回避動作の移動速度、移動距離に影響するスキル。初登場はMHP2G。
『回避距離UP』が発動するが、発動ポイントは作品によって異なる。
目次
概要
- 回避動作を行った際の移動速度が速くなり、移動距離が伸びるスキル。
体感としては未発動時の1.5倍程距離が伸び、連続で回避すればダッシュとそこまで変わらない速度で移動できる。
速度も上昇するので動作にかかる時間は変わらず、回避で発生する無敵時間も通常時と同じである。
無敵時間中の移動距離が伸びるので、結果的に大きな判定の攻撃もすり抜けやすくなる。
- 一見すると大して価値がないように思えるが、攻防に置いて一定の距離を保つ必要のあるガンナーには
一度転がるだけで様々な攻撃を楽に避けたり、攻撃範囲から離脱したりできるようになるため、ありがたい。
特に移動速度・納刀速度共に遅く転がって移動するのが基本のヘビィボウガンへの恩恵は高い。
弾丸のクリティカル距離の維持を容易にしたり、回避に費やす時間を減らして手数を増やしたりできるため、
移動・回避・攻撃の各能力が大きく底上げされる非常に強力なスキルである。- 開発も需要を認識しているのか、シリーズを通して発動難易度は高い。
- 一方で剣士系では、特に張りついての攻撃を得意とする武器に採用される。
ただ回避動作が位置取りや硬直消しも兼ねるため、それぞれ向き不向きがある。- 片手剣、双剣
- あらぬ位置まで移動してしまうこともあり少々活用しにくい。
特に片手剣は、ジャンプ斬り(突進斬り)→即回避で十分代用が効いてしまうことが多い。
バクステで後退する距離まで伸びるので、その後の突進or溜め斬りへのコンボも使い勝手が悪くなる。 - 一方双剣は張り付き面では不利になる反面、鬼人回避による機動力を上げることから
後述のシリーズ全般の仕様やモンスターの挙動次第では、と言ったところも大きい。
- あらぬ位置まで移動してしまうこともあり少々活用しにくい。
- ランス、ガンランス
- 回避距離を伸ばして大バクステで、武器を出したまま普段の倍以上の速度で移動するテクがある。
敵に背を向けて急速接近するという異様な光景で獲物を追い詰めるハンターも...
とは言え移動しすぎが位置調整の失敗に繋がることはあるので、一長一短ではある。
- 回避距離を伸ばして大バクステで、武器を出したまま普段の倍以上の速度で移動するテクがある。
- スラッシュアックスの剣モード、チャージアックスの斧モード、MHWorld以降の大剣
- 片手剣、双剣
- もちろん、これらはシステムやモンスターの挙動で事情が大きく変わる。
操作性が大きく変わるため、付けるなら慣れが必要。依存にも注意したい。
機動力や制動性に不便を感じたら、時には外して行くのも重要である。
性能
MHP2G
- 初登場。ナルガX一式で回避性能+2と共にお手軽に付く為多くのハンターに使われていた。
しかしながらこの防具に慣れてしまうと、
カイザミ等他のテンプレ防具に換装した際に立ち回りの感覚が全く異なってしまい、
キャンプ送りを量産してしまう人も多かったとかなんとか。
- この作品では上記した通りナルガ一式で簡単に発動出来る上、
一式で揃えずとも「跳躍珠」という1スロット1ポイントの装飾品でもある程度補える為、
初登場にしては装備に組み込む難易度はやや低めだった。
この点も使用者が多かった理由の1つと言える。
- 概要でも述べたが、ヘビィボウガンとの相性の良さが注目された。
機動力のなさからモンスターの突進やブレスを避けづらいのが悩みの種だったが、
回避距離UPがあれば回避連打で難なく立ち回れた(当時納刀術はない)
MH3
- MH3では発動に15ポイント必要となり、発動が難しくなった。
ベリオGとエスカドラにしか付いていないので、ほぼ一式前提になる。
飛躍珠が続投したとはいえ、普段使いするプレイヤーは少数だった。- ただ新武器スラアクとの相性が良く、概要の通り抜刀状態で張り付く戦術が作られた。
- またベリオGは前作のナルガXとスキル構成が似ており、馴染みがあったため
そちらからの流れでそのままベリオG一式を普段使いの装備として愛用する人もそれなりに見られた。
- 水中戦に於いては、あるかないかで立ち回りに大幅な差が出る。
