- 種族
- 牙竜種(竜盤目 四脚亜目 雷狼竜上科 ジンオウガ科)
- 別名
- 雷狼竜(らいろうりゅう)
- 異名
- 無双の狩人
- 英語表記
- Zinogre
- 危険度
- MH3G・MH4・MH4G・MHX・MHXX:★5, MHP3・MHRise・MHR:S:★6
- 登場作品
- MHP3, MH3G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHF, MHXR, アイルー村(G, DX),
アイルーでパズルー, MHST, MHST2, MH-R
- 狩猟地
- 渓流, 孤島, モガの森, 原生林, 氷海, 天空山, 禁足地, 未知の樹海, 古代林,
塔, 樹海, 遺群嶺, 密林, 霊峰, 古代樹の森, 陸珊瑚の台地, 導きの地, 渡りの凍て地*1, 大社跡, 水没林, 翡葉の砦, 城塞高地
派生作品
派生作品に関しては下記の記事を参照されたし。
モンスター/ジンオウガ/派生作品
目次
生態・特徴 
- 主に自然豊かな山岳地帯の奥地に生息する牙竜種の大型モンスター。
胴体部を覆う碧色の鱗と、頭部や背面、腕部などに立ち並ぶ黄色の甲殻、
そして腹部や首回りなどを中心に生え揃った白色の体毛が特徴。
甲殻は「蓄電殻」、体毛は「帯電毛」と呼ばれ、
戦闘の際にはこれらを利用して発生させた電気エネルギーを全身に纏う。
その様子と生態から《雷狼竜》とも呼ばれる。
- 険しい山間部での移動を可能とするため、強靭に発達した四肢を持つ。
特に前脚は著しく強靭な筋肉を備え、尋常ではない膂力を持っている。
爪も極めて鋭利な形状をしており、獲物や外敵を一撃で仕留めるほどの強力な武器となる。
体躯は大柄だが、身を翻しながら大きく後方へ飛び退いたり、
ゆっくりとした動きから突然勢いのある攻撃を仕掛けてきたり、
突進してきたかと思えば続けざまに別の攻撃を繰り出したりと、見た目以上にその動きは俊敏且つ軽快。
発達した長太い尻尾には無数の甲殻が立ち並ぶように備えてあり、
巨体の均衡を保つだけでなく、戦闘時には武器としても積極的に用いられる。
口から覗く鋭い牙からも想像できる通り肉食性で、主にアプトノスやケルビなどを狩って捕食している。
特にガーグァを好物としており、これらに対してはより積極的に襲い掛かる。
- 身体の各部を覆う蓄電殻は静電気を発生する特異な脂質を備えており、
生みだした電気を帯電毛に蓄え、更に増幅している。
しかし、ジンオウガ単体で攻撃に利用できるほどの電力を生み出すことは困難であり、
放電による攻撃も基本的には行わない。
その代わりに自分の作り出した電力を、周囲を飛び交う雷光虫に分け与え、
雷光虫を活性化させる能力を持つ(この活性化した雷光虫を「超電雷光虫」と呼ぶ)。
そしてその活性化した雷光虫の電力を利用する事で、
自らの発電力の限界を超えた膨大な電気エネルギーを身に宿す事ができる。
電力が最大限に達すると放電能力を高める為に、天に向かって咆哮し、
それを合図とするように角や蓄電殻が上向きに展開され、全身から電光を迸らせる。
この姿になったジンオウガを「超帯電状態」と呼ぶ。
超帯電状態のジンオウガが誇る電力はあの海竜ラギアクルスと同等とされ、
落雷にも匹敵するかという凄まじい放電能力を発揮する姿も確認されている。
本来の限界以上の電気エネルギーを常に身に纏い続けている状態ではあるが、
青い鱗が絶縁性に長けているため、自分自身がその電力で感電してしまうことはない。
なお、超帯電状態時は背鰭のような甲殻が青白く光り輝くが、
これは蓄電殻の脂質が電力を放電するためである。
ちなみにジンオウガの幼体は成体と比較して帯電毛の割合が多く、白く輝いているという。
これは未発達の蓄電殻を保護するためだと考えられており、
成長に伴って不要になった帯電毛は抜け落ちていくらしい。
- 超帯電状態となったジンオウガは甲殻が展開されるため、単純な防御力は平常時より低下する。
しかし、電気刺激により筋肉が変化し、攻撃力や俊敏性が飛躍的に上昇しており、
疲れを見せる事無く矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてくる。
前述した鉤爪も超帯電状態時には普段毛に隠れている2本の鉤爪が土台へ展開、
より攻撃的な形態へと姿を変え、総じて見ると通常時よりも戦闘能力が高い。
また、超帯電状態でも身の危険を感じる強敵に出会うと、
辺りに力強い咆哮を轟かせると同時に蓄電殻や帯電毛から蒼白い電光を発し、より激しい攻撃を繰り出す。
- 一度ジンオウガに集められた雷光虫が、自らジンオウガの元から離れていく事はまず無い。
ジンオウガは雷光虫にとっての天敵であるガーグァを好物としているため、
雷光虫はジンオウガに取り付いているだけで身の安全性が高まるからである。
一方、ジンオウガは一定量以上の雷光虫が周囲に存在する限り、超帯電状態を維持する事が可能である。
この事から両者は協力し合う事でそれぞれに相応のメリットが発生する共生関係に当たると考えられる。
唐突に無数の雷光虫が光を放ちながら一定の方角に向けて移動していく光景を目にしたならば、
その行く先にジンオウガが存在する可能性が高い。
なお、ジンオウガに取り付いた雷光虫は攻撃などによる外的ショックで追い立てたり、
虫あみなどを用いてジンオウガから直接奪い取るなどして強制的に引き剥がす事ができる。
このような要因によって一定量以上の雷光虫がジンオウガから離れてしまうと、
超帯電状態を維持する事ができなくなり、甲殻が閉じると同時に通常状態に戻ってしまう。
また、当然ながらジンオウガが健在であるからこそ雷光虫にもメリットが発生しているものであり、
ジンオウガが絶命ないし完全に無力化された場合、雷光虫も一斉に飛散してその場から姿を眩ませてしまう。
但し、未知の樹海で発見された特に強力な個体は
超帯電状態から通常状態に戻っても一定量の雷光虫が離れようとせず、
一定の蓄電量を保ち続けるという非常に強固な関係を見せる。
- 超帯電状態での戦闘能力は言わずもがな、平常時の運動能力もかなりのもので、
一時期は討伐に乗り出したハンターたちを悉く粉砕し、
「人間の敵うモンスターではない」とまで言われ、「無双の狩人」の二つ名を付けられた。
「森の王」とも称されるジンオウガは自然界においても相当な強者として認識されており、
ジンオウガが森の中を歩けば、その進路上の小型及び中型のモンスターは一目散に逃げ去る。
戦闘中においても相手を見定めるかのように睨みながら間合いを測ったりと、
他のモンスターにはあまり見られない、まるで王者のような威風堂々たる立ち振る舞いを見せることから、
「風格ある大型モンスター」と評されることもあり、
平和な村などではその力強い外見に惹かれる子供たちも多いという。
なお、ジンオウガから得られる素材を用いて作成された武具は荒ぶる王者の力を宿し、
使用者の意思の強さを糧に限界を超えた性能を発揮するとされる。
最高の素材と匠の技の融合によって完成した装備は、
無双の境地を体現した至高の逸品としてハンターからの評価も高い。
- 後述の事件が起こるまでは、非常に珍しいモンスターであるとされ、
ギルドの公式な記録にも僅かに名前が残っている程度、
それも「肉食性らしい」「強力な放電能力を持っている」
「奇妙な球状の光を無数にまとっている」といった不明瞭な情報しかなかった。
ユクモ地方にある渓流の奥地では村人による目撃証言も存在していたようだが、
その生態となると殆ど知られておらず、
当のユクモ村にも「その昔、とあるハンターが彼に挑んだ」という話が残るのみであったという。
かくも謎多きモンスターであった理由は、ジンオウガの生息地にある。
群れで子育てを行う習性を持つが故に、人里離れた渓流の奥深くにしかその姿を見せないジンオウガは、
本来人目に触れる事が滅多にないモンスターであり、
そのため生態研究が行われてこなかったのである。
- 渓流の奥地にある霊峰付近にある古龍が接近したことで、状況は一変した。
霊峰を縄張りとする一部の個体が古龍によって住処を追われ、
麓の渓流に降りてきた挙句そのまま住み着いてしまったのである。
これが原因となって渓流近辺ではジンオウガの目撃情報が続出、
さらに渓流の近隣にあるユクモ村の林業に甚大な被害を及ぼし始めたことで
遂にギルドは正確な生態を把握、ユクモ村の村長はジンオウガ討伐を期して専属ハンターを雇う運びとなった。
この時期の前後より、ユクモ地方以外での目撃情報も報告されるようになっており、
原生林や孤島、氷海などに移住してきたと思わしい個体の目撃情報が挙がっているほか、
天空山、遺群嶺など霊峰に近似した環境に生息している個体の存在も確認されている。
概要 
- MHP3より登場した、「牙竜種」に属する同作のメインモンスター。別名:雷狼竜。
亜種などについては下記の記事を参照されたし。- モンスター/ジンオウガ亜種(獄狼竜、MH3Gより登場)
- モンスター/金雷公ジンオウガ(二つ名持ちモンスター。MHXより登場)
- モンスター/ヌシ・ジンオウガ(ヌシモンスター。MHRiseより登場)
- モンスター/ジンオウガ/派生作品(派生作品における特殊個体や特殊種の記述あり)
- 明るい黄土色の甲殻と鮮烈な碧色の鱗、そして純白の体毛という、非常に派手な体色を持つ。
ちなみにジンオウガの専用曲「閃烈なる蒼光」の作曲を担当した
牧野氏曰く「ボクサーのイメージ」との事。
名前の由来は素早さを表す「迅」と、鬼を意味する“Ogre”を
合わせたものである事が10周年記念の書籍で語られている。
- 特徴的な体つきは、背の高い木々が生い茂る山や丘といった、起伏の激しい環境に適応した結果のようだ。
前脚は尋常ならざる膂力を持ち、狩りの相手を一撃で仕留める……らしい。
メインモンスターなので恒例の序盤無茶振り乱入をしてくる。
心構えを強くオススメしたいところであるが、ところがどっこい、
心構えをしていた熟練ハンターの裏を掻く登場の仕方をしたので、結局意味がなかった。
- 攻撃は体に似合わぬ素早い突進、叩きつけ、連続前脚攻撃、後方尻尾攻撃を行う。
いずれも速度、パワーともにかなりの次元であるので、なかなか見切るのが難しい。
なお帯電していない時は悠然と闊歩するときがある。完全な隙なので一気に攻撃を畳み掛けよう。
- ジンオウガの本領は、一定時間チャージ後に行う『超帯電状態』にある。
全ての攻撃に於いて速度、パワーが増し、更に雷撃を纏い、
プレイヤーを雷属性やられへと追い込む。こうなるともはや手がつけられない。- しかも、ジンオウガの体力が減るにつれてチャージされる電力は増え、
超帯電状態になるまでの時間が早まる。
- しかも、ジンオウガの体力が減るにつれてチャージされる電力は増え、
- なお、ジンオウガが超帯電状態になるには、活性化した雷光虫である『超電雷光虫』を集める必要がある。
そのため、周囲の雷光虫を呼び集めるチャージを行う必要があるが、
チャージ中は完全に動きを止め無防備になるため、攻撃のチャンスでもある。
しかも、チャージ中に高ダメージを与えたり怯ませたりすれば、チャージを妨害できる。
チャージ妨害を兼ねて、弱点の頭(角)や切断可能な尻尾、転倒を狙える脚を攻撃しよう。- 超帯電状態になる最後のチャージにはジンオウガにスーパーアーマーが付属されるため、
尻尾は斬れないわ、部位破壊されてるのに怯みすらしないわ、
果ては閃光玉を使っても前が見えないのに超帯電になるわと面倒なことになっている。
さっさと離れて移行時の落雷後の隙にでも攻撃しよう。 - MH3Gやそれを基にしたMHFなどでは、蓄電中の動作がMHP3と異なる。
頭部を高い位置に動かしながら叫ぶようになったため、頭(角)を狙うのが難しくなっている。
- 超帯電状態になる最後のチャージにはジンオウガにスーパーアーマーが付属されるため、
- 超帯電状態に移行してしまった場合、ジンオウガにダメージを与えて怯ませる度に電力が減る。
そして一定値以上のダメージを与えるとジンオウガが一際大きく怯み、
同時に背中に集っていた超電雷光虫が全て逃げ、超帯電状態が解除される。
怯ませられないと半永久的に超帯電状態のままなので、どうにか猛攻を凌ぎつつ反撃していこう。- なお、怯むと電力が減少するという特性上、爆破による追加ダメージによって
頻繁に怯みを誘発する爆破属性武器が非常に相性が良い。
というか相性が良すぎたせいでMH3Gでのジンオウガは、
正しくカモと呼ばれても仕方がないほどに狩られていた。
武器の多くが裏ボスの素材を使った一級品へと派生できるのも大きい。
- なお、怯むと電力が減少するという特性上、爆破による追加ダメージによって
- ジンオウガは超帯電状態の時は疲労状態にならない。
しかし怒り状態になるのは超帯電状態の時だけである
(バインドボイスも、基本的には超帯電状態時のみ)。
そのため、超帯電状態時は圧倒的な強さでプレイヤーを攻め立てるが、
超帯電状態を解除されると、一転して脆くなってプレイヤーに攻め立てられる。
また攻撃はどれも苛烈だが、MHP2のメインモンスターであるティガレックスや
MHP2Gのナルガクルガと同じく、通常状態と超帯電状態を問わず殆どの攻撃に判りやすい隙があるので、
色々な意味でターンファイトになりやすい。
- ターンファイトになりやすいとは言ったが、
全体的に攻撃の出が早い上に直線的な攻撃を殆どしてこないため軌道が分かりづらく、
攻撃後の隙は分かりやすいとはいえ体勢の立て直しにかかる時間はかなり短い。
見た目と一致していない広範囲・長時間の当たり判定は持たない代わりに
とにかく一撃一撃を的確にハンターに命中させようとしてくる特性が強いため、
一つ一つの攻撃に対してリズムよく回避アクションをとるのが最適解となりがち。
よって予備動作を見たら武器をしまって悠長に緊急回避をしたり、
大袈裟に離れてやり過ごしてから無防備な所を猛反撃というスタイルとは極めて相性が悪い(というか出来ない)。
言ってしまえば2Gまでのモンスターの行動パターンに慣れきったハンターに対するメタ
とも言えるような攻撃・行動パターンが非常に多い。
ジンオウガに対する印象はこれらに対応できるか否かで大きく変わっていく。
- ブレスこそ吐かないものの、代わりに背中に集積させた超電雷光虫を飛び道具として利用してくる。
最初は一度に1発しか飛ばしてこないが、ある程度電力がチャージされると2発放てるようになり、
超帯電状態になると2発の雷光虫弾を2連続、合計4発を飛ばしてくる。
この超電雷光虫は、まるで変化球のような弧を描いて飛来するため、慣れないうちは軌道が読みにくい。
- 雷光虫が素材となる『シビレ罠』を使うと麻痺はするものの、電力をチャージされてしまう。
超帯電状態時に至っては、罠が負荷に耐えきれず、破壊されてしまう。
このため、罠に嵌める時は落とし穴の使用が基本。- ただし、電力をチャージしているためかシビレ罠の効果時間が非常に長いこと、
超帯電状態のほうが肉質が柔らかくなることから、
ジンオウガの動きに慣れたハンターの中には、積極的にシビレ罠を使う人も居る。- なお、あくまで電力のチャージ値が増すだけであり、
シビレ罠を使っても必ずしも超帯電状態になるわけではない。
- なお、あくまで電力のチャージ値が増すだけであり、
- また超帯電状態のまま眠っている場合、シビレ罠を仕掛けてもやはり
電力が高すぎるのかシビレ罠は一瞬で破壊される。
その代わりこの場合は目が覚めたりはしない。雷光虫の活性化で壊れるのだろうか?
