MHP3・MH4に登場するユニクロとのコラボクエストで作成できるシリーズ。
ハンター用とオトモ用がある。
MHXでは同コラボで作成できる装備がライクロシリーズに変更されたが、そちらも本項で紹介する。
概要
- その名の通りユニクロとのコラボ装備。
コラボ元がコラボ元だけあり、一般的な防具とは一線を画したカジュアルなデザインが特徴。
言い換えれば、狩猟戦線や坊屋シリーズ、シャドウアイやブラックレザーパンツ、
その他一部のイベント防具以外との親和性が極めて低い。
- MH3Gではリストラされてしまったが、MH4にて復活。
東京・大阪の6店舗において、2014年6月9日よりクエストの先行配信が開始された(6月23日まで)。- イベント防具としては珍しく、MHP3とはデザインが全くの別物になっている。
やはり衣料品メーカーなので、かつてのデザインだと流行遅れと判断したのだろうか。- このうち、女性用は腰がホットパンツ、脚が黒ニーソ+スニーカーという
何気にセクシーなデザインであり、早くも一部の紳士たちを歓喜させている。
- このうち、女性用は腰がホットパンツ、脚が黒ニーソ+スニーカーという
- ちなみに剣士の頭防具は「ユニクロフード」という名称
だが男性はどう見てもキャップ
反対に女性の場合、ガンナーの頭部は見た目がフードなのに名称がキャップだったりする。 - 納刀状態だとボディバッグを武器が貫通する。
普段はそこまででもないが、ムービー等で見ると結構シュール。
- イベント防具としては珍しく、MHP3とはデザインが全くの別物になっている。
性能
- ユニクロシリーズ装備はMHP3当時のコラボ装備の中では類を見ない、高性能装備である。
ある意味こいつやこいつ、こいつの大先輩と言えなくもない。
スタールークは先行配信による入手難易度的な意味でも…と言いたいが、MHP3ではわずか1週間の差だった
一式でなんと回避距離UPと耳栓、おまけにヒートテックだからか耐寒が発動する。
凍土や氷海の極寒に耐えられそうな服にはとても見えないのだが
レア7なので見た目に反して防御力も高い。
一方、マイナススキルとしてスローライフが発動し、肉を食う速度が極端に低下する。
戦闘の真っ只中で肉を食うことはよっぽどのことがない限りまずないため、
わざわざ消すよりはスロットを他の用途に使った方がいい。
なお、以上のスキル構成はMHP3とMH4の両方で共通している。
- しかし、MHP3では落とし穴の如く雷狼竜の碧玉を1個、MH4でも轟竜のアギトを3個要求されるので注意
(尤も、MH4の轟竜のアギトはコラボクエで手に入れることが可能なので幾分マシだが)。
また、布であるからか火属性耐性が極めて低い。
回避距離UPを活かして火属性攻撃は的確に回避したい。MH4ではネコの火属性得意で打ち消すのもアリ。
とはいえ、回避性能や回避距離UPがつくような防具は大抵火属性耐性が低いので、
ある程度諦めがつく点ではある。- しかし、素材は火に強いティガレックスのものが中心と考えるとどうにも納得できない気がしないでもない。
というか、他のコラボ防具にも言えるのだがMH4版で要求される大量の狂竜結晶は
一体何に使われているのだろうか……
- しかし、素材は火に強いティガレックスのものが中心と考えるとどうにも納得できない気がしないでもない。
- そして、MH4版はコラボクエストの先行配信終了から正式配信まで約1ヶ月の間があったため、
その期間はかなり貴重な装備となった。
まぁ、配信されるまで2か月近くかかった後輩よりマシだが。
ちなみにMHP3では正式配信までわずか1週間しか差がなかった。
- 回避距離のSPは全部位に3ずつ付加されている。
MHP3→MH4に於いて回避距離UPの発動に必要なSPが15→10に変更されたが、
何故かMH4に於いてもSPに変化は無く、一式で装備すると回避距離のSPは15になる。
つまり、適当に一部位外しても回避距離が発動するし、二部位外しても1スロット使えば発動できるので
