【うけながし】

Last-modified: 2026-02-28 (土) 16:43:26

当ページは特技のうけながしを解説する。
モンスターズの特性については【受け流し(特性)】を参照。

概要

敵の物理攻撃を受け流し、そのまま誰かにダメージを転嫁する【特技】
この「誰か」というのが厄介で、敵、味方、自分(受け流し失敗)からランダムで選ばれる。
敵に当たることが一番多いが、味方に当たることも少なくないため、戦術には組み込みにくい。
 
使い方によってはかなり便利な特技で、打撃主体の敵にはいいカウンターになる。
DQ8では削除されたが、DQ9では性質が多少変更された【うけながしのかまえ】が登場。
その他にも物理攻撃に対するカウンター技にはさまざまな亜種が生まれたが、どれも微妙に性質が異なっているので注意が必要。

DQ1(HD-2D版)

最初から習得している。消費MPは2。
およそ5/8の確率で成功し、3/8の確率で失敗してダメージを受ける。
つまり仕様は下記のDQ6のものと同様だが、今回は味方がいないのでそちらに流す分は全て失敗判定側にされている。
 
おそらく、過去シリーズに類を見ないほどうけながしが活躍するタイトル。
自分しかいないため狙われることが確定しているので、物理攻撃に対してダメージを与えつつ回避もできる攻防一体の特技。
一度の使用で複数回の攻撃全てに対応するため、相手によってはムチやブーメランを振り回すより敵が減るまでこれで待ち構えるのが有効。
序盤でデスエンカと言われる【リカントマムル】3匹組もこの特技を使えば高確率で切り抜けられる。
ボス戦では物理攻撃がダメージソースになる【カンダタ】【あくまのきし】との戦いで有効。他のボスも耐性装備や【マホステ】を併用することで十分活躍が見込める。
物理一辺倒の【ゴーレム】はこれを活用することで【ようせいのふえ】なしで倒すことも従来より容易になっている。
【ファントムマスク】【やみのころも】【みかわしきゃく】を併用すればミスしても回避できる可能性を作れるためより盤石。
しかし中盤以降はうけながしで対応できない呪文やブレス、補助技でフェイントを仕掛けてくる相手も多くなってくるため、うけながしだけで勝ちきれるわけではない。
敵の行動傾向やパターンを読み切って使い、場合によってはみかわしきゃくを積んで呪文で削る、といった使い分けも必要。
この特技をどれだけうまく使えるかが今作を攻略するうえで重要になるため、覚えておきたい。
 
敵では【あくまのきし】【エクソダス】が使用してくる。
エクソダスはローテーション行動であるため攻撃のタイミングに気をつければ良いが、あくまのきしは2ターン周期のランダム行動であるため、運悪く攻撃のタイミングと被って即死する事故が起こりうる。
倒しきれると踏むまではこちらから手を出さずにうけながしのみで対応し続ける、という割り切りも必要。

DQ2(HD-2D版)

【サマルトリアの王子】が最初から習得している。消費MPは2。
仕様は下記のDQ6のものと同様。
 
1と違ってパーティを組むために攻撃が分散するようになり、味方にダメージを与えるリスクまで背負う技になっているので、一転して使いづらい。
流す相手がサマルより頑丈な【ローレシアの王子】だけの時はまだいいが、より脆弱な【ムーンブルクの王女】が加わるとリスクが高まってくる。
超絶技の派生もないので、活かせる機会はほぼないだろう。

敵では【オクトネイビー】が使用する。ローテーション行動なのでパターンを覚えれば回避でき、そのターンは他の特技を使わないので受け流しのターンは補助や回復に専念できる。

DQ3(HD-2D版)

【戦士】がLv1で習得する。仕様は下記のDQ6のものと同様。
【はぐれモンスター】ではスライム(★3~)ゴートドンてんのもんばんが使用する。

DQ6

初登場。
【踊り子】★5、【バトルマスター】★3、【スライムナイト】Lv18、【どろにんぎょう】(リメイク版では登場しない)Lv20で習得。
5/8の確率で敵の誰かにダメージを受け流せる。一方で2/8の確率で味方の誰かにダメージを受け流してしまい、さらに1/8の確率で受け流せずそのままダメージを受けてしまう。
 
【ボーンファイター】のような集中攻撃をする敵なら、上手い具合にダメージを分散できる。
かの【キラーマジンガ】も、運が絡むが全員受け流しで突破できたりする。
集中攻撃には防御やスカラで対抗した方が安全だが、知っておいて損はないだろう。