- ただし、電力をチャージしているためかシビレ罠の効果時間が非常に長いこと、
- 弱点属性は氷>水>火。
しかし属性耐性は高めで、背中は通りが良いが他の部位は一番の氷属性であっても5~15%しか通らない。
水属性も火属性も殆ど効きに大差はない。
超帯電状態に移行することで物理肉質が柔らかくなるのであまり属性に拘らず、物理重視の武器を選んでもいい。
- 破壊できる部位は頭(2段階)、両前脚、尻尾(切断)、そして背中である。
ただし背中だけは破壊しても部位破壊報酬が貰えず、超帯電状態になる度に復活する。
頭は段階ごとに右角→左角の順で角が折れるため、
右角が折れただけ(1段階目)では報酬が貰えない。
前脚は左右のどちらか片方でも破壊すれば、報酬が手に入る。- MH4以降は背中の部位破壊で報酬が出るようになり、超帯電状態になっても復活しなくなった。
- 脚にダメージを蓄積させていくと派手に横転することがある。
この時に背面に回り込むと虫あみのアイコンが表示される。そして虫あみを使うと本当に虫捕りができる。
しかもこの虫捕りは超電雷光虫や帯電毛が手に入るだけでなく、
ごく微量ではあるがチャージ済み電力を減らすことができる。
余裕があるならやってみてはいかがだろうか?
ただし、上位クエスト以降はダウンから復帰すると同時にサマーソルトで反撃してくるので、
攻めるにしても虫捕りをするにしても注意が必要。- ちなみに、後脚の怯みによる転倒より、前脚の怯みによる転倒の方がもがいている時間が長い。
とはいえ、前脚の怯みで転倒させるには、肉質が硬めの前脚を集中攻撃しなければならず、
結果的にダメージ効率自体は悪くなってしまうので、あまりオススメできない。
- 体力が減って巣で寝る時も転倒したときと同じく背中を横に向けて地面に伏すのだが、
たとえ超帯電状態のまま眠って雷光虫が明らかに集まっている状態であっても、寝ている時は採取できない。
- 超電雷光虫はジンオウガの狩猟クエストでも大抵基本報酬に並んでおり、
武器の素材などにそこまで莫大な数を要求されたりするわけでもないので、
超電雷光虫を集めるために頑張って虫あみを振るう必要性はあまりないのだが、
ジンオウガの背中から超電雷光虫を獲ることが目的のクエストも存在する。
- ちなみに、後脚の怯みによる転倒より、前脚の怯みによる転倒の方がもがいている時間が長い。
- MHP2Gのメインモンスター、迅竜ナルガクルガが『和』の世界の「忍者」を、
MHXのイケメン枠メインモンスター、泡狐竜タマミツネが「芸者」をモチーフとしているならば、
此方はさしずめ「侍」をモチーフとしているのだろう。- ところが「武士」及び「鬼」をモチーフにしたメインモンスターではまさかの後輩として怨虎竜マガイマガドが
MHRiseのメインモンスターとして現れる事となった。
マガイマガドは“悪逆無道”の異名に違わぬ、
いわば「亡霊武者」とでも言うべき怨みに満ちた好戦的な性格の持ち主であり、
縄張りの侵入者や強者にしか興味を示さないジンオウガとは、同じ武者モチーフでも対照的な存在と言える。
- ところが「武士」及び「鬼」をモチーフにしたメインモンスターではまさかの後輩として怨虎竜マガイマガドが
- その人気や知名度からか、シリーズでも多くの作品に登場しており、
PVでもトリを飾ったり、ストーリー中でも存在感ある演出を伴っている事が多い。
特にMHXにおけるタマミツネとのライバル関係や、MHW:Iにおける導きの地のムービーは印象的だろう。
モンハン世界においても「無双の狩人」と称され、渓流の食物連鎖の頂点に君臨するだけではなく、
他のフィールドにおいても頂点捕食者達と互角に戦うなど、生態系においても実力者である事が窺える。
しかし、同時に古龍に棲家を追われたり、言外に電力エネルギーの上下関係を示されたり、
狂竜化したモンスター達の襲撃を受けて感染してしまったり、
古龍にすら挑みかかる牙竜の特殊個体に敗北を喫してしまったり、など、
他のメインモンスター級の面子と共に前座やかませにされがちでもある。
しかしこれも裏返せばジンオウガの持つ人気や一定の強さが保証されているからだと言える。
かませ犬というのは実力の高さを広く認知されていないと務まらないのだ。
MHP3 
- メインモンスターとして鳴り物入りで登場したMHP3では、
村クエストにたびたび登場し、緊急クエストにて狩猟。倒すとエンディングとなる。
- ストーリー終盤になってジンオウガが渓流に出現した真の原因が解明される。
序盤から中盤に掛けて存在感を示し続け、先ほど遂にプレイヤーが狩猟した個体は、
本来は霊峰という場所に住んでいたが、アマツマガツチにテリトリーを奪われた個体だったことが判明するのだ。
古龍の襲来により霊峰を追われ、渓流に逃げてきた……とのことである。
そのせいかMHP3のあるムービーでは、嵐の中を舞うアマツマガツチに向かって咆哮をあげている。
激しい戦いの後息つく間もなく新事実の判明と、ストーリーを盛り上げるのに一役買った。
MH3G 
- 続くMH3Gにも登場したが、拠点がモガの村ということもあり、あまりスポットは当たっていない。
しかし今作で追加されたストーリーや武器の強化過程において
ラギアクルス亜種の前座を務め、存在感は誇示している。
- メインモンスターでなくなったMH3Gでもストーリーに少々関与する。
ジンオウガが登場するのは村上位★9昇格の緊急クエストなのだが、
カヤンバの持っている残念なお面がジンオウガの
ビリビリな電気エネルギーに反応し、カヤンバは電気エネルギーとお面になんらかの関係があると推測。
お面を最高のお面に直すために、カヤンバ(とハンター)はジンオウガとの戦いに挑むことになる。
そのジンオウガだが、今回も登場ムービーが挟まるため初回は超帯電状態からスタートとなる。
更にカヤンバが強制的に残念なお面を装着した状態での戦闘となるためほぼ戦力外で、
村の緊急クエストの中では結構難易度が高い部類に入る。
なお、ジンオウガを倒してもちょっとお面が変化するだけで、お面は最高のお面に戻らない。
お面を完全に直すためにはより強い電気エネルギーを持ったモンスターと戦わねばならない。
- MH3GのG級個体はややモーションに変化が生じる。
のしかかりの予備動作が上位までと打って変わって非常に素早くなり、
サマーソルト、ボディプレスの様にお手2連続から繋げてくるようになる。
MH4 
- 続くMH4にも無事続投、ジンオウガの生態、特に「雷光虫との共生」について語る上でガーグァの存在が欠かせないからか、
この2種は登場作品がある程度重複する。
MH4ではPV第1弾でガーグァが登場していたため、“もしかしたらジンオウガも登場するのでは”
という予想もあったが、PV第5弾に登場したことでMH4参戦が確定、ファンたちを歓喜させた。
その後、9月5日発売のファミ通および同日更新の公式サイトにて、
歴代初の紹介だったリオレウスと共に正式に参戦が発表された。- 同PVでは、お馴染みの前脚叩きつけ攻撃に加え、高低差に対応した新モーションとして、
崖の上まで一気に跳躍して襲い掛かる新モーションも披露している。
- 同PVでは、お馴染みの前脚叩きつけ攻撃に加え、高低差に対応した新モーションとして、
- 従来のジンオウガよりもアグレッシブに動き、こちらを翻弄してくる。
攻撃パターンを複数組み合わせて動くのが基本となっており、
通常状態でも華麗な連携攻撃をどんどん繰り出す。
ダメージはともかく、動きだけで比較すれば前作G級より派手かつ強力。- 特に、以前は完全に動きが終わってから突進→電力チャージしかしてこなかった
体を翻してハンターとの距離を取るジャンプや角突き攻撃から、
間髪入れずに別の攻撃を繰り出してくるコンボは多くのハンターが意表を突かれた。
- 一番厄介なのは角突き攻撃からの尻尾叩き付けで、
角突き攻撃を受けた場合、フレーム回避以外で尻尾叩き付けを避ける方法はないので、
フレーム回避が完璧にできないと死が一気に近づく。自信がなければ常に体力最大を保とう。
- なお、角突き攻撃による尻餅から回復した後、ジンオウガから側面へ即座に回転回避を行えば
ギリギリ尻尾叩きつけが回避できる。尻餅をついたら回避ボタンをひたすら連打するのも手である。
- また、前脚叩きつけはホーミング性能とスピード、移動距離が強化され、
前作と同じ感覚で避けているとほぼ被弾が確定する。
更に超帯電状態では前足に電気をチャージしての叩きつけ、更に威力が上がる。
ただ、前方向への強化がなされた一方、モーションの変更から
振り上げた腕の反対、或いは背後に回避すると案外簡単に避けられる。
- 凶悪な攻撃・コンボが追加された一方、タフネスに関しては調整が入っているようで、
弱点の集中狙いや乗り状態を上手く決めれば、割と早く瀕死に追い込める。
攻撃の苛烈さで余分に時間が掛かっていると感じてしまうハンターが多いようだ。
- 地味ながら今作から怯みモーションが2つあったものが大きくのけぞるものだけに減っている。
ハメによる定点攻撃を防ぐためだろうか?後述の狂竜化の声の変化も相まって尚更わんこ感が強い。
- 特に、以前は完全に動きが終わってから突進→電力チャージしかしてこなかった
- MH3Gの時のようにチャージ時に頭を大きく動かさなくなったため、
チャージ中に頭に攻撃を加えやすくなった。
チャージのエフェクトも変更され、帯電時は生態ムービーのように輝くので、非常に派手である。- ただし、十分にチャージすると一回吠えただけで超帯電状態に移行することがあるので注意は必要。
- 上位個体は超帯電状態になると、前脚叩きつけを1回行った後に叩きつけてない方の腕を電力チャージし、
更に威力を高めた2回目を繰り出してくるようになった。
チャージの分発生は遅いが、射程と誘導は凶悪なので、焦って動くと被弾率が急上昇する。
ちなみにエフェクトからも分かるように、この時に一緒に超電雷光虫をチャージしており、
超帯電状態を解除しにくくなった。- なお、上位個体は3連のお手は全く使わない。
しかし、Lv76以上のギルドクエストでは両方を織り交ぜて使う様になっている。
しかも頻度はほぼ五分。チャージするか否かは動作を見るまで判別不能。
そのためハンターは3連叩きつけを想定して避けに専念せざるをえない。
後述の狂竜化と併せて更に凶悪なものとなる。
- なお、上位個体は3連のお手は全く使わない。
- 肉質は前作までと比べると全体的に軟化した。
特に頭部は常に前作までの超帯電状態時の肉質であり、
背中にいたっては超帯電状態時は頭部を抜いて一番の弱点となった。
一方でその分、属性は通りが悪くなった。
- ギルドクエストLv76以上の個体は厄介なことに最初から超帯電状態でエリアを巡回している。
与えられるダメージは多くなるが攻撃も苛烈なので手強い。
しかし真に厄介なのは超帯電状態を解除しても
ジンオウガの背中を見ると光が集まっているのが確認できるところ。
そう、高レベル個体はたとえ解除してもチャージ量を0にできず、ある程度残量をキープしているのである。
強力な個体ゆえに雷光虫が離れたがらないのか、それともジンオウガの執念で散らせないのか。
いずれにせよ一定段階進んだ状態であるため、瞬く間に再度の超帯電状態へと移行される。
どうにか怯ませてチャージ行動を妨害したいところ。
高レベルギルクエのジンオウガが手強いとされる要因の一つである。
- 一方、よりアグレッシブに動くようになった代償なのか、
これまで上位以降になると行ってきたダウン復帰時のサマーソルト攻撃はオミットされた。
- また、ストーリーのキーでもあり節目ともなる狂竜症に関するCGムービーに出演するという大役を戴いた。
当然ゲーム中でも狂竜化を発症し、かなりの強敵となって立ちはだかる事となる。
しかも、狂竜状態の速度上昇時の本種は異様に速い。
怒り状態ともなれば、もはや物理法則をぶち壊す勢いで怒涛の連撃を仕掛けてくる。
また、肉質も一律で5%硬化。青ゲージでは通常時の前脚・胴体に弾かれるようになってしまう。
更に一層超帯電状態を解除しにくくなることもあり、非常に厄介である。- …が、超スピードよりも更に厄介なのは、突然のスローモーションである。
もともとジンオウガの攻撃は「リズム」さえ掴めば簡単に回避できてしまうのだが、
狂竜化個体はそんなものを嘲笑うかのように緩急の激しい攻撃を繰り出してくる。
なにより凶悪なのは、Lv76以上のギルドクエストで織り交ぜてくる連続前脚叩きつけであり
1回目が遅いと思ったら2回目で急に速くなることがあり、当然その逆もある。
これだけでも厄介なのに、あろうことかジンオウガ通常種は
Lv100時の体力値がギルドクエスト全モンスターでトップ。
