武器/テッセン

Last-modified: 2024-12-12 (木) 23:40:14

イャンガルルガの素材から作
られた黒き扇。一度振るえば
瞬く間に周囲一切を切り刻む。

黒狼鳥イャンガルルガの武器の一角にしてとても美しい双剣。
その見た目から一部のハンター達に人気が高い。

目次

概要

  • 見た目は先に登場していた双鉄扇【ガバス】の柄違い。
    つまりすさまじくデカい扇子二張りである。
    ガバスもそうだが、納刀状態ではとても双剣には見えず全く別種の何かに見える。
  • 黒狼鳥の耳を用いた紫の布地に、金銀糸らしき物(ベースはたてがみか)で雅な装飾が施された二枚一組の扇。
    この模様はガルルガの怒りを意味するともされ、
    そのために性質は凶暴そのもので、振るえば周囲一切を瞬く間に切り刻んでしまう。
    • 因みにこの装飾、やや分かりづらいが、それぞれ5体のイャンガルルガを描いたものとなっている。
      シリーズを通して「それとなく形がそう見える」程度だったのだが
      MHW:Iでは5体のイャンガルルガがかなり鮮明に描かれている。
      武器構えのモーションをした上でビューモード等で拡大するとわかりやすい。
  • この武器の名前を漢字で書くと「鉄扇」である。
    鉄扇は護身具の一種であり、本来竹などで作られる扇子の骨の一部を鉄に取り替えることで、
    武器や盾として使えるようにしたもの。
    武器として使うというと、モンハンのように縁の部分で切り裂くイメージが強いが、
    実際の鉄扇は閉じた状態で殴る、または攻撃を受けるというのが一般的であったとされる。
    • 同名の花も存在するが、こちらは漢字で書くと「鉄線」。
      全くの無関係ではあるが、紫色の花糸(雄しべ)はどこかガルルガを彷彿とさせる。

性能

  • ガルルガ武器と言えば、高い攻撃力と一部に付く毒属性が持ち味だが、
    肝心の属性重視の双剣が無属性というそれだけ聞くとなんだか酷く残念なことになっている。
    MH3系列にも似たような武器があるが…。
    とはいえ、無属性双剣として見ればその実力は決して侮れないものである。

MHP

  • 初登場。テッセン【烏】→テッセン【狼】と強化される。
  • 【烏】はレア5では数少ない斬れ味青持ち。基本攻撃力は低めだが、使い勝手は悪くないだろう。
    【狼】に強化すると、デフォルトで白が付く。
    攻撃力こそ他の無属性双剣と比べて最も低いが、
    他の双剣の斬れ味がおしなべて悪いことを考えると、このアドバンテージは大きい。

MH2

  • 下位武器止まりになった上、【狼】でさえMHPでの攻撃力が252から224にまで引き下げられた。
    斬れ味もデフォルトでは青止まり(【狼】)だが、緑ゲージが相当長い。
    オフの範囲でここまで長い緑ゲージはなかったのでひとつの個性としては成立している。

MHP2

  • 一発生産だけではなく、クック武器のクックツインズから派生して強化可能になった。
  • この時代もライバルは多かったが、
    「高会心率、高斬れ味」を両立した武器は少なく、後の2G時代に比べればまだ個性が輝いていたころである。