緊急回避できないため、防御の低いガンナー、特にシールドパーツが無いボウガン運用なら必須クラス。
また、水中では上下にも移動する必要があるため、剣士でも「距離を詰める」のに一役買ってくれる。
とは言え本作では発動の難しさから、安定を求めると水中では装備が固定になってしまいがちなのが難点。
- 上位に上がらないとそもそもスキルポイント付与させる手段が皆無という点も注意。
またその関係で、オンラインサービスが終了した現在では
今から新規で始めても発動させることは不可能となっている。
MHP3
- MHP3でも15ポイントのままだが、SPの高いナルガやベリオU、ジンオウSが登場。
以前よりは発動が簡単になった。主にヘビィ/スラアク使い達に採用される。
地味に装飾品の名前が飛躍珠→跳躍珠【3】に変更され、分かりやすくなった。- 一方、スラアクやヘビィと好相性である納刀術がこの作品で実装された。
プレイヤー次第ではあるが、必ずしも上2つに回避距離UPを付ける必要はなくなった。
- 一方、スラアクやヘビィと好相性である納刀術がこの作品で実装された。
- ほかエスカドラでW属性強化を狙う際、ついでに発動できることがある。
武器が2スロ以上ならエスカドラ一式のままW属性強化を実現できるので、
気付いたら発動していたという片手/双剣使いもいたかもしれない。
MH3G、MH4
- MH3Gでは他の15ポイントスキルと共に10ポイントスキルに変更されたが、
装飾品が1スロット1ポイントの跳躍珠【1】しか存在しない。
装飾品が2スロ1ポイント・3スロ2ポイントとなっている他の元15ポイントスキルよりはマシだが、
装飾品での発動が困難なスキルとなっている。
しかもSPが付いている防具自体は数多く存在する匠などと比べると、
SPが付いている防具自体がかなり限られるため、良いお守りがないとスキル幅が大きく狭まってしまう。- やはり水中においては本スキルは非常に重要。
シールドが使えないガンナー武器であるライトボウガンと弓なら絶対に欲しいところ。
MH3の頃に比べれば少しは発動させやすくなっているため、剣士でも可能なら発動させたい。
- やはり水中においては本スキルは非常に重要。
- 次作のMH4でもこの仕様を受け継いだので、やはり良いお守りが無いと発動は困難だったが、
この作品から「回避距離+フルチャージ」の複合スキル潔癖が登場。
こちらはこちらで発掘装備限定でしか装飾品がないのだが、
コラボ装備のゾディアスシリーズやスタールークシリーズにこれのSPが備わっており、
しかもそれらが一式・組み合わせのどちらでも有用な装備だった為に
自ずと潔癖スキルも発動していた事が多く、このスキル単体では少々影が薄かった。
- MH4からはツタや崖などを登る機会が増えた。それに伴い、
回避ボタンを押すことで一定の距離を跳んで早く登るアクションが追加された。
回避距離UPはこの時の距離にも適用される。目に見えて登るスピードが速くなる。- フィールドは勿論、ダラ・アマデュラ戦の千剣山の高台のツタを速く登頂できるので地味に便利。
MH4G
- この作品にて、ついに2スロ3ポイントの跳躍珠【2】が登場。
3スロ4ポイントではない事は有り難いが、その作成にはG級セルレギオスとウルクスス素材の他に、
G級の採掘で低確率で入手できる明王原珠を要求される等、作成のハードルは意外と高い。
しかし15ポイントスキルになる前のMHP2Gでも3スロ4ポイントだったことを考えると、
装飾品での発動が歴代で最も楽になったと言える。
頭ではランポスフェイクが、頭のみで回避距離を発動させることが出来る。
ただし、フェイクであるために剣士では防御が物足りなく、見た目はお察し。
また、GXハンターシリーズの足は、剣士ガンナー共に回避距離6にスロット3と、
一部位のみで回避距離を発動できる非常に優秀な防具である。
ランポスフェイクに比べて、見た目に大きく影響を与えないのも大きい。
ただし、加護スキルが-4と大きく下がっているため、同じく加護がマイナスとなっている
防音珠などとの併用はかなり難しくなっている。
加えて今作の人気武器は回避距離が必要な武器でないものばかりなのも向かい風である。
MHX
- 新システムであるエア回避との相性が素晴らしい。