Lv100では確定で狂竜化することから、上記の肉質硬化も相まって相当なタフネスになっている。
狂竜化ジンオウガは他とは一線を画す強さに仕上がっていた。 - また強さに関係することではないが、狂竜状態の時は他のモンスター達と違い声が異様に高くなる。
MH4Gでは修正されているので設定ミスだと思われる。
- …が、超スピードよりも更に厄介なのは、突然のスローモーションである。
- なお、超帯電状態時の背中は武器に使ってくるほど凄まじいことになっているが、
我らの分身たるハンターは意に介さず乗ってしがみつくことができる。ハンターさんスゲー。
- 今作では、通常種・亜種いずれも、音爆弾が効くようになった。
しかし他のモンスターのようにメリットのあるものではない。
寝ている時に破裂音を聞かせると起こしてしまうのである。
音爆弾に殆ど使い道がない今作ではあまり気になるものではないが、
天空山では通常種が寝床とするエリアにはガブラスが出現する。
ガブラスを落とすつもりでジンオウガを起こしてしまわないように注意しよう。- ここまで音爆弾に限定して述べたが、真に重要なのは寧ろタル爆弾である。
タル爆弾の爆発時には音爆弾効果が発生するが、過去のシリーズと同じであれば、爆風の前に音が届く。
現在では音爆弾が効くモンスターは睡眠中は無効になる仕様であるため、
この音の届く早さはジンオウガ以外では特に問題になることはないのだが、
それ以前の作品では爆弾の命中前に音が命中して起こしてしまうという仕様であった。
つまり、設置する位置に気をつけないと、爆弾のダメージを3倍にできないかもしれないということである。
幸い、頭側ではなく後ろ側で起爆する分には音で起こしてしまうことはないため、
特定の部位を破壊したいということでないのなら、爆弾はそちらに置くとよいだろう。 - なお、発売されているMH4の攻略本には、ジンオウガに対する音爆弾は「無効」と記載されている。
そもそも聴覚が特別に優れているという設定がなく(というかもしそうならば通常時でも効くはずである)、
特に危機管理に優れるといった生態もないどころかハンター目の前にしてポージングするがごとく歩く。
以上のことから、これが正式な仕様変更であるとは考えにくく、設定ミスであるとの見方が濃厚である。
- ここまで音爆弾に限定して述べたが、真に重要なのは寧ろタル爆弾である。
- 今作から背中の部位破壊で報酬が出るようになった。
MH4G 
- MH4Gでは新たに原生林にも姿を見せるようになった。
- G級ではタックルや尻尾叩きつけ、背面ボディプレス等の技と同時に雷光虫弾を飛ばしてくる。
遠距離でジンオウガを狙うガンナーは遠くで技を繰り出していても油断は出来なくなり、
剣士は下手に技を回避すると一緒に飛ばしてきた雷光虫弾が避けきれずに被弾、ということが起こりがち。
ハンターを狙って飛んでくるわけではないので回避する方向を意識すれば当たることはない。
…が、正面から逃れられないことも当然起こり得るので要注意。
- 地味な変化だが、突進の後など上位まではほぼ確定でチャージ行動を行うタイミングで
タックルに派生することがある。
一緒に雷光虫弾も飛んでくるため、中途半端な咄嗟の回避では被弾しやすい。- また亜種が用いていた、ハンター被弾時にカウンターとして行うチャージ行動が追加された。
- ジンオウガの代名詞であるお手こと前脚叩きつけ攻撃も変化。
角突きから繋げるパターンに加え、お手単体で繰り出す昔のパターンが復活した。
また、通常時からチャージお手をしてくるようにもなった。
G級のチャージお手は上位とは異なる完全新規のモーションで、
大きく振りかぶってから超広範囲に雷撃を拡散させるスーパーダイナミックお手となっている。- この前脚超帯電叩きつけだが、軸合わせのタイミングがMH4の前脚帯電叩きつけとは異なるようで、
前脚を大きく振りかぶる所で攻撃方向を決定する。
つまり前回の前脚を上げ始めた時に回避する戦法では確実に叩きつけの餌食となる。
一応叩きつけのモーション時に懐に潜り込めば回避が可能だが、
上げ始めた時点では通常の叩きつけと区別はつかない。- しかしながら決して苛立つだけの攻撃でもなく、
実は振り下ろす直前(慣れていれば直後でも)に前転すれば簡単に回避が可能。
無論回避の仕方にもよるが、これならたとえ通常の前脚叩きつけと織り交ぜられても、
振り下ろす直前まで焦らずにBボタンを押さなければ、十分に判別が可能であろう。
そのため、他の技以上に手慣れたプレイヤーほど相対的に回避が楽になる技でもある。
回避できない場合は大抵焦ってどちらが来るか見極めずに回避行動を取っている場合が多いので、
そこを少し我慢するだけでも被弾率は大きく変わってくる。 - 但し怒り時の3連続前脚超帯電叩きつけはランダムである性質上判別がしにくい。
回避が間に合わないと判断した際、もしも使えればガードで凌ぐのも手である。 - ちなみに、叩き付けの際のジンオウガの移動可能な距離と角度がある程度決まっているため、
位置取りによっては、突っ立っていたり歩いていたりと、
なんの回避態勢も取らずに乗り切ることも可能。
- しかしながら決して苛立つだけの攻撃でもなく、
- この前脚超帯電叩きつけだが、軸合わせのタイミングがMH4の前脚帯電叩きつけとは異なるようで、
- 今作のG級個体は、前作で猛威を振るっていた頭突き→サマーソルト尻尾叩きつけのコンボがオミットされた。
これにより一回食らったら被弾(死亡)というパターンがなくなったほか、
コンボ攻撃自体の頻度もやや低下しているため、印象としては再びMH3G以前のジンオウガに近くなっている。
- ギルドクエストLv126から前作の76以上同様、
最初から超帯電状態&解除しても一定の蓄電量を保ったままとなる。
極限状態 
- そして、今作からの新要素である極限状態になったジンオウガも存在。
極限状態のモンスターは一部が極限硬化したり、狂竜化でもあるため肉質自体が硬くなったりするが、
その硬化の度合いはモンスターによってまちまちであり、どこかしらにつけ入る隙がある。
しかしジンオウガは弱点の頭と狙いやすい後脚が完全弾き部位になってしまう。
それ以外の部位は極限状態でも硬化しない。
そう聞くと狙える箇所は多そうだが、残念ながら実際はとても限られている。
それは狂竜化による肉質変化で、全身-5。これが非常に厄介に働いており、
通常状態では胴体、前脚、尻尾の根元側が紫でも弾かれるか弾かれないかくらい硬くなってしまう。
尻尾の先端に至っては言わずもがな。胴体も他の部位に吸われやすく、背中は転倒した時くらいしか狙えない。
そのため基本的には抗竜石・心撃を使い、斬れ味上昇補正を得たうえで前脚を狙うことになる。
超帯電状態になると肉質が軟化するため、弾かれにくくなるのだが攻撃は激しくなり、
怒り状態にも移行されてしまうので大きな悩みの種となっている。
- 防御面だけでなく攻撃面でも強化されている。特に雷光虫弾は全く別の技に変化。
いつもの動きで身体を構えて雷光虫弾を発射…した筈が、全く飛んでくる気配がない。
それどころか発射した弾はなんと赤く光っており、不安定に明滅しながら漂っている。
いつもと明らかに違う雷光虫弾はハンター目掛けてホーミング、
そして一定時間経つと爆発し麻痺に陥らせるという大雷光虫を彷彿とさせる仕様である。*2
雷光虫弾自体のダメージも馬鹿にできないうえに、麻痺中の追撃で一気に体力を削られる危険性もあるため、
迫り来るホーミング麻痺弾を気に掛けながらのスリリングな戦闘を強制されることになる。
弾に一切当たらない気概で挑むか、もしくは大人しくスキルに頼るのを検討すべきだろう。- 極限状態になったモンスターの例に漏れず亜種のモーションも使用してくるようになる。
元から優れていた攻撃面が更に強化され、脆かった防御面も完全弾きで克服した極限状態のジンオウガは、
ただでさえ強敵揃いの極限モンスターの中でも屈指の難敵に仕上がっており、
その通常時とは別モンスと言っても過言ではないレベルの強化の施され方から、
お世辞にも評価が良いとは言えない極限状態のモンスターの中でもプレイヤーからの評価は著しく低い。
- 極限状態になったモンスターの例に漏れず亜種のモーションも使用してくるようになる。
- 極限化を解除できずに超帯電状態に移行された場合、更に地獄を見る。
怒り状態と狂竜化仕様の速度変化も合わせ、超スピードのコンボが次から次へと飛んでくる。
ジンオウガ亜種の性質によって大技の隙も狙い辛く、苦戦を強いられる。
しかし、サマーソルト後の隙をカバーするコンボは存在しないため、
逃がさないようにしていきたい。
また、超帯電状態の時にこちらがエリア移動を行って戻るとほぼ確実に咆哮を行う。
耳栓で防げるため、ソロで挑む際は是非発動させていきたいところ。
- ギルドクエストでもレベル136以上から極限個体が出現する。
こちらはあろうことか最初から超帯電状態であり、超攻撃力も相まって、
慣れていないプレイヤーが集まると最初の解除さえもできないまま終わることすらある。
そのうえ前作同様、超帯電状態を解除しても一定のチャージ量は保ったままという加減なしの仕様。
体力もトップの座こそテオ・テスカトルに譲ったものの、レベル140個体は相変わらず凄まじいタフさを持つ。
- このように防御面、攻撃面共に極限個体の中でも屈指の凄まじい強化を受けている。
しかし、極限時の与ダメージを重視しないのであれば前脚に攻撃を当てることは難しくなく、
肉質の硬さは解除値には影響しないため(ガンナーは解除に与ダメージが関係しているので影響大だが)、
極限状態の解除自体は他のモンスターと比べて特段難しい部類ではない。
極限時は解除最優先、解除していつものジンオウガに戻ったら一気に畳み掛ける戦法を取れば、
決して下せない相手ではない。
逆に抗竜石を縛ったりでもした日には、間違いなく今作最強の敵になるだろう。
MHX 
- 続投に期待がかかる中、初期PVにて堂々の参戦アピール。
初登場のMHP3から5作続けて連続出演となった。
亜種は登場しないが、二つ名持ちモンスターである金雷公ジンオウガが初登場した。
- 本作では従来のように渓流に出現し新たに古代林にも進出するほか、
氷海にも出現している様子が確認できる。
これまでは寒冷地は専ら亜種の担当であり、通常種の寒冷地進出はシリーズ初である。- 尤も、氷耐性の低いモンスターが極寒の地に進出すること自体はこれまでにも事例がある。
ジンオウガのモデルは言うまでもなくオオカミであり、
オオカミの中には寒冷地に生息する種類もいるため、あながちイメージ離れしている訳でもない。 - ただし、これはあくまでモチーフとなったオオカミのイメージであり、
これまでに公開されているジンオウガ自体の設定と見比べると、主に以下のような疑問点が残っている。- 「龍属性を纏うことによって極端な寒暖への耐性を獲得している」亜種の設定から、
龍属性を有さない通常種は「極端な寒暖への耐性は無い」と読み解けるが、
氷海はその極端な寒冷環境に該当しているということ。 - ジンオウガが雷光虫との共生関係を結んでいるのは、
雷光虫が天敵であるガーグァから身を守るためである。
しかし、氷海にガーグァが生息しているという設定・描写は無く、
雷光虫側がジンオウガに使役されるメリットが存在しないということ。 - 一時的に現れた可能性もあるが、
「キリンを捕食していると考えられているラージャン」や、
「ポポを好物とするティガレックス」のように、
ジンオウガが本来の生息地である霊峰とその麓の渓流を離れて
氷海に現れる理由と思われる記述や描写が無い。
- 「龍属性を纏うことによって極端な寒暖への耐性を獲得している」亜種の設定から、
- おそらくMHXでの登場にあたって、生態・生息地の設定になんらかの変更があったと考えられる。
- 尤も、氷耐性の低いモンスターが極寒の地に進出すること自体はこれまでにも事例がある。
- ゲーム発売前に販売された「ハンターノート」という書籍においても紹介が為されたのだが、
リオレウスやティガレックス等の他のメインモンスターたちが軒並み危険度5に定められている中、
ジンオウガのみ危険度4とワンランク下の危険度として記載されている。
当の作中ではしっかりと危険度5に設定されているのでこれは恐らく誤植だろう。- ちなみに、危険度4に定められているのはラングロトラ、ガノトトス、ショウグンギザミ、
新モンスターのホロロホルルといった、所謂中堅どころのモンスターである。
それを考慮すると誤植だというのはすぐ分かりそうなものだったが、
MH3Gでは強さランクに於いて他のモンスターに後れを取っていたという前例がある為、
簡単には誤植だと思えないという事情があった。
