概要
【グランゼドーラ城】で【アンルシア姫】に仕える魔法使いの老人。【まがんの杖】に【モノクル】を装備している。
髪型や武闘派の姫に仕える老魔術師というポジション、ヒャド系呪文と支援技を用いる戦闘スタイルはDQ4の【ブライ】を彷彿させ、ある種のオマージュと思われる。
なお、「まどうし」という日本語は「道」だったり「導」だったり「士」だったり「師」だったりと複数の表記があり(意味としてはいずれの表記でも通る)、作品やキャラに合わせてきっちり使い分けようとすると大変紛らわしい。
本作では彼やリドの肩書きとしては「魔道士」表記が使われる一方で、プレイヤーの魔法使いの称号には「魔導師」表記が使われている。
【眠れる勇者と導きの盟友】(Ver.2.0)
アンルシア姫に仕えながら、姫を勇者として覚醒させるという名目で己の欲求を満たすような人命を軽視した非人道的な実験を行うマッド・サイエンティスト的な人物として描かれる。
【ベルムド王】に魔の力を与えたり、グランゼドーラ王国の兵士をベースに【魔創兵】を創造していた。
魔創兵を退けた後【創生の渦】で主人公達と対峙。アンルシア姫に創生の魔力を注ぎこみ、高らかに笑い声をあげていたところ【魔勇者アンルシア】に意味も無く踏み潰された…と思われていた。
【砂漠の渇きを癒す者】(Ver.2.3後期)
まさかの再登場。【ゴリウスの怨霊】を使って、アラハギーロの人々を苦しめる。
リレミトゲートに似た転移魔法を使って登場・退場してくるため、踏み潰されかけたときもそれで直前に逃げたものと思われる。
「偽りのアラハギーロ王国を滅ぼし研究成果を大魔王に献上する」と宣う。
ヒョッヒョッヒョッと笑うこと、セラフィに自己紹介をしなかったことから、【セラフィ】にヒョッヒョマンというあだ名を付けられてしまった。しかも反論していない。
魔勇者が敗れたことを知っていたようだが、ゼルドラド等から聞いたのか、見ていたのかは不明。
なお前述通りキルギルはベルムドの暴走に1枚噛んでいたので、ある意味因縁の対決とも言える(本人達は気付かなかったが)。
最後にはゴリウスの恨みを肥大化させ、それに飲み込まれるように自ら霧散した。
結局こいつが大魔王に創られた人間なのか、魔王側に付いた人間だったのかは分からずじまいとなった。
今後明らかになる日は来るのだろうか。
攻略(砂漠の渇きを癒す者)
クエスト【魔物たちの挽歌】のボスとして登場。ゴリウスの怨霊と共に戦闘となる。
分類は人間ということもあって【???系】。
【ドーピングタイム】で自身やゴリウスを強化し、【ダウナータイム】でこちらの能力を下げた上で【マヒャデドス】や【ドルマドン】で攻めてくるのが基本。怒ると【バギムーチョ】を放つ事もあるが怒りを放置したとしても滅多に使う事はない。
時折ゴリウスに【HPリンク】で延命を図ったり、死ぬとザオリクを使う事も。キルギルの使うザオリクは通常、敵が使うものより回復量が高くなっているようでHPを100%回復させる。
といってもゴリウスの怨霊自体あまりHPが高くないので大した意味はない。
【キャンセルショット】は高確率で入るので呪文攻撃は概ね阻止できる。ザオリクを防げればコイツに攻撃を集中させられるので積極的に使っていきたい。
2回連続行動するが、行動のほとんどが呪文やら特技やら、硬直の長い行動ばかりなのであまり気にならない。
【零の洗礼】や【ゴールドフィンガー】で丁寧に強化を剥がしていくことが出来るなら、レベル80のパーティでは負ける要素はほとんどないだろう。
逆に解除手段がないとドーピングタイムで強化された攻撃や、HPリンクのせいで死ななくなったりと難易度が上がってしまう。
ちなみに、HPリンク中、残りHP1(=受けるダメージが0になる)の相手にかぶと割りなど「ダメージを与えつつ弱体効果を起こす行動」をした場合、ダメージは通るものの弱体効果が無効化される。
ゴリウスが低いとはいえHPが34400と遥かに高く、ひ弱そうな老人と舐めてかかると中々倒せない。
なお、攻撃が呪文主体なので装備やマジックバリア等で攻撃呪文耐性を上げると非常に楽に戦える。
また、たまにおたけびが効くが、腰を抜かしているのに表情が変わらないという少しおかしな見た目になる。
地味に毒耐性がなく、【ヴァイパーファング】からの【タナトスハント】も効果あり。
見ての通りの魔法使いタイプだが、アラハギーロのボスと言うこともあってか、まもの使いの戦術も若干意識させた戦い方をしてくるボスと言える。
ちなみに通常攻撃は行動の選択肢にないようで、味方全員に【マホカンタ】をかけるとドーピングタイムやダウナータイムが切れるまではただじっと待機するだけになる。
イベント・その他
【裏アストルティア・ナイトコンテスト】(Ver.3.2後期)
まさかまさかの裏コンテストに出場。自身も言っているが予選にすら登場していない。
リベリオからはヒョッヒョじじいと言われており、ヒョッヒョマンよりひどいあだ名が付けられた。
投票に必要なキャンディはヒョッヒョキャンディであり、ヒョッヒョが固定化したようだ。
やはりジジイ枠は人気が出なかったか、それともストーリー内での悪印象も祟ってか、最下位に終わった。
シラナミの失格を除いても票数はやっぱり最下位である…。
【聖なる夜の大事件!? 急襲 星夜祭!】(Ver.3.4後期)
そっくりさんの「魔道士キャロルギル」が登場。
今回、魔界のモンスター達を率いて【星の大樹広場】を占拠した黒幕で、改造した【キラークリスマス】に乗り込み、主人公達を襲うかと思いきや、突然現れた【魔天の勇者】に一蹴されてしまう。
魔天の勇者を倒した後はプレゼントをもらって年甲斐も無くはしゃいでいたり、イベントクリア時のムービーではキラークリスマスの手の上でコサックダンスを踊ってたり、意外な一面を見せた。