モンスター/【ゾンビ】

Last-modified: 2023-08-03 (木) 13:13:49

いわずと知れた、「よみがえった死体」のモンスター。
この序列では最も弱い部類。
シリーズ作品ごとに様々なゾンビが登場する。
また、いくつかの作品ではプレイヤーもゾンビと化すこともある。


大元はハイチの伝承にいう、蘇らされて苦役に従事させられる死者。
ゾンビ自体がメジャーな怪物として脚光を浴びたのは映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』からといえるだろう。

  • ハイチや西アフリカで信仰されていたブードゥー教において秘術により、主に農園などで使役される。
    当然人を襲ったり、人に咬みついて感染させたりしない。
  • 前述の映画により、ゾンビの基本設定である「噛んだ相手もゾンビになる」という吸血鬼要素が確立された。
    近年では「死後硬直や腐敗によってスムーズに動けない」とする概念から外れて、アグレッシブに動き回るモノまで居る。
  • 「死体が動く」というインパクトから多くの物語で好まれ、呪術だったり悪霊だったりウイルス性だったり科学技術だったり、設定によって様々なタイプが作られてきた。

作品によって「ゾンビ」だったり「ゾンビー」だったり。切るのと伸ばすのと両方あるという不思議。
英語のzombieは最後に伸ばす発音記号がないので、「ゾンビー」の呼び名はFF特有か。


アンデッドモンスターとしてゴーストやスケルトンと並ぶ超メジャーなモンスターだが、FFではどちらかというと状態異常としてのゾンビの方が印象的かもしれない。


FF1

カオス神殿などで登場する。
特に恐ろしい攻撃はしてこないので、さっさと片付けたい。

FF1(GBA版以降)

なぜかを落とすようになったが、杖の攻撃力自体が低いうえに売っても激安なので武器としても換金アイテムとしても全く役に立たず、意味は全くない。

FF2

雪原の洞窟セミテの滝の洞窟などに出現。
危険な攻撃は持っていない弱い敵。


にんにくが有効。
ソルジャーから手に入れた余分なにんにくは、店に売っても安いので、せっかくだからコイツを退治するのに使ってしまおう。
というか、おそらくここでしか使い道がないと思う。

  • 入手が微妙に面倒なアイテムなので、コレクターの場合は使わずにとっておいたほうが良い(無論持ち物制限のあるバージョンは除く)。

魔法をわざわざ使うまでもなく普通に殴って攻撃すれば倒せるが、炎属性が弱点なのであえてファイアを使って倒せば熟練度を上げることにも利用できる。


天野氏のイラストを最も忠実に再現しているのがこの2のゾンビである。
モバイル版では何故か前に出している足が反対になっているが。

FF3

サスーン城などに出現。


FF3のゾンビ系は「腐敗度」がかなり激しい…。下半身がないんだもの…。
FF3アンデッドらしく強さは大したことない(初見時は少々厄介だが)ものの、FF5の正体不明(不定形)級の腐りっぷり。
スケルトン系はそこそこ愛嬌がある容姿なのに…。

  • 下半身がないんじゃない。
    あれは地中から飛び出している。つまり、下半身は土の中。
    サスーン城はサラ姫の居城でもある。こんなのが城内にいて大丈夫なのか?
    リメイクDS版でもこの「腐敗度」はしっかり維持されている。
    アルクゥ、がんばれ!
  • 少なくともサラ姫の心配は無用だろう。
    このゾンビより数段強いアンデッドどもがひしめく封印の洞窟の最深部から1人で脱出できるくらいだから。
    • 「大丈夫なのか?」というのは危険度ではなく、衛生面だと思う。
      そこら中に腐肉が撒き散らされるわけだし。
    • 絶対塔の扉や窓から死臭や腐敗臭、蛆や蠅等が漏れ出してるだろ…

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

通常攻撃にの追加効果が付き、ポイゾナ毒消しの使用を迫られる面倒な敵に。

FF4

「ゾンビー」という名前で登場。
地下水脈試練の山(3合目~頂上)に登場するが、ここに到達する段階なら強くない。
闇属性に強耐性を持つため、暗黒騎士セシル暗黒剣では1ダメージしか与えられない点に注意すれば問題は無いだろう。
無論、炎・聖属性が弱点。


セシルの他は幼リディアテラというメンバーなので、勢い魔法を消費せざるを得ないのが面倒ではある。
4ないし6体で出現するのも厄介。特に6体の場合全体ファイア一発では火力が足りない。