覚えておくといいかもしれない。
…が、前述の通りこいつと親和性のある防具の方が少ないのが難点。
このため、一式での運用が有用な部類の防具であるのに、
ガチでスキルを組むなら三部位以上使うことはないという少々残念なことになっている。
また、耳栓はMHP3版ではヘッドホンをしていたことからの発動と思われるが、MH4版ではヘッドホンを付けていない。
女性用に関しては、イヤホンのようなものをつけているのでまだわからなくもないが……。 - 各部位に割り振られたSPは全て同値なので、胴さえ作れば後は胴倍化で…と思いきや、
胴部位だけスロ1、他部位は全てスロ2であるため、胴倍化を使えば使うほどスロットが減るというドS仕様である。
さすがカプコン、抜かりがない。
- MH4では、更にコラボ武器として大剣のユニバースクロムが追加された。
詳細は当該項目を参照。
ユニクロネコシリーズ
- ユニクロとコラボしたオトモ装備。
ハンター防具同様、カジュアルでスタイリッシュなデザイン(個人差あり)が特徴的である。
モンハンの世界観から若干浮いている気がしないでもないが、それもまたご愛嬌。
- MHP3に登場するユニクロネコシリーズは
「クエスト/ユニクロ・究極素材の追求」の報酬、ユニクロチケットを用いて作成可能。
ユニクロチケットはハンター防具の生産にも必要なので、上記クエストの難度と併せて
よ~く考えて生産すること。
- 内容は「UTネコボトル」、「ユニクロネコニット帽」、「ユニクロネコTシャツ」の三点。
価格は一律1050zと一般的なオトモ装備の中でも高額だが、その分高い性能が約束されている。
以下、装備紹介。- UTネコボトル
ユニクロネコTシャツを収納するボトルケースを攻撃にも利用した画期的な武器。
ボトルに頑丈な柄が取り付けられており、ハンマーの要領で攻撃に用いることが可能。
武器だけでなくインテリアとしても活用でき、オシャレなオトモ羨望のアイテムとなっているとか。
この武器はかなり好評だったらしく、後にバルバレ地方でもデザインがリメイクされて登場した。
- ユニクロネコニット
オトモの頭をすっぽり包み込むシンプルで可愛らしいニット帽。
どんな毛並みのオトモにも似合うシンプルさが、この防具のセールスポイント。
防寒具としての役割もキチンとあり、高い氷耐性を実現している。
- ユニクロネコTシャツ
着心地の良い材質で作られたTシャツ。
胸にはハンターの象徴たるこんがり肉がデザインされており
シンプルながらも目を引くデザイン。
見た目は何の変哲のないTシャツだが、上位クラスの大型モンスターの攻撃にも耐えうる強度を誇る。
- UTネコボトル
モンクロネコシリーズ
- 名前もデザインもリニューアルされて再登場。
今作ではハンター用とは別のクエストで作成可能となっている。
MHP3に比べ作製難度はグッと低くなったが性能は控えめになった。
- 内容は「モンクロネコボトル」、「モンクロネコグラス」、「モンクロネコシャツ」の三点。
価格は下位が一律300z、上位が一律500z。
必要素材はコラボクエストで入手できる「モンクロチケット」、上位版はそれに加えて素朴な上端材のみで作成でき、
新人ハンターにとって優しい生産難度となっている。
以下、装備紹介。- モンクロネコボトル
武器に内蔵された鈴がカラコロと愛らしい音を奏でる。
過去にユクモ地方のハンターが愛用していたものをリメイクしたデザインとなっており
懐かしさを感じるハンターも少なくないとか。
- モンクロネコグラス
赤いレンズがオシャレなオトモ用のサングラス。
もちろん砂漠の紫外線もバッチリ対策。デザインの主張が控えめなのでさりげないオシャレにも採り入れやすい。
ただし熱に弱い材質のため、リオレイアの火炎ブレス等には弱いので着用の際は注意。
- モンクロネコシャツ
アイルー達が走り回る姿から着想を得て匠がデザインしたオトモ用Tシャツ。
怪鳥イャンクックの顔がデフォルメされてプリントされており、
