【ブラウザ版】

Last-modified: 2022-07-02 (土) 10:32:17

概要

2020年2月25日にサービス開始。DQ10の9番目となるサービス形態。
特定ハードに限らない、HTML5対応のブラウザを搭載した機種・製品群が対象となるため、今までプレイ不可能だったMacPC及びiPad/iPhone、ドコモ以外のAndroidスマートフォン・タブレットでもプレイすることが可能となった。これによりほぼ全てのプラットフォームを網羅したことになる。非対応なのはXbox系列ぐらいであるが、ドラクエシリーズは伝統的に「最も売れているハードで出す」方針のため、日本でほとんど売れていない上に主に売れている欧米圏ではDQ10がサービス展開されていないため、Xbox系列への対応はないと思われる。
2019年11月20日に発表。2019年12月2日から12月20日まで行われた抽選でのベータテスト、翌2020年2月5日から2月25日のオープンベータテストを経てサービス開始。
2020年9月29日17時頃から、【かんたんプレイ】がサービス開始された。

特徴

システム的には【ニンテンドー3DS版】同様クラウドコンピューティング技術が使用されているため、追加パッケージの購入やインストールが不要で常に最新バージョンが適用される。
プレイするには【目覚めし冒険者の広場】の「ブラウザ版でプレイする」ボタンを押して【スクウェア・エニックス アカウント】にログインし、ゲームの起動ページにアクセスする。そこで「ゲームを開始」を押すとゲームが起動する。
かんたんプレイでは、スクウェア・エニックス アカウントにログインせずに新規プレイヤーとしての3日間の無料期間をプレイすることができる。
 
操作形態は【Windows版】にもあったバーチャルパッドの他に、スマホ向けにボタン配置を変更・固定化した横画面用バーチャルパッドを標準搭載し、Ver.5.4.1からは縦画面操作にも対応した。また、公式サイトにもある通り、対応するゲームパッドやキーボードを使用することで他機種と変わらぬ操作感を得られる。(※ただし、公式が動作確認しているのは一部のXinput規格*1対応のコントローラーのみで、DirectInput規格の製品だとボタン配置やスティックが想定通り動作しない場合*2がある。)

画質は1280×720(高解像度)、800×600(低解像度)。また、回線速度に合わせるためにゲーム内設定で画面のノイズ量を3段階で調整することもできる。
クラウド版ということで操作遅延こそ存在するものの、1秒近い操作遅延があった【ニンテンドー3DS版】と比較すればレスポンスもマシになり、他機種版を遊んでいた人にとっても回線さえ安定していれば操作上のラグはそこまで影響しない。
回線速度はクラウドよろしく非常に早いものが要求される。3DS版がまともに動いていたならば問題ないと思われるが、5Mbpsは欲しいところ。

プレイ料金

期間利用券

利用券料金
3日間利用券385円
10日間利用券715円
30日間利用券1,650円

 
同じクラウド方式の3DS版と全く同じ料金形式だが、3DS版と利用券を共有することはできず【キッズタイム】も対象外。
当初は30日間利用券だけだったが、2020年8月25日より3DS版などにもある短期間プランが追加された。ただし利用できるのはクラウド版を除く機種の製品版登録済み、もしくはブラウザ版の30日間利用券を1度でも登録したことのあるアカウントに限られ、新規プレイヤーの初回購入は30日間利用券に限られる。

時間利用券

利用券料金
1時間利用券110円
3時間利用券330円
11時間利用券1,100円

 
Ver.5.5前期から新設された料金形式。期間利用券が冒険を中断している間も利用券の残り時間が経過するのに対し、こちらは冒険中断中は残り時間が経過しない。ただし購入から180日の有効期限があり、期限を過ぎると失効する。
期間利用券と時間利用券は互いにもう一方の利用券が残った状態では購入できない。
その他、利用できる条件は期間利用券と同じ。
残りプレイ時間が15分以下になった場合、時間内に達成困難として制限が発生し、参加できないコンテンツがある。

無料期間と制限モード

ブラウザ版から新規に始めたプレイヤーは72時間(3日間)の無料期間が付与される。
このときは、まわりにチャットやとりひき・旅人バザーの利用などができない「制限モード」となる。
無料期間中に30日間の「利用券を購入する」と「制限モード」が即座に解除され、残りの無料期間も含めて製品版と同じサービスが利用できるようになる。
既に他機種でプレイしているプレイヤーの場合は3時間の無料期間が付与される。