宙返りの着地が一歩先に延びただけに見えるが、これは踏み付けのリーチが一歩延びるということ。
「回避」の名に反し、攻撃能力の向上にも寄与するスキルとなっている。
また、ブシドースタイルは回避性能は無効だが、こちらは有効。
つまりこちらもジャスト回避のリーチを伸ばす目的で使えたりする。- 一方で依存した際の危険性も高まってしまった。
踏み付けやジャスト回避を空振るとモンスターの眼前で多大な隙をさらす羽目になる。
スキルを外した時には気を付けたい。
- 一方で依存した際の危険性も高まってしまった。
- 結果的に前作よりも需要が高まったのだが、今作では装飾品が1スロットのものしか存在しないため、
発動難度は再び高まった。- お守り単体での発動も不可能になっており、回避距離込みのスキルを組むのはかなり面倒である。
今もどこかでスラアク使いやヘビィ使いが頭を悩ませている。
- お守り単体での発動も不可能になっており、回避距離込みのスキルを組むのはかなり面倒である。
MHXX
- 3スロ4ポイントの跳躍珠【3】が復活。これにより再びお守り単体での発動が可能になった。
ただし2スロ3ポイントの跳躍珠【2】は登場しないので発動難易度は上がってしまっている。
お守り側につくスキルポイントの最大値は、風化したお守りでも6で変わっていないためギリギリ。
- 一部武器の回避がステップに変化するブレイヴスタイルが登場。
回避距離UP適用時の連続ステップで、普通に走るよりも速く移動ができる。
全力疾走をしてるハンターの脇を颯爽とササッとステップで抜けていくのは爽快。傍から見ると変態
ただ細かい方向転換が効かず、少しでも目的の方角とずれると遠回りになって却って遅れてしまう。- ブレイヴヘビィは高速移動のパワーランを会得し、スキル無しでも快適に立ち回れるように。
そのため従来の回避距離UPでゴロゴロしながら撃ち込むスタイルは下火になってしまった。
- ブレイヴヘビィは高速移動のパワーランを会得し、スキル無しでも快適に立ち回れるように。
- お守りと装飾品を大幅にブーストする防具「ネセトシリーズ」により
装飾品のみで発動することも割と現実的になっている。
また、同防具ではお守りに4ポイントついていればそれだけでスキルが発動するため、
持っているお守りによっては意図しなくても勝手についていることもある。
- G級になりモンスターの行動パターンが大幅に増えた。
その影響で、回避距離UPを駆使して初撃の攻撃範囲自体から離脱しないと危険なケースが増えた。- 例えばナルガの尻尾振り回し二連は、初撃を(ジャスト)回避でかわしても追撃に轢かれてしまう。
ほか獰猛化個体はモーションにディレイをかけてくるので、フレーム回避自体が難しい。
こうした事情から過去作よりも当スキルの有用性は増していると言える。
- 例えばナルガの尻尾振り回し二連は、初撃を(ジャスト)回避でかわしても追撃に轢かれてしまう。
MHWorld
- スキルがLv制になり、Lv1~3まで増えた。
レベルによって回避時の移動距離が変動するようになったため、自分好みの移動距離を選択しやすくなった。
跳躍珠はレア度6のため、なぞの珠でも出るので集めやすい。
防具も豊富でクシャナペイルやカガチアーム、エンプレスセクターで簡単にLvを調整できる。
ただし跳躍の護石は生産から鋼龍の尻尾に飛雷竜の電極針を2つずつ求められる上に
強化で更に尻尾と鋼龍の宝玉を使うため制作難易度がやや高い。
IIで打ち止めの為、跳躍珠のスロットLv2が2つ相当と言われれば少し肩身は狭い。
- 今作では新たに弓のチャージステップと好相性。
突進を回避しながら溜め段階を上げられるため一部では中毒クラスとも言われている。
零距離解放突きがあるスラッシュアックスでは位置調整に拍車がかかり優先度が更に増している。
操虫棍に追加された空中回避にも効果はあるが、これに関してはLv3でもあまり延びない。
- 狩猟笛はMHWorldで自分強化による抜刀中の移動速度が下げられてしまったため、
一部カリピストは以前の移動スピードを求めてこのスキルをつけて回避移動することがあった。
しかしMHW:Iからは移動速度が元に戻ったため、その目的で採用されることはほぼ無くなった。
と思いきやRiseでまた移動速度が低下して需要が出た...
