ここではバトルにおけるステータス異常・補助効果・特性などについての無敵を解説している。
どの作品でも大体「あらゆるダメージや不利なステータス異常を完全に防ぐ」という効果で登場している。
その強力さゆえに、味方がこれを利用できるケースは少なめ。
無敵とはいえ、敵う存在がいなくなるわけではない。
作品によっては、無敵の上に対象選択できないダミーターゲットなんてものもある。詳細は該当記事にあるが、倒せなくとも戦闘には勝利できるように工夫されている。
FF3
FF4・FF4TA
ミストドラゴンの霧モード。時間経過で元に戻る。
FF4でのドワーフ城でのリディア登場前のゴルベーザ、セシルたちが戦う際のクリスタル使用前のゼロムス、FF4TAでのカイン編のローザといった「イベントバトルで倒されてはならない状態の敵」に適用される状態。
攻撃をしても「ミス!!」と表示される。
だが、FF4では「クリスタル」および、GBA版以降の追加アイテム「おうぎのしょL○各種」なら、この無敵状態をも貫通する。
PSP版ではファブール防衛戦で戦う敵カインもこの状態になっているらしく、一切の攻撃が効かなくなってしまった。
FF5
パンテーラの分身、ストーカーの分身、バリア解除前やイベント中のネクロフォビア等、
特殊なボスに設定された状態。
- 神竜改は特に設定があるわけでもないのに何の脈絡もなく無敵と通常状態を切り替える。
- Exダンジョンのボスクラスになると乱れ撃ち対策が必要だから無敵実装は仕方ない。
敵のHPは原則6万台が限界のため、魔法剣二刀流乱れ撃ちが全弾ヒットすると
すぐ戦闘が終わってしまう。
- Exダンジョンのボスクラスになると乱れ撃ち対策が必要だから無敵実装は仕方ない。
無敵状態の敵に対して「みだれうち」を行うと凄い速さで攻撃が連発されて何となく楽しい。
この状態の敵がいる時にリターンを使ったり、この敵に対してワンダーワンドを使ったりすると、
リターンの効果がきちんと発動せず、暗転後にフリーズしたり、そのまま戦闘が続いたりする。
この現象は、クイック状態の時に発動するか、対象を選べるワンダーワンドの場合は、
味方の何れかに対象を変更することで、回避できる。
- スマホ版では修正され正しくリターンが発動する。
SFC版、GBA版共に、ネクロフォビアや神竜改など無敵状態の敵に「自爆」を使っても使用者が死なない現象があったが、スマホ版では修正された。
SFC版の無敵状態の特徴
無敵状態中に受けたあらゆる行動のエフェクトが発生する。有効な行動はもちろん、以下のような無効な行動でもエフェクトが発生する。
そして有効無効関係なく無敵状態のキャラが受けた行動の効果は一切発生しない。
- 無敵状態の敵へワンダーワンドを使うと暗転(エフェクト発生)しても戦闘が戻らない(効果がない)のはこのため。
- 自爆も効果が一切発生しないため、ダメージはもちろん、使用者の戦闘不能も発生しない。
- 一部の即死攻撃はエフェクトでモンスターのグラフィックが消えてしまうため、直後にグラフィックが戻される。
(単に効果がないためであり、アンデッドなどの復活とは無関係。)
ただし、攻撃を受けた判定はあり、無敵中でもカウンターや打撃による睡眠の解除は発生する。
また、非無敵状態の敵へ猛毒・スリップ・リジェネを付加してから無敵状態へ移行すると無敵中でもこれらのダメージ・回復を受ける。
リフレクなどの効果もディスペルなどでは解除できないが、時間経過で解除される。
- 無敵+リフレク状態ではリフレク優先。反射する魔法はきちんと反射され効果も発生する。
- 神竜改の無敵はリフレクも無効化する。
FF6
(ガーディアン等の)一部のイベントモンスターに設定された状態。
一切のダメージを与える事ができない(MPダメージも通らない)。
ただし、「受けるダメージを強引に0化」しているだけなので、
HP吸収やMP吸収でこちらに本来の分を還元させることはできる。
しかも、厳密には「ダメージを受けない」だけなので、即死の物理攻撃を使う敵の場合なら
ガウの「愛の宣告」で跳ね返せば即死させることは可能。
GBA版では、ダメージを与えて倒すのではない敵や
攻撃する必要の無いパーツが無敵状態になっているなど、面白い応用が利いている。
FF7
良性ステータス変化の一種。
一定時間身体が黄色く点滅し、全ての攻撃によるダメージやステータス変化を無効化する。
7でこの状態になる方法はエアリスのリミット技「星の守護」「大いなる福音」のみだが、
エアリス存命中に(むしろ死後も)この効果が必要なほど強力な敵が殆どいないため、
強力すぎる効果の割にあまり有難味はない。
強いて言えば、デモンズゲイト戦で活用するくらいだろうか。
- 闘技場で役に立ちます。特に最後にヤン・インが出てきたとき。
ちなみに、ケット・シーのジョーカーデスの即死効果は無敵状態を貫通する。
過去回想時のセフィロスは常時この状態。ズルい。
無敵の間は敵からのダメージを一切無効とするが
ケアルなどの魔法やアイテムによる回復も無効化されてしまう点は注意。
- 戦闘不能状態のキャラが無敵になったら、蘇生魔法も効かないのだろうか?
