- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 奇怪竜下目 稀白竜上科 フルフル科)
- 英語表記
- Khezu
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★4, MHRise・MHR:S:★2
- 登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHRise, MHR:S
MHF, MHOnline, MHNow, MHST, MHST2, MH-R, アイルー村, アイルー村G, アイルー村DX, MHPuzzle
派生作品
派生作品については下記の記事を参照されたし。
モンスター/フルフル/派生作品
目次
生態・特徴
- 普段は寒冷地の洞窟に潜んでいるとされる飛竜の一種。
寒くて暗い環境を好み、特殊な生活環境に適応した進化を遂げた結果、
他の飛竜種には見られない特異な生態を多々持っている事で知られ、
その独特な性質や外見から《奇怪竜》とも呼ばれる。
そのような別名も手伝ってか、不気味な印象を覚える者が大多数であるが、
一方で熱狂的なファンとなる者も稀に見られる。
ちなみにロックラック地方の凍土などに生息する毒怪竜ギギネブラは近縁の種にあたり、
外見や性質に多くの共通点が見られる。
- 現在までに確認されている(大型)飛竜種の中では最も小柄な種とされており、
実際に全長が10mを超えるような個体は滅多に確認されない。
全身は粘液を纏った白くてブヨブヨとした質感の皮膚に覆われており、
その一方でどの部位にも硬質な鱗や甲殻を持たない。
暗い場所で長きに渡って生活してきたためか、目が退化して塞がっており、視力も失っている。
正面から相対した場合、口まで閉じていると顔そのものが無いかのようにも見え、
その異様な外見から「白い虚無」とも呼ばれる。
- 飛竜種らしく翼を用いた飛行能力を有しているが、積極的に飛行する事は珍しく、
吸盤のように進化した特殊な爪や尻尾を使って洞窟の天井などに張り付いている事が多い。
場所を移す際にもそのまま壁や天井を音も無く這い回って移動する事が多いため、
熟練のハンターでもフルフルの気配を感じ取る事は難しく、
気付けば頭上や背後にまで迫っていた、あるいは完全な不意打ちを受けたという報告も散見される。
主に寒冷地域に生息しており、フラヒヤ山脈などの洞窟内での目撃例が多い。
しかし豪雪に閉ざされる寒冷期には、沼地や密林などの洞窟に身を移す個体も居る。
寒冷地域での狩猟が認められていないシュレイド地方では目撃例が少なく、比較的珍しい存在とされている。
また、意外に環境適応力が高いのか、灼熱の火山地帯と隣接した溶岩洞の地下水脈沿いの洞窟部でも生息が確認されている。
- 体内に強力な発電器官を持ち、そこで作られた電気エネルギーを口や体表から放ち、外敵や獲物を攻撃する。
放電の際には尻尾の先端を広げて地面に貼り付け、アースの代わりとして扱う。
また、短時間であればこのアース機能を用いずとも帯電することができる。
電気を利用した攻撃の威力は非常に高く、比較的小型とは言え油断はできない。
口から零れる唾液は強酸性であり、一度に分泌される量は少ないものの
直接触れてしまえば神経が混乱し、急所を突かれる危険性がある。
フルフルもその性質は理解しているらしく、天井に尻尾でぶら下がりながら唾液を滴らせて
真下の獲物や外敵への攻撃に利用してくる事もある。
なお、外敵との戦闘の際には威嚇のために咆哮を発する事がある。
その咆哮は音量も然る事ながら、非常に甲高く、身の毛もよだつような奇声でもあり、
熟練のハンターでさえ対策無しでは耳を塞がずにはいられない。
外敵からの攻撃を受けて怒ると首を低くもたげ、唸るような声を立てて周囲を威嚇する。
- 首の骨格の大半が軟骨で構成されている上に、首の関節を自分の意思で自由に外す事が可能。
この性質を利用し、筋力と皮膚の柔軟性を活かす事で首を伸縮させる事もできる。
待ち伏せ型の狩りを行い、獲物を確認すると、天井や壁を移動して静かに近付き、
射程に入り次第首を伸ばして喰らい付く。
フルフルの口は吸着性に優れており、一度咥えられた獲物が独力で脱出するのは困難を極め、
小柄な獲物ならばそのまま丸呑みに、大型の獲物ならばその血肉を啜るように貪る。
しかし、この首は老化が進むと筋力が衰える事で伸縮性が失われていき、
やがては垂れ下がり、最終的には捕食ができなくなってそのまま死に至るという。
また、素早く逃げ回る獲物に対しては複数方向に拡散する電撃のブレスを放ち、
感電させて動きを封じてから捕食する。
なお、かつてのフルフルは死肉などにはほとんど興味を示さず、
基本的に生きている動物のみを獲物として認識するとされていたが、
近年では死肉も捕食することが分かっている。
また、飼育されているフルフルに飼料などを与えた場合は特に拒否する事も無く食べ、
野生の個体も非警戒時にハンターが仕掛けた罠肉に食い付くことから、
あくまで生き餌を好むというだけで絶対的な趣向ではないと推測される。
- 前述の通り目が退化している事から視覚はほとんど無いと思われるが、
代わりに、首をしきりに動かして周囲の臭いを嗅ぐような動作をよく行う。
一部の個体からは異臭が立ち込めた状態では
周囲を上手く認識できないかのような挙動も確認されており、
また基本的にこやし玉は有効であるなどの事実から、
現在は嗅覚で獲物を探しているという説が最も有力である。
しかし、ある実験によると新鮮なケルビの死体を無視し、
隣で音を立てずにじっとしていたネズミを襲ったという。
この事から視覚、嗅覚、聴覚のいずれとも異なる特殊な感覚器官が発達しているのではないか、
生物の体温を察しているのでは、身体から放出する電気を利用しているのではなど、
学者の間でも様々な憶測が飛び交っており、まだ完全な決着はついていない。
- 一部の個体は外敵との戦闘で劣勢に陥り、命の危機を感じるまでに追い詰められると、
交戦中であるにもかかわらず数秒間無防備に立ち尽くし、欠伸のような行動を取る場合がある。
体力を消耗したために感覚器官が弱り一時的に外敵を見失っている、
もしくは寝床の位置を探るのに手間取っているという可能性もあるが、
死に真似を得意とするゲリョスのように騙し討ちを仕掛けてくることもないため、
なぜこのように非常時に敢えて無防備な行動を取るのかはわかっていない。
- 雌雄同体であり、単為生殖が可能。
電撃などで動けなくした獲物に直接卵を植え付け、
孵化した幼体(フルフルベビー)は生きたままの獲物の肉や体液を内側から喰らい、成長していく。
ある程度の大きさまで成長すると獲物の体外へ飛び出し、幼生期を地面の中で過ごすという。
雪山や洞窟内で鉱脈の割れ目をピッケルで叩いたところ、
フルフルベビーが飛び出してきて噛み付かれるという事例が時折聞かれる。
- フルフルベビーには珍味としての需要が少なからずあり、それなりの価格で取引されている。
時にはフルフルベビーを複数体確保してほしいという依頼がギルドに転がり込む事もある。
一方で成体のフルフルの肉は脂肪が層になっており、見た目こそ霜降り状で美味しそうに見えるが、
これは低温環境に適応するために発達したもの。
この脂肪にはアルビノエキスの主成分をはじめとした物質が高濃度で溶出しており、
氷点下でも固まらない不凍液のような性質を有している。
人間がこれをそのまま食べると食中毒を引き起こしてしまうため、基本的には食用には適さないと言われている
(しかしながらそれでもなお無毒化して食そうとする者も一部存在するとの噂もある)。
また、より大型で獰猛な肉食性モンスターでもフルフルは捕食対象から外している場合が多いらしく、
あらゆる生物を捕食対象と見做す恐暴竜イビルジョーを除けば
フルフルを積極的に襲って捕食するモンスターは長らく確認されていなかった。
だが、砂漠地帯に生息する骸蜘蛛ネルスキュラ亜種の生態を調査すると、
フルフルの身体から剥ぎ取った皮を纏っていることが確認されており、
同モンスターがフルフルを捕食している可能性が指摘されている。
一説には、ネルスキュラ亜種自身は乾燥に弱いため、
保湿性に富んだフルフルの皮を手に入れるべくフルフルを襲うのだという。
- フルフルの外皮は弾力性に長けており、
全体的に打撃に対しては高い防御力を持つ反面、斬撃や高熱には弱いという性質がある。
また、特殊な性質を秘めているために加工の難度が高く、
高度な技術や特殊な機構を組み込みつつ加工を施す場合が多い。
また、成体のフルフルの体液には薬効成分が含まれているらしく、薬品の調合などにも重宝されるという。
余談だが、上質なフルフルの皮膚は時に真珠のようにも例えられるほど美しいが、
それを素材として利用した武具には何かと暗い雰囲気や怪しげな噂が付き纏う。
- フルフルはハンターズギルドによって正式に姿が確認される前から噂としてその存在が囁かれていたが、
その中で伝えられていたフルフルの性質というのが、
現在判明しているフルフルの生態とは全く異なる菌類を自在に操るというものであり、
《奇怪竜》の別名が与えられている今以上に奇怪なモンスターと見なされていたようである。
ちなみに、この菌類絡みの性質を持つモンスターは長らくフルフルに関する言い伝えの上の存在だったが、
近年になって新大陸古龍調査団によって確認された《屍套龍》ヴァルハザクの特殊個体が、
フルフルの言い伝えに類似した「特殊な菌類と共生し、胞子を外敵への攻撃に利用する」性質を持つ事が判明している。
概要
- 寒冷地域に生息する白い皮膚の飛竜種。幼生は「フルフルベビー」。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/フルフル亜種(MHGより登場)
- 意外なことにこれといった別名が長年存在していなかったが、
初登場からかなりの年月が経ったMHRiseにて初めて「奇怪竜」という別名が付いた。
- 比較的小柄で、他の飛竜種と比べ特殊な生態を多々持つ。
以下に、フルフルが特異とされるポイントをまとめてみた。- 名前が特徴的
- 目が退化している
- 体色が白一色に統一されており、亜種は更に違和感のある赤い体色をしている
- 角、爪、棘といった攻撃的な部分も、鱗や甲殻といった守備的な部分も一切無いまっさらな体
(一応皮膚の柔軟性と粘液で防御力を確保しているが)。しかも血管や臓器等が浮き出ている - 人間が恐怖した時の叫び声にも聞こえる、他のモンスターより甲高い咆哮
- 天井を這い、場合によっては尻尾だけで宙吊り状態になる
- 逆さ釣り状態で、よだれらしき液体を口から意図的に(?)垂らす
- 動きの絶妙なゆっくりさ(初戦では何が来るか分かりにくい予備動作)
- 首を伸ばしたり、電気を纏いながらゆっくりと迫ってきたりと、攻撃方法が特殊…というか不気味
- 無音が戦闘BGM扱いなせいで、恐怖的な緊迫感がある
- 生態ムービーにおける捕食方法が怖い(後述)
