バトル/【先制攻撃】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 23:33:04

通常でも一定確率で起こりうるが、アビリティやアクセサリで任意に出やすくできる。
アビリティ/【先制攻撃】【先制】【さきがけ】【警戒】、など)


敵が1ターン(もしくはATBゲージが溜まってなくて)全く攻撃してこなかったり、
作品によっては背をみせていたりする。
しかし、敵からバックアタックされた時ほど優位な印象は無い、一瞬で体制が戻ってしまうからだろうか。
一番最初に行動するキャラが分かっていれば動きやすい。


敵の先制攻撃を「ふいうち(不意打ち)」や「きしゅう(奇襲)」と表記する作品もある。
海外版FFではFirst StrikeやPreemptive Strikeと訳されている。


関連:
特技/【不意打ち】
アビリティ/【不意打ち】
アイテム/【ふいうち】
バトル/【奇襲攻撃】


FF1・2

FC版1や2では、全員のコマンド入力が終了した瞬間に「先制攻撃のチャンス!」と表示される。
先制攻撃できるかどうかは始まるまでわからないという、緊迫した戦闘だった。
リメイク版では戦闘開始時に表示される。

  • 俺の持ってるFC版FF1・2のFF1では先制攻撃が表示されてからコマンドだったぞ。
    FF2は最初に言ってくれないから回避とかを上げるのに都合が悪い…

モンスターの先制攻撃(不意打ち)もあった。
1ターンの間、一方的に攻撃を受けることになる。


FF1ではボスなどの逃げられない敵の場合は先制攻撃や不意打ちは発生しない。
FF2ではボスにも先制攻撃や不意打ちが発生する。

  • ちなみにこの仕様はGBA版以降のリメイクでも同様。
    FF1では今までのモンスター・追加モンスター問わず逃走できる敵パーティなのかどうか判断する基準として地味に役に立つので、覚えておいて損はない。
    FF2ではボス戦前にセーブ→先制が出るまでリセットという戦法に利用できる。

リメイク版2では、画面右端から走ってくる演出がある。

  • FC版FF2:先制か否かにかかわらず画面右からキャラクターがフレームINしてくる。
    リメイク版(WSC版以降)FF2:味方側先制時はFC版同様に画面右からキャラクターがフレームIN。そうでない通常エンカウント及び敵側先制(不意打ち)時は、キャラクターが最初から画面内の定位置にいる(いわゆる「板付き」)。

FC版FF1ではモンスターの先制攻撃でこっちが麻痺や眠りにされた場合、先制攻撃に関わらずその麻痺や眠りの回復を試みる行動を取ることがある。

FF3(FC版)

今までと同様に、先制攻撃できるかどうかは始まるまでわからない。
ボス敵には発生しなくなった。(宝箱の敵はボス格の敵でも発生する)
またモンスターの場合、バックアタックという更に凶悪なものも登場した。

  • モンスターの先制攻撃も引き続き存在。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

モンスターの先制攻撃が削除されたことにより、
通常バトル、味方の先制攻撃、バックアタックの3パターンになった。

FF3(ピクセルリマスター版)

通常バトル、味方の先制攻撃、モンスターの先制攻撃、バックアタックの4パターンに戻った。
原作を尊重するのがコンセプトならこれで良いのだ。

FF4

本作からはATBシステムが採用されたため、「バトル開始直後に味方のATBが満タン、かつ敵のATBが空の状態」となった。
パーティーによっては敵が行動する前に再行動できるなど大きな恩恵を受けることが出来、初登場したATBシステムの特徴を存分に生かした仕様だったと言える。


モンスターの先制攻撃では「ふいうちだ!」と表示される。


特定の相手との戦闘では、
「必ず先制攻撃できる」「必ず不意打ちされる」「必ずバックアタックされる」
というものがある。逆に、絶対にこれらが発生しないケースもある。

FF4TA

仕掛けられたほう(不利な側)は、一瞬だけ背後を向いている。
いかにも「急に襲われた」ことがわかる図式。
PSP版ではFF4にも採用された構図。

FF5

忍者先制攻撃のアビリティで発生率を上げられるようになった。
基本的にボス戦では発生しないが、イフリートビブロスギルガメオメガなど特定のボスでは発生する。


発生率は1/8=12.5%。
アビリティ先制攻撃で発生率が倍の3/8=37.5%となる。全機種この仕様は同じ。
先制攻撃が発生した場合、敵モンスター全員の行動待ち時間を90加算する(上限255)。

