アイテム/毒けむり玉

Last-modified: 2024-08-25 (日) 05:39:17

戦闘用アイテムの一種。

目次

概要

  • 毒テングダケ素材玉を調合して作ったけむり玉。初登場はMHG。
    作品によっては毒袋と素材玉の調合でも生成でき、こちらの方が最大生産数が多い。
    説明文によると、害虫対策として一般の主婦層からも需要があるようだ。

MHXX以前

  • 地面に投げつけると毒性のある紫色の煙が噴き出し、触れたモンスターに毒属性を蓄積させる。
    ただし蓄積量は非常に少ないため、大型モンスターを毒状態にするのはほぼ不可能。
    一方で、物理ダメージを与えることなく毒属性値を与えられることから、
    小型モンスターを毒にする目的では有用。特に、ランゴスタやブナハブラ等の甲虫種を
    原形を留めたまま仕留める時に重宝する。
    • ただし毒で弱らせるため力尽きるまでに少し時間が掛かる。
      この間にオトモが追撃を加えてバラバラに…なんて事もあるので、
      甲虫素材が欲しい場合は、モンスターを攻撃しないオトモを連れて行こう。
      また、カンタロスなどの体力が多い個体は、1回の毒では体力を削りきれない事もある。
    • MHXXからは毒状態になった小型モンスターにオトモが追撃を加えることは無くなった。
      ……が、毒状態になる直前に実行が決定された行動は途中で止めてくれない為、
      特にブーメランの連投で時々やっぱり木っ端微塵にされる。
  • 使った本人は平気な顔をしているが、攻撃判定が存在するため味方の近くで使うと転倒させてしまう。
    これを悪用して仲間を転ばせて遊ぶハンターもたまにいたりする。
    また、大タル爆弾の起爆にも使えるが、けむり玉のような遠投は出来ず、
    さらに使うと同時に攻撃判定が発生するため、これで起爆するとほぼ100%爆発に巻き込まれる
  • 毒が目的でなくとも、攻撃判定が広範囲で数秒間持続するという特性が利用されることがある。
    ベルキュロスの開幕降下に合わせて使うことで着地させ、
    そのまま落とし穴にはめるテクニックが代表的。
  • 昔は単なる紫色の煙玉だったのだが、MHXからはエフェクトが強化されており、
    なにやら「モワッ」とした重そうないかにも有毒ガスっぽい煙が噴き出す演出になっている。

MHWorld

  • MHWorldでは毒属性値の蓄積量が大幅に増加し、大型モンスターにも有効といえるようになった。
    1度目は3個、2度目は6個程度当てれば状態異常が発動するため、
    どんな武器でも1、2回程度ならば手軽に毒を狙っていける便利アイテムへと出世した。
    隙を見たら地面に叩きつけてみよう。
    • また、捕獲用麻酔玉と同じく、寝ているモンスターを起こさないという仕様も追加されている。
      ただし上記の通り攻撃判定自体は存在しているので、睡眠起爆用のタル爆弾の近くで使用すると
      意図せず吹っ飛ばされてしまうので注意。
    • また、今作では未発見状態のモンスターに向けて使用すると、即座にハンターを認識して戦闘状態に移行する。
      そのため古龍種など、近づいても戦闘状態にならないモンスターに先手を取って毒漬けに…なんてことはできない。
  • 一方、本作では「昆虫標本の達人」という、
    甲虫種モンスターの討伐時に死骸を残しやすくするスキル(最大Lvなら確実に残る)が登場し、
    そちら方面での需要は低下した。
    • ちなみに、本作のアイテムは用途や効果以外が説明文に書かれることは少ないが、
      毒けむり玉は相変わらず主婦層からも人気であることが記述されている。

MHRise

  • MHRiseはMHWの威力・仕様を引き継いでいる。
    昆虫標本の達人スキルが廃止されたので、甲虫種の素材集めへの需要が復活した。
    甲虫種装備を手に入れれば出番は終わり……かと思いきや、百竜夜行で再び出番が来る。
    というのも敵を状態異常にするというサブクエストが発生する事があり、しかも中々に必要回数が多め。
    武器に縛られることなく複数体同時に状態異常を狙える毒けむり玉の存在が非常にありがたいという状況になっている。
  • Riseではなんと他の手投げ玉同様に投げることができるようになった。
    これで起爆にも使えると思いきやRiseの毒けむり玉はけむりの攻撃判定が消えてしまったのか、
    いくら大タル爆弾に投げても起爆しなくなってしまった。
    やはり大タル爆弾の起爆にはおなじみ小タル爆弾か、新登場の投げクナイを使うといいだろう。

MHST RO

  • MHSTではゲーム版には一切登場しないが、アニメ版の方ではきちんと登場している。
    やはり使い方はほとんどいつも通りだが、ブナハブラなどの小型甲虫種モンスターの他、
    皇帝バッタに対しても有効なことが判明した。
    作中の描写からどうやら、発生した毒煙は周囲の人間や植物などには大きな影響は与えないようだ。

類似アイテム

毒煙弾

  • MHXでは、武器内蔵弾として「毒煙弾」が登場。読みは「どくえんだん」。
    当初はそのあまりに頼りない名前から
    「遠距離で炸裂するだけの毒けむり玉」「攻撃力が高すぎて甲虫種を剥ぎ取るのにも使えない」*1
    と散々な評価だったが、
    実は本家よりも遥かに蓄積値が高いことが判明。
    実際には甲虫種だけでなく大型モンスターすら毒状態にできる
    サポート弾として優秀な弾丸であることがわかった。
    そのため、弾自体の性質はむしろ毒弾の方が近いと言える。
    また地面・壁面・モンスターの体表を問わず、毒けむり玉のように着弾した場所にしばらく滞留しつづけるため、
    動きが鈍かったり隙の大きかったりするモンスター相手には大変効果的に働く。
    なお、着弾時に発生する毒煙は風圧や気流などで流されることはなく、その場に滞留する。
    この要素はクシャルダオラの纏う龍風圧の風鎧も例外ではないため、彼らに対しても容易に毒を与えやすい。

睡眠けむり玉、たまご風ぼむ

  • 非常にマイナーだが、MH2とMHFには大闘技会専用アイテムとして睡眠けむり玉も存在する。
    こちらは大型モンスター相手に使うアイテムなので蓄積値は高めのようだ。
  • MHFのグークグッズ「たまご風ぼむ」は、毒けむり玉の効果時間を延長したものである。

関連項目

アイテム/けむり玉


*1 実際には攻撃力は無く、最終強化武器にブーストを重ねて村下位のブナハブラに直撃させても砕ける事は無い。イメージ先行で発生したデマである。