更には嫌味の如く公式CGイラストまで不気味で恐ろしいのだから手に負えない。
もはや作品を間違えている
- 目が退化してほぼ完全に塞がっているため、
MHP2Gまではフルフルに存在を認識されても発見された事を示す目のマークが付かなかった。
設定に忠実な単なる演出かと思いきや、これが意外にも厄介で、
発覚状態にならないせいで、緊急回避することができない。
一方で、こちらも背後を取られても怯まないし、
緊急回避はできないもののダッシュは通常通りのスピードで行えるので
動きの鈍いフルフル相手なら隣のエリアまで逃げて形成を立て直す時間も十分に稼げる。
正直、やろうと思えば緊急回避ぐらいはできるとは思うのだが。
MH4以降は仕様が変更され、発見された際は他のモンスター同様に
目のマークが付くようになった(後述)。- クエスト名にて「壁に耳あり、天井に目あり?」というものがある。
『?』こそ付いているものの、一瞬知っている者なら二つの意味で『目を疑う』だろう。 - フルフルを討伐するクエストではBGMも一切流れない。
これはクエスト内で同時に登場するドスギアノスやドスファンゴなどの
中型モンスターと対峙した時でも同じであるため、
無音はフルフル専用BGMそのものであるといえる。
発見されても曲が流れない上に天井に張り付いていることも多いため、
いきなり目玉マークが付いて驚くハンターは多い。
- クエスト名にて「壁に耳あり、天井に目あり?」というものがある。
- 飛行は可能だが、飛行中に攻撃はしてこないのであくまで移動用。
ティガレックスとは異なりちゃんと羽ばたいてるのでそこそこの飛行能力はあるが、
そもそも飛行モーションが存在せずホバリングの体勢でそのまま飛行しているので、
飛竜の中では最も飛行速度が遅い部類に入る。
影を追うのは比較的楽だが、ペイントなしで捕捉するのは神出鬼没さもあって案外難しい。
飛行時のSEが風切り音ではなく羽ばたき音なのも、捕捉し辛さに拍車をかけている。
- 弱点以外の属性は殆ど効かず、状態異常にも睡眠以外は強い…というけっこう面倒くさい特性がある。
毒はちょっと斬りつけた程度のダメージにしかならず、麻痺や気絶からもすぐに復帰する有様。
ただし、ゲリョスと違ってシビレ罠は一応効く。- 生きたままの獲物しか食べないという設定があるのだが、なぜか罠肉にも食いつく。
だが、上記のようにフルフルは状態異常の耐性が高いので罠肉を食べさせるのはオススメしない。
- 生きたままの獲物しか食べないという設定があるのだが、なぜか罠肉にも食いつく。
- 当然のように閃光玉は無効なので持っていく意味はない…と思いきや、
未発覚状態で炸裂させると未発覚状態が解除されるという効果の方はなぜか有効。- 天井がないエリアではほとんど降りてきてくれなかったMHP以前ではこれがかなり重要で、
通常は通過するだけで絶対に降りてこないエリアで閃光玉を炸裂させて発覚状態にすることにより、
なんとそのエリアに降ろすことが出来た。
天井がないエリアで戦うことが出来るため、有利に戦闘を進めることが出来る。
普段戦うことを想定されていないエリアだからか少しフルフルの挙動がおかしくなることがあるが…。
そのため、フルフル戦で閃光玉を持っていくのは無意味どころかかえって有効であるとの話も。 - なお、MHP2G以前ではこやし玉を投げると閃光玉を投げられたときのように
攻撃方向が滅茶苦茶になる仕様があった。
ただしブレスの軌道が却って読みづらくなるなど逆に不利になることが多く、
ハンターに有効活用されたことはほとんどなかった。
- 天井がないエリアではほとんど降りてきてくれなかったMHP以前ではこれがかなり重要で、
- 最初のうちはなかなか怒り状態にならないが、体力が半分を割るとだんだん怒りやすくなってくる。
オフラインや下位では一旦怒り始めると以後一発殴っただけで怒り状態になるほどである。
怒り状態になっても怒号を上げることはせず、口から青白い煙を吐き出し辺りの匂いを嗅ぎ始める。
その後攻撃速度が飛躍的に上がるため、嵐の前の静けさという趣でこれまた不気味である。
- 小柄なので各部位の判定が小さい。
特に頭の判定はほとんど口の周辺くらいであり、少し間合いが悪いと首に吸われてしまう。
切断武器なら首の方が柔らかいので問題なさそうだが、
部位破壊を狙っているのであれば随分面倒なことになる。
また、頭と胴体の両方を破壊しなければ壊した扱いにならない。
作品によっては中落ちや霜降りを狙う場合は捕獲か部位破壊に賭けることになるのだが、
それでも(面倒くさいわりに)確率は低めである。- さらに、部位破壊自体に至るまでも少々面倒くさい。
頭部はともかく、胴(背中と腹部共通の怯み判定)の
破壊については、フルフルの体つきにメリハリがあんまりないためにわかりづらい。
剣士ならば、ブレスや飛び込みなど頭部が前に出るアクションの際に
斜め方向から密着して縦振りの攻撃を出すと意外にも胴攻撃した判定になる。
大剣の縦斬りや太刀の踏み込み斬りが有効か。
なお、密着といっても「どう見ても接触してるほど近い」程度では頭部に吸われることがあるので
「物理的にこれ以上密着不可能(フルフル方向にスティックを倒しても移動しない)」な位置まで近づこう。 - ちなみに部位破壊が追加されたのはMH2以降であり、MHP以前は一切部位破壊が存在しなかった。
このへんはイャンクックやガノトトスと同様である。
- さらに、部位破壊自体に至るまでも少々面倒くさい。
- 起き攻めやハメられるといったことが非常に起こりやすいモンスターとして有名。
全体的にゆったりとした動作で攻撃自体は見切りやすいものが多いのだが、
広範囲かつ高い確率で麻痺状態にされる電気ブレスを始め、
長時間判定の発生する放電攻撃、こちらを吹き飛ばして拘束しつつ距離を詰めてくる飛びかかり攻撃、
MH4ではさらに雷属性やられまで追加され、
フルフルの攻撃は基本的にハメられる要素満載である。
一瞬の油断から噛みつきを食らったが最後、
ブレス→飛びかかりの3連打を浴びて無抵抗のままキャンプ送りにされるなんてことは日常茶飯事。
捕獲しに洞窟に先回りしたはいいが、高台からの飛びかかりをうっかり食らってしまい、
そこからコンボを決められて死なんてことも冗談抜きで起こってしまう。
ブレスの範囲が広くなる上位以上や、咆哮の硬直からそのまま攻撃に繋げてくる怒り状態の時はより危険度が増す。
- 天井にぶら下がってよだれを垂らすことがある。
上手くすればガード可能だが、ちょっとでも位置がずれると、
脳天、もしくは後頭部を直撃するためあまりお勧めは出来ない。
このよだれは気絶値がかなり高く、数発当たっただけで気絶する。
狙ってか、偶然かは不明だが、この攻撃で爆弾を破壊されたとの報告が相次いでいる。- そんなよだれ垂らしだが、このよだれ垂らし中にとんでもない落し物をすることがある。
詳細は上記のリンク参照。
- そんなよだれ垂らしだが、このよだれ垂らし中にとんでもない落し物をすることがある。
- 瀕死になるとなんの前触れもなく突如茫然と立ち尽くし、欠伸を一つした後で巣まで飛んで行く。
飛び去るまでは完全に無抵抗であり、ここまで弱らせてしまえば実質的に試合終了である。
また、割と転倒しやすいので棒立ち→転倒→再び棒立ち→もう一度転倒……となるので、
一度棒立ち状態になれば体力が多めなG級でも、逃がさずに討伐まで持っていけることもしばしば。
もう捕獲できるまでに体力も削れているので、巣に帰ったのをしばらく放置すればそのまま寝入る。
捕獲したければそのまま逃がし、眠ったら足元に罠をセットしてそのまま捕獲できる。
また、テキパキ行動すれば棒立ち状態を見てからでも十分シビレ罠が間に合う。
もちろん罠師なら余裕で間に合うので、罠の数に余裕があるならここで捕まえてしまうのも手。
剥ぎ取りたければ飛び立つ前に袋叩き、逃げられても眠ったところに止めを刺せば良い。
ここまで捕獲のタイミングが掴みやすいモンスターは他にいない。- この瀕死モーションが見られたのはMH2~MHXXまでの間のみ。
MHP以前の仕様では、地上を歩く事が稀だった為に瀕死時の足を引きずるモーションが
発生する事がほとんどなく、うっかり討伐してしまい捕獲失敗する例が多かった事に
対応する形で追加されたものと考えられる。- 当時フルフルはエリア内にあるいくつかの洞窟内でしか降りてこないことが多く、
移動する時はその場で天井に飛び移り、洞窟の外と繋がっている部分に移動してから浮上、
というプロセスを取っていたため、滅多に足を引きずってくれなかった。
残り体力を判断する手段は体力が減れば減るほど怒りやすくなるという特性を利用するしかない。
強い武器で柔らかい部位を殴ると体力が十分残っていても1発で怒ってしまうので、
硬い部位を殴って確認するのがコツ。
当時は捕獲クエスト以外では捕獲出来なかったのでそれほど気にする必要はなかったのだが、
MHPではよりにもよって集会所ハード☆5のキークエストにフルフル捕獲クエストが存在するため、
Gクラス昇格のためには絶対避けて通ることが出来ない。
- 当時フルフルはエリア内にあるいくつかの洞窟内でしか降りてこないことが多く、
- 戦闘中に突然、自らの運命を悟ったかのように棒立ちになる事があるのは
フルフルにしか見られない特徴だった為、ハンターたちからもフルフルを象徴する要素として人気だった。
MHRiseで復活した際には見られなくなっているため、惜しむ声も多い。
- 自主的に休眠する際は、MHP2Gまではなぜかイャンクックやゲリョスなどの
鳥竜種ボスモンスターのように立ったまま眠っていた。
飛竜種モンスターとしては極めて珍しい行動である。
ちなみに、鳥竜種以外で同様の休眠行動をとるボスモンスターは、他に魚竜種のドスガレオスがいる。- MH4では、地底洞窟や氷海ではギギネブラのように天井からぶら下がって休眠を取るようになった。
未知の樹海では、これまでのように特定のエリアで立ったまま休眠を取る姿を見ることができる。
- MH4では、地底洞窟や氷海ではギギネブラのように天井からぶら下がって休眠を取るようになった。
- この瀕死モーションが見られたのはMH2~MHXXまでの間のみ。
MH~MHP2G
- 無印、MHGのオフラインではグラビモスらと同様、
全クエスト制覇後の緊急クエストに出てくる裏ボス的な存在だった。- 一方で、オンラインでは非ターゲットでの登場そのものは結構早いことでも有名だった。
特に、ノーマル★2の採取クエスト「燃石炭採掘指令」では
燃石炭が採掘できるジャングルの洞窟内にフルフルがよく居座っていたことで知られる。
何も知らない初心者がよく暗闇で採掘中に突然背後や頭上から奇襲され、
心に深いトラウマを負う被害報告が相次いでいたようだ。
中には、「危険も無いし貴重なマカライト鉱石も取れるから奥地でのんびり採掘してなよww」などと
オンラインで意地悪な先輩ハンターに騙されて酷い目に遭う初心者も割といたらしい。
- 一方で、オンラインでは非ターゲットでの登場そのものは結構早いことでも有名だった。