- 戦闘不能状態のキャラは無敵にならない。
- ちなみに悪性ステータス異常(カエルとか)で無敵になってると治療ができない。
敵側はインターナショナルのルビーウェポンが戦闘開始直後、生存メンバーが2人以上いる間この状態になっている。
また、マジックポットは、インターナショナル版ではエリクサーをあげるまではこの状態。
CCFF7
D.M.Wで数字の「111」か「777」が揃った時、または「いやしの波動」の効果。
体が黄色く光って、ダメージと悪性ステータス変化を受け付けなくなり
無敵状態が発生する際に悪性ステータスがすべて解除される。
無敵状態は時間経過やバトル終了により解除される。
また、D.M.Wのリミット技の発動モーション中は全ての攻撃が無効(GUARD)になる。
敵の使用する技にも、この効果を持つものがある。
FF8
有利なステータス変化の一種。
この状態になるとPCの全身が半透明になり、ほぼ全ての攻撃やステータス変化を一定時間の間無効化する。
英雄の薬試作型・英雄の薬・聖戦の薬試作型・聖戦の薬・インビジブルムーンのどれかを使うとなる。
また無敵状態になった時点で戦闘不能と石化を除く不利なステータス変化が全て解除される。
有利なステータス変化も全て防いでしまうので、オーラなどの補助魔法は先にかけておくべし。
上記の通り無敵状態になる前にあらかじめ有利なステータスを発生させておけば無敵と有利ステータスを併存させることができるが、デスペルで解除されるものは無敵であってもデスペルで解除される。
魔法は基本的に無効化(Miss)するが、ケアル系による回復とリフレクによる反射は可能。
一撃必殺技を持つジャボテンダーやウェポン系とのバトル中に、この状態になっていると安心して戦える。
デジョネーターを防ぐ唯一の方法だが、斬鉄剣やグリーヴァとアルティミシアの魔法廃棄は無敵状態でも回避不能。
またじばくコマンドによる強制戦闘離脱と戦闘不能化も防げない。
無敵状態であっても無効化できないダメージがいくつか存在する。以下がその例。
- あんこくを使用した時の反動ダメージ
- たべるでまずい系のモンスターを食べた時の食中毒ダメージ
- アンデッドまたはゾンビ状態の対象(パーティーアタック時も含む)にドレインやドレイン攻撃、すいとるを使用した時の反転ダメージ
- 属性付きドレイン攻撃を対象(同上)に属性吸収された時の反転ダメージ
- 帯電状態のブリッツを攻撃した時の帯電ダメージ
英雄の薬などの無敵にするアイテムは混乱でないと敵に使用することはできないし、混乱で敵に使用した場合でも必ずミスになる。
敵が無敵になってしばらく倒せないということにはならない。
本項の趣旨とずれるがFF8の敵側は実質最大HP∞が無敵の代わりになっている。
HP0になると全回復するのでどうやっても倒せない。
X-ATM092のイベントの都合だと思われるがX-ATM092(1回目)、サグト・ヒサーリ、ソルト・ヒサーリ、支援兵器L型、支援兵器R型が該当。
FF10-2
攻撃されてもダメージを受けなくなる(特殊効果は受ける)。
アイテム「英雄の薬」を使うか、合成弾で「英雄の薬」「聖戦の薬」を発動させるとなる。
ILM版では「エクセレンス」「隠し英雄の薬」を使ってもなれる。
英雄の薬はかなりの貴重品なので、ダークマターと調合して聖戦の薬を作成した方が良い。
また、発動時間が短い。
FF14
敵味方共に無敵状態に相当するバフや状態が存在する。
プレイヤー側
味方は主にレイズなどによる蘇生直後につくバフ「生還」により無敵となる。効果時間は5秒。
一部を除くダメージ、デバフを無効化するが、移動以外のなんらかの行動により解除される。
