人狼局

Last-modified: 2019-04-07 (日) 03:06:39

●所属者
ヴァルハルト・イグスタフ(半引退)
ウィリアム・スミス
エミリア・クローチェ
『鬼火』
鉄要
C.N.「テンペスタ」
ソフィア・エスター・フィッツサイモン(現在消息不明)
椿屋安寿
ミシェル・リュカ・フォウ(見習い)
リアン・マッキンタイアー
ルミエル
レフィカル・レミ

 

「普遍的な」意味を持つ一大宗教、その裏組織「聖堂教会」。
異端狩りを生業とする彼らが保有する戦力の一つ、主の代行として異端を滅する悪魔殺し「代行者」。
数多の異端・神敵の中でも吸血種を不倶戴天の敵と見定める彼らの中では比較的希少な、獣狩りに秀でた者達で構成される内部組織。
過去は多くの人狼や獣憑きと精力的に戦っていたが、生粋の人狼は既に人界に姿を見せることも稀。
現在は時折現れる獣憑きや先祖返り――あるいは、俗に『狼』と呼ばれる集団を討伐対象として活動を続けている。

 

処刑対象の数が減少し、専門に部署を設ける必要も薄くなったため、過去と比べると随分と組織を縮小して運営されている。
聖堂教会という大枠が吸血種との闘争を主としていることもあって、部署としての規模は小さい。
人狼局、という呼称もいつの間にか定着していたもので、過去にはもっと長い正式名称があったという。

 

現在の主な仮想敵である『狼』は基本的に純粋な人類種であり、浄化に弱いといった特徴もない。
洗礼詠唱や概念武装は効果的な対策とは言えず、また彼らの多くが持つ、人類の領分を超える肉体性能故に携行火器も効果が薄い。
従ってそれらと相対するには鍛え上げた肉体と武錬により、白兵戦で仕留める戦術が主となる。
代行者には肉体の鍛錬はつきものだが、特にそれが高水準で要求される環境ということ。

 

基本的に、平均的な能力しか持たない狼なら容易に処刑可能な戦闘力を保有する。
一方で長老級の固体は人域を明確に逸脱しており、それこそ対城クラスの武力がなければ対応すら難しい。
現在はその域にある代行者は少なく、また狼たちは大抵個別に散らばっていて動きが予測しづらいため戦力を投入しづらい。
そのため狼との戦いは小競り合いでは勝利できるものの、大物に出張ってこられると撤退を余儀なくされるパターンが多い。

 

宿敵となる獣憑き共が集団としての名を持たない故に便宜的に『狼』と呼ばれているため、それを専門に狩る彼らは『狩人』と渾名される。
あくまで俗称に過ぎないものなので、対外的には単に代行者とだけ名乗ることが多い。