【地甲大漢】

Last-modified: 2021-07-07 (水) 01:42:26

概要

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】に登場するオリジナル幻魔。
DQ10本編に登場した【テンオツ貴人】同様の大幻魔で「大幻魔 地甲大漢(だいげんま ちこうだいかん)」と読む。
 
その姿は3対6本の腕を持つ長身巨躯の筋肉質な大男で、肌の色は濃く、それに反して薄い色の長髪や体毛を持ち、額に3つ目の眼球を持つ三眼の鬼神のような幻魔となっている。
テンオツ貴人とは異なり、下半身は他の4幻魔と同様に曖昧な形になっており、上半身だけが顕現している。
1対の前腕は素手だが、1対の中腕は長剣を携え、1対の後腕は独鈷杵を握っている。その他、文様や金属の輪を腕などにつけている。
 
元ネタは陰陽五行説で四方の中央を指す「地」と、十干の中で木性の陽である「甲(きのえ)」に、大男を意味する「大漢」を組み合わせたものだと思われる。
 

活躍

第七十四話「日と月と」に登場。
DQ10本編や蒼天のソウラの500年前の【ウェナ諸島】での戦争を舞台としたRPG編で、元【天地雷鳴士】である【紅天のシャクラ】【魔公王イシュラース】との決闘時に召喚した。
その巨躯はイシュラースが<三日月の深淵(アビスモ・デ・クレシエンテ)>から召喚した【オルゴ・デミーラ】に匹敵し、ぶつかり合った衝撃の余波だけで【ソウラ】が吹き飛ばされるほどであった。
力比べを嫌ったのか制限時間が来たのか、イシュラースは【大魔王ゾーマ】を召喚して対抗。地甲大漢はゾーマに大剣を振るい、シャクラを助けた。
その活躍は【ルシナ村】でソウラの祖父の長老【オルカン】が語った「なかでも【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の頭目<三日月の王>とシャクラ様の最後の一騎討ちは、天を裂き地を割る大スペクタクルで…」というギャグのような伏線を見事に回収し、大幻魔の名に恥じない力を見せつけた。