一応ポーションを盗めるが、アイテムドロップしない。


セシルも暗黒剣を外して素手で殴ればそこそこのダメージは与えられる。

  • ……あんな腐ってそうなの殴って大丈夫なのかって?
    まぁ籠手着けてるから、ホントに素手じゃないから平気だよ……たぶん。

FF4(GBA版)

なにげに隠しダンジョンの「地下水脈の記憶フロア(1・3エリア目)」にも登場している。
この時点では最早空気以外の何ものでもないが。

FF4(DS版)

素早さが10と、見た目に反して素早くなった。
従来の耐性に加えて、氷・雷属性を半減するようになった。
また、麻痺や小人、豚などが効くようにもなっている。
今回もアイテムドロップしない。

  • 氷・雷耐性…明らかなリディア対策である。

FF4TA

FF9

イーファの樹で登場。
過去の作品のゾンビと比べると比較的強くなっている。
主に2~3体で現われるが、行動パターンがある程度決まっていて、「なぐる」→「なぐるor死のルーレット」→「とける」の順で行動する。
「とける」を使用すると残りHPのダメージを与えて倒れてしまう。
このため、倒す場合は「とける」を使用する前に手早く攻撃する必要がある。
食べると死のルーレットを修得できる。


溶けて勝手に死ぬ。死のルーレットで自爆しても死ぬ。
どちらの場合でも経験値が加算される上に、イーファの樹での強制バトルの相手として登場するため、低レベル攻略における山場の一つとなっている。


骨格からして、人間の死体ではないだろう。

FF11

今回はスケルトン族のモンスターとして登場。

FF12

モンスターの種族の1つ。
普段は姿が見えず、出現地点に近づくと地面から湧き出るように現れる。
アンデッドだが最大HPが少ないキャラを狙わずヘイトの高いキャラを狙う。
レベルが高くなると厄介な攻撃を仕掛けてくるのが多くなる。


ゾンビ系モンスターの一覧

通常
ゾンビ/ゾンビメイジ/ゾンビファイター/グール/ガスト/ゾンビナイト/
ライフフォビトン/コープス/バンシー/ウォーロック
レア
ゾンビロード ドゥラウナ ヴェレル ディズマ

同名のモンスターは、主にバルハイム地下道に出現。
12では、同じゾンビでも出現場所によってその性別が異なり、使用する攻撃や手に入るアイテムにも多少の違いがある。
男性の場合はブラインを使用してくるが、女性の場合はプロテスを使用する他、吸血をしてくることもある、といった具合である。

  • とはいうものの、今作の雑魚はサクッと処理されるかゴチャッと乱戦になるかのどちらかなので、男女別の特性を意識して戦闘することなどほぼないだろう。
    高い呻き声が聞こえてきて初めて「あ、女ゾンビがいる」と気づくのが常か。

土中に埋葬された屍を、魔法により奴隷として蘇らせた操り人形。
肉体は腐敗が進んでおり、その腐臭は極めて強烈。
太陽の下では肉体の腐敗が進みやすいため、彼らは夜に活動するよう洗脳が施されている。
その影響のためか、ロウソクなどの人工的な明かりでさえも毛嫌いする傾向が伺える。

FF12RW

タイプ:近接
攻撃:-
レジスト:-
弱点:聖
ランク:I
説明:死してなおさまよう肉体 群れて命あるものを襲う
基本技「食らう」を使う。

FF14

モンスターとしてゾンビらしきものは大量にいるが、大半は元の人間名で登場する。
腐った死体っぽいモノもいれば、顔が土色になっただけの人間という場合もある。

  • 死者の宮殿に行けば、それこそゾンビが登場する。
  • 死体ならタムタラハードに行けば多彩なゾンビモンスターが見れる。バッドミートなんかスライムだ。

NPCとして「ゾンビー」たちが居り、彼らはゾンビなのに理性もあるようで普通に会話をしてくれる。
FF14のギャグパートである事件屋シリーズでよく登場する。
しかしアンデッドなので顔色は灰色だし、物忘れは進んでいるし暑さに弱いし腐臭はするらしい。
ゾンビー仲間を増やそうとダンジョンに潜っていたりするが、光の戦士が浄化してしまっていたりするので苦言を申していた。
設定としては亡国シラディハゾンビパウダーで自国の兵を不滅なる存在にしたもの。
そのため彼らの大半は古めかしい鎧を着ている。

