【クレル】

Last-modified: 2022-02-22 (火) 00:29:41

概要

メルサンディ村外伝クエスト【英雄と魔女のフィナーレ】で明かされる【魔女グレイツェル】の正体。
CVは壹岐紹未。
100年前に生きていた(おとぎ話の中=偽りの)【メルサンディ村】の住人。
 
祖母が不思議な術を使えた為に「魔女の娘」として村人から虐げられており、村が豊かになればそのような仕打ちがなくなるのではないかと【メルサンディ穀倉帯】のさびれたほこらの石碑へお参りと掃除を行っていた。
そんな彼女へのお礼の気持ちを届けたいと願った精霊が【ザンクローネ】となる。
ザンクローネは彼女を守る為に剣を振るい、やがて村の英雄と呼ばれるようになるが、魔物の襲撃が止まないのは村に魔女がいるからだと村人が信じるようになった為村にいられないと考えたクレルはザンクローネに一緒に村を捨て別の場所で一緒に暮らして欲しいと頼む。
だがメルサンディの地の精霊であるザンクローネには不可能な事であったためこれを拒否。
その後村の住人達に捕らえられなんとか逃げ出したものの、追い詰められた末谷底へ転落。
死の淵で自分を虐げた村と自分を救ってくれなかったザンクローネへの恨みが魔女グレイツェルへと変貌させた。
 
【英雄と魔女のフィナーレ】の最終話【英雄はすべてを救う】にて、ザンクローネに穢れを浄化され元の姿に戻ると、彼の意向もあって村の一員として迎えられ、【メルン水車郷】にて水車守として働くことになった。
 
なお、元に戻るとグレイツェルのナイスバディの面影はなく普通になってしまうので、その点を残念がる人もいた模様。
 
彼女の作るパンは激辛らしく、再現されたパンを食べたザンクローネは「パンチの利いた味」と言っているが、主人公がそのパンを調べると命に関わりそうだと危険視する様子が見られる。
 
名前の由来はエクレール(エクレア)だろうか。

【破界篇】

第2話【世界を肯定する者】に登場。
村人たちへのつぐないのために最高のパンをふるまおうと努力していたが、本人はその出来に納得がいっていなかった(ちなみに激辛でないパンも作れるようになった模様)。
極上の素材である【極上麦】を使っても村人に出せる味にならないと苦悩するが、【クマリス】曰くそれは他者の評価を恐れ味を追求することに逃げているだけだという。
実際、【ラスカ】が彼女に内緒で村人たちに配っていたパンは高評価で、待ちきれなくなった村人が訪ねてくるほどであった。
 
第5話【芸術の殉教者】では、メルサンディ穀倉帯の南側にある風車に異変を感じ調査にいったところ、ヒズミの影響で風車の中に閉じ込められてしまっていた。
ラスカ宛に風車の点検にいく旨の書き置きを残しておいたため、主人公たちが駆けつけ事なきを得る。