MHP2G

  • MHP2Gでは最終強化の【凶】が登場。攻撃力364にスロット3、さらに会心率35%と匠で長めの紫と優秀な性能。
  • MHP2G時代の無属性双剣は、
    • 虫素材の極み、匠なしで紫とスロット3に加え生産難易度も低い甲刃インセクトロード
    • 生涯にわたって刃こぼれなしの前評判に違わず、
      デフォルトで紫と高攻撃力、高会心を両立したキリキザミ
    • 密林の暴れん坊に亜種登場、
      斬れ味こそ微妙だが、極めて高い攻撃力とオマケの防御+まで兼ね備えたエバーグリーン
    • 鉱石素材の結集、低い作成難易度で高い攻撃力を名の通り嵐のごとくたたき付けるタイフーン
    • 砂漠の暴君の魂、低斬れ味など物ともせず圧倒的攻撃力で場を制圧するグランドブロス
    • 轟竜の爪の前に敵なし、
      多少のマイナス会心など気にもとめぬ脅威の攻撃力を誇る轟爪【大虎血】
    • 影より忍び寄る迅竜の翼、低い攻撃力を極めて高い会心率でカバーする夜天連刃【黒翼】
    • 全てを叩き潰す覇竜の一撃の体現、
      斬れ味緑にもかかわらず恐るべき攻撃力と会心率を秘めた覇鋭爪クーネアムカム
    …と世紀末の激戦ぶりとなっており、とにかくライバルの数がありえないほど多い
    しかし、そこそこの武器倍率に斬れ味紫、そしてそれを高い会心率で底上げするテッセン【凶】は
    この中でも一際高い物理期待値を誇っており、無属性双剣部門ではほぼ独走状態。
  • 製作難易度で言えば、タイフーンはメランジェ鉱石が面倒なくらいで易しめ、
    インセクトロードはマボロシチョウさえ解決すればG★1でも生産可能と低い部類であり、
    対するテッセンは銀狼毛が引っかかるものの難しすぎるほどでもない。
    グランドブロスは堅牢な黒巻き角*2、大虎血は轟竜の天鱗が要求されてかなり困難になる。
  • さらにウカム後にG武器の数々が生産可能になると、さらなる混沌のるつぼに叩き込まれることになる、
    その数はとてもではないが紹介しきれないものの、中にはデフォルトで紫だったりする業物が複数含まれている。
    しかし、それでもテッセンは随一の物理期待値を維持し続けており、
    匠こそ必要ではあるものの、最強の無属性双剣と言っても過言ではないスペックを誇っている。
    ただし、伝説の双刃GブロスブロスGなど、テッセンの前でも霞まない双剣も僅かながら存在する。
    前者は物理期待値と継戦能力の面でテッセンとタメを張るスペックを秘めており、
    後者は継戦能力こそ低いものの、物理期待値だけなら全てを凌ぐ数値を叩き出している。
  • …と、ここまではあくまで無属性双剣のみに視点を置いた場合での評価である。
    双剣は手数武器故に属性ダメージが極めて大事であることは慣れたハンターであれば知っての通り。
    そんなわけで、弱点が被らない大連続狩猟くらいでしか出番がないことに変わりはないと言う現実が待っていたりする。
    大連続を含めた汎用性ではラスタバ等の毒双剣もライバルに挙がってくる。

MH4

  • イャンガルルガの復活に伴い再登場した。
    下位武器のテッセン【烏】は高めの攻撃力と会心率を持ち、
    極長の緑ゲージをもつ優秀な武器である。
    テッセン【狼】は上位ケチャワチャなどから入手できる堅牢な骨を除けば
    下位の素材のみで強化可能。
    相変わらず高めの攻撃力とさらに上がった会心率、もはや研ぎ要らずの緑ゲージ
    と優秀な性能を持つ。
  • 最終強化のテッセン【凶】は
    会心率こそさらに上昇し35%となったが、攻撃力が224と非常に物足りない。
    さらに匠で出る白ゲージもたったの20。
    デフォ業物の無くなった今作の双剣ではあっという間に使い切ってしまう。
    一応スロットは3つ空いているが…。
  • 覚醒で毒属性220が付加されるが、そうすると今度は双剣オオナズチが立ちふさがる。
    攻撃力238は会心込みのテッセンよりも低いものの、
    属性値は350で、匠で出る斬れ味も白50、そして何より覚醒不要とほぼテッセンを上回っている。
  • 発掘武器でもテッセンが登場する。
    ティガレックス亜種、ジンオウガ亜種、ブラキディオスのギルクエで出現する。
    色取り取りのテッセンは美しく、特に発光するタイプは見る者を魅了して止まない。
    その美しさは性能を二の次にする人が珍しくない程。
    この武器のデザインに惚れ込んだハンター達は、日夜ギルクエで好みの発光色を捜し求めるのである。
    そしてそれに似合う舞踊の衣装を、これもまた血眼で求め続けるのである。