- しかしながらMH2では突如としてに村★3のキークエストで登場、
しかも攻撃の威力はMHP以前と全く同じの状態での参戦である。
当然ドスランポスを倒したばかりのハンターがやり合っていいような相手ではなく、
その時点で作れる最高の防具でも大部分の攻撃で即死であり、
さながら初心者狩りをする高レベルプレイヤーのような様相であった。- 参考までに当時のフルフルの攻撃は動作が緩慢な代わりに非常に一撃が重く設定されており、
体内放電やとびかかりはディアブロスの突進以上の威力があり、
電気ブレスにいたってはグラビ―ムと同等の威力を持っていた。
さらにほとんど予備動作がない上に高確率で攻撃につないでくる咆哮大を
耳栓もない状態で戦わなければならないのである。
- 参考までに当時のフルフルの攻撃は動作が緩慢な代わりに非常に一撃が重く設定されており、
- MHP2では攻撃威力の全体的な調整がなされ村★3相応の強さになった。
相変わらず強敵ポジションを堅持しているディアブロスやグラビモスとは対照的である。
- MHP2Gの村上位やG級では、
少し踏み込んだかと思うと、いきなり前方に高威力のタックルをかましてくる。- この攻撃自体は初期の作品から存在しているが、作品によっては使用頻度が恐ろしく低い。
ゆったりとしたモーションに油断すると、思わぬ痛手を受ける可能性もある。
ちなみにこの攻撃の公式名称は「移動噛みつき」である。
一見タックルのようだが、踏み込んだ時に首を伸ばして噛みついているのが確認できる。
5方向に吐く場合は、頭をゆっくり上げる予備動作の際に、口元に電気を漏らすので、
通常の3方向のブレスとは判別は容易である。
攻撃範囲が広く、通常のブレスの感覚で横へ回避して回復薬等を飲もうとすると
非常に被弾しやすい。 - この攻撃自体は初期の作品から存在しているが、作品によっては使用頻度が恐ろしく低い。
- 飛び掛かりの判定が非常に厄介で、空中での判定がフルフル本体からやや遅れてやってくる。
ガード可能な武器で反応のいい人が背中を向けてしまって背後からふっ飛ばされ、
何故捲られたのかと疑問を持つ事も。
また、着地部分にも攻撃判定があるため、壁際で正面から飛びかかられると
空中判定をガードしてもほぼ確定で着地に捲られる理不尽。
壁や障害物を背負って相対するのは可能な限り避けよう。
- MHP2(G)ではコラボクエの一種として非常に小さな個体のフルフルを狩猟するクエストがある。
サイズ比なんと50%。全高がほぼハンターと同程度、
全長もランスやガンスを構えたハンターと同じくらい。
攻撃はほぼ首、脚、胴体へ吸われるため頭の破壊が非常に困難な小ささ。
体力はやや低くされているが攻撃力は同ランクのその他モンスターとほぼ同じなので、
舐めて掛かると返り討ちを食らう可能性もある。
MH4
- 2013/2/21にニンテンドーダイレクトのPVでMH4で復活することが判明。
グラフィックが大きく向上しており、ヌメヌメ感やツルツル感とでも表現すべき質感がよく出ている。
PVでは伝統の電気ブレスに加え、ギギネブラのように壁面に張り付きながら咆哮したり、
天井に張り付きながら放電している様子が映し出されている。- ドスジャギィやギギネブラなどの前例から、従来は別名が存在していないフルフルも、
復活に合わせて別名を貰えるのではないか……という期待を寄せるハンターもいた。
残念ながらMH4でも別名らしきものは確認されていない。 - 同年9月2日放送の「ハギとこ!」では、ついに実機でのプレイが初披露された。
- ドスジャギィやギギネブラなどの前例から、従来は別名が存在していないフルフルも、
- 本作では目玉マークは表示されるようになった一方、戦闘BGMは無音のまま。
但し乱入などで別のモンスターが同じフィールドにいる場合は戦闘BGMが流れる*2。
発見状態であるため、他のモンスター同様に緊急回避も使えるようになった。
- 意外なことに、イャンクックなど他の復活組とは異なり、骨格そのものは旧作そのまま。
相変わらず頭から尻尾にかけてのフォルムは地面とほぼ水平になっているほか、
転倒時などの細かいモーションも旧作仕様を踏襲している。
一方で尻尾回転のモーションは地面をこするような動きになっているなど、
MH3で刷新された仕様を獲得している部分もある。
なぜフルフルのみがこのような措置を取られたのかは不明であるが、
旧作仕様の骨格であることが、ある種の特徴ともなっている。- 首上部と胴体が別判定になる、頭と胴体それぞれ個別に報酬が得られるようになるなど、
部位破壊に関しても細部に手が加えられている。
- 首上部と胴体が別判定になる、頭と胴体それぞれ個別に報酬が得られるようになるなど、
- 初代から登場したモンスターの中でも、MH3のリオス夫婦と同じくらい新しいモーションが多く、
今までのフルフルとは全く別のモンスターといっても過言ではない。
天井や壁面にへばりつくのは勿論、電気ブレスが壁を伝っていくといった特性など、
MH4の立体的な戦闘に対応した動きをみせるほか、
PVなどでも見られたように首は従来の亜種に匹敵するかそれ以上に伸びており、
バックジャンプで距離を取るような動作も見られるようになった。- 壁や天井に張り付いたフルフルは旧作同様に攻撃で叩き落とすことができ、時折落し物を落とす。
- 洞窟内の別エリアへ移動する際も、天井を伝ってそのまま直接移動するようになった。
瀕死時にはギギネブラよろしく呻きながら天井を移動する。
なお、本作でも瀕死時の棒立ちは健在だが、途中で怯んだ場合は再度棒立ちすることはまずなく、
エリア移動を優先するようになったようだ。 - フィールドの腐肉を捕食する際なども天井から首を伸ばして行う。
- 代名詞たる放電攻撃は無属性攻撃から雷属性攻撃へと変更された。
モーションについてもテコ入れがあり、吠えながら放電を行った後、
間髪入れずにもう一度放電を繰り出すというカウンター技を習得。
これまでは大きな隙となる行動だっただけに、初見で吹き飛ばされたベテランハンターは多いだろう。
2回行うときは初回放電後もほんのりと青白く光るため、判断基準とするとよい。
- 電撃を用いた攻撃に接触した場合、気絶を誘発する雷属性やられを引き起こすようになっている。
元から高めだった頻度の咆哮に加え、バックジャンプや飛び掛かりに伴う風圧、
麻痺属性の付加されたブレスなど、ハンターを拘束する攻撃のオンパレードとなっており、
壁際などに追い込まれてしまった場合、怯み→麻痺→気絶のデスコンボで
何も出来ずになぶり殺される事もある。
- 復活に伴い、
期待の拘束攻撃が遂に実装。
尻尾を支えに天井にぶら下がった後、真下に向けて電球を吐き付けるモーションが予備動作。
電球に接触したハンターは麻痺状態に陥ってしまうが、
そこに首を伸ばしてハンターに食らいつき、そのまま上半身丸呑みの状態でブンブン振り回した挙句、
首を震わせながら念入りに噛み潰す。
- 地味に面倒な要素として、上位フルフル単体クエが存在しない。
通常種・亜種同時クエはあるが、弱点が一致しておらず厄介なので、
スクアギル討伐クエに乱入してくる個体がオススメ。
フルフルの狩猟でサブターゲット達成クリアが可能なので、
スクアギル20頭については無視して構わない。
狂竜化個体
- 狂竜ウイルスに感染した個体は電気ブレスを2発放ってくることがある。
2発目は雷球の数が1つ減って2つになったため角度が変わっており、
隙間に入って避けるのが難しくなった。
しかし側面と背後が安全地帯なのは元と変わっておらず、
また、通常の電気ブレスとはモーションが違っているので判別は可能。- この技は怒り状態限定技であり、隙間が広い3WAYブレス→2WAYブレスの順に放ってくる。
2WAYブレスということは、実は2発目は真正面が安全地帯。
剣士では近すぎて当たってしまうが、ガンナーの場合は余裕で左右を通り抜けていくので、
上手く避ければ弱点の頭を狙撃する大チャンスでもある。
- この技は怒り状態限定技であり、隙間が広い3WAYブレス→2WAYブレスの順に放ってくる。
- これは狩猟に関係ない要素ではあるが、
狂竜化モンスターは狂竜化前よりも鳴き声が禍々しくなっている。
フルフルはそれが顕著に表れており、特に咆哮時の鳴き声は恐ろしい事になっている。
MH4G
- 通常種、亜種共に引き続き続投。
通常種亜種共通のG級行動として、非常に長い距離を跳躍する飛び掛りもしてくるようになった。
ただ、ハンターを狙った攻撃というよりはハンターから距離をとるための行動という性質が強い。
- 通常種特有のG級行動として、フルフルを中心とした全方位に電撃の線を放ち、
一呼吸置いてその線上に強烈な電流を放つという放電パターンが追加された。
通常の体内発電と異なり、この線に放たれる電流はガード不可であり、
それでいて攻撃後の隙は殆どないという厄介な攻撃。
従来から使用してくるフェイント2連放電も引き続き使用するが、
頻度的にはこちらの方が圧倒的に多い。- この線は優にフルフルの体半分くらいの長さがあるため、かなりの広範囲攻撃であるが、
幸い電撃線の出始め部分には当たり判定はないため、電流が放たれる前に離れれば避けられる。
距離を取れば取るほど電撃線と電撃線の間隔は広くなるため、
範囲外に逃げるのはそこまで難しくない。
- この線は優にフルフルの体半分くらいの長さがあるため、かなりの広範囲攻撃であるが、
- 亜種との差別化のためか、ブレスの性能は完全に据え置きである。
- 村上位クエストの追加に伴い、ソロ専用ではあるが上位フルフル単体クエストが実装された。
しかし、そこには魔物の姿がちらつく。
無理だったら「爆破、衝撃、火薬岩」をクリアして、ストーリーを進めよう。
また、筆頭ランサーからの依頼を進めることでG級旅団クエにも単体クエストが登場する。
大老殿には連続狩猟クエストしか存在しないため、割とありがたい。
更に、オオナズチのG級旅団クエストを受注できるようになるにはこのクエストをクリアしないといけないので、
古龍の大宝玉が楽にほしいなら必須のクエストとも言えるだろう。
- 2014年12月31日、一年の締めとしてフルフル通常種と亜種が登場するイベントクエスト
「紅白狩り合戦!?」が配信。
クエスト名やフルフルの体色から予想するに、年末恒例の歌番組にあやかったのであろう。
このクエストに登場するフルフルは通常種、亜種共に1011.40cmと最大金冠確定であり、
報酬には高確率で大竜玉が入る。一種の救済クエストと言える。- また、このクエストでは戦闘中に闘技場の戦闘BGMが流れるため、
普段は無音下で戦うフルフルとBGMがガンガンかかった状態で戦闘するという、非常に珍しいことになる。 - 加えて闘技場の構造の都合上、「天井や壁に張り付く」行動、
およびそれに準ずる「天井や壁からブレスを放つ攻撃」「拘束攻撃」など
フルフルの多くの行動が封じられた特異なクエストでもある。
とはいえ、拘束力に長けた麻痺や雷属性の攻撃などを駆使する2頭を
