ゲイターにあいたい

Last-modified: 2020-07-06 (月) 12:19:21

「うわぁ!スピードを落として、パーシー!」
ゲイターにあいたい

日本版タイトルゲイターにあいたい
英語版タイトルMissing Gator
脚本アンドリュー・ブレナー
放送日・2014年9月10日(英国)
・2014年10月15日(オーストラリア)
・2014年11月2日(日本)
・2015年3月9日(米国)
・2015年4月30日(ハンガリー)
・2016年7月14日(ノルウェー)
・2017年4月27日(韓国)
日本話数第423話
第9話(シーズン内)
英国話数第427話
第13話(シーズン内)
シーズン第18シーズン
この話の主役パーシー
登場キャラクターAトーマスパーシーソルティースタフォードミリーいたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車)、クランキー
回想シーンのみ:ゲイター
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCヘンリーエミリースタンリーチャーリーポーターアニークララベル
登場キャラクターDゴードン(言及のみ)
登場人物Aナップフォード駅のスピーカー
登場人物Bウルフステッド・キャッスル駅の作業員
登場人物Cトーマスの機関士パーシーの機関士ミリーの機関士ナップフォード駅の駅員黄土色の服の女性野鳥観察者トップハム・ハット卿のお母さんの友人ナップフォード操車場の作業員ウェルズワーズ駅の作業員ブレンダム港の作業員トップハム・ハット卿のお母さんの友人眼鏡をかけた学生服の男の子赤い服の女の子
登場人物Dノランビー伯爵(言及のみ)
登場スポットブレンダム港
ナップフォード駅
ゴードンの丘
ウェルズワーズ駅
ナップフォード操車場
ウルフステッド城
ウルフステッド・キャッスル駅
ウルフステッド鉱山
ソドー陶土会社(回想シーンで言及のみ)
あらすじパーシーはどうしてもゲイターの事が頭に浮かんでしまう。何とか仕事に集中しようと試みるが…。
メモ第8シーズンゴードンとおなじ』以来、タイトルに名前が表記されている機関車が主役になっていない話。
・長編の番外編が初めて短編シリーズで製作される。
・この話からタカアンドトシトシさんから田尻浩章さんがゲイター役を引き継ぐ。
スタフォード、初めて怒る。
パーシー、初めてミリーと会話する。
・この回の貨車達第5シーズンきりのなかのできごと』の時の様に怖がりである。
岩端卓也さんはいたずら貨車・いじわる貨車の声を初担当する。
・後の第23シーズンWish You Were Here』と第24シーズンKenji on the Rails Again』の振り返り映像で使い回される。
・この回で学べるのは「有終の美を飾る」*1「一*2「一挙両得」と言う事*3
台詞ナレーターパーシーは明るく楽しいタンク機関車だ。ソドー島で皆と一緒に仕事をするのが大好きだ。ある日ブレンダムの港で、ソルティーパーシーが居るのに気付いた。パーシーは海を見つめていた。何だかとても悲しそうだった。」
パーシー「はぁ~…。」
ソルティー「おい!如何したんだ相棒!まさか海で暮らしたくなったんじゃないだろうな?」
パーシー「えっ?違うよソルティー、友達のゲイターの事を考えてたんだ。」
パーシー「モンスターだぁぁ!モンスターがいる!こっちに向かって来るよぉ!クレイ・ピッツにいるモンスターだぁ!」
ナレーターゲイターソドー島に来た時、パーシーは彼の事が怖くてたまらなかった。」
ゲイター「ああ…。こんにちは。」
ソルティー「カッハハハ!モンスターじゃないぞパーシー!彼は新しい仲間だよ!」
ゲイター「やあパーシー。」
パーシー「こんにちは。」
ナレーターゲイターと知り合いになると、直ぐにパーシーは大の仲良しになった。でも、ゲイターソドー島を離れた。もう逢えなくなってしまったのだ。パーシーはその事を悲しんでいた。」
ソルティー「そうか。でもゲイターは御前さんが悲しんでいるのを見たくないと思うぞ。」
クランキーゲイターの事をさっさと忘れるのが一番だ。もういないんだからな。貨車を牽く仕事が残ってるぞ。御前には他の仲間だっているだろう。」
パーシー「はぁー、クランキーの言う通りだ。ゲイターの事を考えなければ悲しくなんかならないよ。」
ナレーター「でもその後、ゴードンの丘にやって来たパーシーは、ゲイターが重い貨車を軽々と牽いて登っていた姿を思い出した。そしてブレンダムの港に戻って来ると、今度はゲイターが船を待っている姿を思い出した。」
ゲイター「勇気が有るって事はね、怖がらない事じゃないんだよ。怖いと思っても最後までやり遂げるのが、本当に勇気が有るって事なんだ。」
ソルティー「おぉ、またゲイターの事を考えていたんだな。」
パーシー「えっ?何?何で解ったの?」
クランキー「貨車を連結したまま30分以上でボーっとしてたじゃないか。さぁ兎に角仕事に集中しろ。忙しくしていれば気が紛れる筈だ。」
ソルティー「あぁ其れがいいぞパーシー。仕事だよハハハハッ!」
パーシー「うん分かった。僕仕事に集中する。」
ナレーター「こうしてパーシーは、もうこれ以上ゲイターの事を考えない様にした。自分の仕事に集中して確り働くのだ。」
スタフォード「うわぁ!スピードを落として、パーシー!」
パーシー「あっ!ごめんスタフォード。自分の仕事に集中しなきゃ!」
