スキル/ネコの長靴術

Last-modified: 2024-02-28 (水) 12:34:37

地形ダメージを無効化できるネコスキル。シリーズによって名称が変わる。

概要

  • 初登場のMH3からMH3Gまでは『ネコの火渡り術』という名称で、溶岩地帯のダメージを受けなくなる効果だった。
    MH4からは名称が長靴術に変わり、溶岩は勿論、千剣山やMHWorldの瘴気の谷の酸地帯ダメージや、
    毒沼の毒状態や冷水の氷属性やられを防ぐ効果も追加された。
    MHWorldでは「地形によるダメージとやられを軽減、無効化する」というテキストに変更されている。
    • MHWに登場する歴戦王ゼノ・ジーヴァは強烈な熱地形ダメージを持ち、
      その対策として注目された。
      とはいえ、熱ダメージ無効のスキルがあればそれでもよかったため、
      火力スキルを重視するタイムアタック等で使用されるくらいしかなかったが。
  • 地形ダメージしか無効化できないため優先度はあまり高くないスキルだが、
    耐暑や毒無効といった保護スキルを切って火力スキルを積む場合には採用候補となりうる。
    特にクーラードリンクで対策できない地形ダメージを防ぐことで、
    地形を気にせず貫通弾の適正距離に陣取る、あるいは根性貫通による乙を防止できるのが大きいだろう。
    特にMHX(X)に於いては特殊許可クエストをはじめ、数多の強敵を溶岩島で相手取るクエストが非常に多く存在するため、
    お世話になったハンターも多いのではないだろうか。
    毒沼や冷水は場所自体が少ないため、長靴術を発動させてまで対策する意義は薄い。
  • MHRiseではネコ飯が団子になったが、本スキルにあたる団子は存在しない。
    本作では地形ダメージ自体の影が薄くなっているが、いざという時に事故死することもあるため、
    一応留意しておきたいところ。

余談

  • 長靴術とはいうが、当然ながら実際に長靴を履いているわけではない。
    長靴を履いているかのように足裏が強靭になるという効果だろうか。
    しかし不思議なことに地形ダメージ地帯の上で回転回避したり、顔から毒沼にダイブしても状態異常にはならない。
    おそらく物の比喩だろう。
    • 名前の元ネタは言うまでもなく、欧州の民話「ながぐつをはいたねこ」だろう。
      だが、原典でも別に地形ダメージがありそうな地域を頑丈な長靴を履いた猫が歩くような話ではない。
    • ちなみに、実際に猫に長靴(というか履き物全般)を履かせてみると、非常にぎこちない歩き方になってしまう。
      というのも、猫の肉球は接地面の確認の他、
      滑り止めや歩行の際の消音のためのクッションといった、重要な役割を担っている。
      履き物を履かせることで、肉球が正常に機能していないような感覚に陥り、歩き方がぎこちなくなるのである。
      靴下等でも歩き方がぎこちなくなるため、見てみたい方はお試しを...と言いたいところだが
      好ましく思わない猫も多いので、履かせる際に反撃にあっても悪しからず。
  • MH3G以前の「火渡り術」に関しては日本を含む世界各地に存在する火渡りの儀式が元ネタだろう。
    無病息災祈願だったり、修験者の修行だったり、成人の儀だったりと、行われる理由は様々。
    現実の火渡りは裸足で火のついた薪炭の上を歩くというのが基本だが、
    適切に行われれば火傷を負うようなことは無いようになっている。
    ちなみにこちらは長靴と違い猫とは一切関係ない。