同じエリアで相手をすることになるため、油断は禁物である。
- また、このクエストでは戦闘中に闘技場の戦闘BGMが流れるため、
MHX
- 今作にもめでたく続投。
旧作の雪山、沼地が復活したことで、久しぶりに雪山、沼地のフルフルが拝めるようになった。- 地味な変更点として、雪山での移動先にエリア1を選ぶ可能性が上がっているため若干面倒になっている。
エリア7及び6を往復し、エリア3で寝るというパターンが大半だったため、
エリア1へ行くという行動は旧作では珍しいものであった。
- 地味な変更点として、雪山での移動先にエリア1を選ぶ可能性が上がっているため若干面倒になっている。
- 仕様や戦闘能力に関しては4シリーズのものを踏襲しているが、咆哮による耳塞ぎ時間が短くなっている。
そのため、怒り時の咆哮後になす術なく追撃に被弾するということはほぼなくなった。- ただ、足元付近で怒り中に咆哮を食らうと相変わらず尻尾振りにほぼ確定で被弾する
動作高速化もあって耳塞ぎ中に振られ始めるため、
オトモがタイミングよく耳塞ぎを解除してくれないと避けられない。
幸いながらフルフルは時計回りの回転しかしないため、
右翼側であればぎりぎり回避が間に合う事もある。
左翼側には立たないように気をつけよう。
- ただ、足元付近で怒り中に咆哮を食らうと相変わらず尻尾振りにほぼ確定で被弾する
- 放電エフェクトが鮮明になり、どの辺りまで攻撃判定があるのか視認出来るようになっている。
エリアルスタイル対策なのか、上空への判定がやたら広い。
- 近距離でのバックステップ頻度が妙に高く、風圧大で動けない間に
首伸ばし噛みつきや放電等の攻撃を喰らいやすい。
序盤だと風圧大無効を付けるのにも苦労するため、怒り時は特に注意。- 噛み付きの気絶値が案外高く、何度も喰らっていると、
風圧怯みからの噛み付き気絶→電撃ブレスで麻痺→飛び掛かり→放電のデスコンボが
成立する可能性が高い。
- 噛み付きの気絶値が案外高く、何度も喰らっていると、
- 今作では雷属性モンスターの装備ならどこかで絶対使っていると言う程電気袋・電撃袋の需要が高い。
一方、今作で電気袋と電撃袋を入手できるモンスターはフルフルだけであり、
入手確率が要求数の割に低い為、装備完成の為にフルフルと連戦する人も少なくない。
- 獰猛化にも対応しており、専用R装備まで実装されている。
非常に怒りやすくなっている上にオーラの乗った攻撃はシャレにならないくらい強化されているため、
剣士で挑む際は要注意である。
特に、帯電飛び掛りは出がかなり早くなっているうえ、
威力もただでさえ高いものがさらに上がっているため注意が必要。- バックステップ等の風圧からの高速化した噛み付きや飛び掛かりは回避不能になるため、
風圧自体を喰らわないように避けるかスキルで防いでおきたい。
MHXのスキル環境で風圧【大】無効の発動はわりと重いが、
獰猛化フルフルに剣士で挑むなら用意しておいて損は無い。 - 獰猛化時は頭の肉質が1.2倍となっている。
元々頭の対弾肉質は80もあるので、
獰猛化時の頭の対弾肉質は96という驚異的な柔らかさを誇る。
- バックステップ等の風圧からの高速化した噛み付きや飛び掛かりは回避不能になるため、
- 地味ながらエンディングムービーにも登場。
周りの飛竜種に合わせてか、ホバリングではない普通のモーションで飛んでいる。
ただフルフルは飛竜の中では小さい方であるため、よく見ないとわからないかも。
- なお、今作ではイビルジョーのクエストでも乱入が発生するようになったが、
どういうわけか大抵乱入してくるのはこのフルフルである*3。
トラウマコンビここに集結。
ひょっとすると、自身の肉が食べちゃいけない食べられない事を知っててやってるのかもしれない。- 命知らずもいいところな行動だが、なかなかどうしてイビルジョーとのコンビネーションはかなり厄介。
フルフルが麻痺ブレスや咆哮でハンターの動きを止め、そこにイビルジョーが重い一撃を叩き込む、
イビルジョーが振動でハンターを拘束し、そこに範囲の広いフルフルの飛び掛かりが飛んでくるなど、
鬱陶しいことこの上ない乱戦状態に陥る。
イビルジョー戦ではこやし玉の持ち込みが鉄則だが、
拘束解除だけでなくフルフルに投げる分も残しておきたい。
- 命知らずもいいところな行動だが、なかなかどうしてイビルジョーとのコンビネーションはかなり厄介。
- 本作では、モンニャン隊をフルフルのいる地域に派遣することで簡単にアルビノエキスが手に入るため、
鬼人薬グレートなどを多用するハンターによくオトモアイルーを送り込まれている。
この点は狂走エキスが手に入るゲリョスと同様。
MHXX
- 続投。MH4GのG級個体と概ね同じ行動を取ってくる。
G級単体クエストには狩猟地が雪山のものが追加され、天井に飛ばれて時間稼ぎをされる心配が無くなった。
ただし雪山は初期位置により途方もないエリア移動になる場合があり、他フィールドとの比較は人それぞれ。
- G級では放電は線上に攻撃判定があり、フルフル本体から漏れ出す線でない電撃エフェクトにはない。
4Gからあるこの特徴が何なのかといえば、
これを見誤るとジャスト回避やイナシに失敗し、強烈なダメージを負ってしまう。
真正面や真横が安全地帯なのでその付近に居座り、攻撃を叩き込むのが賢明か。
- 更に飛び掛かり攻撃の飛距離が大きく伸びており、特にガンナーにとって脅威となっている。
- 電撃袋に引き続き雷電袋が取れるのもフルフルのみ。
自身の素材から作られる武器の他、やはり大凡の雷属性武器の強化に必要となり、
一部の防具強化にも要求される。
MHRise
夜籠り 遊宴 にょろりと首玉 伸びてきて酒友は つるり腹の中
「おのれ仇! 面を見せぃ!」振り向いた顔は ああ その顔は虚 意気阻喪
白い虚無奇怪竜フルフル
- 前作にあたるMHWorldおよびMHW:Iでの登場は無かったが、続くMHRiseにて再登場を果たした。
- 一見ただの復活モンスターに見えるが、
日本の妖怪をモチーフにしたモンスターが多く登場する今作に於いて
目が無い・首が伸びるというのはまさしく妖怪「のっぺらぼう」「ろくろ首」であり*4、
この上なくお誂え向きだったと言えるだろう。
なお、後述の通りフルフルは2つの口を持つが、流石に「二口女」は意識していないと思われる
名前だけなら「震々(ぶるぶる)」という悪寒を抽象化した妖怪ともニアミスしている。
- 一見ただの復活モンスターに見えるが、
- 長らく別名が存在しなかったフルフルだが、初代MHから数えて実に17年もの時を経て、
遂に今作より【奇怪竜】という正式な別名が付与された。
奇怪は話し言葉では"きっかい(奇っ怪)"とも言われるが、本種の場合は「きかいりゅう」と読む。
なお、素材名は従来通りであり、別名は使用されていない。
- 発売前情報にていわゆる「匂わせ」的な演出がなされ、話題となったモンスターの一体。
- 2020年12月11日に公開されたMHRiseのPV第2弾にて、フルフルの咆哮に酷似した声とともに
地を這う電撃が放たれ、バギィに直撃するというシーンがあった。
このPVにて当のフルフルの姿こそ見せていないものの、
この時点で「フルフル」がTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな話題となった。 - 同月18日に公開されたMHRiseの操虫棍の武器紹介動画にて
フルフルのものと思わしき武器・防具が登場したことで、
フルフル本人の登場に対する期待がファンの間で更に強まっていった。 - その後、大晦日も迫る同月30日に公開されたテレビCM ティザー篇にて正式にフルフルの姿が公開され、
本作での登場が確定するという運びとなった。
CM公開時には再び「フルフル」がTwitterのトレンドに浮上を果たし、一時はその1位にも登り詰めた。 - なお、店頭に張り出された本作のポップには新要素やメインモンスターと並んで、
「復活!」という字と共にフルフルの画像がつけ加えられており、
まるでメインモンスターが復活したかのような扱いを受けている。
- 2020年12月11日に公開されたMHRiseのPV第2弾にて、フルフルの咆哮に酷似した声とともに
- 登場フィールドは寒冷群島と溶岩洞。
溶岩洞はこれまでのフルフルのイメージとは真逆…のようにも思えるが、実のところ溶岩洞は水場も多い。
フルフルもそうした場所を活動エリアとしており、溶岩地帯に現れることは殆どないので、この辺は従来通りと言える。
- 今作の印象的な登場ムービーでは、最古参モンスターにもかかわらず、
妖怪モチーフの新規モンスター達に負けず劣らず似合って怖いと評判。
内容は2頭のバギィを奇襲、麻痺した片割れを丸飲みし、
振り返ったのちにもう一匹のバギィを襲わんと首を伸ばすというもの。
バギィのセリフを表現した琵琶語り、振り向くまで顔を映さないカメラワーク、
振り向いた時にはにんまりと笑っているようにも見える口元、
カメラに首を伸ばしたところで映像が止まり筆文字が表示され、
文字が消えた直後にフルフルがカメラに喰らいつく形で暗転するという演出等、
ホラー全開の演出が彼の魅力を引き立てている。
- 全体的にのっそりしたモーションは殆どそのままだが、
エリア移動時には従来よりも素早く飛び去ったり、短距離であれば走ったり、
いくらか軽快な動きを見せるようになっている。
ただ瀕死にまで追い込んだ際に、鼻をクンクンさせる棒立ちモーションは無くなっている模様。*6- 通常時の行動は過去作と大きく変わらないものの、新行動として放物線を描いて着弾する電撃ブレスと
怒り時に従来の3wayブレスを2連射するという新パターンを身に着けている。 - チャージ3WAYブレスに発射する直前まで軸合わせを続けるパターンが増えたため、
油断して砥石や回復薬を使うと漏れなく直撃、ガンナーでも隙だと思って攻撃に走ると危険。
スピードは遅いが1度も軸合わせが止まらなかった場合、180度くらい普通に回ってくるので、
真後ろでも割と油断できなかったりする。
逆に言えば右、もしくは左に振った後に反対方向に行けば簡単に振り切れる程度の追尾力。 - 見極めが難しかったフェイント2連放電だが、今作ではフェイントの時だけハンターのボイスで警告が出るため
見るまでもなく挙動がモロバレになってしまった。初動で見分けられるハンターの観察眼を称賛すべきところか
ちなみに警告ボイスに限った話ではないが、回復薬を口に含んでいる時など喋れない時は
ハンターは喋らないという無駄にリアルな仕様となっているため、
普段からモンスターの挙動は確認するように。
またその見極めにくい性質上、ボイス頻度を下げるとフルフル戦は難度が特に上昇しやすい。
- 通常時の行動は過去作と大きく変わらないものの、新行動として放物線を描いて着弾する電撃ブレスと
- 怒り移行時には他のモンスターと同じく咆哮を放つようになった。
これにより、場合によっては発見咆哮→怒り咆哮と2連続で吠える事も。
咆哮音の発生源は他のモンスターと違い、腹からではなく口からなので注意。