後に同メインモンスターの彼と立場が逆転するとは誰が予想しただろうか
- ちなみに、危険度4に定められているのはラングロトラ、ガノトトス、ショウグンギザミ、
- MH4Gまでと大きく変化したところはないが、頭部の肉質が若干硬化したため怯ませにくくなり、
蓄電を妨害したり超帯電状態の解除がやや行いづらくなった。
また、上位以降に繰り出すチャージお手後の隙も短くなっており、
前作までと同じ感覚で頭を殴ろうとすると見事に空振りすることになる。
- 怒り状態のエフェクトが変更され、超帯電状態との差がほとんどなくなってしまった。
演出的な意味でも判別し辛くなったという意味でも評判はよくない。
ちなみに少し前にMHFで実装された遷悠種ジンオウガも同様の仕様で不評だった。
- また、屈指のブシドーキラーとして名を挙げている。
というのも、ジンオウガは苛烈な連続攻撃が持ち味であり、
「回避は簡単だが回避後に隙だらけ」なブシドースタイルとは相性が最悪なのだ。
連続攻撃の初撃をジャスト回避し、無敵時間が終了したまさにその瞬間に追撃を食らう自体が頻発する。
ジャストアクションを回避の代用としか考えていないハンターは瞬く間に叩き伏せられるだろう。- ジンオウガにブシドースタイルで挑むなら、連続攻撃の最終段でジャストアクションを決めるテクニックや、
単発の大技にあえて突っ込むなどのハイリスクな戦法が要求される。
または、ジャストアクション後のダッシュで全力で攻撃範囲から離れるといった状況判断も必要だ。
頭突きからの尻尾叩き付けをされても回避が容易という点はあるが何分他の所で不利がつく。- ただし双剣だけは話が別で、
鬼人化or鬼人強化状態のジャスト回避後のステップが完全無敵であるため、
連続攻撃をまるっといなしきるのは容易である。
双剣慣れしたハンターなら苛烈な攻撃が仇となり、
筆頭リーダーの如く鬼人ゲージを維持され続けてしまう。
その代わりリーチが短いので弱点の頭が狙いにくいため、
比較的肉質の柔らかく転倒も狙える後ろ足を攻撃するのが無難か。 - また、ランスなどのジャストガードが出来る武器種ならば連続攻撃を続けざまに
ジャストガードすることが可能。
即座に反撃せずしっかりと全ての攻撃をいなした後に派生行動に連携し反撃するべし。
- 保険に、狩技の絶対回避を付けていくのも良いだろう。
特にブシドースタイルではジャスト回避後の隙が問題になりやすいため、
その隙を無くすことができるこの狩技は相性抜群である。
下記の獰猛化個体が相手だとより恩恵を感じるだろう。
- ただし双剣だけは話が別で、
- ジンオウガにブシドースタイルで挑むなら、連続攻撃の最終段でジャストアクションを決めるテクニックや、
- 獰猛化個体も当然の如く登場。
予備動作が長くなり振り下ろしが高速化する尻尾叩き付けや、通常の数倍ものサイズになる雷光虫弾など、
獰猛化による攻撃性能の変化が非常にわかりやすいモンスターである。
雷光虫弾に至っては、頭の前にいても当たる程巨大化している。
あんなものをひねり出したら一発で雷光虫を使い尽くしそうだが、中身はスカスカなのだろうか?- 何より厄介なのが全体的な耐久力の上昇である。
怯むペースが極端に落ちるため、超帯電状態が否が応でも長引くのだ。
疲労状態にもならないため、長い間帯電状態を維持させるメリットは全くなく、
おまけに解除されてもすぐに雷光虫を補充し始める。
隙の大きい怒り状態になりやすいのがせめてもの救いか。 - なお、チャージお手の際に煙を纏う箇所によってはオーラを2段階閃かせることがある。
くらった時には…南無。
- 何より厄介なのが全体的な耐久力の上昇である。
MHXX 
- MHXXにも続投。他モンスターの例に漏れず4Gでのアクションを駆使しており、
安易な戦術の通用しないスーパーダイナミックお手前脚叩きつけや、
動けなければ手詰まりの肉弾攻撃に付随する雷光虫弾でハンター達を苦しめてくる。- ちなみに、G級版のチャージお手だが4Gの時と若干変更されており、
以前は放つ前にチャージ動作があったのだが今作ではそれがオミットされている。
前作に慣れていると引っ掛かりやすいので注意が必要。
- ちなみに、G級版のチャージお手だが4Gの時と若干変更されており、
- 前方ダッシュやバックステップからのチャージ…と見せかけてタックルを繰り出す、
チャージ開始…と見せかけて即中断からのタックルや錐揉みサマーソルトを繰り出すなど、
フェイントのような動作が増える。
明確な隙であったチャージ動作への攻撃にリスクが発生するものの、
下位や上位よりも超帯電状態になりにくくなっている。
- 頭突き→サマソ尻尾叩きつけも復活。
超帯電状態になると上位までよりも連続攻撃のパターンが増える。
また、バックステップの使用頻度も高くなり、中距離からショルダーチャージ、
突き上げアタックや背面アタックなどを受けやすい。
スピードの早い前者2つは被弾後に即起き上がると連続で喰らいやすいので、起き上がるタイミングには注意。
- ユクモ村の村長の依頼クエを全てこなしていると、HR12に昇格後に村10で高難易度クエストとして依頼が来る。
集会所の個体よりもかなり弱いため、天玉目当てならこちらで乱獲するのも良いだろう。
OPムービー
- MHXのOPにも登場。
ジンオウガがプリレンダムービーに出演するのは実に4度目である。
- 輝く満月の下、沸き起こる泡の中でまどろむタマミツネの前に無数の雷光虫を従えつつ出現。
帯電した雷光虫に泡を割られて首をもたげるタマミツネに対し、威嚇するかのように咆えるジンオウガ。
それでも怯む気配を見せないタマミツネに跳びかかり攻撃で先手を打つが、
タマミツネに難なく躱され、そのまま地面に大量に付着していた泡により足を掬われてしまう。
何とか抜け出し得意のお手前脚叩きつけでタマミツネを仕留めようとするジンオウガ。
限界まで引き付け、腹滑りを繰り出して距離を取り、泡ブレスを発射するタマミツネだが、
ジンオウガは強靭な四肢によるジャンプで苦も無く躱す。
その後は攻撃を仕掛け合う両者を照らす満月と浮き上がるシャボン玉が再び映し出され、
場面が次のステージへと移る。
- 最初にお披露目となったティガレックスとガムートが、
力と力の真っ向勝負を現したような荒々しいバトルを繰り広げていたのに対し、
こちらは縦横無尽に攻めるジンオウガと、華麗な動きで翻弄するタマミツネの、
苛烈ながらも美しい、演武の如き神秘的な果たし合いが映える仕上がりとなっている。
また、背景に流れるタマミツネのBGMは和の雰囲気を押し出した優雅な仕上がりとなっており、
同じく和の雰囲気を意識したMHP3で看板を務めたジンオウガの動きにも非常にマッチしている。- なお、ヘルブラザーズやユクモ村の村長によれば、
タマミツネはジンオウガの連続攻撃を巧みにあしらい、全く寄せ付けないほどの機動力を持つという。
轟竜と巨獣、火竜と電竜の死闘と異なり、
こちらは所謂「好敵手」の小競り合いといった感覚ではあるものの、少年漫画通からすれば
「因縁のライバルに幾度も挑んでは勝てず終い、ってオチじゃ…」という懸念の声もある。
- なお、ヘルブラザーズやユクモ村の村長によれば、
- ちなみに、後のOPに関するインタビューによれば、
タマミツネ対ジンオウガは「柔と剛の対決」というテーマであったようで、
ジンオウガは縄張り意識が高く(切り札こそ使わないものの)本気で攻めていくのに対し、
タマミツネは攻撃をいなすことで、相手の体力を奪っていくのが目的との事。
果たしてジンオウガはタマミツネのトリッキーな動きを見切って勝利する事が出来るのだろうか?
MHW:I 
- MHW:Iでは予約特典にユクモノシリーズの重ね着装備が登場し、
新フィールドおよび新拠点の集会所に「温泉」が存在するなどMHP3絡みの新仕様が発表され、
他作品のメインモンスターたちが続々と参戦を表明する中、ジンオウガに関しては一切音沙汰がなかった。
しかし、MHW:I発売を目前に控えた8/30午前0時、
ファイナルトレーラーとして公開されたPV第5弾にて満を持して登場。
遂に牙竜種の元祖が新大陸へと進出した。- 他のメインモンスターたちと異なり、公式でジンオウガ登場を匂わせる情報は全く存在していなかった。
イャンガルルガ同様に無告知での参戦発表であり、ファンにとってはまさに青天の霹靂だったと言える。- 因みに、厳密には完全にポロリが無かったと言うわけではなく、実はPV5の発表の数日前に
なんとJASRACにワールド版ジンオウガのBGMらしき曲が登録された事が一部で話題になった。
- 因みに、厳密には完全にポロリが無かったと言うわけではなく、実はPV5の発表の数日前に
- TwitterではPVで他のモンスターの参戦が発表される度、
ジンオウガが情報もないのにトレンド入りを何度も繰り返していた。
それほど参戦を期待されていた証だろう。
いざ参戦が確定した際は、一時的にTwitterのトレンド第1位を掻っ攫うという快挙を達成した。
開発側もジンオウガの人気は理解していたようで、
PV公開の度にジンオウガ復活の声が高まっていたのを把握していた事を9月3日に行われた生放送で語っていた。
また、PV5公開前に公式ツイッターなどが「午前0時にファイナルトレーラーを公開する」と告知していた為、
多くのハンターが動画サイトに張りこみ、そしてアップされた動画のサムネイルを見ただけで歓喜したという。
- 他のメインモンスターたちと異なり、公式でジンオウガ登場を匂わせる情報は全く存在していなかった。
- グラフィックの進化の影響で、甲殻の色はより碧色に見え、
毛並みの質感も現実的なわんこの艶やかさと靭やかさを魅せるものとなった。
しかし同時に、角の「不揃いで有機的な形状の穴がいくつも空いている」デザインまで鮮明に描画され、
なかなかにきついと感じるハンターもいる模様。
エフェクト面もリニューアルされ、超帯電状態移行時に眩い光を発するようになっている。
またこの時に、バインドボイスも放つようになっている。
- 外観自体も過去作品と比較すると、所々が大きく変化している事が確認できる。
これに関しても話題になっており、その中でもあるユーザーの考察によれば、- 口元の棘が小さく細かい形状となっており、牙がより鋭い形状に変化している。
獲物を咬力で「抑え込む」事から、牙その物で「引き裂く」事により特化したという印象を与えている。 - 尻尾の変化が大きく、表側の帯電毛の量が増加して甲殻に覆い被さり、
先端の二本の甲殻は小さくなり、あまり目立たなくなったが、
代わりに短く太い棘が多く生えたような形状となり、尻尾の裏側は数多の短く太い棘状の鱗に覆われている。
よく見ると、裏側の鱗が先端に向かう程多くなっており、鋭い形状となっている。 - 前脚の爪は、非戦闘時はよりコンパクトに折り畳まれており、
戦闘時や超帯電状態時にはオドガロンのように展開する。
爪の半分以上が帯電毛に隠れるようになり、戦闘時に突然その爪が現れるようにも見える。
「能ある鷹は爪を隠す」と言ったところか。 - 超帯電状態でない時も、喉元から肩にかけて発光している。
- 口元の棘が小さく細かい形状となっており、牙がより鋭い形状に変化している。
- 気付きにくいが、尻尾切断後、超帯電状態中は尻尾の断面が明滅を繰り返しながら青く光るようになった。
- 本作でジンオウガが登場するのは、なんとエンディング後。
本作で復活した各作品のメインモンスター達が連続で出現する中、
イャンガルルガとともに影も形も見せることはない。
この事を知らず、まるでPVが順次公開されていった時期のような気持ちにさせられた人もいるのではないだろうか。
- 初遭遇時に流れる登場ムービーでは、火竜リオレウスや角竜ディアブロスと三つ巴の戦いを繰り広げる。
導きの地の古代樹エリアを訪れたハンターのもとにリオレウスが飛来、
急襲を受けピンチに陥るも、謎のモンスターがリオレウスに襲い掛かる。
その隙に避難することで事なきを得たハンターだったが、
避難した先で今度はディアブロスによる地中急襲を受ける。
更に先程のリオレウスも飛来し、生態系の頂点たる飛竜2頭による争いが開幕……
と思いきや、そこに先程の「謎のモンスター」が現れる。
ハンターを一瞥し、そのままリオレウスとディアブロスのもとへ歩み寄る謎のモンスター、雷狼竜ジンオウガ。
かくしてジンオウガの咆哮のもと、火竜・角竜に雷狼竜までもが加わった大戦争がここに勃発。
戦いの中、ジンオウガがハンターと相まみえるところでムービーは終了する。- グラフィックの向上もあって、リオレウスとディアブロスの前に立ち現れた時の
ジンオウガの一瞥は筆舌に尽くしがたいカッコよさであり、
ハンターを意にも介さない"無双の狩人"としてのカリスマがヒシヒシと伝わってくる様である。
