夜の沼地、原生林、天廊など一部のフィールドに存在する紫色の沼。
目次
概要
毒沼
- 踏み込むだけで毒に蝕まれる特殊な地形。
モンスターは踏み込んでも毒状態にならないが、オトモアイルーは毒状態になる。何故だ。
MH~MHP2G
- 《夜》の沼地のエリア2と4の繋ぎ目にも発生しているため、
ここから出入りしようとするとどう足掻いても踏み込まざるを得ない。
幸い毒の効果時間は短いが、大型モンスターがその先にいる場合はできる限り避けたい。
回り道である上に寒いが、場合によってはエリア3の洞窟内を回った方が良いこともある。
そもそもMH2とMHFではここはエリア2からの一方通行になっているため、この通路が使用される場面は少ない。
MH4(G)
- MH4から登場した原生林のエリア5、6、9にも毒沼がある。
沼地のようなエリアのつなぎ目には発生していないが、
モンスターとの戦闘時はやはりどうしても踏み入らざるを得ないこともある。
特にババコンガは腹が減ると毒沼に生えているキノコを食べにいくため非常に厄介。
またエリア9では半分近くが毒沼という悪条件であり、立ち回りには苦労する。
幸いグラビモスやゲネル・セルタスなどが寝床として使う場合が殆どなので、
特に理由が無ければ捕獲してしまうのが得策だろう。- なんと水辺と同じように火属性やられを1度の回避で解除できる、という思わぬプラス効果が追加された。
しかし原生林はどこも水浸しであり、毒沼があって水辺がないのはエリア6のみ。
一応、火属性攻撃をもつリオレイアやババコンガも出現するが
すぐに火属性やられを解除したいような体力で毒沼につっこむのかというと……。 - なお、MH4で毒テングダケを採取できるのはそれら毒沼の中のみである。
- なんと水辺と同じように火属性やられを1度の回避で解除できる、という思わぬプラス効果が追加された。
MHX(X)
- MHXでは、原生林の毒沼はそのままだが沼地の毒沼がなくなった。
沼地の特徴の一つである毒沼が無くなったのは大きな変更点であると言える。
MHF
- 相変わらず沼地のエリア2→4の通路にもあるが、MHFでは剛種クエストなどにおいて完全に岩で塞がれていることまである。
- 行動圏が被るオルガロンとの戦闘ではこれに悩まされる
(瀕死になってエリア2に逃げるまでは毒沼のあるエリア4とエリア5を行き来する)。
立ち回り上オルガロンを追って毒沼に入らざるを得なかったり、
攻撃を受けて毒沼へふき飛ばされたりと、とにかく毒状態になる機会が多い。
加えてオルガロンは体に当たり判定の多い牙獣種であり、
振り向き時の脚などに触れて毒による体力の赤ゲージを根こそぎ消されることも頻発する。
オルガロン自身の攻撃力と相まって、なんの対策もしていないと体力がどんどん減っていく。
このためだけに毒無効を発動させるのも立派な戦略の一つである。
- 古代建造物である天廊に於いては自然現象ではなく侵入者に対しての「罠」の一種である。
基本的な特徴は夜の沼地に湧き出てくるものと同様だが、
常に湧き続けているタイプと、一定時間ごとに現れたり消えたりを繰り返すタイプがあり、
部屋の仕掛けに連動している場合はそれを作動させることで出現・消滅する場合がある。- なお、天廊に於いて特筆すべきことは、通常の毒沼以外に存在する、
乗ったハンターを眠らせる睡眠属性版の毒沼ともいえる「催眠罠」だろう。
睡眠無効のスキルがなければ身動きを封じられてしまうので脅威度は毒沼よりも高い。
ちなみに紫の毒沼に対してこちらは薄い水色の液体となっているのが特徴。
- なお、天廊に於いて特筆すべきことは、通常の毒沼以外に存在する、
MHOnline
- 中国版ことMHOnlineでは、モンスターが意図的に毒沼を利用することがある。
ダイミョウザザミが毒沼の水を吸い上げ、シャボン玉のように毒の泡を飛ばす技を見せている。
MHST
- MHSTでは、一定時間踏み込んでいると毒に侵されるという仕様になっている。
毒無効を発動させるか、毒無効のスキルを持つオトモンに乗って進むと安全。
また、「ジャンプ」のライドアクションを持つオトモンならば、
適度にジャンプしつつ進むことで接地時間を減らすことができる。- 稀のすみかのごく一部のエリアに存在するが、寧ろモンスターの巣などのダンジョンで見ることの方が多い。
モンスターの巣ではモンスターの配置もランダムになるという仕様があるが、
そのせいで場合によっては毒沼の中を平然と歩くアプトノスやズワロポスといった、
珍光景を見ることもできたり……。
- 稀のすみかのごく一部のエリアに存在するが、寧ろモンスターの巣などのダンジョンで見ることの方が多い。
強酸性の沼
- 毒沼と同じくハンターにスリップダメージを与えるフィールドギミックとして、強酸性の沼が配置されている事もある。