また、咆哮時は首を前に伸ばす為、正面に立ってカウンターしようとすると失敗する。- 怒り時の口元から漏れるのが白い煙ではなく電撃になった。
- 里★3とP2Gを彷彿とさせる早期の登場となり、本作の飛竜骨格のトップバッターを務める。
なんとプケプケやリオレイアよりも早い。
ただセレクトクエストには指定されないため、進行を優先していると狩猟しないまま進んでしまうことも。- このためか、危険度はあろうことかたったの★2。
ドスフロギィ、クルルヤックと並ぶかなり低い数値。
カムラの地域ではあまり脅威になっていないのだろうか? - P2Gの時と違いイャンクックすら居ないので事実上飛竜系モンスターの先生役だが、
相変わらず行動が特殊すぎるので基礎を学ぶにはあまり向いていない。
麻痺や雷属性やられからの気絶など、
1度被弾すると立て続けにハメられるのも相変わらずなので、決して油断はならない。
ハンターノートではあのザマだが戦闘面では危険度★3~4クラスの強敵といえるだろう。 - このためか、危険度はあろうことかたったの★2。
- 部位破壊が頭と後脚になり、胴体は破壊できなくなった。
本作では破壊された部位の表現が全体的に生々しい感じになっているが、フルフルの場合
全体的に赤く爛れたような感じになるのでその中でも一際痛々しい。
- 過去作では毒属性の効果が薄いとされていたフルフルだが、
本作のハンターノートでは毒の効果が★3(毒に掛かりやすく、受けるダメージも大きい)と評価されている。
火属性の武器が揃っていないならば、毒属性武器を背負って戦うのも手。
- 新たに「牙」系の素材が登場。
下位が「怪しげな牙」、上位が「怪しげな鋭牙」である。
元々コモン素材が「ブヨブヨした皮」系しかない珍しいモンスターであったため、
他のモンスターに併せて2種類にするために追加されたと思われる。
別名こそ設定されたが、素材名が「奇怪竜の~~」とならないのは相変わらず。
- 今までの作品では天井張り付き中は剣士は殆ど攻撃できなかったが、
投げクナイを無限に連投できるほか、翔蟲により武器を問わず疾翔けでフルフルの所まで飛び上がって攻撃できる。
そのため、フルフルが天井からぶら下がるとハンター達が一斉にフルフル目掛けて跳び上がるという
傍から見るとパン食い競走でもやっているかのような光景もしばしば見受けられる。
- 天井張り付きから壁張り付きへ移行する際、高さの座標取得が上手く行かないのか、
壁と地面テクスチャの間に顔がめり込みそのまま滑ってゆく奇っ怪なバグが発生していた*8。まさに奇怪竜
寒冷群島エリア12でよく発生し、しばらく滑走してると徐ろに元の場所に復帰してくる。
なお、同様の現象がベリオロスにも見られた。
- 戦闘時にBGMが流れないのは従来の作品と全く変わらないが、
本作では他の大型モンスターの乱入時や操竜時にはBGMが流れたり、
後述の様に百竜夜行に現れたりと無音の中で戦う時間は過去作と比べると意外と減っている。
- 百竜夜行にも、柵や関門を攻撃する破壊型のモンスターとして登場している。
破壊型であるフルフルはハンターには目もくれずに最終関門の破壊を目指して突き進んでいく。
目はないが、進行方向・破壊対象はどうやって定めているのか
優先して排除しないと面倒なことになるため侮らないように。- 注意点として首がよく動くため徹甲榴弾を当てにくい場合があるのと、ご存じの通り閃光玉が無効。
そのため他の破壊型と比べると足止めしにくいが、代わりに弾肉質は良心的なのでダメージは与えやすい。 - 操竜できれば自慢の雷属性攻撃で他のモンスターの足止めや百竜サブ任務に役立ってくれる。
フルフルは雷属性を操るとはいえ、雷やられに耐性があるわけではない。
よって、百竜サブ任務に属性やられがある場合は大砲の溜め電撃弾でまとめて撃ち抜いてよい。 - そもそもフルフルは、暗所に潜む生態をもち、生息地域から滅多に出てこない筈である。
そんなフルフルがアウェーに積極的に進行し破壊活動を行うというのは過去シリーズを見ても前例のない行動であり、
百竜夜行が相応の異常事態であることを再認識させられる。
- 注意点として首がよく動くため徹甲榴弾を当てにくい場合があるのと、ご存じの通り閃光玉が無効。
操竜
- 操竜時は普段の鈍重さが嘘のようなとんでもないスピードで走り回る。
その速さたるや、なんとガルクを軽く抜き去るどころか地形によってはバルファルクの操竜を抜くほど。
MHSTシリーズのオトモンでさえ例外を除けば不可能な真似である。
エリアを移動したい時には嬉しい事この上ないが、逆に速すぎてコントロールし辛い。
モンスターと対峙したらB(回避)での移動を中心に立ち回ろう。
- 一方で攻撃モーションはどれも重く、出せる技を把握していないと使いづらいと感じるだろう。
操竜時は電気を使った攻撃が多く、やたらと雷やられを誘発するので、百竜夜行ではポイント稼ぎに向いている。
味方がいる場合は、下手に雷やられにしてしまうと操竜途中で味方の誰かが気絶させてしまい、
その後の操竜大技の強制転倒で気絶が消えてしまうので注意。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は敵に向かってのジャンプ体当たり。
威力、発生速度、移動距離のどれもが微妙で使い勝手は悪い。
フルフルの移動技はこれしかないのだが、B(回避)で接近した方が位置調整はしやすい。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は敵に向かって雷球を1発飛ばす攻撃。
威力・発動速度に微妙だが、遠距離から雷やられ状態にできる技。
ゲージの上昇量が少ないので、百竜クエストではこれで属性やられ回数を稼ぐと良い。
また、雷球は貫通しないので、小型モンスター等に当たってしまうとそこで消えてしまう。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は首を伸ばしての噛みつき。
中距離の敵を攻撃できる高威力技だが発生が遅く、伸ばした首が攻撃を受けると敵の攻撃に潰される。
ラングロトラの舌攻撃のようにはいかないので、距離が空いた時やむなく打つだけにしよう。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)はその場での放電攻撃。
攻撃範囲は狭いが、威力・発生速度共に優秀なフルフルのメイン技。雷やられ効果付き。
実用性を考えると、フルフルの操竜はこの攻撃と前回避を織り交ぜるだけで良かったりする。
とにかく敵に密着して、翔蟲が尽きるまでこの攻撃を当てる事を心がけよう。
ハンターが乗ったまま放電するが、ダメージは負わないので安心である - 操竜大技(X+A)は首を鞭のように振り回しながら敵に接近し、ジャンプ体当たりを喰らわす技。
首での攻撃が2HIT、とびかかりが1HITで合計3回吹っ飛ばして転倒させる。
ハンターが飛び降りた後は、その場でうずくまって帯電する。
モンスターに対してのみ雷やられ効果付きの攻撃判定があるので、上手く活用しよう。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)は敵に向かってのジャンプ体当たり。
MHR:S
- 集会所のマスターランク★2で登場する。
過去作のG級行動はオミットされたが、代わりに新技を会得している。- ひとつはその場で首をにゅるにゅると伸ばして地面に擦り付け、そのまま扇状に薙ぎ払う攻撃。
見た目通り前方の攻撃範囲がとても広いが、側面や後方はまったくのがら空き。
とはいえ肉質からして尻尾や足を狙う理由は無いので、意外と攻撃チャンスにはなりづらい。- この攻撃で最も特徴的なのはその気色悪さ。
いかにもぬめっていそうな音と共に首を伸ばして押し付けようとするのはかなり不気味。
フルフルというモンスターの奇怪さが前面に押し出された攻撃と言える。 - 平面に薙ぎ払うため、上空も安全区域になる。
飛び上がってやり過ごし、攻撃終了後に空から襲いかかることが出来る武器種なら、
スタイリッシュな反撃が可能なサービス行動となる。
- この攻撃で最も特徴的なのはその気色悪さ。
- そして二つ目は首を上に向けて伸ばし、複数の雷ブレスをシャワーのように2回降り注がせる攻撃。
こちらも攻撃範囲が非常に広く、かなりの距離まで届く。
雷ブレスは地面に着弾後、間を置いて炸裂するため避けた後も注意が必要。
しかし放物線を描くように放たれる都合上、足元は完全にがら空き。
下手に離れると危険だが、モーションを見てすぐに近寄れば何の問題も無い。- 着弾点が遠めで広いため、むしろガンナーにとっては厄介な技。
特にロングバレル装着ライトボウガンの通常弾、貫通弾などの適正距離をカバーしているため
あまり悠長に様子見をしていたり、臆して距離を置こうとするほどに餌食になってしまう。 - 2発目の着弾点修正がかなり優秀で、1発目を回避しても容易に再修正をかけて放ってくるため油断大敵。
なお、1発目をかわして懐に飛び込むと2発目をキャンセルしてくる。 - 操竜の機会を逃して撤収する場合など、逃げようとした際に背中を撃ち抜かれることがある点にも気を付けたい。
非ターゲットのフルフルに乙を貰うのだけは避けたいところである。
- 着弾点が遠めで広いため、むしろガンナーにとっては厄介な技。
そもそもMHRiseのフルフルは過去作に比べるとかなり序盤のモンスターという位置づけなので
あまり強くはできなかったのかもしれない。
とは言え、雷ブレスが直撃すれば最悪そのままハメ殺される事になるのは相変わらずで、
モーション自体はそれほど強力ではないものの攻撃力はマスターランク相応の強さを持っている。
所詮フルフルと高を括って油断したハンターには手痛い洗礼が待っているだろう。- また、本作では鏖魔よろしく咆哮の隙をキャンセルして直後に攻撃してくるようになった。
しかも咆哮後の行動は固定化されていないため、直後の対応を誤ると被弾が避けられなくなることも。
幸い怯み終了後からでもよく見れば回避は間に合うので、落ち着いて行動しよう。
もちろん耳栓や顕如磐石といったスキルを発動するのも手である。
- ひとつはその場で首をにゅるにゅると伸ばして地面に擦り付け、そのまま扇状に薙ぎ払う攻撃。
傀異化
- 傀異化個体は攻撃力と体力の強化はもちろんのことだが、
その赤く染まった見た目がまるで亜種のようだと一部で話題になっている。
また、ただでさえ奇怪なフルフルにキュリアが集う様子や、討伐した後に離れていく様子は非常に生々しい。- 傀異化特有の体力強化、攻撃力強化、行動スピード加速などの要因で侮れない難敵となっており、
特に最も厄介なのが出が速い癖に威力がやたら高い尻尾回転。
隙の大きな攻撃を行っているとこれに狩られる可能性が非常に高く、
大ダメージで焦って回復しようとした所に追撃で乙…という場面もちょくちょく見られる。
対して、そんなものに当たる範囲にいないガンナーにとっては
飛び掛かりやブレスなど、いつもの攻撃に気を付ければいいだけなので近接武器より楽に対処できる。
