FF1
名前のとおり、ゾンビ化したミノタウロス。
脳筋ぶりは生前のままだが、逃げられないのが地味に鬱陶しい。トロルと組んで出現することもある。
- ギリシャ語の文法的には、微妙に省略された「ミノタウロゾンビ」という名前はありえなくはない。
序盤プラボカの北東4マスで出現するが、ファイラを2発かませるMPがあればほぼ抹殺できる。プラボカから南東に進み、そのあと北上する必要がある。
それで4体出れば4200ギルが得られ、ミスリルソードが1発で購入できるオススメな敵である。
- 経験値も1体につき1050(つまりギルと同値)。当然ながらこの時点では破格の一言。FF1は序盤の難易度が厳しめのゲームだが、ここで上げまくったらしばらくは楽勝ペースになる。
- 本来ならばもっと先の地域に登場するはずの難敵。プラボカ時点での装備とレベルでは確実に苦戦する。
こいつ相手に稼ぐつもりでも、まずはエルフの町で戦力を整えて来よう。 - もともとの出現エリアは試練の城2F、鷹の翼周辺のみなので、意外と出現範囲は狭い部類に入る。この区間はかなり歩くので1度もエンカウントしないことはそうそうないが…。
プラボカ北東の岬先端が鷹の翼周辺エリアのエンカウント範囲にはみ出しているため、コイツと遭遇できる、という仕組みになっている。
FF2でアルテア南端でミシディアの塔周辺の敵が出てくるのと同じ理屈。
ゾンビなのでディア系が通る。白と黒or赤の居るパーティならファイラとアディアでどうぞ。
黒・赤・白の魔術師のうち、最低1人でもいれば序盤で瞬殺できる。(1発分では厳しいが)
ウインターウルフも吹雪が怖いがファイラがあれば瞬殺できる。
- 町からはやや遠いので、稼ぐのであれば寝袋などでこまめにセーブを。
ミノタウロゾンビが含まれるPTは全て逃走不可能。
これだけ書くと嫌らしい特徴のように感じられるが、本作の仕様上逃走不能の場合、敵味方問わず一切先制攻撃が発生しない。序盤で稼ぐ点を考えたら事故率を下げるメリットのほうが大きいだろう。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降はグレートアクスを稀に落とす。序盤に入手できたらアストス戦での火力不足を解消できるであろう。
ミスリルソードはエルフの町で買えなくなったが、運よく入手できればこれが補填になるかもしれない。
- GBA版以降でもミスリルソードはクレセントレイクの町でなら普通に購入可能なため、アストス戦前までに入手できなかった場合グレートアクスはGBA版以前と同様に出番がなくなる。
- どうしてもグレートアクスを活躍させたいというプレイヤーの場合は多少無理をしてでもアストス戦前に入手しておきたいところ。
戦士やシーフ入りのパーティーの場合あまりここで経験値を上げてしまうとクラスチェンジ後のMPに響くので程々にしておきたいところ。
FF1(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスターでは修正され序盤プラボカ北東で出現しなくなっている。
FFUSA
化石の迷宮で出現する。
「にらみ」で混乱、「めつぶし」で暗闇化、「くさいいき」で麻痺させてくるなど、意外に多芸。
HPもやや高めで、ロックの風魔手裏剣一発では倒せない。
状態異常も怖いためてっとり早く倒すならロックのレイズで消し去ってしまうのもありかもしれない。