このムービーを見て「ジンオウガを改めて好きになった」や
「恋に落ちた」と言った感想もチラチラ見受けられる。
旅団の看板娘がモンスターに恋したのもある種納得できるかもしれない。 - トップクラスのモンスター3頭が争いを繰り広げるド迫力のムービーだが、
モンスターの数が多い事による負荷が大きいらしく
バグってモンスターが透明化して見えなくなったり、
先ほどまでいたジンオウガが忽然と消え奥の通路から改めて走って来て登場する
等といった珍妙な現象の発生報告が複数上がっている。
初見でムービーを楽しみたい場合は本体の為にも長時間のプレイは控えておこう。
- グラフィックの向上もあって、リオレウスとディアブロスの前に立ち現れた時の
- 戦闘面では、全体的に攻撃が重く力強いものとなった。
他にも、非超帯電状態では怒らないとなると延々ぶっ飛ばしできてしまう為か、
超帯電状態でなくても怒りになるなどの変更がなされている。- 新技も増えており、既存のタックルの他に両生種のそれのようなモーションのものや、
翻るような動きでの尻尾薙ぎ払いなども追加された。 - 特徴的なのはMHXのラギアクルスを彷彿とさせる、
その場で一回転して複数の超電雷光虫弾を旋回するように放つ廻転雷光虫弾。
徐々に離れるように移動する点も同じである。
通常の超電雷光虫弾は吹っ飛びや怯みがないが、この攻撃は吹っ飛びが存在するため、
距離を詰めようと思ってもなかなか詰められない。
逆に、上手くかわして取り付ければ弾が消えるまでは攻撃するチャンスだろう。 - 更に大技として、雷を纏わせた前脚で地面に一文字払ってから大きく跳躍し、
前脚を叩き付けて雷を炸裂させる超ダイナミックお手とでも言うべき強烈な攻撃を習得した。
この連続電撃浴びせ前脚攻撃は、確定で2回連続行ってくる上に、攻撃の度にターゲットを変えてくるので、
次に誰を狙ってくるのか警戒しておく必要がある(こちらの人数によっては3回行う場合もある)。
更に一撃がジンオウガの最大技だった電撃浴びせ尻尾攻撃という名の背面ボディプレスよりも高火力。 - 行動をコンボしてくるのは過去作同様だが、MHW:Iでは角突き→尻尾叩き付けから
更に尻尾の振り回しに繋げるオドガロンのお株を奪う三連撃も行ってくる。 - 怯んだ時に怯みを無理やりキャンセルしてお手でカウンターを放つことがある。
相手との距離が近いと三連続で前脚叩きつけを放つが、
少しでも距離が離れていると尻尾叩きつけに繋げてくる。
この三連叩きつけによる反撃中は怯みやすくなっており、
ランスでカウンターに合わせてこちらもカウンターを放つと、
最後の叩きつけ中に怯んでまたカウンター…といった流れが超帯電状態が解除されるまで続く事がある。 - 過去作から肉質の傾向が大きく変わり、前脚が柔らかくなった代わりに後脚が大幅に硬化している。
更に超帯電時では甲殻を展開する部位(頭、前脚、背中、尻尾)は軟化するが、
元々甲殻をまとっていない部位(胴、後脚)は逆に硬化する。
過去作で後脚怯み転倒狙いのスタイルだったプレイヤーの裏をかく仕様変更である。
また、前脚が左右で耐久値を共有する仕様に変更されているが、
これは新大陸産の牙竜種全種に共通して見られる仕様である為、そちらに合わせたものと思われる。 - 他の過去作からの復活組が悉く咆哮【大】に強化される中、ジンオウガは何故か【小】に据え置かれている。
もともと咆哮が脅威というタイプのモンスターではないが、少々意外である。
今作では通常時にも怒り状態になる関係で以前よりは咆哮の頻度が上昇したので、
耳栓Lv3装備を用意しておくと格段にストレスフリーである。
- 新技も増えており、既存のタックルの他に両生種のそれのようなモーションのものや、
- MHW仕様に合わせて隙を大きく削られた行動パターンに加えて、
振り向き様の攻撃やコンボ攻撃も当たり前ように搭載、
従来では最高峰の威力だった背中プレスを凌ぐ破壊力の大技が新規で追加されるなど、
字面だけに目を向けると不評ややっかみ批判を受けそうな調整だが、
実際は動作が重いせいで隙も大きく、こちらの攻撃チャンスも十二分にある。
対処法がまるで違うようなランダム分岐は存在せず、次の行動が読みやすい。
帯電行動や徒歩などの完全無防備な隙が特に手を加えられず残されていることなどから、
その戦闘力はMHW:Iの追加モンスターの中でも随一に良心的だとする声もある。
- 本作では、リオレウス、イャンガルルガ、ディノバルド、アンジャナフ亜種の4種類と縄張り争いを繰り広げる。
- リオレウス及びイャンガルルガに対しては、お互い威嚇した後、
お馴染みのお手攻撃を仕掛けるものの飛行能力で易々と回避され、さらには背中を掴まれ、
空中に持ち上げられかけた挙句勢いよく地面に叩きつけられ、ダメージを受ける。
しかしここは雷狼竜。叩きつけられた体勢から力づくで振り落とし、
咄嗟に体勢を立て直したリオレウス(イャンガルルガ)が威嚇している間に
お返しと言わんばかりに尻尾で殴打し、吹っ飛ばすことでダメージを与え、勝負は引き分けとなる。
飛行能力に対し、パワーとスピードで対抗する両者の「らしさ」がよく表れた迫力満点の縄張り争いであり、
あのジンオウガを空中に持ち上げかける、リオレウスとイャンガルルガの翼の力も、
その状態から力づくで振り落とし、息もつかせずに吹き飛ばすジンオウガの身体能力も圧巻の一言に尽きる。 - ディノバルド及びアンジャナフ亜種に対しては、
威嚇後すぐにディノバルド(アンジャナフ亜種)がジンオウガに噛みつき、
そのまま捩じ伏せてダメージを与えるが、ジンオウガは即座に体勢を立て直し、
ディノバルド(アンジャナフ亜種)を尻尾で吹き飛ばしてダメージを与え、勝敗は引き分けとなる。 - 後輩達が散々な目に遭っているイビルジョー相手には、おやつにされることは無く縄張り争いも発生しない。
- リオレウス及びイャンガルルガに対しては、お互い威嚇した後、
- 過去シリーズでは転倒時に虫あみを使うことで、背中から超電雷光虫と電毛が採取できたが、
MHW:Iではオミットされた虫あみの代わりに捕獲用ネットでこれらの素材を採取できる。
帯電値も減らせるのは従来通りなので、積極的に狙っていきたい。
強化撃ちや閃光弾などスリンガーの弾を積極的に使うスタイルの場合、
ダウンしてから捕獲用ネットに付け替えるという一手間が挟まるのが難点。
- 調査クエストは問題なく発生する…のだが、
ご存知の通り、超帯電状態のジンオウガにシビレ罠は無効なのにも関わらず、
捕獲クエストでは当たり前のように支給品専用シビレ罠が用意されている。
超帯電状態ではない時に捕獲ラインまで弱らせる事ができれば問題ないが、
捕獲クエストの罠と麻酔玉を支給品に頼っている場合、
落とし穴か最低でもトラップツールと調合する為のネットは持ち込んでおこう。
- ジンオウガも未警戒状態であればフィールド上を気ままに歩き回るのだが、
フィールドの特定地点に侵入するとおもむろに座り、くつろぎ始める様子が見られる。
また、この時の時間帯が夜だと月に向かって遠吠えすることもあり、より生物らしさが出ている。
この時のジンオウガは座り方もありよりわんこっぽく見える。
- 討伐時の断末魔が何か聞き覚えがあると思った方もいると思われるが、
ネルギガンテのものがそのまま流用されている。
- 公式が発表した「狩猟された数が多いモンスターランキング」において、
下位、上位、マスターランクのクエスト部門と導きの地部門両方においてランクインしている。
集計自体は何度かされているが、両方にランクインしているのは
ジンオウガと悉くを殲ぼすネルギガンテのみである。- クエスト部門のランクイン理由は、装飾品を得られやすいイベントクエストのおかげだろう。
MRが足りず歴戦古龍に挑めなかったり、歴戦古龍に苦戦する場合でも、
攻撃珠IIや挑戦珠IIといった激レア装飾品を狙える点で非常に人気が高い。
5/22~は封じられた珠の排出率が確定2個にアップし、場合によっては4~6個出ることもあり、
歴戦古龍クエストを超える効率となったため、更に狩られることが予想される。
ハンターにとっては嬉しくても、ジンオウガにとっては災難である。 - 他にも、ストームスリンガー(試作)の作成クエストの相手にも抜擢されており、
素材自体も優秀な散弾ヘビィ作成に一定の需要がある。 - 導きの地部門のランクイン理由は、
ジンオウガの素材はレア度12の武器の回復カスタムに用いられるためだろう。*3
ムフェト武器や皇金武器に回復カスタムを施したいハンターが多いのだろう。
- クエスト部門のランクイン理由は、装飾品を得られやすいイベントクエストのおかげだろう。
- 捕獲後、アステラの知的な生物学者の話によれば、捕獲されて眠っているような時でも近付くと分かる程度には帯電しており、
近付いたアイルー達の毛が逆立って面白い事になっていた、と語っていた。
鳴神上狼、荒事を為す 
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 条件 |
---|---|---|---|---|---|
MHW:I | イベントM★6 | 狩猟クエスト | 古代樹の森 | 34560z | 受注・参加: MR24~ |
- 物腰柔らかな五期団
- これはなんとも猛々しく荒々しいクエストですね。
なんと、報酬で装飾品が多めに出るそうですよ。
これで更にスキルを充実させたいですね。
※クリア時HR・MRポイントにボーナス
- 2020年2月に追加されたイベクエで、古代樹の森で歴戦ジンオウガを狩るクエストである。
一見してなんの変哲もないクエストだったが、
なんと報酬で封じられた珠が確定で登場するクエストであり登場当初から界隈を大いに賑わせた。
歴戦個体ではあるが、MR24以降の受注ということもあり通常クエストと比べ
ずば抜けた強化が為されているわけでもなく、周回難易度はけして高い部類ではない。
早々に幸運を使っての高速周回が可能であることが示されたこともあり、多くのハンターが挙って周回した。- しかし、配信当初はこの封じられた珠の確定枠が1個。
そしてランダムの封じられた珠は1個が1%で出るのみで他は太古の珠や刻まれた珠ばかりと、
実は封じられた珠の出土数が凄まじく高いというわけではなかった。
一応MR24から挑めるという強みはあったのだが、有志が検証を進めるにつれて
MRが足りているならば危険度3の調査クエストをやるべき、という意見で一致しつつあった。
- しかし、配信当初はこの封じられた珠の確定枠が1個。
- しかし状況は2020年5月に一変。
なんと封じられた珠の確定枠及びランダム枠の個数がいずれも2個に増えたのである。
これにより最高効率の図式も一変し、調査クエストは一線を退きジンオウガが大量に狩られることになった。
その結果に加え、回復カスタムの需要もあってMHW:Iで最も狩られたモンスターになり、
後に後述の「ジンオウガよさらば」が登場することとなった。- このとき2月と違ったのは封じられた珠の個数だけでなく、
同年3月に猛り爆ぜるブラキディオスが実装されておりEXブラキウム装備が作れるようになった点も大きい。
強運と挑戦者Lv7、その他弱点特効など火力スキルが一通り両立可能になり、周回は更に勢いを増すことになった。
- このとき2月と違ったのは封じられた珠の個数だけでなく、
- その後嵐の棺を始めとする兵器置き場での装飾品クエストが登場し、
こちらの需要はある程度落ち着きを見せることになった。
あちらは封じられた珠が確定枠で3個登場するだけでなく、
こちらと異なりエリア移動も乱入もなくロードも早い兵器置き場であり、純粋な効率ではこちらが遅れをとる。- 但しあちらはMR100以上が受注条件であり、こちらは専らMR24で封じられた珠を確定で獲得できる貴重なクエストである。
他にMR24で封じられた珠を確定入手出来る相手はジンオウガより圧倒的に強いアルバトリオンとミラボレアスしかいない為、
新規プレイヤーやサブデータのプレイヤーからは相変わらずこのクエストでジンオウガが乱獲されているようだ。
- 但しあちらはMR100以上が受注条件であり、こちらは専らMR24で封じられた珠を確定で獲得できる貴重なクエストである。
ジンオウガよさらば 
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 条件 |
---|---|---|---|---|---|
MHW:I | イベントM★6 | 狩猟クエスト | 闘技場 | 28800z | 受注・参加: MR24~ |
- 研究班リーダー
- 調査数最高、素晴らしい!ならばこちらはいかがですか?