- 傀異化特有の体力強化、攻撃力強化、行動スピード加速などの要因で侮れない難敵となっており、
生態ムービー
- フルフルの捕食シーンであり、多くのハンター達がフルフルにトラウマを抱いた要因の一つである。
- 洞窟の中にある水溜まりに、喉を潤しに現れたケルビを天井から狙うフルフル。
油断しきって水を飲んでいるケルビに対し、
フルフルは背後から齧りつき、そのまま丸呑みにしてしまうのだった。- 脱出しようと必死にもがくケルビの姿がとても痛々しく、
多くのハンターがフルフルに嫌悪感を覚えたという。
- 脱出しようと必死にもがくケルビの姿がとても痛々しく、
- 上述の通り、MH4以降はフルフルの捕食シーンを生で拝見することが可能となった。
ムービーではケルビに奇襲をかけていたが、ゲーム中ではハンターを捕食対象とする。
洞窟天井に張り付いた後、ハンターの頭上に移動し、電撃ブレスで麻痺らせて動きを止め、
ゆっくりと首を伸ばしてから、半身だけ咥え込んでくる。- 拘束中は通常のモンスター捕食と同様に継続ダメージを受け続ける。
レバガチャでの脱出が可能で、時間切れでも大ダメージは受けるもの同様に吐き出される。 - ちなみに、拘束攻撃中に他のプレイヤーが攻撃して怯ませると、
わざわざ首を縮めてから再度もんどりうって転落するという無駄に器用な芸当を見せてくれる。 - なお、MHFでは辿異種個体限定でハンターに対して行うようになった。
ハンタークラスの身体能力を持つ生物が相手、
かつフルフルの存在をしっかり認知し、不意打ちが不可能な状況ですら、
異常発達した頭の筋力に物を言わせて一気に飲み込んでしまう姿は圧巻の一言。
そして、新たなトラウマをハンター達の心に刻んでいく。
- 拘束中は通常のモンスター捕食と同様に継続ダメージを受け続ける。
- 疲労状態を回復させるためにゲーム中で行う食事はというと、
ケルビを襲うのではなく、フィールドに転がっている腐肉を貪り食う。
交戦中という非常事態であるため、手間がかかる奇襲捕食は不可能だと判断しているのかもしれない。- 腐肉を食らう際は、ギギネブラの拘束攻撃と同様天井から飲むようにして食べる。
初見ではそのインパクトに驚く事は請け合いであろう。
- 腐肉を食らう際は、ギギネブラの拘束攻撃と同様天井から飲むようにして食べる。
武具
- そのインパクトの強い頭部が印象的なためか、フルフルの素材で作られる武器は
フルフルの頭部を模した物が多い(雷鎚フルフル、フルフルフルート、ハートフルギプスetc…)。
また、武器を振る度にフルフルの鳴き声が聞こえるものもある。
フルフルフルートに関しては、笛の音そのものがフルフルの鳴き声である。
静かな所で吹いていると不気味極まりない。- 名前のインパクトが相当強い為か、フルフル武器には
全てフル(一部は「フ」のみ)の二文字が付いている。
- 名前のインパクトが相当強い為か、フルフル武器には
- 本体の不気味な見た目に反して防具のデザインは意外にスタイリッシュ。
男性はまるでどこかの暗殺者のような風貌、
女性用はナース服やぬいぐるみのようなデザインで結構可愛い。
ただし赤く血が滲んでいるような意匠はやや人を選ぶ。
色を変えられる範囲も狭いため、大幅にイメチェンをしたり他の武具と混ぜてコーディネイトするのも難しい。
余談
- 名前の由来は、ソロモン72柱の悪魔、雷伯爵「フールフール」、
「果てしない物語」に登場する真珠色の鱗と美しい歌声を持つ幸せの竜「フッフール」、
いぼやにきびの皮膚感染する真菌症の原因となる真菌類の「マラセチア・フルフル」など、
多種にわたる説が存在する。
「フールフール」は雷を使うところなど一致してる箇所が多く、一番有力な説である。- また、フッフールに関しては、通常種の真っ白な体色とブラッドフルート系統の
とても元がアレとは思えない天使のような歌声が一致している。
ただ惜しいかな、フッフールは真珠色だがブラッドフルート系統は魅惑色の方である。 - すっかり誤解が広がっているが、フールフールに男性器の象徴という特性は存在しない。
ただし、この悪魔は男女の愛をとりもつ力をもつと言われており、
そのあたりから着想を得てはいるのかもしれない。
- また、フッフールに関しては、通常種の真っ白な体色とブラッドフルート系統の
- 初登場時からRiseまで17年近くも別名がなかったのは上述どおりだが
そもそも初代にて別名がなかった理由は小嶋元P曰く当時においては
フルフルはカテゴリーに所属しない謎飛竜という設定だったからだそうだ。- 事実初代の頃のハンター大全においてフルフルは飛竜種の中で唯一下目が定められておらず
樹形図では飛竜の中でも少し早く分岐して描かれていた他、
Worldまでの間同じく別名がなかったキリンに関しても同書では分類不明の生物という扱いであったが、
当時は分類し難い大型モンスターには別名をつけないという設定があったのかもしれない。
ランポス系ドス鳥竜も別名がないがあれは多分フルフルとは違う理由で別名がついてないんだろう - モンハンは昔から数作ごとに多数のモンスターの別名を記した湯呑みを販売する事があるのだが、
そのシリーズで最初の湯呑みを製作する際にフルフルの別名がないという事態に対し、
「新作発売もしくは周年記念時に別名を作ろう」という話になり、別名を得るに至ったようだ。- なおRise発売前の2019年末期に退社した小嶋氏は「奇怪竜」というネームを称賛しているほか
湯呑制作時には「白柔竜」「白鞭竜」「首鞭竜」というアイデアも上がっていたと発言している。
- なおRise発売前の2019年末期に退社した小嶋氏は「奇怪竜」というネームを称賛しているほか
- 事実初代の頃のハンター大全においてフルフルは飛竜種の中で唯一下目が定められておらず
- 全身図から抱かれるイメージに関しては上記の通りだが、
脚や翼に生える指の形、全身が粘液に覆われているという生態はカエルと類似している。
フルフルは洞窟や湿地等の多湿地帯も好むようだが、デザインのモチーフにしたのだろうか。
一方、近縁種のギギネブラの容姿や指はカエルではなくヤモリのそれと酷似しており、
「密集して生えた毛を使い壁に張り付く」
「過度の乾燥や体が濡れることを嫌う」生態もヤモリと共通している。
近縁種同士の2体だが、この点に関しては全くの正反対であるというのは興味深い事実だろう。
- 項目内でも散々「目は退化している」と記述はしているが、
実は目の痕跡と思しき物は外見上でも確認できる。
頭を正面から見て、一般的な飛竜で目の位置する場所にある色が違う点2つがそれ。
痕跡だけあってつぶらな瞳であり、心なしか笑っているようもに見える口の影響もあってか、
「まるで微笑んでいるかのようだ」と好意的に語る変態ハンターもいる模様。
当然ながら戦闘能力はとても微笑んでいられるようなものではないため、
睡眠時や捕獲後にじっくり眺めてみるのも一興かもしれない。
なお、人間でいう「おでこ」の場所に上記の2つとは異なる部位が一ヵ所あるが、
警戒時や怒り以降の「臭いを嗅ぐ」モーションから、これはおそらく鼻であると推測される。
眼よりも鼻の方が上方に位置しているが、ボルボロスや現実世界のイルカの例を考えると、
とりわけ特殊な位置というわけでもないだろう*9。- MHRiseではより鮮明に痕跡を確認する事が出来る。
しかし今までの作品とは違い、閉じた目のような形となっており非常に不気味。
また、鼻のような部位も同じようにはっきり確認出来るため、正面から見ると人の顔のように見える。
- MHRiseではより鮮明に痕跡を確認する事が出来る。
- フルフルを真下から覗くと、身体の中央部に体内で赤く光る大きな点のような物が見える。
恐らく心臓なのだろう。
しかし、ここに貫通弾やランスの突きを叩き込んだところで即死したりはしない。
- 天井に貼りついて移動する時のモーションは、アイルーの匍匐前進と同じものである。
この事を意識しながら観察すれば、結構カワイイ奴に見える…かもしれない。- この時の足音もトコトコトコトコ…と言った感じで大変可愛らしい。
同族のギギネブラがおぞましい鳴き声と共に這いずるのとはえらい違いである。 - このモーションゆえに、実は言う所のレックス骨格が登場する以前から、
翼を歩脚として用いるモンスターであった。
壁、天井限定かつギギネブラと近縁なので違和感は無いが、ワイバーン骨格の行動としては珍しい。- 因みに、その時の翼には微弱だが攻撃判定がある。
ナイフで叩き落とそうと接近して翼に巻き込まれると、
ガリガリ削られシャレにならないダメージを負う事もある。
よく見ると爪が生えているためそれで削られてる…なんて
言えるかもしれないがそれにしたって小さすぎるのではなかろうか。
- 因みに、その時の翼には微弱だが攻撃判定がある。
- この時の足音もトコトコトコトコ…と言った感じで大変可愛らしい。
- 獲物の体内に卵を産み付け、幼体がそれを食い破って飛び出してくるという中々強烈な生態をしているが、
実在の生物で似た生態を持つものにアナバチ科の生物であるジガバチが居る。
捉えた獲物に毒を注入する事で麻痺状態にして卵を産み付け、巣穴に蓋をして親は飛び去る。
孵化した幼虫は餌になる獲物の生命維持に関係ない部分から食べていき、
最終的には食べ尽して繭を作り、蛹となる。- ビジュアル面から見ると、
どちらかというとSFホラー映画『エイリアン』の影響が強いのかもしれない。
同作で登場するエイリアン*10も同様に、他の生物に卵を産み付けた後しばらくは生かしておき、
幼体が充分に成長すると肉を食い破って飛び出してくる、
通称チェストバスターというクリーチャーが登場する。
なおこのチェストバスターは手足がないワーム染みた形態という
フルフルの幼体ことフルフルベビーとかなり似た姿をしている。
また、体液がかなり強烈な酸性の液体であり、
天井を這い回った際に滴る唾液がクルーを襲うシーンがあるという点でも
フルフルの設定と共通する部分がある。
同時に、非常に特殊な単為生殖という事になるが、ゴア・マガラの繁殖方法と類似している。- このクリーチャーをデザインしたのはシュールレアリスムの巨匠であるH・R・ギーガー。
人間のパーツと機械が融合したような独特の作品を製作することで知られていた同氏だが、
特に人間の性器をモチーフにした作品を描く事でも知られていた。
『エイリアン』のクリーチャーデザインでも同様に人間の性器をモチーフにしているため、
フルフル=下ネタであるという指摘はあながち間違いでもないのかもしれない。
モンハンと同じカプコンの制作したホラーアクションゲームなど、
どことなくフルフルと似ているクリーチャーが登場する事があり、
フルフルはホラーゲームでも十分通用するデザインなどと時折ネタにされる*11。
もともとバイオハザードの没モンスターデザインを流用したという噂もあり、
実際にバイオハザードRE:3ではフルフルとよく似た外見を持つモンスターが登場している。