MH4G

逆賊に肉親を奪われし黒狼姫。
涙の枯れるを知らぬ嘆きの舞は
心の臓を深く斬りつける。

  • G級強化として黒狼姫のグンセン黒狼姫のエンオウセンが追加された。
    確かにあの美しさから姫の銘を冠するのはもっともと言ったところか。
    発掘装備のテッセンも健在である。
    • 黒狼姫のグンセン以降は外観が変わって豪華になっている。
      特に納刀時の違いが分かりやすく、
      MH4時代は背中から頭の方にかけてロケットのように上に突き出た外観であったが
      MH4Gでは腰の辺りでアゲハ蝶の羽を模したような外観となっており、
      見た目装備の一部としての相性が良くなっている。
  • 黒狼姫のエンオウセンの性能だが、攻撃力350、会心率35%、覚醒で毒属性300
    スロ3も健在だが斬れ味は匠で紫20と相変わらず。
    しかし白はテッセンの青より伸びているし、また今作はデフォ業物が復活しているので前作ほど酷くはない。
  • 覚醒させないとTHEシャングリラとの差別化が難しい。
    物理攻撃力は350と同値なものの、こちらを上回る会心率40%にやはりこちらを上回る斬れ味紫40、
    そしてデフォルトで属性を持つ…と、スロット以外は完全に負けている。
    • しかし覚醒させると、今度はナズチ双剣のG級強化先である霞双剣オオナズチが立ち塞がる。
      エンオウセンを上回る攻撃力392、変わらず覚醒いらずの毒属性420、更に匠で出る紫がより長い。
      白ゲージはこちらの方が長いのだが…。
      こちら側のアドバンテージとしては会心撃【特殊】との相性の良さが挙げられる。
      スロット差を活かしてうまく差別化していきたい所。

MHX

  • MHXではお馴染みテッセン【狼】の他、獰猛化素材で派生させた黒狼姫のグンセン、
    そして二つ名持ちモンスターである隻眼イャンガルルガ武器の隻眼姫のグンセンが存在する。

テッセン【狼】

テッセン【烏】の最終強化版。
黒狼鳥の化身たるその扇は、
峻烈なる刃の嵐を巻き起こす。

  • クックツインズLV2からの派生で「テッセン【烏】」を作製できるが、この時点ではP2Gと同じく無属性。
    そのまま強化した「テッセン【狼】」(LV5)は攻撃力190に会心率25%、スロット1つとなる。
    素の斬れ味は青50とそこそこ良好だが、匠+2でも30しか白ゲージは出ない。
    しかし同等の物理威力を持つ属性武器がいくらでも存在するあたり、限りなく実用性は疑わしい。
    例えばつるぎたち研刃の切耶などは、コレに水属性を付けて斬れ味まで改善したような性能である。
    要するに、弱点がバラける複数狩猟ですら片方の弱点を突いた属性武器の方が強いというありさまなのだ…。