普段とは少し変わったところのある雷狼竜です。
落し物拾いに夢中になり過ぎて、きつい一撃を食らわぬよう気をつけて下さい。
- レア度12武器の回復カスタムの素材に使う事に加え、
装飾品が出やすいイベントクエストが何度も周回されていたからか、
MHW:Iで最も狩られたモンスターであることが発表された。
そのため、以前のドスジャグラスと同様に特殊なクエストの配信が決定した。
今回は装飾品ではなく、龍脈炭を落とし物で落とす個体になっている。- 一方で最も狩られなかったモンスターはティガレックス亜種であった。
導きの地で人気が高くない瘴気地帯固有種であることや素材需要が防具以外低かったこと、
イベントクエスト等での登場機会にも恵まれなかったことが原因だろうか。
あちらもあちらで、鎧玉を落とす特殊なイベントクエストの配信が決定している。
- 一方で最も狩られなかったモンスターはティガレックス亜種であった。
- 蓋を開けてみると落し物だけでなく部位破壊報酬、剥ぎ取り、
オトモのぶんどりに至るまで全て龍脈炭~特大龍脈炭が貰える特殊仕様となっている*4。
誰が言ったかタンコウガ- ちなみにダウン時の背中に捕獲用ネットを当てた場合、金のたまごや銀のたまごが手に入る。
なんで卵を取ってるだけなのに帯電が弱体化するんだとか言わない。
これで作れる重ね着装備がアークロックα/βという辺りも徹底している。- 他にはバイオハザードコラボのレオン、竜人族の耳、ギンセンザル装備の重ね着にも使用する。
- ちなみにこのチケット、イベントクエスト限定チケットながら確定報酬ではない。
運が悪いと何回クエストクリアしても出ないこともあれば
運がいいと4個ほど出てくることもある。最後の1個を求めてる時とか。
- ちなみにダウン時の背中に捕獲用ネットを当てた場合、金のたまごや銀のたまごが手に入る。
- 強さについては、ドスジャグラスと違って新たにモーションが加えられたり、攻撃力が跳ね上がったりはしていない。
しかし非帯電時の肉質が通常より遥かに固くなっており、傷を付けても頭が弱点特効適用外となっている。
通常個体と比べ充電行動の選択率がかなり高く、一度の充電で必ず超帯電状態になるため、
非帯電状態は本体を放置して落とし物拾いするのもありである。- ちなみにサイズこそ固定ではないものの、なんと最大・最小金冠のどちらかしか登場しない設定となっている。
あまりにも狩られすぎて本当にさらばしないか心配である。
まぁさらばとか言われてる割には続編のRiseでも当然のように参戦したし、本種の人気を考えると本当にさらばすることはないだろうが。
- ちなみにサイズこそ固定ではないものの、なんと最大・最小金冠のどちらかしか登場しない設定となっている。
- ここで手に入る特大龍脈炭は、ゲーム中ではここでしか手に入らない珍しいものとなっているが、
燃料としては大きな龍脈炭の2個分である1000にしかならない。
ただ、運よく複数個手に入れば一度のクエストで10000以上の燃料を確保することも可能。- しかしこの特大龍脈炭、「遊んで暮らせる…?」と書かれている割に売り値はたったの1200zである。
蒸気機関が「スロット」と呼ばれているからだろうか…? - MR24からでも参加できるため、導きの地に並んでクリア直後の燃料稼ぎにも有効である。
銀の錬金チケットから攻撃珠や挑戦珠など上位までの重要な装飾品が大量に入手できる為
ストーリークリアまで駆け抜けていてもここで大半の装飾品を補完できる。
他にも金のたまごや王鎧玉、その他いにしえの秘薬など消耗品も大量入手出来る。
金のたまごの入手量からして遊んで暮らせるというのもあながち間違ってないかも。 - 先述の「鳴神上狼、荒事を為す」も同時にMR24から受注可能なため、
消耗品やゼニー、基礎的な装飾品をこちらで、より強力な装飾品やジンオウガ素材はあちらで集めるというやり方で
ジンオウガを狩り続けるだけでクリア後の各種アイテムを充実させられる。
更に言えば回復カスタムもジンオウガ素材を使うし、武器に関してもヘビィボウガンは優秀な散弾銃として知られる。
人によっては武具やアイテム、装飾品、ゼニーといったあらゆる資産のうち半分がジンオウガ産
ということもけしてありえない話ではないだろう。
- しかしこの特大龍脈炭、「遊んで暮らせる…?」と書かれている割に売り値はたったの1200zである。
- 本クエストのみの特徴として、落とすスリンガー弾が尖鋭石ではなく粘着石になっている。
切断武器でも気絶させやすいので強化撃ちやぶっ飛ばしで有効活用したい所。
もしかしたら粘着石で龍脈炭が身体中にくっついているのかもしれない。
MHRise 
- PV第五弾にてナルガクルガと共に登場が確定。
今作と同じく和がモチーフのMHP3のメインモンスターであることや
因縁のあるアオアシラやタマミツネが既に参戦確定していたこと、
更にウツシ教官がジンオウガのそれを彷彿とさせるお面や甲殻を使った防具を装備していた事から
本種の登場を予想する声も多く、PV公開後はTwitterにて「ジンオウガ」がトレンド入りした。
- 舞台が現大陸に戻った事と関連してか、本種のデザインがアイスボーンでのそれから再び変更され、
筋肉隆々な印象の前脚や野太くなった爪と顎下の棘、毛量の落ち着いた尻尾に太い尻尾末端の甲殻、
そして超帯電状態時の派手な背電殻の発光等、
全般的にXX以前の旧作でのジンオウガを思わせるものに回帰している事が窺える。
また、鳴き声もこれまた旧作経験者には馴染みのあるものに戻っている事が確認されている。
前作でも登場ムービー中だけ旧ボイスだった気がするが、気にしてはいけない- 一方帯電行動時の演出は攻撃直後に雷光虫の群れが発生した所で背電殻へ集めていく、というものが追加され、
効果音についてはアイスボーンでのそれが引き継がれている。
更に怒り状態時には胴体に小さな稲妻が発生すると共に目が蒼く光り輝くようになった。
正に「閃烈なる蒼光」の表現に違わぬヒロイックな演出と言えよう。 - 元々モンスターには同種でも地域によって形質に差異があるという設定が存在していたが、
これまでデザインが一新されたモンスターは旧作のフィールドでもリファインされたデザインで
登場していた為、その設定が十分に活かされているとは言い難かった。
しかし、今回のジンオウガは新大陸のデザインそのままではなく、むしろ従来の現大陸作品での
それに近いものとなっており、上述の設定に説得力を感じさせてくれる。- ただ同じく前作アイスボーンから続投しているリオス夫婦やティガレックス等は、
ジンオウガと違いMHWでのデザインをそのまま流用し登場している。
アイスボーン作中にてジンオウガとの初遭遇がエンディング後という遅めのタイミングの為、
あくまで憶測だが本作の開発時期の段階でIB開発にてジンオウガのデザインが未完成で、
本作の開発チームにて独自にデザインを作り直した結果、
アイスボーンとは異なるデザインでの登場となったのかもしれない。 - 一方で、MHW:I発売後に追加DLCで実装されたラージャンも
MHWのグラフィックを踏襲している事を反論とし、
プレイヤー間でも賛否両論であったMHW:Iのデザインをごく一部は除いて流用せず、
ライズ開発陣で独自に製作したグラフィックを採用したのではないか、という意見もある。 - 2021年6月に公開された開発者インタビュー*5では
「Switchのコンソール性能が限られていることから、
3DS時代のモーションデータを手直しした上で利用している」といった旨の発言がある。
そういった都合から、モーションを適用しやすいであろう
過去作のモデルがベースになった可能性も考えられるか。
また別のインタビュー*6によると、3DS時代のモンスターのモデルは、
一旦MHWクラスのハイスペックモデルを作成した上でMHRise用に調整しているとのこと。
恐らくRise版ジンオウガについても同様のモデルが存在すると思われるが、
それが日の目を見る日に期待したいところである。 - その後Steam版MHRiseが発売され、より高いグラフィックを誇るジンオウガもお披露目される事となった。
- ただ同じく前作アイスボーンから続投しているリオス夫婦やティガレックス等は、
- 一方帯電行動時の演出は攻撃直後に雷光虫の群れが発生した所で背電殻へ集めていく、というものが追加され、
- 更に、PV内ではジンオウガの曲『閃烈なる蒼光』のフレーズが従来と異なるそれで流れており、
前作アイスボーンでアレンジ曲を貰ってからすぐに
他の続投組共々新たなアレンジ曲を与えられる事になった*7。- また映像では前述のタマミツネと縄張り争いを繰り広げる様子が確認され、
MHXのオープニングで繰り広げられていた両者の争いがゲーム内で再現された事を歓喜するプレイヤーも多い。
リオレウスとの縄張り争いもアイスボーンのそれが引き継がれた他、
何とアンジャナフと前作の亜種と同じモーションで縄張り争いする様にもなった。
しかし当のアンジャナフが火竜夫婦相手に相変わらず惨敗を喫しており、
実力関係の描写に矛盾が生じているとの声もファンの間で聞かれている
- また映像では前述のタマミツネと縄張り争いを繰り広げる様子が確認され、
- 各種モンスターが妖怪に例えられる本作の登場ムービーはモンスターの恐怖を知らしめるような
おどろおどろしいものが多い中で、本種のものは畏怖を感じさせつつも
こちら側の闘志を駆り立てるような勇ましい語りとなっている。
この点においても終始雅さを強調されたライバルと対照的。
因みにムービー内で超帯電状態になるが、クエスト内では通常状態から始まるので安心して狩ろう。- モチーフとなった妖怪は雷獣である様子。
雷と共に現れるとされる獣であり、狼や狸、鼬のような姿をしていると言われている。
- モチーフとなった妖怪は雷獣である様子。
- 戦闘面では超帯電状態への移行時に咆哮の代わりにダメージ判定が発生するように戻った他、
前方にステップしながらのお手、ターンして振り向きながらのお手、
連続電撃浴びせ前脚攻撃や反撃前脚攻撃、廻転雷光虫弾が無くなるなど、
様々な部分がMHXX以前の仕様に戻った一方、
アイスボーンから後方への尻尾なぎ払いや尻尾叩きつけが引き継がれている。- お手に関しては通常時でも十分速い上にホーミング性能が高い為、
下手に受け身をとると連続で喰らう羽目になる。
ましてや超帯電状態時など更に増す連撃スピードとパワーの前に最悪乙る…なんてこともザラ。
受け身のタイミングはよくよく考えた方が賢明だろう。
或いはダウンさせられても起き上がらない、納刀して逃げ回る等別の手で回避するのもアリかもしれない。
仮に後方に受け身で避けても即ターンしてお見舞いしてくるし...
肉質面では、前脚が固めで後脚が柔らかかったMHXX以前の仕様に戻っている。
- お手に関しては通常時でも十分速い上にホーミング性能が高い為、
- 新規の仕様として飛び掛かりやタックル等の攻撃直後の姿勢を維持しながら帯電する様になった他、
公式で電撃浴びせ尻尾攻撃とされるボディプレス後に周囲に落雷を発生させる様になり、
隙ありと追撃しようとするハンターを丸焦げにしていくのだった。- 新アクションとして、MHFのジンオウガが繰り出す「昇牙竜撃」を彷彿とさせる「雷爪撃」が追加されている。
昇牙竜撃のような追撃コンボはないが、直前まで軸合わせしてくるのが特徴。
当たり判定は繰り出す前脚や発生する雷撃だけでなく、
後脚や本種の左右にも存在するなど少々亜空間気味なので注意が必要。
放つ前にジンオウガの纏う雷が激しくなるのですぐに回避できるように。
- 新アクションとして、MHFのジンオウガが繰り出す「昇牙竜撃」を彷彿とさせる「雷爪撃」が追加されている。
- 捕獲用ネットも虫あみも無い本作では、転倒時の背中の採取がそのまま手で取るモーションになった。
超電雷光虫や毛ならまだしも、蓄電殻も手掴みで剥ぎ取る採取する光景はややシュール。
- 通常時のシビレ罠の効果時間が極端に短くなった。
今まではチャージされる代わりに長い拘束時間を持っていたためシビレ罠も戦術に組み込めたが、
今作ではただ電力を奪われるだけなので要注意。
わざと超帯電状態にして肉質の軟化を狙うのなら使えなくもないが。- 罠の効果自体は発揮されるので従来通り捕獲には利用可能。
ただし、足元に罠を設置してから麻酔玉を2つ投げるのが間に合わないくらい早く抜けられるため、
あらかじめ麻酔玉を2つ当ててから麻酔の蓄積が捕獲に必要な値を下回るまえにシビレ罠を踏ませる必要がある。
当然超帯電状態では完全無効なので捕獲したい場合は落とし穴も用意すること。
- 罠の効果自体は発揮されるので従来通り捕獲には利用可能。
- 百竜夜行では強襲型として登場し、常時超帯電状態となっている。
準備時間中に罠を仕掛けておくプレイングだとシビレ罠は破壊されてしまうので要注意。
頭の射撃肉質が柔らかいので気絶中にバリスタや速射砲で滅多撃ちにすれば撃退は容易。
撃退すると超帯電状態が解除されて逃げ去っていく。
- 雷狼竜の爪、雷狼竜の尖爪が共にターゲット報酬及び捕獲報酬で出なくなった。
部位破壊、剥ぎ取り、操竜の落とし物、オトモのぶんどりで入手することになるが、
部位破壊も確定ではなく、更に剥ぎ取り確率も低めに設定されている為、
討伐しても一つも入手出来ないなんてことも…。
- ちなみに、モンスターの声マネが得意なウツシ教官の十八番はジンオウガのマネである。
それが災いし、教官は里のフクズクからジンオウガそのものとみなされ、目の敵にされているようである。
- 発売から一週間程度の旺盛だったが、「乱暴者たちにご注意を」というクエスト、
通称「ラーオウガ」で護石のための素材周回が大量に行われた時期があった。
しかし雷神での高速周回法が確立されたことで
こちらは使われなくなっていき、前作に引き続き大量に乱獲されるという事態には至らなかった。
奇遇にも関わっているモンスターすべてが雷属性使いである
操竜 
- 操竜時の攻撃では強攻撃で雷やられにすることができる。
超帯電状態の時に操竜すると攻撃の性能が上昇する。
百竜夜行で乗る事が出来れば、大量に属性やられ回数を稼げる便利な子。- 弱攻撃1(X / ↑+X)はお手&おかわり。