駅アナウンス「ご利用のお客さんにお知らせします。ヴィカーズタウン行きの列車は間も無く発車します。ご乗車のお客様は…」
トーマス「やあパーシーパーシー?」
パーシー「あっごめんトーマス!止まれないんだ!止まると思い出しちゃうから!あぁ…何でも無い!」
ナレーター「その後、パーシーは港に運ぶ貨車を受け取りに、ノランビー伯爵領地へと向かった。その貨車には展示会用の高価な彫刻や絵画や沢山積まれている。」
パーシー「仕事に集中、仕事に集中、僕はしっかり作業中!兎に角、貨車を沢山運ばなきゃ、考えてしなきゃ駄目だ!悲しくなんかないぞ!」
ミリー「あら、パーシー、貨車の準備はもう出来ているわよ。」
パーシー「有り難うミリー、止まれないんだ!」
ミリー「あっ、でも連結しなくて大丈夫なの?」
パーシー「平気だよ!集中してなくちゃ考えちゃ駄目なんだ!何でもない!…仕事に集中、仕事に集中、何にも考えないって難しい…大変!」
貨車達1、2、3「ヘッヘヘヘ!」
ナレーター「其処で問題が起きた。いたずら貨車達がスピードを上げて進んで行ったのだ。」
貨車達1、2、3「もっと早く!」
パーシー「うわっ!」
貨車達1、2、3「ハッハハハハ!」
パーシー「止まって!待ってよ~!!」
ナレーター貨車達は分岐点を過ぎ、そのまま古い鉱山に向かう線路に入って行った。」
パーシー「大変だ!止まって!お願~い!」
ナレーター「だが、いたずら貨車は勢い良く進んで行く。」
パーシー「うわっ!戻って、戻っててば~!」
貨車達1、2、3「ハッハハハハハ!オーハハハハハ!」
ナレーター古い鉱山の入り口は、最近板で塞がれたばかりだった。」
貨車達1、2、3「バン!」
ナレーター「それでも、いたずら貨車は止まらない。パーシーはスピードを落とし、真っ暗なトンネルに入って行った。」
パーシー「もしもし、誰かそこに居ますか?」
ナレーター貨車を連れ戻さなきゃならない事は分かっていた。でもパーシー古い鉱山が恐ろしかった。」
パーシー「うわっ~!!」
ナレーターパーシーは怯えていた。如何すれば良いか分からない。その場で暫くの間、考えていると、頭に浮かぶのはやっぱり彼の事だった。」
パーシー「はっ!ゲイター?」
ゲイター「勇気が有るって事はね、怖がらない事じゃないんだよ。怖いと思っても、最後迄やり遂げるのが、本当に勇気が有るって事なんだ。」
ナレーターパーシーは、ゲイターに言われた事を思い出した。すると、自信が涌いて来た。彼は勇気を出して真っ暗なトンネルを進む事にした。」
パーシー「お~い!いたずら貨車さん~!何処行ったの?」
ナレーターパーシーは、そのまま真っ暗なトンネルに奥深くへゆっくり、ゆっくり進んで行った。そして遂に線路の奥でいたずら貨車の姿を見つけたのだった。」
貨車達1、2、3「助けて!!助けて!!出して、出して!!暗い場所は嫌だ。暗い場所は嫌だ!!」
ナレーターいたずら貨車達はパーシーがやって来て嬉しかった。彼等も怖かったのだ。」
パーシー「分かったよいたずら貨車さん。僕がここから出してあげるからね。」
ナレーターパーシーは最後迄やり遂げた。いたずら貨車達を助けたのだ。いたずら貨車とスピードを出したのは間違いだったが、彼は其れでも嬉しかった。パーシーに勇気を与えてくれたのはゲイターの言ったあの言葉だ。彼は、いたずら貨車を自分の力だけ助け出したのだ。」
ソルティー「よう、元気かパーシー?もうゲイターの事は考えてないよな。悲しい気分になるだけだぞ。」
パーシー「ううんソルティーゲイターの事を考えると幸せだよ。だって、色んな事を教えてくれたんだもん。どんなに遠く離れていてもゲイターは大切な友達なんだ。」
ソルティー「そうだなパーシー。其れにいつか又、このソドー島に戻って来るかも知れないからな。ハッハハハハハ…!」
パーシー「その通りだよねソルティー、そうなるといいなぁ~…。」
英国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車):ベン・スモール
パーシー/ソルティー/スタフォードキース・ウィッカム
ミリー/駅アナウンスミランダ・レーゾン
ゲイタークライヴ・マントル
クランキーマット・ウィルキンソン
米国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/パーシーマーティン・シャーマン
ミリー/駅アナウンスミランダ・レーゾン
ゲイタークライヴ・マントル
ソルティー/スタフォードキース・ウィッカム
いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車):ベン・スモール
クランキーグレン・ウレッジ
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
パーシー神代知衣
ミリー斉藤美菜子
ゲイター田尻浩章
ソルティー石野竜三
スタフォード川島得愛
いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車)1:河本邦弘/岩端卓也*4
いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車)2:酒巻光宏/小田柿悠太*5
いたずら貨車・いじわる貨車木箱を積んだ無蓋貨車)3:金光宣明
クランキー黒田崇矢
ナップフォード駅のスピーカー森千晃
シリーズ前回
(英語)
ショベルきかんしゃマリオンシリーズ前回
(日本)
トーマスときんきゅうじたい
シリーズ次回せきたんがないビルとベン