黒狼姫のグンセン

黒狼姫は終わりなき悲哀の輪舞
を踊る。見る者の心を引裂く、
テッセン【兇】最終形。

  • 強化途中(LV3)で獰猛化狩猟の証を使って派生すると「テッセン【兇】」。
    ここで毒属性を得ると共に、見た目もMH4Gのグンセンと同じものになる。
    作製時点から攻撃力150に会心率30%、毒属性20、そして空きスロット3と申し分の無い性能。
    最終強化の「黒狼姫のグンセン」(LV3)は攻撃力170に会心率35%、毒属性24に空きスロット3つを誇る。
    斬れ味は素で青50のうえに、匠の増加分は全て白ゲージ(50)とかなり良好。
    最終強化に霞龍の上皮を使うので最終強化はHR解放後になるが、1段階前でも十分な性能である。
    双剣の手数にこれだけの毒属性値があれば終始毒漬けにすることなど容易いため、
    空きスロットを活かして物理性能をカバーするのが良いだろう。
  • ちなみに、他のガルルガ武器の派生型の中には最終強化にあのアルバトリオンの素材を求められる武器も多いが、
    この武器の最終強化に必要なのはオオナズチの素材で、
    レア素材は一切不要なので、強化難度がそこまで高くないのもウリの一つ。

MHXX

  • 今作では、紫ゲージが弱体化されたことや、超会心などの強力なスキルがつけやすくなったこと等が、
    3種いずれのテッセンにとっても追い風となっている。

テッセン【凶】

  • テッセン【狼】の究極強化を遂げると「テッセン【凶】」(LV7)が出来上がる。
    性能は、高めの攻撃力340、これまた高めの会心率35%、素では青100だが斬れ味レベル+2で白50が出現、
    変わらないが地味に嬉しいスロット1。
    前作の不遇ぶりが嘘のように大幅な強化が成された。
    白ゲージ運用を前提とするなら、攻撃力の高さと素の会心も合わさって無属性双剣として頼もしい一振りとなるだろう。
  • 同じく匠でこれ以上の火力が出るものが何振りか存在することは驚きだが、
    どれも斬れ味の長さがやや心もとない他、
    それらの武器と比べこちらは会心率が高いのも特徴。
    紫ゲージの弱体化に加え、匠や会心関係のスキルが付けやすい環境も追い風となっている。

黒狼軍扇【玄】

  • テッセン【兇】を究極強化すると「黒狼軍扇【玄】」(LV5)となる。
    攻撃力290、会心率35%素で白60に斬れ味レベル+2で紫40毒属性30にスロット3と順当に強くなっていく。
    一見すると会心率を落とした代わりに素のゲージが伸びたデュアルレジェンダリのような性能だが、
    高い毒属性スロット3があるのでまったくの別物。
    斬れ味に注目しても、匠を切るにしても付けるにしても申し分のない長さのゲージが扱いやすい。
    状態異常武器としてはスロットも含めて非常に柔軟な扱いが可能なハイレベルな武器となった。
    更に高めの会心率もあり、見切り超会心をつければ毒ダメージがよく通る相手に対しては
    物理でトップを争う武器より総合的にダメージを稼げる可能性も充分ある。
  • 前述の通り総合性能もさることながら、ライバルを毒属性双剣に絞った場合、文句なしのトップクラスである。
    というのも、毒属性の双剣の数自体が少ないといえ、狩技ゲージブーストのあるツインレギーナエピネ以外の
    おおよそ全ての毒属性双剣の立場を差別化の隙も与えずほぼ完全に喰ってしまっている。
    (双属性双剣はその限りでないが汎用性で劣るのは言うまでもない)
    • まず霞双剣オオナズチは、
      攻撃力320に毒属性23スロ2と斬れ味も素白40匠2で紫40、
      ご覧の通り攻撃力以外でこちらに完敗。その攻撃力も会心率に大きな差があるため結局期待値では僅差。
      手数武器と相性の良い会心率・斬れ味・属性値で上回っている上にスロットも勝るこちらにとって敵ではない。
    • ツヴァイタバルジンは、
      こちらに毒属性値でたったの1勝っている以外何一つ勝てない。
      攻撃力は上述の霞双剣よりさらに低い300、斬れ味も素白20匠紫20と長さが厳しい。
      低い攻撃力と会心率0%が災いし匠で出した紫でようやくこちらの素白と同じ期待値という有り様。
      スロットも1である。というかたとえこちらと同じ3つだったとしても相手ではない。
  • 属性の通りがイマイチで毒に弱いドボルベルクは勿論のこと、
    弱点属性が全く似通っていない複数狩猟クエストにも担いでいきたい一品である。
    装備変更をし忘れた場合にもこれを担いでいれば物理の高さで押し切れる場面も多々ある。
    • 会心率を交えた火力と毒属性の高さ、双剣の手数もあって、獰猛化のような高耐久モンスターを相手に
      息切れを起こしにくいという特徴を併せ持つ。まさに『困ったらコレ』。
      ただし超特殊許可クエストに関しては、体力が非常に高く長期戦になりやすいので
      通常属性の武器に切り替えた方がよいかもしれない。
      また超特殊許可クエストは、これまでのシリーズの強化クエストと異なり、
      体力が高い代わりに全体防御率が高めなので通常属性が有利になっている。
  • ちなみに、本作でも上位の頃同様強化にレア素材は一切要求されず、
    究極強化に必要なのはオオナズチの素材なので、強化難度はそこそこのままなのも据え置き。