貫通するのは敵による強制全滅技、ダメージ床への進入や崖からの落下による即死効果など。
各タンクの一部アビリティは「無敵技」と俗称される。
効果はピンキリだがインビンシブルのように無敵に相応しい物もある。
敵
フィールドでは生息エリアから大きく離れた敵が戻ろうとする際無敵になる。
このときは全ての攻撃が「INVULNERABLE」という表記と共に無効化される。
ボス敵は文字通り「無敵」バフが付与される場合があり、このときはあらゆる攻撃が0扱いになる。
また、演出の都合上HPが0.1%から減らなくなり、実質的に無敵となる場合もある。
FF15
衣装「魔導インビンシブル」を装備すると無敵状態になる。詳細はリンク先を参照。
イグニス操作時に使える「神速クッキング」で付与されることのある「饌玉炊金」という状態もこれに当たる。
20秒ほど敵から全くダメージを受けなくなる。
攻撃で怯む事がなくなるので、ダメージ倍率ゲージの上昇も狙いやすい。
FFCCRoF・EoT
クエスト中赤いスペシャルアイテムを取ると発生する。
一定時間全てのダメージをレジストでき、攻撃力が2倍になる。
また相手を攻撃したときに吹っ飛ばすことができる。
この状態になると「無敵!無敵っ!無敵ぃ!」と表示される。
DFF・DDFF
攻撃アビリティの特性。
特性の内容は、相手の攻撃が一時的に当たらなくなる無敵時間が存在するというもの。
回避動作を行う攻撃アビリティや攻撃動作中にワープする攻撃アビリティに付いてるケースが多い。
- 無敵に対して攻撃を振ると、GUARDではなくDODGEと表示される。もちろん回避回数にカウントされる。
レジストではなく当たり判定が消えているという処理のようだ。
これとは別に、アシストエアリスの星の守護で発生する無敵がある。仕様としてはFF6のものに近い。
DFFAC
バトルシステムの一つ。
一定時間相手の攻撃を受け付けなくなる状態のこと。
本作において、主な無敵状態は以下の3つだろう。
- 激突時
ブレイブ攻撃により2回激突したorHP攻撃で激突した場合、激突後に一定時間無敵状態となる。
無敵状態は一定時間経過するか、技を出すまで続く。 - ダウン時
HP攻撃によりダウンした場合、起き上がり後に一定時間無敵状態となる。
無敵状態は一定時間経過するか、技を出すまで続く。 - 戦闘不能時
HPが0になり、復帰状態になっている間は無敵となる。
またこれとは別に、一部の攻撃には無敵状態が付加される。
FF零式
リザーブから出た直後の仲間は、かならず30秒ほど無敵になる。
またS.O.の内容でボーナスで無敵になることもある。
無敵時は全ての攻撃に「GUARD」と表示され、S.O.失敗による即死も防がれる。
PFF
ガーネットのプレミアムスキルでなれる。
今作の分身も仕様的には、ほぼ無敵と同意。
全てのダメージを無効にし、状態異常も掛からない。
イベントのボスなども、HP減少による形態変化時に「ダメージ天井」が掛かり無敵になることが多い。
チョコボの不思議なダンジョン2
カーバンクルの魔石での効果。赤く光って一定ターン無敵になる。
…が、実際は防御・魔法防御・回避・魔法回避がかなり上がるだけでノーダメージという事ではない。
通っても1ダメージくらいだけど。
- つまり
HPが1になる→緊急手段でカーバンクル使用→「危なかった…だが今は無敵だぜ!」→ダメージ1→キュピー!
ということもあり得るのか。 - ノーダメージにならないのは、根本的にこのゲームでは0ダメージということがないためだと思われる。
(どんなにステータスに差があっても、最低1ダメージはくらう)