毒沼と比べると数は少ないが、見た目が美しい代わりにダメージも脅威的。
- MH4で登場したラスボスのフィールドである千剣山には、最下層にしれっと強酸性の沼がある。
ダラ・アマデュラから振り落とされた時や乗り損ねた時などに落ちてきやすく、
猛毒かというレベルで体力が減っていくのでかなり焦りやすい。
ちなみにスキル「耐暑」で無効化する事が可能である。
- MHWorldに登場した瘴気の谷の最深部には強酸性の泉が存在し、見た目は澄んでいて美しい。
…が、無論入ればすごい勢いで体力が減っていく。
ヴァルハザク等このフィールドを主戦場とするモンスターとの戦いでは、
攻撃を受ける→酸性泉に叩き込まれる→気絶する→復帰までに少なくなった体力を削られそのままBC送り、
というコンボが頻発するため注意されたし。
こちらは「地形ダメージ無効」の旋律で無効化できる。 - なお、この地のレア天候は「酸の雨」である。
一見とても危険な悪天候に思えるが、実際は酸の雨に触れてもダメージはなく、
瘴気が中和されて瘴気ダメージを受けるエリアが減る。
ドクカズラ
- MHWorldでは類似のフィールドギミックとして「ドクカズラ」が登場。
ウツボカズラのようなツボ状の器官を備えた草で、
後述のギミックからツボ内にはたっぷりと毒液が貯められているようだ。
素材として採取はできないが、
剥ぎ取りナイフで刺激したり武器攻撃を与えると蓄えられていた毒液が辺りに吐き散らされ、即席の毒沼が発生する。
この毒沼はモンスターにも作用して毒状態にさせられるのが大きな特徴。見かけたら積極的に利用していこう。
もちろん、自分が足を踏み入れないよう注意。- 斜面に生えたドクカズラの場合、毒液が斜面を伝って広がるため毒沼ゾーンも広くなってしまう。
使う際は地形も意識しておこう。
また、一度使うとツボが縮んでしまいしばらくは機能しなくなる。 - 生物が生成する毒なのだが、フィールドギミック扱いのためか
狩猟笛の地形ダメージ無効の旋律で無効化が可能。
- 斜面に生えたドクカズラの場合、毒液が斜面を伝って広がるため毒沼ゾーンも広くなってしまう。
ドクホオズキ
- 寒冷な渡りの凍て地ではドクカズラが生育していないが、代わりにドクホオズキと呼ばれる植物が自生している。
「ホオズキ」と名はつくが木の実ではなく、地面に直接生えたこげ茶色のタマネギのようなものがそれである。
外見のモチーフはツチグリというキノコの一種だろう。
こちらも刺激を受けることでギミックが発動し、周囲に毒胞子の煙を撒き散らす。
毒けむり玉より範囲、持続時間ともに大きく、周囲を飛び回るランゴスタを容易く巻き込む。
ちょうど近くにヒカリゴケがあるので誘導してやろう。
こちらもドクカズラ同様、再使用できるようになるまではしぼんでしまう。
ドクヒノキ
- MHR:Sにて登場した毒沼系フィールドギミック。
城塞高地のエリア10に一本だけ生えた大木で、
紫色の樹液の塊のようなものが複数垂れ下がり、更に幹にも紫色の液体が付着している。
毒々しい霧の立ち込めるエリアに相応しい、不気味な印象を与える樹木である。
公式設定資料集によれば、その由来は50年前のモンスターの狂暴化の折に倒れた、
とある凶悪な毒を持つモンスターの亡骸を養分にして生えたものであるそうだ。- 養分になっているモンスターが何なのかに関しては謎である。
サンブレイクの時点で城塞高地に生息している者の中で出血毒を持っているモンスターを挙げれば、
ガブラス、リオレウス、エスピナス(亜種)、オオナズチなどがいるが、彼らの中に該当者がいるかは不明。
- 養分になっているモンスターが何なのかに関しては謎である。
- 毒は50年を経た今も健在であるようで、
モンスターの攻撃や爆弾などが当たると枝先から紫色の毒素が地面へと垂れ落ち、
ハンターやモンスター問わず触れたものを毒状態にしてしまう。
攻撃を誘導する際は自分まで毒を浴びないよう、位置取りに注意しよう。
余談
- ちなみにハンター大全によると、沼地の毒沼は雨が降り続ける昼間は発生せず、
夜になって雨が降り止むと地層に含まれた毒素が浮き出てくるらしい。
それにしても毒素の量が凄まじいが…。- しかしMHXでは、雨が降っていないにもかかわらず毒沼がない。
他の地形などはほぼ変わりがないように見えて、実は大きな環境変化が起こったのかもしれない。
- しかしMHXでは、雨が降っていないにもかかわらず毒沼がない。
- 体力の心配がいらなくなるクエスト達成後には、
ふざけて毒沼に浸かり、くつろいだり踊ったり肉を焼いたり好き放題戯れるハンター達もいる。
- 毒沼が発生している場所をよく見るとキノコが生えている。
MH2とMHFでは、この毒沼発生時のみ採取できる「ゲキレツ毒テング」というアイテムがある。
恐らく、このキノコに含まれる毒素はこの毒沼の毒に由来するものなのだろう。