「parasite」は寄生生物を意味するが、何故かFFに登場するものは宿主を持たず独立しているものが多い。
FF2
物理攻撃と同時にMPにもダメージを与えてくる珍しいモンスター。
冷気に弱い。
上位種のメガパラサイトは物理攻撃と同時に「忘れる」の追加効果があり
さらに「アスピルLv10」でMPを奪っていく。
天野喜孝の原画では巨大な目から直接尻尾が生えたような姿をしている。
しかしWSCのリメイクではFC版のドット絵辺りから発想したのか、目の部分がそのまま口に変わっている。
(ドット絵では目玉と筋の部分が穴に見えなくもない)
WSC版2は元絵と大きく異なるイメージの姿が多いが、ここまで別物になっているのは珍しい。
更に描き直されたPSP版では原画に沿った形に戻っている。
ちなみにFC版では紫だった体色はWSC版でオレンジとなり、これはPSP版でもそのまま受け継がれている。
FF6
カイエンの夢の中に出現する小型の魔法生物。
同形のアスピランスと同じく初期レビテト状態であり、「あばれる」で100万ボルトが使える。
- クラゲのような灰色の不定形の浮遊モンスター。行動はアスピランスとよく似ているが、カウンター範囲が狭まっているので、割と地味な存在に落ち着いている。
行動パターン
通常時
- 1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
2ターン:たたかう/たたかう/何もしない
3ターン:たたかう/たたかう/マインドストップ
たたかうへのカウンター
- 1ターン:100まんボルト/100まんボルト/何もしない
ファイナルアタック
- 1ターン:何もしない
ストップ効果の物理攻撃「マインドストップ」を使ってくる。
たたかうで攻撃すると100万ボルトでカウンターするが、ファイナルアタックは「何もしない」なので、一撃でとどめを刺せば反撃されない。弱点の炎属性を突いてもいい。
アスピランスから、暗闇状態・水吸収・混乱耐性がなくなり、
暗闇と毒と石化とゾンビ耐性が追加。
ラグナロックのメタモルフォースを使うと、50%の確率で毒消し・イエローチェリー・目薬・金の針のどれかに変化する。
FF6(GBA版以降)
魂の祠では第3グループの18戦目でウェアドドラゴンとセットで3体出現する。
FF7
FF7ではラストダンジョンの大空洞内部に出現。よくは見えないが、下の部位は目玉がある。
悲しいの追加効果を持つ「パラテイル」、魔法にカウンターで沈黙効果の「魔法消滅」と地味にうざったい。
更に、通常版では2体で現れた時のみ逃走不可(バックアタック時除く)という謎の仕様により、
低レベルクリアの鬼門としても有名。
- とはいえ、現在ではほぼ確実にパラサイト戦を回避出来る手法が確立されている。
アウトフィールド(飛空艇のすぐ傍)で1度エンカウント(ガーゴイルX2)してから大空洞に行くのがポイント。
分岐点まで辿り着けばパラサイトは出現しないので安心して良い。 - デザインは若干アレンジされてはいるがFF2のパラサイトそのもの。
パラテイルはかなしい状態になっていないキャラを狙う。
つまりパーティ内にリボン装備が一人といった状態などだと、一人が集中攻撃されることになる。
また、あやつるでマジカルブレスとレベル5デスが使えるのでラーニングにどうぞ。
Windowsダウンロード版(インター版も?)では普通に逃走可能。
起動直後のエンカウントの順序が固定という仕様は変わっていないので調査すればいつ会うかは確定できる。
- インター版では修正されている旨が解体真書にて記載されている。
宿主は特にいないし、吸収攻撃をするわけでもなく、パラサイト要素が皆無。
星の体内へ続く大空洞に生息しているので、強いて言えば星に寄生していると言えなくもない?
- すると、コイツの正体は星の体内に潜むジェノバの片鱗から生れ出たモンスターである可能性もある。
アレクサンダーで一掃するとカンストして気持ちいいが、倒すだけならオーディンの方が燃費がいい。
攻撃力が結構高く、うざったい以前に中々痛いモンスター。
FFL
黄昏の章巨大空洞や終章・前編のフィールド全域に出現する。
基本的に他の雑魚モンスターに紛れて出てくる。
大した攻撃はしないが、他のモンスターのHPが減っているとそいつと融合してHPを9999、MPを999回復させて自身は消滅する。
モンスターにとっては中々健康的なパラサイトである。