ポップでカジュアルなデザイン。
厚手の素材なのか、Tシャツでありながら高い氷耐性を実現している。
寒冷地への狩猟に赴く際のコーディネートに最適。
- モンクロネコボトル
- MHXでも同名で続投しているが、
構成は「モンクロ(S)ネコボール」「モンクロ(S)ネコ帽」「モンクロ(S)ネコシャツ」
と内容が微妙に変わっている。
「ボール」は網に入ったサッカーボールで、網に入れたままブン回して攻撃する打撃武器。
「ネコ帽」はO-TO-MOのローマ字表記を意識して『OTM』の三文字が大きくあしらわれている。
「ネコシャツ」のデザインはMHXで御馴染の四天王エンブレムに変更されている。
クエスト内容の難易度はと言えば、ブナハブラとランゴスタの計20匹の討伐(ドスゲネポス乱入)だが
ニャンター限定と言う微妙な縛りのため、難易度がどうこうと言うより面倒さが増した。
クエスト報酬のユニクロコインの他には虫素材(下位)毛皮の上端材(上位S)と素材には苦労しないため
性能は考えずにオシャレ目当てに作ってみるのも良いだろう。
ライクロシリーズ
- MHXでコラボ装備がリニューアル。
名称からも分かる通り、メインモンスターの一頭、ライゼクスをフィーチャーしているようで、
胴装備にプリントされたライゼクスの横顔が非常に目立つ。
ライムグリーンの部分はゼクスシリーズ同様、自由に色変えできる。
- 性能としてはフル強化時の防御力が剣士580でガンナーが290、各耐性が火0・水-5・雷20*1・氷-10・龍5と
ライゼクス素材を使ったからか雷にかなり強くなっている。むしろゼクス(S)シリーズ一式より高い
スキルはお馴染みの耳栓、回避距離に加え、耐寒の代わりに気絶確率半減となっている。
スロットは全部位に1つずつ空いているため、
5スロスキルなら問題なく発動可能でお守り次第で高級耳栓にもランクアップできる。
雷耐性の高さとスキル構成を見るに対ライゼクス、および対ラギアクルスに最適な装備と言える。
対ライゼクス用の装備を作るためにライゼクスを多数狩猟しなければならない。
また防御力は若干心許ないがラージャンにも着ていけるだろう。
フルフルに着ていく場合は聴覚保護を+5したい。- 後意外だが、高級耳栓と気絶無効にスキルをランクアップ出来れば、ガララアジャラにも好相性となる。
鳴甲の破裂攻撃に気絶確定の効果があるので、音と気絶に耐性があり、
エリアルスタイルでの飛距離を伸ばせる回避距離まで持つこの装備はガララ初心者に絶好の防具である。
- 後意外だが、高級耳栓と気絶無効にスキルをランクアップ出来れば、ガララアジャラにも好相性となる。
余談
- オンラインゲームでは比較的簡単に作れるテンプレ装備を
「低コストで作れるから誰も彼もが着ている」という揶揄をこめて「ユニクロ装備」と呼ぶことがある。
これは、現実世界のユニクロの服が手軽に手に入り、且つ実用性も高いものが多いことから作られたもので、
モンスターハンターに於いてのユニクロシリーズとの関係は全くない。- MHシリーズ中のユニクロ装備は、寧ろ記事のとおりコラボイベントクエストの難易度が高く、
作製難度は相対的に高めである。
普通の服にしか見えない装備をハンターの使用に耐える性能にしたためだろうか。
- MHシリーズ中のユニクロ装備は、寧ろ記事のとおりコラボイベントクエストの難易度が高く、
- 「UNI-QLO」とは
ユニーク=UNIQUE(独自の)
クロージング=CLOTHING(衣類)
ウェアハウス=WAREHOUSE(倉庫)
を略したもの。影も形もないウェアハウスは泣いていい。
…御覧の通りつづりは「UNICLO」であるべき筈なのだが、それが「UNIQLO」なのはまさかの誤植である。
1988年に香港で現地法人(合弁会社)を設立する際に、
書類に誤って「C」を「Q」と書き間違えられてしまったのだが、現CEOの柳井正氏は「Q」の方を気に入り、
そのまま採用・変更され、店名表記が「UNIQLO」に統一されたという逸話がある。