Xの追加入力で2段目が出る。発生速度は優秀だが威力が低い。
超帯電状態で乗った時は威力が上昇し、雷やられが付与され、
Aの強攻撃には及ばないものの、かなり使いやすい攻撃へと変化する。
制限時間の限られた通常の狩りでは使う場面が少ないが、
百竜夜行中は、隙が無くそこそこ威力があるため、実用性の高いメイン技へと昇格する。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は尻尾叩き付け。
威力は低いが発生速度が速く、リーチも長く使い易い。
この攻撃を出した後は強攻撃に派生できるため、起点としてまずまずの性能。
敵に背を向ける関係上、この攻撃を当ててからYの突進離脱を行うと逆方向に走り出す。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は突進からのダイナミック帯電お手。
突進は発生速度・威力共に高く、雷やられ効果があるので使いやすい。
追撃のお手も威力が高く、2発とも当てればかなりのダメージを期待できる。
ただし、翔蟲が3匹ある状態なら後述の落雷ループの方がDPSは高い。 - 強攻撃2(→+A)は単発ダイナミック帯電お手
こちらは上記の突進無しで撃てるバージョン。発動時に接近するので
突進よりも発生が早く、ホーミング性能も高くかなり当てやすい。
ただし単発の威力としては後述の落雷に劣り、総合威力は突進に劣る。- 因みに、予備動作でレバーを入れた方向にマ〇オカートの如く高速スピンしながら移動する。横方向の判定に乏しい攻撃なら避けながらぶん殴れるかも。
- 強攻撃3(↓+A)は発生がかなり早い落雷。
後ろにステップして軽く咆哮し、目の前一直線上に落雷を発生させる攻撃。
実はジンオウガの操竜最強の技である。
後退してしまうため若干使いにくいと思いきや、キィンという音が鳴った瞬間に落雷が発生するので
かなり早めに回避でキャンセルしても落雷が落ちる。
そのため、落雷→前回避→落雷というルーチンを極めて早く回すことができる。 - 操竜大技(X+A)はお手→おかわり→背中から落下攻撃。
合計3HIT。2回目のおかわりに雷やられ効果がついている。
背中から落下する攻撃は、ジンオウガ本体が相手にぶつかった後、広範囲に雷光が走る演出があるが、
落下攻撃と判定が同じ扱いなので、1HIT以上のダメージにはならない。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)はお手&おかわり。
MHR:S 
- 続編となるサンブレイクでも勿論続投。
PV1で新フィールドの城塞高地やMHXX以来となる密林にも出現が確認されており、
双剣の新鉄蟲糸技である螺旋斬の初披露相手となった。
- アクション面もマスターランク向けにテコ入れされ、
通常時のお手を3連続で繰り出すようになった他、超帯電状態時にはお手が大幅に強化される。
具体的には前足に膨大な電気を溜めてからのしかかるように前足を叩きつけ、
その後間髪いれずにおかわり2段目を放ってくるというもの。
モーションがスーパーダイナミックお手とも異なる完全新規のものであり、
さしずめ連続ハイパーダイナミックお手とでも言うべきだろうか。
ダメージもさることながら驚くべきは2段目のホーミング性能で、
なんと回避距離Lv3を付けて全力で距離を取っても無理矢理ぶち当ててくるほど。
攻撃速度も絶妙で、1段目の被弾を翔蟲受け身するとほぼ確実に餌食になるタイミングで叩き付けてくる。
幸いにも、攻撃範囲は狭く判定もそこまで強くないため、
前足を地面に叩きつける瞬間にフレーム回避するように転がれば楽に回避出来る。
見た目こそ派手で驚くだろうが、冷静に対処しよう。
2段目を終えた後の隙が大きく、結構な時間その場に留まってくれるのも嬉しいポイント。- なお、これに代わって通常のお手は使わなくなるため、
MH4ギルクエのように攻撃速度もホーミングも異なるお手の混在に悩まされる事はない。
予備動作が大きめでホーミングが強く、隙が長い単発攻撃ということで、
一段目を上手くかわせば二段目をカウンター攻撃や鉄蟲糸技のトリガーにも利用できる。
怒涛の連続攻撃にキャンプ送りになったハンターは数知れず、
ハイパーダイナミックお手の被弾リアクションが吹っ飛び【小】である為、
そちらを喰らうと雷爪撃をほぼ確定でもらう事になるのも脅威。
MR且つ怒り状態の攻撃力の高さもあって特に注意したいコンボである。
ただし、雷爪撃の予備動作は単発のものと変わらず長く、
攻撃後に確定威嚇を行う点も変わっていないので、避けてしまえば絶好の反撃チャンス。- 雷爪撃の予備動作は、従来のもの+2倍くらい予備動作が長いものの2パターンある。
特に前者だと思ってカウンター技を構え、相手が出してきたのが後者だった場合、
ほぼ確実にカウンター判定消失後の硬直を刺される。
よくよく、本当によく見ると違うので見分けていきたい。
- なお、これに代わって通常のお手は使わなくなるため、
- 大剣の武器紹介動画
ではこのハイパーダイナミックお手からの昇牙竜撃コンボに対抗する大剣ハンターが拝める。
MRジンオウガの主力技なので、苦戦するなら参考に見てみよう。
- 怨嗟響めくマガイマガドの登場ムービーにもゲスト出演。
マガイマガドの鬼火を雷光虫が突き破る演出とともに、
超帯電状態で出現し、最初から本気モードで挑みかかる。
初手は正面から組み合い、体格に勝るマガイマガドのパワーに押されて
地面にたたきつけられてしまうが、一瞬の隙をつきマウントを取り返すことに成功。
さらに仕切り直して再度正面から挑むものの、
真の力を解放したマガイマガドの腕刃の一閃によって倒されてしまう。- ゲーム中の縄張り争いは実装されていない2種だが、
擬似的にそれを楽しめるムービーとなっている。
古龍にすら優位を取るマガイマガドの特殊個体を相手に一度はマウントを取り返すなど、
最後には負けてしまうものの十分に健闘が描かれている。
- ゲーム中の縄張り争いは実装されていない2種だが、
傀異化 
- Ver.11.0から傀異化にも対応。
クエストレベルはEX★5で、傀異討究クエストの進行でクエストが解放される。
- 傀異化モンスターは怒り状態になると傀異凶化によって複数部位に傀異核が出現し、
ここを集中攻撃する事で追加ダメージや傀異鈍化への移行を狙えるのは周知の通りだが、
ジンオウガが怒り状態になるのは超帯電状態の時のみ。
つまり傀異凶化までに、ジンオウガの帯電蓄積を待って、更に超帯電状態で怒るまで殴らなければならず非常に時間がかかる。
勿論傀異化モンスターの例に漏れず体力値も向上しており、上記の点も相まって
同レベルの他の傀異化モンスターと比べても更にタフになっているといえよう。
- クエスト報酬及び剥ぎ取りでは、傀異化した凶角を入手可能。
またバサルモスという前例から想像出来るだろうがダウン中の背中採取でも凶角を入手できる可能性がある。
背中から手づかみで角を入手するって一体…。
前述の通り傀異鈍化でダウンを狙うのは非常に時間がかかるため、
背中採取で凶角を狙う時はオニクグツを用意しておきたい。- ジンオウガはディアブロスほど「角」を個性として押し出しているモンスターではないため、
凶角が対象となっていることに微妙と釈然としないものがなくもない。
とはいえ、同格のモンスターで他に「角」を固有素材として持つモンスターが少ないので仕方ない部分はあるだろう。
- ジンオウガはディアブロスほど「角」を個性として押し出しているモンスターではないため、
- 因みに傀異化したモンスターを討伐すると身体に纏っていた紅色の光が霧散するのだが、
超帯電状態の傀異化ジンオウガを討伐すると紅色の光と共に超電雷光虫も身体から離れる様子が見られる。
紅い光と碧い光が同時に空へ登る光景は何となく見応えがあるだろう。
生態ムービー 
- 悠然と夜の森を歩くジンオウガと、恐れをなして逃げ出すモンスター達が映っている。
群れをなしてジンオウガの周りを取り巻く雷光虫も迫力満点。
最後には、まるで撮影していたカメラマンが踏みつぶされ、映像が途中で途切れるような形で終了する。
- 生態というより、ただ歩いて吠えるだけのムービーじゃないのかと考える人もそこそこいる。
曰く、ただ潜って消えるだけのグラビモスといい勝負なのだとか。
とはいえ、ただ森の中を闊歩するだけで他のモンスター達が怖れ慄き、
招き寄せられた雷光虫が空高く渦を巻いていくという描写は、
グラビモスのそれと違い自然界における彼らの圧倒的強者としての立場を十分表現しているとも言える。
そう考えるとより一層グラビモスの方のフォローが難しくなるが…
作中で“無双の狩人”と呼ばれるジンオウガだが、
この映像を観れば、そう呼ばれているのも納得できるかもしれない。- 各所で共通点や対となる部分の見受けられるマガイマガドは
“悪逆無道”の別名が示す通り本種から逃げ惑うモンスターをも積極的に襲い掛かっては捕食する
という非常に好戦的な性格を有しており、
同種のムービー中でもトビカガチやアオアシラを咥えながら闊歩する様子が確認出来る。
生態ムービーの様に縄張りを侵すものや強者にしか興味を示さないジンオウガとは対照的な性格の持ち主と言える。
- 各所で共通点や対となる部分の見受けられるマガイマガドは
- 生態ムービーが物足りないという意見があったおかげかどうかはわからないが、
MH4にて再びプリレンダムービーに登場。今度の舞台は天空山(詳細もこちら)。
過去作からの復活モンスターであるイーオス、ドスイーオスとの共演を果たした。
余談 
- 別名からもわかるように、ジンオウガのモデルはオオカミである。
一方、ジンオウガがメインモンスターを務めたMHP3は『和』をモチーフとした作品であった。*9
「それなのに、メインモンスターがオオカミ?」と首をかしげたプレイヤーも多いかもしれない。
しかし、今でこそ絶滅してしまったが、日本にもかつてニホンオオカミやエゾオオカミ
といった
オオカミの仲間が生息していたので、『和』をモチーフとした本作と相反する存在というわけではない。
また、同じカプコンから発売された『和』をモチーフにしたゲームでも、
主人公の外見はわんこ狼である。
- たまに「ポケモンシリーズ」に登場するポケモン、「ダイケンキ」と微妙に似ていると言われることがある。
- どちらがパクリパクった…などというレベルではなく、
単にどちらも「鎧武者を四つ足の獣に落とし込んだ」デザインなので、
要素に一部一致する部分がある、というだけだろう。
実際、骨格などの細かい部分を見ていくと全然別物である。 - それとは別に名前もどことなくポケモンと言われてもさほど違和感のない語感である為、
ポケモンは知っていてもモンハンはよく知らないという人の中には
「ジンオウガなんてポケモンいたっけ?」となる人がいるとかいないとか。
- どちらがパクリパクった…などというレベルではなく、
- その人気と知名度からか、10周年記念イベントで第2弾となるモンスターハンター・ザ・リアル2015にて
MH4Gのメインモンスター・セルレギオスと共に遂に登場する事となった。
会場内で上半身や首が可動する等身大ジンオウガが展示されており、
咆哮ポーズを取って咆哮を上げると共に背中が光って超帯電状態を再現する機構まで搭載。
背景スクリーンに映し出される天空山が合わせて暗くなる演出と相まって見る者を圧倒する迫力を放っている。
一方の実物大セルレギオスが目立つ会場外の展示だったものの、
可動部分の無い完全な像であることから事実上の看板モンスターとして活躍していた。- 更にMHR2016では二頭の「二つ名持ちモンスター」として黒炎王リオレウスと共に
金雷公ジンオウガが登場し、ジンオウガの活躍は目覚ましいものとなっている。- そして、MHXの歴代モンスター人気投票
が行われた際には、
シリーズを通して人気の高いリオレウスやティガレックス、ラギアクルスといった
歴代メインモンスター達を抑え、1位の座に輝くという快挙を果たしたのだった。
因みに2位は僅か1%の差でナルガクルガであり、此方も歴代屈指の人気を誇っている事が窺えた。 - …がしかし、そこで突き付けられる言葉が「三日天下」。
後にMHX登場モンスター人気投票が行われたのだが、同ユクモ村のメインモンスターである
泡狐竜タマミツネがジンオウガから1位の座を奪い取ったのであった。
\アオーン/ - しかし一方のジンオウガもめげずに2位に漕ぎ着け、3位となったナルガクルガ共々
トップ3に和風獣系モンスター達が揃い踏みする結果となった。
- そして、MHXの歴代モンスター人気投票
- 更にMHR2016では二頭の「二つ名持ちモンスター」として黒炎王リオレウスと共に
- 開発スタッフのインタビューによれば、最初渓流には狐をモチーフにした飛竜種を
登場させる予定だったらしく、紆余曲折があり現在のジンオウガに落ち着いたという話がある。
一方狐のモチーフに関しては(ナルガクルガ等の飛竜種では無いが)
後のメインモンスター・タマミツネに活かされる事になったのだった。
なおジンオウガにはレックス骨格をベースにしたらしき骨格の挙動も見られる。- 四足歩行で獣っぽい、戦闘時は他のモンスターよりスピーディーなアクションを行う、そして雷属性…等、
さながらモンスターハンターと同じハンティングアクションゲームであるゴッドイーターの
一作目のパッケージを飾ったアラガミ、『ヴァジュラ』のようだと言われることも。
- 四足歩行で獣っぽい、戦闘時は他のモンスターよりスピーディーなアクションを行う、そして雷属性…等、
- 初登場して以来、長らく牙竜種はジンオウガとその亜種だけだった。
が、なんとMHWでドスジャグラスのような序盤の敵からオドガロンのような強豪ポジションまで一気に数を増やし、
MHW:Iで無事ジンオウガも二種とも参戦が決まった。
- 他のモンスターと同様、生物なのでちゃんと疲れるし、捕食もしっかり行う。
しかし、帯電することで強引に疲れをなかったことにする(超帯電中は疲労蓄積を軽減)
というとんでもない荒業も使ってくる。*10
超帯電状態によって自己を強化する事で強走薬宜しく疲弊を感じなくなるのであろうか?