  • (120-素早さ)=行動待ち時間(重さや乱数の影響で上下)という計算式上、
    プレイヤーキャラの素早さ×2-敵の素早さが30を充分に超えていた場合、
    その敵に対しては先制攻撃発生時に2ターンぶん先に動くことができる。

内部処理的には、バックアタックの判定後0~255の乱数を取得し、32未満であれば先制攻撃になり、「せんせいこうげき」のアビリティ所有時は倍の64との比較になる。

  • GBA版で200回アビリティ「せんせいこうげき」「けいかい」なしで戦闘すると22/200回発生。
  • GBA版で200回アビリティ「せんせいこうげき」あり、「けいかい」なしで戦闘すると68/200回発生。
    • 1/16(6.25%)→3/16(18.75%)では実測値と合致しない。
  • SFC版で100回アビリティ「せんせいこうげき」あり「けいかい」なしで戦闘すると36/100回。
    スマホ版同条件でも36/100。

先制攻撃が発生する戦闘では、バックアタックも発生する可能性がある。
リターン後は内部処理的にバックアタックは絶対に発生しないが、先制攻撃は発生する場合がある。


モンスター側の不意打ちはなくなり、バックアタックだけが残った。

  • それでもこちらのコマンド入力前に一撃喰らうということは結構ある。敵も先制攻撃ができるようだ。

ジョブのバーサーカーは専用のタイマー初期値60を消化して初めて動ける。
先制攻撃時もバーサーカーがすぐ動いてくれないのは、この「待ち時間を消化して初めて動く」仕様が原因。

  • アビリティ版「バーサク」装着者はATBゲージが満タンになると動くため、先制攻撃時は他のジョブと同じく素早く攻撃してくれる。

FF5(iOS/Android版)

隠しダンジョンで出現する追加モンスター戦で、先制攻撃・バックアタックが一切発生しなくなっている


ボス戦で先制攻撃およびバックアタックが発生しなくなった。


リターン後も先制攻撃が発生しなくなっている。

  • アビリティ「先制攻撃」付きで先制攻撃が発生した雑魚戦にてAUTOでリターン50回、AUTOなしの手動リターン50回で0回先制発生。
    AUTOで戦闘に突入しても先制攻撃は発生する。

バーサーカーもATBゲージによって管理されるようになったため、先制攻撃時は他のジョブと同じく速攻してくれるようになった。

FF5(ピクセルリマスター版)

先制攻撃発生時は隊列の上から順の行動となり、これは正宗のさきがけ効果よりも優先される。


ATBゲージの初期値がランダムになったため、ピクセルリマスター版では敵に先手を取られやすい。
こちらも相変わらず発動がランダムであるとはいえ、全員のATBゲージが満タンで始まる先制攻撃の価値は向上しているため、忍者の先制攻撃アビリティもより重宝する。

  • 確実に先制する方法は、正宗のさきがけ効果のみとなった。

FF6

1/8の確率で発生し、味方のATBゲージが満タンかつ敵のATBゲージが空の状態でバトルが開始となる。
疾風のかんざしを装備中のキャラがいると発生確率は2倍となり、1/4となる。


先制攻撃は7/32(約1/4)の確率でサイドアタックに変化する。
サイドアタックは基本的にはプレイヤーにとって有利な隊形だが、回復魔法の全体掛けが阻害されるなど一部単なる先制攻撃に劣る仕様も存在する。


火力インフレ気味のFF6においては無傷で勝利したも同然の状態。
疾風のかんざしを装備してもバックアタック挟み打ちは防止できないので、そちらを防止するにはアラームピアスの装備が必要。この場合は1人にまとめて付けずに、1人が疾風のかんざし・他1人がアラームピアスと分担すればよい。


敵のスリップをストップで停止できないピクセルリマスター版では、アースプロテクタスケッチしてマイティガードをラーニングする時など先制攻撃を発生させられれば楽になる。


前作と同じく基本的にボスでは発生しないのは相変わらずだが、一部ボスでは発生が確認されている。(フンババレッドドラゴンなど)