- かつて回避の装衣の着用中は本スキルの効果が無効になっていたが、
MHW:Iへと移行してからは問題無く適用される仕様へと修正された。
MHW:I
- 効果自体に変更はなし。
装飾品は跳躍・○○珠というLv4スロット複合珠が何種類か追加されている。
跳躍の護石は最大レベルであるIIIまで強化可能になった。
- マスターランクの装備はスキルレベルが高かったり、
スロット数が豊富なものが多いので、つけやすさは向上している。
EXテンタクルコイルγという回避距離LV3が直接付与された装備さえ存在する。
- 今作では広範囲に及ぶ多段ヒットやスリップダメージによる攻撃が多く、
その中でもアップデートで追加されたモンスターは半数近くがかなり大きな体躯を持っているため
なおさら攻撃範囲が広く、かなり距離を取らなければ被弾してしまいやすい。
特に動作が遅いガード武器では、回避も間に合わずガードでも防ぎきれない、仮に防ぐことができても
そもそもの威力値も高いためガード性能Lv5ですら大きくノックバック+削りダメージで劣勢…と
にっちもさっちも行かない状況に陥ることが多い。
そういった状況に対して、回避で素早く攻撃範囲から離脱できる本スキルはかなり有用性が増している。
装飾品もそこそこ出やすく過去作と比較しても付与しやすい環境になっているので
上記のような攻撃に悩まされている方はプレイスタイルと相談しながら試してみてほしい。
MHRise
- 同じくレベル1~3の3段階で登場。「わずかに回避距離が延長/回避距離が延長/大きく回避距離が延長」という文言は
いつものという感じだが、どうも忍者めいた身体能力がデフォのカムラの里基準でらしく、
「わずかに」のレベル1からして明らかに過去作よりも大きく効果が出るようになっている。
「大きく」のレベル3になるとあまりの効果の大きさに制御しきれないハンターも居るほど。- 背景として、本作では翔蟲や移動攻撃できる鉄蟲糸技などが全武器に組み込まれた事で
大幅にハンター側の移動能力がインフレしており、
それに帳尻を合わす形で回避距離の上げ幅も引き上げられたのだろう。 - この効果はカムラの里内で行う回避動作に対しても適用される。
クエスト中だけではなく拠点にいる間でも発揮される、
という点では珍しいスキルと言えるかもしれない。
- 背景として、本作では翔蟲や移動攻撃できる鉄蟲糸技などが全武器に組み込まれた事で
- 本作ではモンスター側でも不自然な軸合わせや理不尽フェイントを廃する代わりに、攻撃開始時の
左右追尾性能が非常に高くなっており、
従来作では回避1回で避けられたタイミングでも引っ掛けられてしまうことが多い。
そのためこのスキルの価値も非常に高くなっており、1付けるだけで被弾率がぐっと下がるスキルになっている。- モンスター達もエリア狭しとダイナミックな挙動を見せるようになったため、弱点にへばりつくための
攻撃スキルとしての運用価値も高い。 - 回避時の無敵フレームが減少しているのも、このスキルの運用価値を高めている。
シビアなタイミングを読んで無敵フレームを合わせるより、攻撃範囲から逃れる方が安全だったりする。
- モンスター達もエリア狭しとダイナミックな挙動を見せるようになったため、弱点にへばりつくための
- 翔蟲で疾翔けした直後や受け身した直後に回避を出すとハンターが錐揉み回転しながら空中回避を行い、
飛距離が伸びるという要素があるが、このスキルもその回避モーションに乗る為尋常でない速度で移動する事ができる。
特に素でも「やりすぎ」と言われる事があるレベル3を付けた際の移動性能の向上は尋常でなく、中毒性が高いと評判。
回避距離を付けた状態で崖からジャンプ→空中静止→足場に向かって回避→また崖からジャンプ…を繰り返すと
尋常じゃないスピードで移動が可能となっており、TAの常套手段にもなっている。- 操虫棍の抜刀状態での空中回避でも同様に高い効果が得られるようになっている。
機動力の向上は勿論、舞踏跳躍からの降竜も狙いやすくなるためレベル1~2程度はあると便利である。
鉄蟲糸跳躍をフル活用すれば、なんとのフィールドの約半分程度の距離を一気に移動する事も可能。
