武器/旧正月武器

Last-modified: 2025-01-28 (火) 23:53:36

MHNowに登場する武器群。
イベント期間中に手に入る旧正月チケットを使う事で生産できる。

目次

概要

2024年

  • 本武器群初登場の2024年は02/10が旧正月元日であり、それに合わせ同年02/01から02/15まで旧正月イベントが開催された。
    期間内に出現するリオレイア亜種や大連続狩猟のモンスター討伐報酬で、
    旧正月武器の生産に必要なチケットがランダムで排出される。
    イベント期間を過ぎるとチケットは一切入手不可能となる。
  • 2024年はハンマーと双剣の2種がラインナップされ、生産にはメインストーリーチャプター2のクリアが必要となる。
    両者とも初実装となる龍属性を持ち、装備スキルは精霊の加護Lv1。
    生産段階でグレード5と、他の武器に比べて高めのスタートとなる。
    性能はレイア亜種弓同様アンジャナフやトビカガチ等レア4族級だけど。
  • 強化には骨素材やリオレイア亜種素材の他に旧正月チケットが要求されるが、
    チケットは入手手段が限られているうえにレベル上げで3枚づつ必要になってくる。
    いざ欲しい武器を強化したいという時に限って別のチケットばかり出てくる…という
    どこかで見たような現象が起こりがちである。
    グレード6に強化するとチケットは要求されなくなるため、後はリオレイア亜種武器とほぼ変わらない素材要求量に変化する。
    • チケットを20枚貯める、またはグレード6まで強化させておけば今後のレイア亜種登場イベントで強化を続行できる。
      なお、ハンマーまたは双剣のチケットが20枚以上貯まっているという場合は、
      アイテムボックスの邪魔になる存在でしかないため捨てることをお勧めする。
      余った分は本当に使い道ゼロ。本家なら錬金の素材にできそうだが…
  • MHNowで初となるWorldの使い回しではない完全新規デザインの武器である。
    メインシリーズやMHFでも季節モノの装備は多く実装されており、
    MHW:Iでは旧正月の雰囲気を醸し出す防具「ウーロンシリーズ」が実装されていたが、武器に関しては前例が無かった。
    余談の項に記している防具についてもMHW:Iには無かったものである。
    この機に奮発してデザインに注力したのだろうか。
    • 因みに、ウーロンシリーズが入手可能のイベント「セリエナ祭【万福の宴】」は
      新暦の年末年始に開催されるため、明確に旧正月を祝う装備とは言い難い。

イベント内容

  • イベント期間中は戦闘フィールドや大型採集ポイントのオブジェクトに旧正月の装飾が追加され、
    小型・大型採集ポイントで納品用アイテム「招福ランタン」が入手可能となる。
    招福ランタンは白・紅・金の3種類に分けられ、紅と金はレアアイテム扱いになっている。
    一定数納品すると防具チケットの他に大量のゼニーやHRPが貰える。

武器

福運の竜槌
『2024旧正月ハンマーチケット』で生産可能なハンマー。
そのデザインは旧正月に欠かせない「龍舞」の頭部を模したものになっている。
G10Lv1の攻撃力は1293、龍属性は910。
これはジャナフストライク(火)、ウォーターバッシュ(水)、ライトニングバッシュ(雷)と同等の数値である。
  • ちなみに、何気に竜「槌」と名のつくハンマーはかなり珍しい。
    これ以外だとMHFに存在する2本で、
    HC武器の竜槌と、ガノトトス亜種素材の翠水竜槌エスプーマぐらいである。
    竜「鎚」の方は大量にあるのだが……。
招福の竜扇
『2024旧正月双剣チケット』で生産可能な双剣。
扇の双剣はガルルガ武器アマツ武器など先駆者が多いが、MHNowではもちろん初登場の形態となる。
赤や金色の中華風デザインで、「福」の字が刷られている。
G10Lv1の攻撃力は1293、龍属性は910。
これはジャナフサイクロン(火)、シュラムハチェット(水)、カガチノツメ(雷)と同等の数値である。