- 通常種、亜種共に落とし穴による捕獲完了時には纏っていた雷光虫(蝕龍蟲)が消滅するのに対し、
シビレ罠で捕獲した場合は体に付いたままである。
なお、当然ながら捕獲したジンオウガ(亜種)の背中から雷光虫(蝕龍蟲)を採取することはできない。- 雷光虫はジンオウガの威を借りてガーグァの捕食を免れていたため、
無力となったジンオウガには用がないのであろう。
なお、通常種はシビレ罠から電力をチャージすることができるので、
シビレ罠での捕獲時に雷光虫が消滅しないのは、
ジンオウガを介してシビレ罠から電力を得続けているからかもしれない。
一方、蝕龍蟲は野生には存在しているものの、謎多き虫であるため、同様のことが言えるかは不明。
尚、通常種、亜種共に討伐した場合は雷光虫(蝕龍蟲)も消滅する為、
「生体」かつ「帯電している」ジンオウガであれば利益を得られるという事になる。
死ぬと体組織や体液が(雷光虫や蝕龍蟲にとって)変質するという事なのだろうか。- まあ、他の大型モンスター同様落とし穴での捕獲と討伐のモーションは同じという
ただそれだけのことかもしれないが。
- まあ、他の大型モンスター同様落とし穴での捕獲と討伐のモーションは同じという
- MH4ではモーションが変更され、討伐(捕獲)した瞬間に虫が散るようになった。
こちらのジンオウガはガーグァの生息地とあまりかぶっていなかったり
渓流付近とはまた違う生態のようだが特に言及されていない。
なお、MHXでは倒れこむ瞬間に虫が散る、3G以前のものに戻っている。
- 雷光虫はジンオウガの威を借りてガーグァの捕食を免れていたため、
- 大連続狩猟などで出現する際は、空から降ってくる。
一見すると謎の演出のように思えるが、これはジンオウガは起伏に富んだ地形に生息するモンスターであるため、
高所から飛び降りてきた、というのが真相である。
渓流のエリア2からエリア5へ移動する様子をみれば、そのことがよく分かるだろう。
- 碧色と黄色の甲殻が特徴のジンオウガだが、
この色を反転させると赤色とやや青みがかった黒色になる。
これはリオレウスのイメージカラーと同じであり*11、
ジンオウガはリオレウスと補色の関係にある色合いをしていると言える。
またリオレウスのモチーフがネコ科動物を代表する「ライオン」であるのに対して
ジンオウガのモチーフはイヌ科動物を代表する「オオカミ」であり、
この点でも両者は対を成しているとも言える。
他のメインモンスターも設定面で何かとリオレウスが意識されることが多く、
もしかしたらこれも意図された設定なのかもしれない。
- 亜種共々、初登場時からボウガンの散弾が頭部に集中する仕様が
一切変更されていない珍しいモンスターでもある。
復帰モンスターが多かったMH4では、過去に頭部に集中していたゲリョスやキリンが仕様変更されたにも関わらず
ジンオウガはそのままであり、機動力があるライトボウガンはソロで戦いやすい相手とされる評価が多い。
P3では弱点特効とアルデバランが揃い踏みしていることもあって、散弾のみで叩き伏せられていた。
その後は弱点特効の仕様変更やアルデバランがいたりいなかったりで微妙な関係だったが、
後にMHXにて両者がP3仕様で揃い踏みしたことで再びキラーとなっており、
このスキルと武器に関しては因縁の関係になっていたりもする。
- その知名度と人気もあってファンの間で長い間希少種個体の追加を切望する声も聞かれている本種だが、
希少種を持つ他モンスターと異なり通常種と亜種とで使用属性が異なる点が災いしてか
現在でもジンオウガに対して希少種の追加はなされていない。- そんな本種とライバル関係にあるタマミツネには亜種個体の存在が確認されていない中
MHR:Sのアップデート第二弾にてまさかの希少種個体の追加と相成り、
ライバルに出し抜かれる形となってしまった。- 特に今作ではサンブレイクのベースでもあるMHRiseから和風の世界観と強い繋がりがあり、
そんな絶好の機会に和風モチーフのジンオウガに希少種個体が与えられなかった事を残念がる声も聞かれていた。
- 特に今作ではサンブレイクのベースでもあるMHRiseから和風の世界観と強い繋がりがあり、
- やがて初登場以来の因縁の相手である嵐龍アマツマガツチも復活参戦し
怨嗟響めくマガイマガドに敗れ、ライバルのタマミツネに希少種個体の獲得を出し抜かれ、最後はアマツマガツチに噛ませ犬としてトドメを刺されるのか…
…と悲観的な声も聞かれたが、アップデート後にアマツマガツチ戦に赴いたハンターが目撃したのは
初登場のMHP3から12年越しの雪辱を果たすジンオウガ種の姿があったのだった。
- そんな本種とライバル関係にあるタマミツネには亜種個体の存在が確認されていない中
- ノベル版では第五弾にて登場。やっとの思いでクエストを完了した主人公達の前に突然現れる。
初登場のシーンも然る事ながら、MHP3のプレイヤーがデジャヴを覚えるような演出が多々見られる。
特にMHP3からハンターデビューしたプレイヤーなら、その共感もひとしおだろう。
超帯電状態でもないのに渓流エリア6の小川を一瞬で沸騰させ、多くの魚を感電死させながら姿を見せるなど、
ゲーム中では見ることの出来ない細かくリアルな描写の数々が、無双の狩人の脅威をひしひしと感じさせてくれる。
- 『モンハンぷらす 一狩りいこうぜ!』では、「雷狼竜の逆鱗」を20個集めるまで帰れないという、
どこかで見たことのある企画が行われたことがある。
数が数なうえに連戦で疲労がたまり、深夜近くまでもつれ込んだが、
助っ人やスタッフの差し入れによって企画は成功に終わった。
ちなみに19個まで集めた時、最後の最後で「雷狼竜の逆鱗」が2個同時に出たので、
最終的に総数は21個となった。テレビにまで出て来なくてもいいのに…。
なお、後に同様の企画がブラキディオスのレア素材である「砕竜の天殻」を対象に
再度行われることになった。
- MHFには、本種と同じ骨格を持つオリジナルの古龍種としてエルゼリオンが登場している。
ただし、軸合わせや転倒時といった基本的なモーションこそジンオウガと共通するが、
攻撃アクションなどはほぼ独自モーションで占められており、類似点は見受けられない。
ジンオウガが先んじて導入されているという事情もあり、差別化が強く意識されているのだろう。
- MHFのチャネリングサービスを行なっていた事でも知られるDMM.comが、
2016年11月15日にサービスを開始した完全オリジナル(?)のブラウザゲーム「カオスサーガ」にて、
その名もズバリ『雷狼竜』と言う名の、見た目も含めてジンオウガそっくり…
…と言うよりそのものな幻化(召喚獣のようなもの)が登場したが、
MHシリーズのジンオウガとは一切無関係である。
同作におけるお金の単位も「ゼニー」だったりするが、これももちろんモンハンとは一切関係ない。- ちなみに、同作はMH以外にもファイナルファンタジー11からの無断グラフィック流用なども行なっており、
それらが発覚したことでサービス開始後たった1日でサービスが終了してしまった伝説のゲームだったりする。 - なおサービス終了の翌年には、FF11の開発元であるスクウェア・エニックスに対しては
24件の著作権侵害を行なっていたことを認め謝罪したが、
モンハンの開発元であるカプコンへの謝罪に関しては分かる範囲では確認ができないままである。
- ちなみに、同作はMH以外にもファイナルファンタジー11からの無断グラフィック流用なども行なっており、
素材 
- 超電雷光虫
- ジンオウガの電力を借りて活性化した雷光虫。雷属性との相性が良い。
本来雷光虫は黄色い光を放ち、大型モンスターの動きを一時的に拘束するほどの電力を発するが、
この超電雷光虫は青白く発光し、電力も通常より大きく跳ね上がっている。
ジンオウガの武器の一つでもあり、尻尾を振り抜いた勢いで発射し、外敵を攻撃する。
電力が強すぎるためか、通常の雷光虫のようにシビレ罠の素材として使うことは出来ない。
その代わりに武器の加工に用いる事で雷属性を纏わせたり、機械武器の動力に利用したりすることができる。
また、ユクモ村で作られている温泉ドリンクの隠し味にも使われているらしい。
ジンオウガの近くでなければ採れないため、入手するのは容易ではない。
虫系素材でありながらモンスター素材でもあるという特殊な素材。
狩猟報酬としての他、ジンオウガの超帯電状態が解けた際に落とし物として入手できる。
また、転倒したジンオウガの背中で虫あみを使うと手に入ることがある。
近年確認された金雷公ジンオウガもこの虫を使っているが、何らかの特殊な状態になっていると思われる。
- 雷狼竜の甲殻
- ジンオウガの体を包む青緑の甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
溢れる電気から自らを守る、絶縁体としての役割を持つとされる。
硬く傷の少ない上質なものは「堅殻」と呼ばれ、対峙する者の抵抗がいかに無意味かを知らしめる。
重い最上質のものは「重殻」と呼ばれ、圧倒的な威圧感で相手の戦意を奪う。
MHXRに登場する鋼膜個体の物は「鋼甲殻」と呼ばれる。
- 雷狼竜の帯電毛
- 高電力を蓄え、増幅する機能を持つ特殊な体毛。硬い材質で、防具によく使われる。
普段は行動の邪魔にならないよう畳まれているが、超帯電状態時に逆立つ。
素材としてもその機能は失われることはなく、これを用いた武器は高い雷属性値を持つようになる。
より高い電力を蓄えることができるものは「高電毛」、最上質のものは「雷電毛」と呼ばれる。
- 雷狼竜の角
- ジンオウガの頭部に生える角。堅固な材質で武器によく使われる。
普段は前方を向いているが、超帯電状態時は上方に展開する。
王者の証とされ、これを見た者は皆身を潜め、恐れ慄くほどだという。
素材としても高い需要を誇り、角を削り、武具に用いれば比類なき力を得ると云われている。
より鋭いものは「尖角」,天まで響く迫力を持つ最上質のものは「剛角」と呼ばれる。
- 雷狼竜の爪
- ジンオウガの四肢に生える黒い爪。鋭い材質で、武器によく使われる。
起伏に富んだ山間地帯でも、しっかりと大地を踏みしめられるよう鋭い形状をしている。
勿論、外敵と戦う際には強力な武器になり、小型のモンスターなら容易く引き裂くことが可能。
超帯電状態の際には展開されて電撃を纏い、その威力を更に高めている。
鋭さを増したものは「尖爪」、更に発達したものは「剛爪」と呼ばれる。
MHXRに登場する鋼膜個体の物は「鋼爪」と呼ばれる。
- 雷狼竜の尻尾
- ジンオウガの分厚い尻尾。強靭な材質で防具によく使われる。
本来はその巨躯の均衡を保つ為の役割を担うが、
狩りでの武器としての用途が高く、無数の甲殻に覆われており、
これにより強度を高め、一撃必殺の威力を生み出す。
より上質なものは「靭尾」と呼ばれる。
ちなみに、MH3Gでは下位個体が存在しないため、
他のジンオウガ素材が上位扱いでレア5や6に設定されている一方、尻尾だけレア4になってしまっている。
また、MHRiseではよろず料理に対応していない数少ない尻尾となっている。
奴の霜降りよろしく、脂が発電に対応した進化をしているため食べられないのだろうか。
- 雷狼竜の蓄電殻
- ジンオウガの体に連なる黄土色の甲殻。雷属性との相性が良い。
電気を発生する特異な脂質を含んでおり、武具に雷神の如き力を与えるという。
より高い発電力と蓄電力を備えた物は「高電殻」,最上質の物は「雷電殻」と呼ばれる。
なお、ラギアクルスも背中に「蓄電殻」と呼ばれる器官を持っているが、
ラギアクルスの物は脚ではなく背中に存在しており、
また発電のシステムも異なっていることから、相同器官ではないと考えられる。
導きの地に登場する個体からは「みなぎる雷電殻」、
さらにその歴戦の個体からは「歴戦の雷電殻」が入手できる。
- 雷狼竜の逆鱗
- 猛る王者の魂を具現化したかのようなジンオウガの逆鱗。
普通、逆鱗というと尻尾からしか剥ぎ取れず、あとは頭部の部位破壊と捕獲及び落し物でしか入手できないが、
ジンオウガの場合本体の剥ぎ取りでも出る。
というより寧ろ剥ぎ取りの方が捕獲に比べて出やすいという極めて珍しい特徴を持つ。
また、ジンオウガから取れる鱗は逆鱗のみである。
しかしアルバトリオンのように逆殻は存在しないことを考えると、
通常の鱗は全て甲殻になっていると思われる。
おそらく、逆鱗のような特殊なものでない限り、
鱗単独では素材として扱いにくい性質のモンスターなのであろう。- なお、この逆鱗、MH4およびMH4Gでは入手難易度がエライことになっている。
なんと剥ぎ取り等で入手できるのは下位個体からのみであるのに対し、
クエスト報酬では下位では一つのクエストのみで、基本的に上位クエストでの報酬
という仕様になっているのである。
その報酬で唯一入手できる下位クエストも、
ティガレックス通常種との同時狩猟であり簡単なものではない。
そのため入手には、延々と下位個体を狩り続けるか、報酬目当てで上位クエストをこなすかの
マラソンをしなくてはならない。 - ノベル版第5弾で雷狼竜の逆鱗に関するお話がある。ネタバレになるので反転。
リオの妹がこの素材を取ってきてほしいとまあ無邪気に言ってくる。
苦戦の末ジンオウガを倒し、逆鱗は出なかったが雷狼竜の尻尾を持って帰っている。やはり出て来たか
- なお、この逆鱗、MH4およびMH4Gでは入手難易度がエライことになっている。
- 雷狼竜の碧玉
- 稀に雷狼竜の体内で生成される希少な玉石。王者の力が凝縮された姿とも云われる。
ほかのモンスターでいう紅玉や宝玉に相当する素材で、入手は困難を極める。
しかし、これを用いた武具は非常に高い攻撃力と雷属性値を持つ
第一線で活躍できる物ばかりであり、苦労に見合った性能が約束される。
なお、MHP3では、逆鱗と同様に捕獲より剥ぎ取りの方が入手しやすかったのだが、
MH3Gでは剥ぎ取りと捕獲とで入手確率に差がなくなった。
が、MH4では再び剥ぎ取りの方が入手しやすくなっている。- ちなみにMH4でのみ碧玉は精製、昏玉は生成と説明文の漢字が異なっている。
……が他作品では生成で統一されている為、誤字だったようだ。
- ちなみにMH4でのみ碧玉は精製、昏玉は生成と説明文の漢字が異なっている。
- 雷狼竜の天玉
- 限られた雷狼竜の体内で生成される希少な玉石。圧倒的強者の証とされる。
他のモンスターでいう天鱗や天殻に相当する素材で、入手は碧玉以上に困難。
なお、天玉はジンオウガおよびジンオウガ亜種の武具の生産・強化の他に、
なぜかラギアクルス希少種の素材から作られる武器の最終強化にも必要になってくる。- ちなみに、MH3Gでは天鱗・天殻と同じアイコンだったのだが、
MH4Gでは宝玉等と同じアイコンに変更されている(ちなみに、これはMH4に於ける恐暴竜の宝玉と同じ)。
それのせいで報酬に天玉が入ってたと思ったら碧玉(昏玉)でしたということもザラ。
そして、MHXXでは元の天鱗・天殻と同じアイコンに戻った。
- ちなみに、MH3Gでは天鱗・天殻と同じアイコンだったのだが、
- ジンオウヘッド
- モガの村の希少特産品の一つであるジンオウガの頭部。特産品ランクは★6。
この頭部の剥製は観賞用として非常に人気が高く、高額で取引されているという。
シーサーみたいな魔よけに使えそうである。
ただし武具の素材としては規格外であり、「ジンオウフェイク」に加工出来ず、
そのままインテリアとして流用が出来ない点が惜しまれる。
ちなみに、以前「モンスターハンターポータブル3rd 一番くじ」のA賞で、
「ハンティングトロフィ ジンオウガ」というものがあったが、
もしかするとジンオウヘッドもあんな感じのものなのかもしれない。
関連項目 
モンスター/ジンオウガ/派生作品
モンスター/ジンオウガ亜種
モンスター/金雷公ジンオウガ
モンスター/ヌシ・ジンオウガ
武器/ジンオウ武器 - ジンオウガ通常種・亜種の素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ジンオウシリーズ
BGM/ジンオウガ戦闘BGM - ジンオウガのテーマ曲「閃烈なる蒼光」についての記述あり。
アイテム/雷光虫 - 本種と共生関係を築いている
アクション/お手
クエスト関連
クエスト/月下の渓流に、双雷は轟く
クエスト/月下雷鳴
クエスト/ざわめく森
モンスター関連
モンスター/ガーグァ - 本種の好物にして生態面での深い関わりを持つ存在
モンスター/タマミツネ - MHXのOPにて対決を繰り広げた「柔」のモンスター。
モンスター/ライゼクス - 雷属性のメインモンスターで、独自の形態変化を持つ後輩。
モンスター/マガイマガド - パッケージを飾った牙竜種仲間であり、生息地も近いと考えられるモンスター。
モンスター/アンジャナフ亜種 - 青白い電撃や原理は異なるが帯電を行い、自身の能力を爆発的に上昇させるなど共通点が多い。
モンスター/トビカガチ - 雷属性使いで牙竜種の後輩。
モンスター/ルナガロン - 狼竜繋がり。縄張り争いも存在する
モンスター/大雷光虫 - 極限状態の個体が放つ雷光虫弾は性質が似ている。またMHSTシリーズでは取り巻きとして使役する。