- 操虫棍の抜刀状態での空中回避でも同様に高い効果が得られるようになっている。
- また卵などの運搬アイテムは、Worldから担いでる間も前転回避が可能となっており
今作は翔蟲の存在こそあるものの、運搬を楽にできるアイテムとしても一定の価値がある。- Worldの時はキャンプを複数解放しているとそのどこにも運搬アイテムの納品が可能だったため
運搬アイテムの近くのキャンプを解放することで簡単に運搬アイテムが納品できた。(古代樹の森で顕著。)
更に隠れ身の装衣の存在によって、無理に回避で移動しなくても外敵から隠れて運搬するのは容易だった。
対してRiseはメインとサブのキャンプに分かれており、
メインキャンプにのみ置かれている支給品ボックスにしか納品ができない。
翔蟲もいつでも使えるとは限らず、
外敵から隠れる手段も無いため、卵の運搬には回避距離UPがついていたほうが都合が良い。 - また前述の移動速度の話もあり、その他高台から身を下すときは翔蟲を消費して衝撃を和らげる必要があるので
翔蟲を消費することなく移動速度を高められるこのスキルには価値がある。 - ただ、運搬アイテムを納品することでゲームが有利になる要素はWorldから減っており*2、
運搬のためだけにわざわざ作るほどかと言われると微妙である。*3 - フリーサイドクエストの運搬クエストの報酬には銀の卵やら金の卵が出てくることがあるため、
採取ポイントとキャンプ間の距離が近く足場も安定している水没林を転がれば手っ取り早くクリアできる。
- Worldの時はキャンプを複数解放しているとそのどこにも運搬アイテムの納品が可能だったため
- どの武器で付けても有用なスキルになっているが、武器によってステップする要素があっても
乗る/乗らないモーションに差があり、自分が使う武器のどのモーションに対応しているか?という点は要確認である。
また過去作よりも効果が大きい関係で特に高レベル帯だと動き過ぎて逆に距離を詰めにくい事も考えられるので
どの程度の回避距離が必要かも考える必要がある。- 全般的に、攻撃の予備動作や攻撃判定のあるモーションの場合は
全体が攻撃と見做されるためか乗らないものが多いが、
双剣の鬼人斬回避、ハンマーの溜め変化解除、
弓のキープステップ/チャージステップ/身躱し矢斬りなどにはこの効果の現れるものも存在する。
逆に長年片手剣使いを悩ませてきたバックステップは適用対象から外れ、相性の悪さが大きく緩和された。 - 有志がカプコンに問い合わせたところ、片手剣のバックステップに適用されないのは仕様という返答が返ってきた。
バックステップに適用されていたら不便なことこの上ないからだろう。 - 更に移動の遅いランス/ガンランスに於いてもこのスキルは重宝されている。
大きな弱点であった機動力の低さをこのスキルでカバーすることができるだろう。
モンスターから離れすぎた場合は突進フィニッシュやブラストダッシュで距離を詰めれば良い。- ランスなら流転突きやシールドチャージとデュエルヴァイン、
ガンランスなら地裂斬やブラストダッシュといった、
低いと言われていた機動力を大きく補う技が登場しており、
回避距離UPを積んだ大バックステップから再び距離を詰める手段には困らない。
大盾持ちでありながら、「高い機動力で攻撃を回避し、非常時にはガードで凌ぐ」といった運用も出来る。
堅牢な盾と巨大な槍・銃槍を抱えながら、縦横無尽に地を駆け回る姿も、最早珍しくない。
- ランスなら流転突きやシールドチャージとデュエルヴァイン、
- 全般的に、攻撃の予備動作や攻撃判定のあるモーションの場合は
- 発動手段としては恒例のナルガシリーズをはじめ、
結構な数の防具に付与されており発動は比較的容易。
ナルガSコイルに至っては装飾品スロットに跳躍珠を入れることで1部位でLv3まで持って行ける。- 装飾品も存在し、スロットLvは2。
- 回避距離レベル3が付いた護石も存在しており、中毒者の間では神おまと言われている。
- 嬉しいことに護石の抽選として回避距離は比較的出やすい傾向にあるようで、
最上位の神嵐まで届かなくとも回避距離3まで付くことが割とよくある。