制限モード

【3DS版無限キャラ作成金策問題】から生まれたクラウド版における制限。
制限内容は【無料体験版】に近いものがあるが、【シナリオスキップ】ができるなど違いがある。
詳細は公式サイトの「制限モード」と製品版との違いを参照。
かんたんプレイではなくスクウェア・エニックス アカウントを利用していれば、目覚めし冒険者の広場の【冒険日誌】【あしあと伝言板】などの機能はすべて使える。また、冒険者のおでかけ超便利ツールではとりひき関係の機能は利用できないが、フレンドへの畑のお世話が可能であり、【複垢】勢にとっては【ジェム】を有効活用できる。これらは制限モードのまま有効期間が期限切れでも利用できる。

キャンペーン

2021年3月26日12:00から2021年5月11日11:59まで「ブラウザ版から始める方限定! 初回30日間無料キャンペーン!」が行われていた。
3日の無料期間が30日になるが、当然「制限モード」なので利用できるサービスが限られているが、上述のように30日間利用券を購入すると解除されるので、最長で最初の60日を1650円でプレイすることも可能となっていた。

問題点

現状最も大きな壁になるのがUIの融通の効かなさである。ブラウザ版はキーボード操作における細かいキーコンフィグが不可能であり、デフォルトでの操作感に慣れるしかない。キー配置の表が掲載されているので新規でブラウザ版から始めようという方は必見。

クラウドという仕組み最大の問題点は、機械の処理性能などではなく回線環境への依存度だろう。通常版の機種と比べるとかなり大量の通信を要求される分、回線速度の影響をモロに受けやすく、混雑時は状況次第で文字や対象物が判別できないほど画面崩壊したり動きもコマ落ちで飛び飛びになってしまう。回線が空いてる時間帯なら比較的起こりにくいが、特に休日や夜など多くの人がネットを利用する時間帯は(住んでいる地域や環境にもよるが)まともにプレイできないほど劣悪な映像になる可能性が高まる。
ネット速度は自分の回線の速度、相手のクラウドサーバーの速度、その経由地、無線接続ならそれに加えて遮蔽物や電波干渉、などといったすべての環境に影響を受けるため、安定動作のハードルはそれなりに高い。
 
公式でも強く推奨しているが、クラウド版は極力固定回線やWi-Fiで行うこと。間違っても携帯キャリア回線でプレイしてはいけない。1時間程度でも数GB単位のデータ量を消費してしまうため、契約容量にもよるが長時間プレイすると割とあっという間に速度制限を食らう羽目になる。

動作環境

要求される動作環境は以下の通り。

Android

スペック最低ChipsetSnapdragon805以上
メモリ2GB以上
OSAndroid5以降
推奨ChipsetSnapdragon820以上
メモリ3GB以上
OSAndroid7以降
サポート端末スペックを満たす端末
対応WebブラウザChrome(推奨)

iOS/iPadOS

スペック最低CPU/RAMApple A8以降
OSiOS11以降
推奨CPU/RAMApple A10以降
OS最新版を推奨
サポート端末スマートフォン:
iPhone6s/SE以降(iOS13サポート対応端末)
タブレット:
iPad Air2以降(iPadOS13サポート対応端末)
iPad Mini4以降(iPadOS13サポート対応端末)
対応WebブラウザSafari

Windows

スペック最低CPUIntel Core i5以上のCPU
メモリ4GB以上
OSWindows 8.1、10
推奨CPUIntel Core i5(第6世代)以上のCPU
メモリ4GB以上
OSWindows 10
サポート端末スペックを満たす端末
対応WebブラウザChrome、Firefox、Edge

Mac

スペック最低CPU/RAM2012年末モデル以降
OSYosemite以降
推奨CPU/RAM2015年初期モデル以降
OS最新バージョンを推奨
サポート端末スペックを満たす端末
対応WebブラウザSafari


*1 Microsoftが開発した新しいAPI規格で、元々はPCとXbox 360でコントローラー機能を共有するために作られた。現在はサードパーティ製品も増えている。対して、古い規格はDirectInputという。
*2 例えば、iOS13搭載端末に旧式規格であるDirectInputのPS4コントローラーをBluetoothで接続してプレイする場合、ボタン配置はPS4版のそれと同じであるものの、Option,SHAREボタン及びタッチパッドの操作が効かなかった。iOS14にてこれらのボタンは効くようになったが、今度はスティックの上下動作が反転してしまう(2021年4月21日のメンテナンスで修正済)など、正常なプレイが難しくなる不具合が発生する危険性がある