MHW:I

  • 今作では各作品代表として復活したと思われるモンスターの武器であっても
    再登場しなかったりしている中、テッセンは無事作成可能。
    概要にもある通り金の装飾がより絢爛になっており、
    五匹の竜ならぬ五体のイャンガルルガが鮮やかに描かれている。
    • 並びとしては中央にイャンガルルガの頭部、その両端に頭部と首*1
      さらにその両端に全身というようになっている。
  • シュラムグローヴIからの派生でのみ作成可能。まず【烏】となり、次の強化で【狼】となる。
    素材は【烏】で幻鳥竜玉、【狼】で傷痕の紫甲殻と大竜玉を使用することが注意点。
    最終強化した性能は
    • 平均的な攻撃力378
    • 会心率20%
    • 毒属性210
    • 斬れ味は白40、匠Lv4から紫
    • Lv3スロットが一つ
    • レア度11
  • 今作では素で毒属性を持つようになっている他、
    会心率も他の武器種より僅かに低いが20%と十分な値。
    斬れ味こそ双剣としてはもう一声欲しいところではあるが、
    全体的に高い水準でまとまっている。

MHF

  • MH2のものを引き継ぐかと思われたが、【鳥】が攻撃力252まで引き上げられた。
    【狼】では攻撃力280、【狼王】で攻撃力294となっている。
    ただし、この程度のレベルでは数百とある他の双剣を出し抜く需要を得ることは困難であった。
    よく言えば汎用的だが、悪く言えば普通すぎるのである。
    HR100以降の強化先が未だに実装されていないことも大きい。
  • 凄腕以降に入手できる武器として「ガリュウテッセンSP」が存在する。
    こちらは凄腕クエに有用な無属性双剣であり、攻撃力も最終強化で350に達するためかなり強力。
  • G級ではテッセンの意匠を持つ「ガルクロス」が存在する。
    こちらも無属性だが長い紫ゲージと高い倍率を持ち、Lv50ではG級武器の中でも最高レベルの物理攻撃力を誇る。
    会心率等も考慮するとこれを上回る双剣はいくつか存在するが、リーチやゲージに難がある物が多い。
    ただしG級双剣は属性も軽視できなくなったため、需要としては微妙。
    • 初期のG級武器の中では安定した高火力を持つ武器として長い間使われていたのだが、
      MHF-G6で登場したジルバ・アンセム蒼斧【焼灼】に、
      またもや完全に殺されきってしまった。
      蒼斧【焼灼】は攻撃力686、炎770、斬れ味レベル+1で紫140である。
      ジルバ・アンセムは攻撃力680、会心率40%G級技巧武器で、ゲージは蒼斧【焼灼】と全く同じである。
      ガルソブラは攻撃力686(同値)、無属性、紫120(白ゲージまで含めると長さは同じ)。
      ジルバ・アンセムは双剣という武器種の関係上比較的使いやすいリーチ長であり、
      技巧武器ということで一段高い難易度の武器ではあるが、
      蒼斧【焼灼】は★5のリオレウス亜種武器ということで作成難易度はガルクロスよりやや低め。
      属性が有効なら蒼斧【焼灼】、そうでなければジルバ・アンセムを使えばいいということで、
      ガルクロスの存在意義はきわめて薄くなってしまった。
      いったい運営はガルルガに何の恨みがあるのか…
      一応フォローしておくと、決してガルクロスが弱体化を受けたのではなく、
      最近実装されているG級武器が軒並み強力に設定されているだけである。
      ただそのせいで相対的に弱くなった印象を受けるのだが、これはG級初期に実装された他の武器にも言える事だろう。
      • なおTAなどでの需要においては、
        厳密にはMHF-G5で実装されたバサユニバースに完全に殺されてしまっている。

