルートを柔軟に取ったり、長い浅瀬の島間路を歩きやすい平原にしたりと、隔絶的な地形が多くそれをケアできる群島の遠征で効果が高いかもしれない。またジャングルの地獄の沼地連続地形で極めて高いパフォーマンスを発揮する。
使用によって進むべきルートや、戻るためのルートが封鎖されるような結果になる場合、効果が不発になるようである。
ちなみに水地形に対して後述のアースシンクスクロールを使うと裂け目になるが、その人工的な裂け目にこれを使うと水地形ではなく陸(平地)が生まれる。水地形に戻したいならこれも後述のリニューアルスクロールが必要。
[8金]アースシンクスクロール
- 備考
- 主:タイシアカデミークラブランク3で解放。
詳しくはタイルページ参照。
通れない山岳を台地にして通行可能にしたり、台地を平原にして登坂コストを軽減したり高所恐怖症を避けたりするのが一般的な使い方。
移動コストの多い森や砂漠をシンクすることで浅瀬になるので移動コストは軽減される。防水ゴム長靴やサラマンダーの仲間などのコスト軽減があればなおよい。
また浅瀬は火災によって延焼しないので、数少ない「火を止める効果」として機能しうる。例えば平原にある村をシンクし足元を浅瀬にすると、その村は焼失することはなくなる。
地形変化によって移動不可地形に入った徘徊ユニットは消滅する。これを利用し、浅瀬にいるユニットを狙い消滅させられる。
地形変更した結果ロケーションのある位置が移動不可地形になるとロケーションが消滅する。復活方法は一切ないので注意。
移動コスト軽減としては海の通行化、沼地・湿地の消去ができるレイズの方が優れている。しかし適切な軽減ができれば台地の登坂より浅瀬のほうがコストは軽くなり、シナジー効果はシンクのほうがより高い。
使用によって進むべきルートや、戻るためのルートが封鎖されるような結果になる場合、効果が不発になるようである。
[8金]リニューアルスクロール
- 備考
- 主:タイシアカデミークラブランク3で解放。
「元に戻す」というのは「変化したタイルを島に来た状態へ戻す」という効果。使用済みロケーションが元に戻るわけではない。火災などで失われたロケーションも戻らない。
タイルが変更されてしまう原因は主に神殿の災厄による災害、信号弾などが原因の火災、紫の霧などである。スクロールの地形変更ももちろん対象ではあるが、それは意図を持って変更しているはずなので「戻ってしまう」のが正しいか。
というのもこのスクロールは射程5範囲3だが、実効範囲は額面以上に恐ろしく広い。まず使用すると範囲2(指定したタイルとそこから周囲2タイル)に葉っぱが煌めきながら舞うエフェクトが表示され一瞬でリニューアルされるのだが、そこから1日に1タイルずつ効果範囲が1マスずつ広がっていき、最終的に周囲10タイル前後までの地形を全て復元してしまう。移動を楽にするために工事したところが範囲に入ってしまうことも十分考えられる。
例えばアースレイズで海を浅瀬に変えたところを歩いている時にこの巻物の効果が発動すると、浅瀬が海に戻り神殿の水に飲まれた時と同じイベントが起き、最悪仲間が失われたりと思ったよりひどい状況になることがあるので注意。一方で山岳に埋め込まれても死亡したりはしない。
比較的対応的な効果だが、神殿略奪を多用するパーティでは、裂け目の大穴、浸水、山岳隆起による経路の寸断や、砂漠化、霧の発生によるコストの重大な増加を修復し移動効率を元に戻してくれるので、より積極的な利用価値が生まれる。
また、シンプルに不思議な霧を消滅させる性能も、範囲で言えば霧燃やしスクロールより広い。この効果を利用すれば、霧を消して稼いだ時間でまたリニューアルスクロールを作ってもらうことで、究極的には永遠に霧に覆われない状況を作り出すことも可能。
[8金]霧燃やしスクロール
- 備考
- 主:タイシアカデミークラブランク3で開放。
紫の霧を払い元の地形を表出させる。射程はなんと無限!
しかし使い方というと霧でふさがった目的地への道を開けたりするくらいだろうか。
霧に飲まれたロケーションは復活できない。ただし、霧に飲まれそうになっているロケーションの周囲の霧を燃やし、霧から救出することはできる。射程が無限なのも、この利用法はある程度想定されたデザインなのかもしれない。
もしくは紫の霧の神殿の災厄を祓う使い方もあるが、霧が完全に展開し終わった後で使わないとまたすぐに伸びてきてしまうため、神殿の災いによる霧から特定のロケーションを守る目的で使っても一時しのぎにしかならない。
神殿からの霧は展開し終わったらそれ以上は動かないので、その時点で飲まれていないならそもそもこのスクロールで救出する必要はなく、さりとて展開しきる前だと上記の通りすぐに元通りになるためだ。また、そもそも遠征目標と関わる重要ロケーションは霧に飲まれないように保護がかかってもいる。
根本的に序盤に一切使い道がないのでもっとも微妙なスクロールかもしれない。しかし8金にはなりバッグを圧迫しないので問題はない。
[8金]ランダムテレポートスクロール
- 備考
- 主:タイシアカデミークラブランク3で開放。
ランダムとはいえ、使用すると範囲3のターゲットが出現し、タイルを指定するとその範囲の中にランダムでテレポートする形なので、ある程度は意図した方向へテレポートできる。どんなに最悪の結果でも現時点から6タイルは離れた地点にワープができるということになる。最高で13マス。
もちろん間の障害物や地形は無視するので、敵に追い詰められた時や、障害物を迂回する正気度が足りない時、というか単純に正気度を温存したい時にも使える。正気度を30~消費するような地形を一瞬で移動できる非常に強力なアイテム。日数も経過しない。
テレポート先で石壁の中に入ったり、海上に飛び出して溺死したりはしない。明らかに戻るルートがない小島にワープすることもない。このことを利用して、ランダムテレポート範囲に多く移動不可地形を入れることで、ある程度狙ったタイルにジャンプさせるということもできる。沿岸や山岳沿いで使いやすい小技。
しかし時にこの「戻れないところには飛べない」ことが災いして、テレポートが不発になる場合がある。