  • 暑さに弱いのにゾンビーの大半は砂漠にいる…。
    シラディハが砂漠の国だったということもあるが、不滅だから腐っても再生しているのだろうか。

FFTA

の効果のある瘴気を放ってくるほか、HPが減るとドレインの効果があるドレインタッチを使ってくる。
またこの作品ではまさしくアンデッドなので倒しても3ターンで復活する。
不死昇天を使えば一発で消えるがJPがもらえないので注意。

FFTA2

前作同様に倒しても数ターンで復活してくるので、素早く又は、いっぺんに倒さないといけない。
今作のアンデッド系の敵はHPを0にすると、お墓になる(他モンスターと違い倒しても消えない)。
すべての敵をお墓か戦闘不能にすれば勝利となる。

聖剣伝説

他作品とはちがい、属性なし武器ではなんとダメージが通らない。
こいつに限らずアンデッド系の特徴でもある。(ゾンビと言うより幽体に近い性質)
そのため物理攻撃ではミスリルブレードが手に入れるまではファイアでしかダメージが通らない。


外見はGBサガのゾンビに近い。

FFUSA

廃坑に登場する。全身に白い包帯を巻いており、ゾンビというよりはミイラに近い。
「ねんえき」や「くさったねんえき」、麻痺効果の「くさいいき」を使ってくる他、「さわるとマヒ」体質持ち。
ただしレッドモーニングスター一撃で倒すことができ、ザッシュヴィーナスの盾を用意しておけば特に怖くはない。
仲間を呼ぶこともあり鬱陶しいが、新たに現れたゾンビのHPは呼んだゾンビと同じになる。
また、たまに何もしないことも。
弱点は水・風・雷・回復なのでサンダーレイズが効くが、使うまでもないだろう。
上位モンスターにマミーがいる。

FFL

闇の章の序盤に出現する事が多い。
レンジャー編の迷いの森では一緒に出現するしあわせうさぎのケアルで逆に殺される事が多い哀れなヤツである。

PFF

FF12でのデザインで登場。
というかゾンビシリーズは大体12から来ている。
通常攻撃しかしないが、威力が高い吸血攻撃になっている。
通常クエストでは単体、イベントクエストでは全体攻撃とちがう。


その他シリーズクエストで、シリーズにあったゾンビが出てくる。
FF4のゾンビがよく見られる。

PFFNE

AREA29-8の3戦目に1体登場する。

チョコボの不思議なダンジョン

表記は「ゾンビー」。
タッチを使って周りの敵をゾンビに変える。
ゾンビ自体の能力はあまり高くはないので強い敵がいるフロアではどんどんゾンビに変えさせてもらおう。ただ、経験値稼ぎやギルのツメで稼いでいる時は邪魔になることもあるが。
氷属性であり、弱点は火属性。倒すと稀に氷のタネを落とす。
ちなみに、上位種にレブナントがいる。

チョコボの不思議なダンジョン2

ゾンビ系レベル1。カラーは灰色。
海底遺構ダンジョンの20~23Fに出現する。
上位にレブナントグールが居る。
打撃は強くないのだがHPが高いのと、同時に出る敵の方が面倒なので早々に燃やしてしまうべき。
状態異常も多くに耐性があるが、動きが鈍いので距離を取るのは簡単。
弱点は前述通り炎と聖属性。勿論アンデッドなので、回復アイテムも効く。
戦利品の方は、眠りよけのクラや首輪類(肩こりの首輪がまんの首輪忘れない首輪)。
採取できるエキスアンデッドのエキス

  • 頻繁に吐き出すスロウガスがとてつもなく厄介。
    これを喰らうと敵が二倍速で行動してくる上に、移動がいちいちカクつくのでプレイアビリティの低下が著しい。ストレスでマッハ
    この時点ではクラにスロウ耐性を付けることが出来ないこともコイツの厄介さに拍車をかけている。
    • 一応この時点でもマグママンにツヤ出しカードを二度ぶつけてマッドマンにした後、エキスを採取すればスロウ耐性を付けることが可能。
      ただしこの段階で系統最上位種のマッドマンと渡り合うのは相当に危険が伴うことを忘れずに。
      素直に次のダンジョンに進んでロックガーターから採取するほうが賢いかも。