テッセン【禍】

MHX

  • 二つ名武器「テッセン【禍】」を地道に強化していくと最終強化で「隻眼姫のグンセン」(LV10)となる。
    見た目はテッセン寄りだが緑地に金色の龍の文様が描かれ、非常に派手。
    しかし、残念ながら無属性である
    最終強化で攻撃力210に会心率10%。スロットは無い。
    素で青100、匠の増加分は全て白(50)と斬れ味だけは良好だが、当然ながら実用性はかなり微妙。
    無属性同士で比べても、単純なダメージ期待値だけなら上を行く双剣は多い。
    無論、狩技ゲージが溜まりやすい二つ名の持ち味を活かし、
    獰猛化でも無いのに始終キレッぱなしのガルルガ宜しく派手に暴れ回るのも、それはそれで一興ではある。
  • ちなみに隻眼姫のグンセンという名前は「黒狼姫のグンセン」が元ネタだが、
    二つ名武器の見た目は「テッセン【烏】」側がベースである。

MHXX

  • テッセン【禍】を究極強化すると「隻眼軍扇【災】」(LV15)が完成。
    攻撃力320会心率20%、素で白80と上々で斬れ味レベル+2で紫30が出現、
    そして二つ名武器共通のスロ無しと狩技ゲージブースト。
    このようになかなかバランスよくまとまった。
    手数重視の双剣なので毒属性でも付いていれば…と思うかも知れないが、無属性双剣として悪くない性能をもつ。
    • 無属性は数が多いので、同じくプラス会心を持つ二つ名武器を見ると
    • などがある。
      前者2つは匠不要の紫こそあるものの、
      それでもこちらの白ゲージよりも期待値が低く、長さもこちらが勝るのでほぼ問題ない。
      一方ドヤツザキの方は斬れ味の面では完全にこちらを上回っている。
      しかし会心率のおかげで期待値はこちらの方が僅かに高い。
      素の会心率で勝る故に超会心との相性もいいのでその辺りで差別化していきたい。
      そしてこちらも十分な水準の斬れ味を確保しているので総合性能ではこちらが有利だろう。
      • 上述のテッセン【凶】も含め、二つ名武器以外のライバルも数多く存在するが、
        いずれに対しても、手数武器に嬉しい素白80と狩技ゲージブーストで差別化は容易だろう。
  • その独特な見た目に惚れ込んで担ぐのも一興。

関連項目

モンスター/イャンガルルガ
モンスター/隻眼イャンガルルガ
武器/ガルルガ武器
武器/黒狼双刃 - MHFに登場するガルルガ素材の双剣。
武器/双鉄扇【ガバス】 - 扇子双剣仲間その1。
武器/凶扇【黒風白雨】 - 扇子双剣仲間その2。他と違って開閉ギミックあり。
武器/MH部員特製扇子 - 扇子双剣仲間その3。
武器/テッケン - 一文字違いの一部のハンター達に人気が高いかも知れないハンマー
クエスト/その島の名は彼岸島 - MHFのコラボクエスト。コラボガチャにて鉄扇型の片手剣と双剣が実装された。


*1 イメージとしてはが近いか