DQ7(PS版)

踊り子★3、【いどまじん(職業)】★4、【キーファ】Lv9、【アイラ】が最初から習得している。
 
攻撃力が高く最前線で戦うキーファの場合、この技より【かえんぎり】や通常攻撃をした方が早く敵を倒せる。
敵では雑魚版の【チョッキンガー】が使用してくる。
 
リメイク版では戦闘画面が3D化されて演出が複雑になってしまうためか、削除された。

DQM1・DQM2

Lv.18以上で、HPが126、攻撃力・守備力・素早さそれぞれが108以上の場合習得可能となる。
【ドラゴンキッズ】【おおなめくじ】などが習得する。
一定以上まで鍛え上げたモンスター同士の対戦では【マダンテ】と物理攻撃以上の火力を出せる攻撃系特技がない上、【メタル化】【セミメタル化】といった(ほぼ)完璧な耐性強化の手法まで存在しており、火力源は1発きりのマダンテを除きほぼ物理一択だったGBシリーズの環境において、確実ではないとはいえ物理攻撃の無力化とカウンターが可能なこの特技はかなり強力。
特にGB版DQM2においては当時猛威を振るった全力【ばくれつけん】を全て敵側に返して逆に殲滅したり、【みなごろし】による味方への攻撃をこれによる連携でケアしたりといった戦法がメジャーになっていた。
【みかわしきゃく】と併用するのも失敗時のリスクを軽減できていいだろう。
 
ただし、発動タイミングの関係で【しっぷうづき】【きあいをためる】に対しては無効。
さらに、GB版DQM1以外では注意して使わないと【ふういんのいのり】で封印されてしまう。
また、打撃にしか効果がないため当然ながら【マダンテ】は素通しになる。
戦略をこれ一本に絞り乱用しているとその隙を突かれて痛い目を見ることになるだろう。
 
上述したドラゴンキッズやおおなめくじの野生個体、および【他国マスター】が連れている一部モンスターもこの特技を覚えており、事故要因のひとつとしてプレイヤーを苦しめてくる。
ストーリー攻略の段階でも【グリズリー】等脳筋タイプのモンスターの殴りを返されれば即死もあり得るため、これらの特技を持った敵を相手にする場合は注意が必要。AI任せだとどうしても事故の危険性をゼロにできないため、場合によってはやる気が下がることは承知の上で【めいれいさせろ】を使うことも考慮した方がいい。
上記の通りしっぷうづきやきあいをためるを使えば無視して攻撃できるほか、眠らせてうけながしそのものを封じたり、魔法や息で攻めたりといった戦法が有効。
DQM2では会心の一撃・全力攻撃の発生率上昇とばくれつけんの仕様変更によりさらに危険度が跳ね上がっている。会心ばくれつけんを受け流されようものなら即全滅もありうる。
中でも最もタチが悪いのが他国マスターの【ゴールデンスライム】。マダンテ以外の特技をシャットアウトしてしまい、基本物理で殴ることでしかダメージを与えられないので極めて危険。
 
GB版DQM2やPS版では【やいばのぼうぎょ】と連携することで【カウンター】が発動する。

トルネコ2

戦士の技として登場。
通常攻撃を隣の誰かに押し付けるという基本仕様は本編と同じだが、攻撃してきた本人には返せない。
 
トルネコは一人旅なので、集団戦の時にしか使えないという珍しいタイプの技。
その代わり、発動率は100%なので、召喚スイッチやモンスターハウスも(頑張れば)ノーダメージで突破可能。
他の防御系の技と違い、受け流しダメージで手早く相手を減らすことができるのは魅力的。
ただし、ダメージを与えた判定は敵側なので、何も考えずに使っていると敵のレベルがどんどん上がっていく。
最後に残った最強の一体を倒す手段を考えておかないと意味が無い。
 
また、返せるのは通常攻撃のみで特技や魔法には無効。ハラヘリも発動ごとに5と激しい。
習得条件は、敵の攻撃を回避すること。習得確率も低く、意識して覚えるのは難しい。
逆に言えば、割と強力であるにもかかわらず、いつの間にか覚えているタイプの技である。

関連項目

【うけながしのかまえ】
【天地のかまえ】
【水流のかまえ】
【背水のかまえ】(DQ11)
【つっこみ】
【やいばのぼうぎょ】
【斬撃よそく】
【ファントムレイザー】