また、某汎用人型決戦兵器の量産型にも頭の形がよく似ている。 - このクリーチャーをデザインしたのはシュールレアリスムの巨匠であるH・R・ギーガー。
- ビジュアル面から見ると、
- MH4Gにて初登場となる骸蜘蛛ネルスキュラ亜種は、
なんと(ゲリョスの皮ではなく)フルフルの皮を外套として纏っている。
纏う白皮は血管の血走った赤い縁取りとなっており、剥ぎ取られた感が非常にグロテスク。
- 鬼人薬と硬化薬をグレートにするうえで不可欠であるアルビノエキスを採る為に何度も狩猟したという人も多いだろう。
またギギネブラが登場した3系列を除けばメインシリーズには必ず登場していた為、
新大陸が舞台となるMHWorldへの参戦にも期待が高まっていたのだが、
本作では代わりの素材として複数のモンスターから採れる「滋養エキス」なるものが登場する事が判明。
さらにはシリーズではお馴染みの寒冷地が登場しなかった事も重なってか、結局登場は叶わなかった。
MH4などでは地底洞窟に登場している為、地下深くの薄暗い環境という点で言えば瘴気の谷はあるが、そちらにも未登場。- おそらくこのフルフルの不参加を残念に思ったファンの方も多いだろう。
しかし、一番残念に思ったのは他でもないフルフル好きな事で有名な辻本Pかもしれない。
- おそらくこのフルフルの不参加を残念に思ったファンの方も多いだろう。
- MHW:IのPVの一部にフルフルのようなものが写っていると一時期話題になったことがあるのだが、
その正体は新モンスターのコルトスの一部分がそう見えただけである。
新フィールドである渡りの凍て地に舞う冷気もその見間違いの原因だったと考えられる。
- その存在感故なのか、ノベル版では第四弾までの全てのシリーズに登場している。
第一弾ではメインモンスターとして、第二弾ではクシャルダオラの前座として、
第三弾ではカラー挿絵に登場し、第四弾ではとある女性ハンターの手で抱き枕まで作成された。
しかも彼やらちゃん付けやらで呼ばれたりと、何故か(一部の)女性ハンターから妙に好かれている。- フルフルとはどんな姿の飛竜なのか、と問われた女性ハンターが
顔を赤らめて答えに窮するシーンもある。 - また、主人公サイドの誰かがフルフルの素材で作られた武具を使って活躍するシーンが全シリーズで一回は登場している。
ノベル版の名脇役と言っても過言ではないだろう。 - なお、此方でもハンターがフルフルに丸呑みにされるという想像を絶するシーンがある。
当時はこやし玉を用いた脱出手段が知られていなかったゆえの悲劇とも言える。
- フルフルとはどんな姿の飛竜なのか、と問われた女性ハンターが
- 漫画「モンスターハンター エピソード」でもフルフル防具を装備した主役ハンターが、
全14話中で3人も登場しているほか、ロックラック地方からやってきた女性ハンターが
フルフルのスケッチを一目見て虜になった。
オラージュでも少しだけ登場したが、
こちらはオリジナルモンスターのデルマイオスの引き立て役に終わった。
- その妙な人気故か、2010年1月にフルフルを模した抱き枕が発売される運びとなった。
口がポケットになっているため、中に物を収納できるが、
それを取り出す時は抱き枕をひっくり返すかフルフルの口に手を突っ込む形になる。
さらに、アミューズメント景品にはクリップ内蔵の噛み付くぬいぐるみまで登場。
しかもフルフルベビーと共にである。
そして、2021年8月にはフルフルを模した寝袋まで発売されることに。
商品名はフルフル丸飲み寝袋。……お察しの通り、フルフルの口から入って眠ることになる。
気分はさながら生態ムービーのケルビか辿異種の捕食攻撃でやられるハンターといったところか。
フルフルの暴走は最早誰にも止められない。- 因みに、ポッケ村の訓練所でフルフル討伐訓練を選ぶと、教官が「白くてステキな飛竜」と
黄色い字で強調しながら説明してくれる。
彼も又、魅せられた者なのだろうか。
大きなフルフル噛みつきクッションが発売された。33,000円(税込)。
直径60cmの丸形ビーズクッションだが、その白い生地にはフルフルの大口がでかでかとプリントされている。
その意匠はまさに正面から見たフルフルそのもの。
サンプル画像でクッションにもたれているモデルの方々はどう見てもフルフルに食われかかっている。
あるいは尻や背中で押しつぶされたフルフルが「グエーッ」となっている様子にも見えなくもない。
なんともユニークで実用性もありそうなグッズだが
モンスターハンターシリーズを知らない知り合いなどに見せたらぎょっとされることは請け合いであろうし
寄りかかって眠るうちに夢の中でフルフルに丸呑みされてしまいそうである。- ちなみに、素材はポリエステルとポリウレタン、中身は発泡ポリスチレンビーズ。
体重を預けると身体が埋もれてもちもちとした感触を得られるタイプのクッションである。
ブヨブヨした皮どころか快適なもたれ心地を得られるだろう。
ただ、乾燥する冬場などに雷耐性の低いウール等の服を着て接触すると静電気が発生することがある素材なので
寄りかかる際にはリアル雷属性やられにならないように気をつけよう。
- 因みに、ポッケ村の訓練所でフルフル討伐訓練を選ぶと、教官が「白くてステキな飛竜」と
- シリーズ20周年を記念して開催されたモンスター総選挙では229体中、第32位という好成績を叩き出した。
これより上位は31位を除いてメインモンスターやその特殊個体、ラスボス経験者、古龍種など錚々たる顔ぶれであり、
彼らに次ぐほどの人気が白日のもとにさらされる形となった。
- 2025年開催の日本国際博覧会(大阪万博)にて、オリジナルグッズとしてフルフルのフィギュアが発売されることになった。
なんと万博公式キャラクターのミャクミャクカラーの特別仕様のモノである。
- 2022年にリリースされたスマホゲーム「ハンターズソウル」というアプリで、
配信前の一時期「貪食害獣エビルデビル」というフルフルに極めて酷似した外見の怪物が
公式CGイラストに使用されていることが話題になり、物議を醸した。
なお、後にエビルデビルの別名及びデザインは別のものに差し替えられた模様だが、
それ以外にも「大空魔龍スビール」と言うディアブロスによく似たモンスターのCGイラストがあったり、
「フエゴベイ」なるリオレウスそっくりな翼竜を有料で販売するなどしている。
- 近年、中国でウラシマグモ科に属する新種のクモが発見されたのだが、なんと学名を“Otacilia khezu”と名付けられており、
フルフルの英名である“Khezu”が含まれていると海外のモンハン勢の間で話題になった。
このクモは雌雄ともに3mm程度の小さなクモだが、
洞窟性*12で眼がないのっぺらぼうのような頭部と甲殻(背甲)のないツルツルした身体を持つ
というフルフルと共通する特徴を持っており、
実際に盲目である事からモンハンのフルフルを元ネタとして学名をつけられたようだ。
英語版のモンハン公式Xアカウントも「トモ…ダチ……?🥹」とMHSTの絆技のムービーを添えて反応している。
- 血管の浮き出た皮に包まれたグロテスクな姿をしている上、首が伸び縮みしたり
電撃で相手を麻痺させたり、白い液体であるアルビノエキスを剥ぎ取る事が出来たり、
色々と卑猥な事を連想するプレイヤーがいたりすることから、
イラストサイトや同人誌などでは、あられもない姿をした女性ハンターを襲っているフルフルの姿が多数見受けられる*13。
最近では、フルフルの近縁種であるギギネブラも同じ役回りで登場することが多くなってきた。
当のフルフルやギギネブラは自分たちがそんな汚れた妄想に使われているとは夢にも思っていないことだろう。 元プロデューサーの小嶋慎太郎氏曰く、本種はワラスボやヤツメウナギといった生物の他
上述したエイリアンと言ったホラー映画のクリーチャーを参考にして作ったものであり
アレをモチーフにはしていないとのことである。
そもそもこのネタがセンシティブなものでもあるし、
フルフルを下ネタと絡ませるのも不快だという本種のファンも少なくないので
身内同士でならともかく大っぴらにフルフルをそういう風に呼ぶのは控えたほうがいいだろう。
- 本種の戦闘BGMは無音なのだが、動画サイトなどでは
ひたすら無音のフルフル戦闘BGMや〇分間耐久動画が投稿されており*14
挙句の果てにはただ楽器を持つだけの弾いてみた動画など、色んな意味でネタにされている。
そして一部のハンター達の間ではモンハン史上でも指折りの神曲という事になっていたりもする。
設定・逸話
- まだハンター業が確立されていなかった時代においては、その不気味過ぎる風貌ゆえに近寄る者は殆どいなかったという。
そのためフルフルという生物の全容は全く分かっていなかったが、異様な風貌のモンスターである事だけは噂程度に知られていた。
しかし、その噂というのは「全身がカビに覆われ、口から物体に一時的なカビを生やすブレスを吐く」という
事実とは全く異なるものであった。
その後の研究で正確な姿を知られるようになったが、当時のフルフルは冤罪によって今よりかなり嫌われていたようである。- なお、この噂話は、『ハンター大全』に記載されたフルフルの没案である『顎ワイバーン』に由来している。
モンハンの公式設定資料集では、モンスターの初期プロットや没案を、
“スケッチが描かれた当時は対象のモンスターが未確認生物という扱いだった”として、
モンハンの世界観と融合させて紹介することがある。
特徴尽くめであるフルフルの開発にも、他のモンスターと同様に推敲が重ねられているのである。 - 現在ではハンター業の確立と研究の発展により、フルフルの正しい生態や特徴は広く認知されている。
しかし近年、古龍渡りを起点とした調査が進み始めたばかりの新大陸で、
事実無根と思われていたかの噂と極めて類似した特徴を持つ古龍種「死を纏うヴァルハザク」が発見されたのだった。
もしかしたら新大陸以外にもこの死を纏うヴァルハザクは人の目につかずひっそりと棲息しており、
それの目撃談がフルフルと混同されていたのかもしれない。
実際、かの古龍は一見すると目が無いように見え、カビを纏っているため全体的に白い風貌をしているなど
フルフルに類似した特徴も持っており、現代社会のように情報化されていない時代ならば
そのような混同が起こったとしても不自然ではない。
- なお、この噂話は、『ハンター大全』に記載されたフルフルの没案である『顎ワイバーン』に由来している。
- 尻尾をアースにして電撃を発生させるという設定があり、
初期シリーズでは放電時やブレス時に尾を地面に張り付けるなど、しっかりと生態が反映されていた。
しかし、最近では尾を宙に浮かせたまま電撃を纏って突進したり、帯電しながらジャンプしたり、
挙句空を飛んだままブレスを吐いたりするようになってしまった。
もはや死んだ設定…フルフルも進化しているということだろう。- ただし完全に死んだ設定と言う訳でもなく、現在でも3WAYブレスを放つ時や
その場に立ち止まっての大規模放電を行う時はちゃんと尻尾アースをつける。