FF7

味方のATBゲージが満タン、敵パーティの背後を取った状態でバトルが開始する。


一部のボス戦でも発生することがある。
アプスで確認。

FF7R2

フィールド上のエネミーに近づいた際、警戒ゲージが満タンになる前に□ボタンを押すことで先制攻撃に成功し、戦闘開始時のATBゲージに若干のボーナスを得る。

  • 攻撃アクションを当てる必要はなく、ただボタンを押すだけでOK。

FF8

味方のATBゲージが満タン、敵のATBゲージが空になる。
敵に対してバックアタックを仕掛けた状態と単なる先制攻撃との2種類ある。
バックアタックに成功すれば敵が後ろ向きの状態でバトルが開始される。
後ろを向いた敵に対しては物理攻撃のダメージが2倍となるので、初手では一斉に通常攻撃を仕掛けたいところ。
アビリティ「けいかい」によって成功率が上昇する。

FF9

味方のATBゲージ満タン、敵は後ろ向き(たぶんATBゲージも空っぽ)と、とっても有利な状態でバトルが開始される。
先制攻撃率アップのサポートアビリティを装備することで、3割程度の確率で先制攻撃となる。

FF10

敵味方どちらかが先制をかけることがあり、かけた側全員にターンが回っている状態となる。
従来のバックアタックは廃止され、背後からのダメージ増などはなくなった。
普段は敵味方それぞれ1/8の確率で発生するが、先制つきの武器を持ったキャラが
開始メンバーにいると味方側は1/4の確率になり、敵側は発生しなくなる(一部を除く)。
味方側が先制した場合、すばやさの高い順にターンが回る。
また、敵側に先制された場合でも、さきがけつきの武器を持ったキャラは敵より先に行動することができる。

FFUSA

バトル開始時に、味方が先制した場合は「せんせいこうげき!」、敵の場合は「きしゅうだ!!」と表示される。
発生するかどうかは敵味方それぞれのパーティの人数や素早さの平均値が関係するらしい。


敵の先制攻撃を「きしゅう」と表現するのは同じ開発スタッフのGBサガ3が由来。
ちなみにサガ1では「まちぶせ」、サガ2(リメイクでは3も)は「ふいうち」になっていた。

FFL

アーリマン死の宣告は、こちらの先制攻撃すら無視するような形で戦闘開始直後に使ってくる。

FF零式

表記は「襲撃成功」と出る。
フィールドマップでしか起きない(作戦中・ダンジョンはシームレスのためか)
エンカウント時に赤い炎の爆発みたいなエフェクトが出るので分かりやすい。
発生すると、消費MP0オーラトランスプロテスリジェネクイック・(敵全員に)キルサイトのどれか一つが掛かる。
ちなみに恩恵を受けれるのは操作キャラクターのみ。
他のパーティキャラは呼び出し直後、無敵になるためだと思われる。

WOFF

味方の先制時は「おさきにチャンス!」、敵の先制時は「いきなりピンチ!」と出る。
【警戒】を持っていれば敵の先制を防げ、【先制攻撃】を持っていると味方の先制攻撃確率が増加する。


宝箱からミミックミミックゴールド?が出現した場合、警戒を持っていない限り必ず敵の先制攻撃になる。

PFF

ターン開始時に、敵より先に攻撃すること。
スキルやアビリティにより発動順番が決まっている。
具体的には以下の順に発動順番がある。
(敵の状態変化)→うたう→戦闘開始→ほめるみやぶる居合い抜き分身ためる→(敵の先制攻撃)→算術砲撃誘雷スロット調合敵の技ファストブースト→ターン開始
敵の先制攻撃は順序がかわることもあるが、居合い抜き・分身・ためる以前は必ず敵より先に発動する。
ただしカウンター(形態変化も含める)がある場合は、先制攻撃関係なく直後にしてくる。
居合い抜き以外は、全て別個に通常攻撃がある。


なおプレミアムスキルは戦闘開始前のパズルを解く前・魔法を使う前にしか使えないため、そういう意味では最速の先制攻撃となる。


ノクティス(コスモス)ファントムソードなどのプレミアムスキルによる先制攻撃技は、居合い抜きなどの後・算術の前に攻撃する。