更に運が良ければ、神嵐どころか天雷、更に下の山嵐の護石などでも
そこに体術や翔蟲使い、納刀術など使い所のあるSPを併せ持った護石がスロット付きで登場することもある。
最上位の神嵐ともなれば翔蟲使いや納刀術、体術などのLv2~3と回避距離Lv3が
Lv3-Lv2-Lv1スロット付きで組み合わさる場合も有り得るようで、
しかも理論値クラスまで行ったとしても攻撃や見切り等汎用的な火力スキルの神おまよりも
(どちらも極めて低確率ではあるが)確率が高くなっている、とも考えられている。
ゲーム内におけるスキル効果の強力さもそうだが、
そこそこのお守りを探す者から理論値クラスの神おまを追い求める者まで
幅広く救いを与えるスキルでもあると言えるだろう。
- 嬉しいことに護石の抽選として回避距離は比較的出やすい傾向にあるようで、
- Ver3.0で追加された奇しき赫耀のバルファルクやヌシ・ジンオウガは
通常の回避や翔蟲受け身では対処出来ないほどの強烈なホーミング攻撃を持っているが、
回避距離スキルをLv1でも付けることでかなり楽に避けられるようになる。
あまりの効果の高さに、片手剣や双剣等の動きの軽い武器種ですら採用されるほど中毒性人気が高まっている。
MHR:S
- MHR:Sでも基本的な効果に変化はない。
ただしその立ち位置に関しては微妙な変化が表れてきている。- 本作でもフレーム回避の無敵時間自体は変わらず、
既存モンスターの既出行動はフレーム回避を潰してくるものが多い。
ただ、新規(復活)モンスターや既存モンスターの新技に関しては、
誘導や判定がキツイ技がある一方で判定が短くなっているものも散見されるようになり、
モンスターの行動(フレーム回避で対処できる技か否か)を見切る技量は必要だが、
すり抜け回避も決して非現実的とは言えないまでになっている。
また、Riseではフレーム回避がほぼ不可で、
回避距離ないしは疾翔けで攻撃を避ける前提の技が数多く存在したが、
サンブレイクの新規モンスター及び新技では、そういった類のものが少なくなっている。
回避距離による位置取り回避や、モンスターへの距離詰め自体は相変わらず優秀だが、
本作においては距離を取ってしまうことで反撃に使える時間が減るという例も見られるようになった。
特にMRのジンオウガや原初を刻むメル・ゼナに至っては、
回避距離Lv3で全力で距離を取っても無理やりぶち当ててくる技を持っており、回避距離に対するメタとも言える。
- また、前作では付けづらかった回避性能スキルであるが、
本作では防具に高レベルのものが振られていたり、
割と序盤に回避珠IIが作成できるようになったりと、高レベルの回避性能を付与しやすくなっている。
回避距離の方もLv4スロ用の珠があるのだが、防具の方はあまり増えておらず、
特定の武器種用のものであったり、序盤MRのもので防御に不安があったりするなどやや付けづらくなっている。- 防具の乏しさを逆手にとって、適正なレベルを装飾品や傀異錬成で調整すると解釈することも可能。
特に傀異錬成は後述のように適正範囲内なら2スロを間接的に増やす手段としても特に手軽なものになり得る。*4
- 防具の乏しさを逆手にとって、適正なレベルを装飾品や傀異錬成で調整すると解釈することも可能。
- ちなみに、盟勇クエストで連れ出せる仲間は全員が回避距離を1以上積んでいる。
AIの都合もあるだろうが、制作者サイドから見ても重要スキルという位置づけのようだ。
マルチでアイルーを連れていくハンターがガルク勢に追従できるという需要も変わりなく、
Ver.11からは防具の選択肢問題も傀異錬成で付与してしまえば対処できてしまう。
プレイスタイルや武器種によっては高い性能を発揮してくれることであろう。- 前作の護石同様、傀異錬成でもレア度は低めに設定されているようで、比較的出やすい。
嬉しい配慮だが、反面有用なスキルなので錬成で付いたら採用……を繰り返していると
回避距離スキル持ちの防具が被って高レベルの発動を強いられてしまうことも。
防具同士の組み合わせはちゃんと考えて錬成しよう。
ちなみにLv1単体より当然低確率になるが、一部位でLv2まで付く事が確認されている。