2025年

  • 今年は01/27~02/02の期間で開催。
    リオレイア亜種、バフバロの出現率が増加し、リオレイア希少種がフィールドに出現するようになっている。
  • 昨年実装された福運の竜槌招福の竜扇に加え、
    新たな旧正月武器として龍属性ライトボウガンである福来の軽弩が実装。
    これらの生産に必要なチケットは、上記3種のモンスターの狩猟報酬などで入手が可能である。
    • また、これらの武器、および旧正月防具である竜舞の面はイベント期間中「ブースト装備」となり、
      十分な強化を施しておらずとも、狩猟モンスターの推奨装備グレードに合わせてステータスが強化される
      これにより、イベント期間中は旧正月武器での狩猟が楽しみやすくなっている。
  • 龍属性武器としての立場だが、前回開催後にイビルジョー武器が、
    遅れてネルギガンテ武器が実装され、ほぼ唯一の龍属性武器という強みは薄れてしまった。
    しかし、生産や強化の難易度で旧正月武器は優れており、
    またイベント期間中ブースト装備として活躍するという点は旧正月武器の強みといえる。
  • 2/1から古龍迎撃戦にキリンが実装されることが予告されているが、
    旧正月イベントの後半と期間が重なるため、ブースト装備として性能が上がった旧正月武器で
    キリンの狩猟に臨めるようになっている。

武器

福来の軽弩
『2025旧正月軽弩チケット』で生産可能なライトボウガン。
翠玉を握る中華風のドラゴンの形を模している。
グレード10-1で攻撃力1221、龍属性は1142。内蔵弾は滅龍弾と滅龍徹甲榴弾。
装備スキルはKO術。滅龍徹甲榴弾での気絶を狙えということだろうか。

余談

  • 武器の他にも、旧正月イベント限定の頭防具『竜舞の面』も実装されている。
    こちらはリオレウス亜種と共に初登場したスキルの超会心が含まれており、
    グレード6以上で超会心Lv2が発動するほか漂移スロットが1つ開放される。
    • しかし、頭防具には弱点特効Lv.2を引き出せるプケプケ亜種装備のプケラグーナヘルムがあるため、
      究極の選択を強いられる。
      こちらはロックオンが付いてくるので、尚更優位に立っている。
      ロックオンを捨ててジャイロ操作で応戦するとなれば竜舞の面を選ぶのも悪くないだろう。
    • そして、漂移錬成イベントの限定アイテム「なぞの漂流石【A】」から
      低確率で超会心が排出されるようになった。
      竜舞の面に付けて超会心Lv3にするか、別の防具に付けて補うか、ここでも究極の選択が生じた。
    見た目は龍舞の中華風ドラゴンを模したお面
    正面からだとフルフェイスに見えるが、お面なので後頭部は丸出しになる。
    キャラクリをスキンヘッドにするとツルッツルの頭が…
  • 旧正月というのは旧暦(太陰暦)における正月を祝う行事を指す。
    その元日は新暦(太陽歴)で換算すると毎年ズレが生じており、01/20から02/20の間に迎えることとなる。
    現代では中国をはじめとした中華圏の諸国や、シンガポールなどの東南アジア諸国において大々的に祝われている。
    元日を迎えると「春節」という一大行事が催され、爆竹で盛り上がったり遊びを満喫したりと
    日本の正月とは真反対の印象を受けるような明るい風習となっている。
    その中でも「龍舞」が代表的な出し物であり、幸福を呼ぶと言い伝えられている。
    日本で言うところの獅子舞にあたる存在と言えるだろう。
    • 日本の正月は言わずもがな新暦の01/01スタートであり、そもそも旧正月を祝う文化は無い
      だが、沖縄県や奄美群島では先住民の文化が受け継がれ旧正月を祝う地域が存在する。
      また、旧正月ではないが九州地方には旧暦に因んだ龍舞が演し物の祭り「くんち*1」が行われている。
    • キリスト正教会では01/14から正月として祝われており、日本ではこちらも旧正月と呼ばれている。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターNow
武器/お正月武器 - 新暦正月に因むMHFの武器群
登場人物/ヒルダ - こちらも新暦だが、正月版で扇子型の双剣という点が共通


*1 開催地は福岡博多、佐賀唐津、長崎など。旧暦の重陽の節句にあたる「9月9日」が方言で訛り、くんちと呼ばれるようになったとされる