アース無しで帯電するのは帯電歩き&飛びかかりの時だけである。
- ただし完全に死んだ設定と言う訳でもなく、現在でも3WAYブレスを放つ時や
- 外の環境をどうやって知り得ているかはまだ判明していないとされているが、
各作品のモンスターリストでは、フルフルの解説文に「~嗅覚が発達している~」という旨の記述が見られる。
また、MH4公式サイトでも「目が退化しているが、非常に発達した臭覚で獲物を感知する」とある。
結局嗅覚なのだろうか。
- 実はフルフルには2つの口がある。
一つは大きく開いたよく見る口で、もう一つは、尻尾の方にある穴。
一説によると幼生の頃はコチラの穴で血液を吸い取り、成長するにつれ前の口が大きくなり
後ろの口が成長しなくなる他、前後も入れ替わる。
最終的に我々がいつも見ているフルフルの姿となるという。- これはちゃんとゲーム内でのグラフィックにも反映されており、
尻尾の穴の中には牙らしき突起物がびっしりと生えている。
討伐後などにカメラアングルを調整して尻尾の穴の中を覗いてみよう。
- ところでこの説が本当なら脊椎動物離れした話に思えるが、
現実の脊椎動物は胚の初期段階の原腸胚において最初にできる穴こと「原口」が後の肛門および直腸になり、
後からできる穴*15が口になるため、本種の成長過程もそうおかしくない…と言いたいが、
それでも本種の幼生の成長の逸話が(事実とするなら)不思議なのは否めない。
だって原腸胚は原口で栄養吸収とかしないし、フルフルの場合原腸胚じゃなくて幼生の話だし- なお、近縁で同じく尻尾に穴があり吸盤がわりにもするギギネブラは尻尾の穴から卵を産むが、
フルフルに関してはそのような話は現状確認されていない。
またギギネブラの場合、本種と違って尻尾の穴の中には牙が存在しない。
- なお、近縁で同じく尻尾に穴があり吸盤がわりにもするギギネブラは尻尾の穴から卵を産むが、
- これはちゃんとゲーム内でのグラフィックにも反映されており、
- そんなフルフルは繁殖の方法もまた強烈。
まず、フルフルは雌雄同体の生物である。
さらに単為生殖により、1つの個体で産卵することが出来る。
そして、その卵を産み付けるところは雪山山頂のクシャルダオラの抜け殻……では無い。
驚くなかれ、生まれてくるフルフルベビーの餌となる生物に直接産み付けるのだ。
持ち前の電撃でポポなどの獲物を麻痺させ、動けない獲物に卵を産み付ける*16。
勿論、獲物は生きたままである。
そこから先はもうご想像の通り、生まれたフルフルベビーはその獲物を中から食べて成長するのだ。
肉や生き血を食して一定の大きさになると、その獲物からは離れて安全な場所に身を隠す。
採掘ポイントにある岩の割れ目等にも身を隠す為、鉱石を採掘中のハンターが飛びつかれて
噛まれるといった事が報告されている。
特に雪山山頂のクシャルダオラの抜け殻には、フルフルベビーが高確率で現れる。- 現実の雌雄同体の生物にはカタツムリなどがいるが、
カタツムリはもちろん自分自身のみで繁殖する事は可能だが、他個体との繁殖行為もする。
生物学・遺伝子学上、他個体と交わって繁殖するのは絶滅を防ぐために有力な方法であるため、
現実の雌雄同体は「オスとメスどちらの役割もできる」と言う意味合いの方が強い。
しかしフルフルにおいては他個体との繁殖行為の話は殆ど聞かない。
- 現実の雌雄同体の生物にはカタツムリなどがいるが、
- 実はその肉は非常に脂が乗っており、見た目だけなら美味しそうであるらしい。
だが素材の公式の説明文に「食べちゃいけない、食べられない」とか「味以外は最高級」などとあり、
全く食用には適していないようだ。
フルフルの身に乗っている脂は自身の放電で感電死するのを防ぐためのもの、という仮説*17があり、
食べられないのは脂の性質が関係しているのかもしれない。
金属を舐めたような味がするのだろうか。- 同じく発電能力を持つラギアクルスは、少なくとも尻尾は食べられることが知られている。
- 尚、現実にも脂が原因で食用には適さない生物が存在する。
バラムツという魚は体内の脂がほぼ全てワックス(蝋)のため、人間が食べても脂は消化されない
(消化されなかった脂がどのようになるかは表現上ここには記載できないのでリンク先を参照)。
フルフルとは異なり濃厚な味わいで非常に美味らしいが、
最悪社会的な意味でも命に関わる事例もあり日本国内では販売が禁じられている。
※自分で釣ったのであれば食べても問題ないが、あくまで自己責任である。
- 一部の素材の説明文にあるとおり、あんなナリでも骨がある。
骨がなかったらそもそも体を支えることができず立つことができなくなるし
なにより他の飛竜と同じ分類(現実で言う脊椎動物爬虫類の恐竜)なので当然ではあるが。
素材
- アルビノエキス
- 奇怪竜下目に属する飛竜(フルフルやギギネブラ、そしてその亜種)から採れる特殊なエキス。
詳細はリンク先を参照。
- 電気袋
- 内部に電気を蓄積する袋状の内臓器官。
かつては「特異体質のフルフルの臓器」と明記されていた。
蓄えられた電気エネルギーはブレスとして発射されたり、
全身から放電されたりと攻撃に利用される。
衝撃を受けると放電する特性があるので取り扱いには注意が必要。
しかし、その特性は武器に強力な雷属性を付加させたり、
機械武器の動力としたりと様々な応用法がある。
上質なものは「電撃袋」といい、高圧電流に匹敵する電気を溜め込む。
より上質なものは「雷電袋」と呼ばれ、
雷と同等の電力を蓄えるとされ、内部からはゴロゴロと雷鳴のような音が聞こえるらしい。
雷光虫はこの電気袋を好んで食べるという。- 「獰猛な電気袋」と呼ばれる黒ずんだ物は、
現在獰猛化したフルフルからのみ確認されている。
- 「獰猛な電気袋」と呼ばれる黒ずんだ物は、
- ブヨブヨした皮
- フルフルから剥ぎ取られた皮。因みに以前はギギネブラの外皮もこのように呼ばれていた。
その名の通りブヨブヨとした質感が特徴で、不思議な性質を秘めているという。
高い保湿性を持っており、この素材で作られた防具はひんやりと冷たく、吸い付くような奇妙な肌触りがする。
近年の加工技術の発展によってようやく加工できるようになったが、今尚その性質については謎が多い。
フルフル武具が誕生して久しいMHXでも、解説文は「最近の加工技術」のままである。
上質なものはキラキラと輝く。その美しさから「真珠色の柔皮」と呼ばれる。
そしてさらに上質な皮は「真珠色の艶皮」と呼ばれ、見る者を魅了するほどの美しい光沢を持つ。
余談だが、オトモ用の端材も「ブヨブヨした端材」「真珠色の上端材」と呼ばれる。- 獰猛化した個体から「獰猛化白柔皮」、より屈強な獰猛化個体から「獰猛化白柔艶皮」
と呼ばれる黒ずんで見える皮が手に入り、別物として扱われる。 - なお、フルフルはMHRiseにて『奇怪竜』という別名を手に入れたが、
素材名が「奇怪竜の皮」と改められることはなかった。 - ちなみに、砂漠に生息するネルスキュラ亜種は上質なフルフルの外皮を纏っていることが多い。
この外皮は過去に獲物として捕食したフルフルから剥ぎ取ったものであり、
乾燥から身を守ると同時に自身の弱点である冷気に対して耐性を付けるためであると言われている。
その特性上、ネルスキュラ亜種が砂漠で生きていくために非常に重要な役割を持っている。
- 獰猛化した個体から「獰猛化白柔皮」、より屈強な獰猛化個体から「獰猛化白柔艶皮」
- 怪しげな牙
- 近年素材として取り扱われるようになったフルフルの牙。
一部のオカルトマニアの間で呪術的な代物として闇取引の対象となっていた。
より上質なものは「怪しげな鋭牙」と呼ばれる。
血肉をすすった牙はある村で実際に呪いの儀式に使用されているという。
鈍くぎらつく牙は「怪しげな重牙」と呼ばれる。
数多の血肉を啜り、血を求め彷徨う刃と化した代物。
余談だが、近縁種であるギギネブラの「毒怪竜の鋭爪」も同様に呪術に使用されるという噂がある。
- アルビノの唇
- かつてシュレイド地方で素材として取り扱われていたフルフルの唇。
強い吸引力を持っており、一度噛みついた獲物を逃がさない。
気持ち悪さ的に、こやし玉のように使えそうなものである。
形状は大きく異なるが、その特性はギギネブラの口と似ている。- 用途の幅はとても狭かったが、なんと天上天下無双刀の一発生産に必要な素材の一つだった。
- アルビノの中落ち
- 肉のついたままのフルフルの肋骨。
非常にグロテスクだが、素材としては有用。ちなみに霜降り同様、その肉は食べられない。
現実で中落ちと言えば魚(特にマグロ)を三枚におろした後の中骨の部分と、その中骨についた肉の事だが、
牛や豚などのアバラの骨と骨の間にある「ゲタ」と呼ばれる部分の肉*18の事も示す。
魚の中骨は"肋骨"ではなく「上椎体骨」並びに「上神経骨」の事なので、
どうやらフルフルの中落ちは後者の"ゲタ"の可能性が高い。
男性ガンナー装備の左腕にそれらしき物が確認できるが、素材に要求されるとは限らない。- いかにも剥ぎ取り専用の様な印象を受ける素材だが、
捕獲報酬が登場してからは剥ぎ取りでは一切出てこない。これはアルビノの霜降りも同様。
- いかにも剥ぎ取り専用の様な印象を受ける素材だが、
- アルビノの霜降り
- フルフルの赤身。一見すると脂が乗っていて美味しそうなのだが、食用にはならない。食べちゃいけない食べられない。
しかし武具の素材としては需要が高く、それ故か高額で取引されている。
その中でも特に厳選された味以外は最上質のものは「特撰アルビノ」と呼ばれる。- ちなみに間違えやすいが、「特"選"アルビノ」ではなく「特"撰"アルビノ」。
「選」も「撰」も意味としては変わらないが、肉、魚といった生鮮物や酒類に用いられることが多いのは後者である。
- ちなみに間違えやすいが、「特"選"アルビノ」ではなく「特"撰"アルビノ」。
関連項目
モンスター/フルフル/派生作品
モンスター/フルフル亜種 - 赤色で、ブレス攻撃がより多彩になっている
武器/フルフル武器 - フルフル素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/フルフルシリーズ
クエスト/恐怖!旧沼地の怪談 - 続編ポジションのクエストに通常種が登場する。
アイテム/フルフルベビー - フルフルの幼生。
武器/ハルバード - 訓練場でこの武器でフルフルと戦うことがある。リンク先参照。
モンハン用語/フルフル戦闘BGM - フルフルとの戦闘時に流れるBGM……?
モンスター関連
モンスター/ギギネブラ - フルフルの近縁種。
モンスター/ネルスキュラ亜種 - フルフルの表皮を引き剥がして皮膜にしている。
モンスター/ゼルレウス - MHFに登場する飛竜種。別名の読み方が共通する。
モンスター/キリン - 古龍種だが、共通点の多いモンスター*19。
モンスター/天眼タマミツネ - 全盲モンスター。ただし、こちらは戦闘中の負傷によるもの。
モンスター/ゴア・マガラ - 同じく全盲モンスター。フルフルとは逆に成長すると視力が確立される。