専用スキルも傀異錬成に入ってからは、その出やすさと効果の大きさゆえに
「専用スキル+2スロスキル以上のおまけ」を狙う際に大きな助けとなるだろう。
- 本作でもフレーム回避の無敵時間自体は変わらず、
- 回避距離UPの効果は新アクションの先駆けにも有効。……というか効きすぎる。
元々先駆けは長い移動距離を持っており、特に左右への先駆けは回避距離Lv1程度の距離を素で持っている。
そこに回避距離を積めば、機動力の補助や大技の隙を疾替えで潰して瞬時に離脱、といった動きにも磨きがかかる。
しかし、過ぎたるはなお及ばざるが如し。
慣れていないのにLv3など積んで左右先駆けを入力しようものなら、
ナルガクルガのサイドステップを想起させる程の殺人的な加速を体感する羽目になる。
強力な反面、人によっては過剰・制御不能なアクションになりうる為、Lv3に拘らず自分が使いやすいLv分を搭載しよう。
MHF
- 長らく存在しなかったが、G2からG級スキルとしてようやく導入された。
ただし、それ以前でもヘビィボウガンの秘伝防具スキルとして同等の効果が発動していた。
なお、両者の効果が重複することはない。
- また、登場作品において、上手な扱い方をするとバランスブレイカーレベルの性能を発揮した
(特に、ギリギリでも移動距離によって攻撃回避が容易になっている点が大きいか)こともあってか、
MHF-Gでは発動に20という膨大と言えるスキルポイントが要求される。
- 現状このスキルを単独発動しているプレイヤーは極めて少ない。
一応、ガルバダオラの素材が使われた烈種武器と始種武器*5は、
装備により回避距離UPが発動するが、辿異武器がメインとなった現在では使われることはまずない。
しかし、大人気スキルである纏雷とガンナーの重要スキルである空隙は、
条件を満たした場合に一定時間発揮される効果に回避距離UPが含まれているため、
それらを利用して機能させているプレイヤーは極めて多い。
- MHF-Zでは回避距離UPと回避性能+2の複合スキルである「超回避」が新登場した。
こちらのスキルポイントは15で発動できる。
また回避距離のスキルポイントも従来の半分となる10で発動できるように緩和された。
ただし緩和により装備によってはアップデートを境に今まで発動していなかったのが発動してしまい、
スキル構成が変わってしまう可能性があることに注意が必要になる。
とはいえ近年、回避距離がついている防具自体ほとんどないためそこまで気にする必要もないかもしれない。
逆を言えば緩和されても回避距離単独での発動に難儀する可能性も高い。
MHF-Z以降の装備も、回避距離のポイントを持つものは一切なく、極一部に「超回避」のポイントがある程度である。- ちなみに装飾品もMHF-GGまでのものが中心でありあまり恵まれていないが、
地味に「不退」のラヴィGX珠で当スキルが発動するものが1つだけ存在する。 - 2018年12月に追加された課金防具ラビウスZPシリーズの胴部位は、
超回避15Pを持っており、1部位装備で回避距離UPの効果を常時得ることができる。
- ちなみに装飾品もMHF-GGまでのものが中心でありあまり恵まれていないが、
- MHFにおいては、MHF-Zで実装された極ノ型により全武器種での抜刀ダッシュが可能となり、
移動手段としての回避距離UPの相対的な価値は低くなった。
しかし、攻撃後の回避が移動距離の短いステップに置き換わる片手剣や、
空中での移動距離を伸ばし追撃や滞空維持を行いやすくなる穿龍棍などあると便利な武器種はそれなりに多い。
また、極鬼人回避による立ち回りがメインとなる双剣においては、纏雷による回避距離の変化を避けるため、
回避距離UPを用いることも考えられる。
MHNow
- 今作でも最初期から登場。このスキルが付く防具はカガチアームやツィツィヘルムなど。
武器スキルではカガチ武器やレイア亜種の武器に存在する。
いつも通り回避時の移動距離が大きく伸びるわけだが、
機動力が低い上に移動手段がほぼ回避しかない今作では非常に恩恵が大きい。
回避距離が搭載されていれば一回で大半の攻撃の範囲外に逃げることができるので、生存能力が目に見えて上がる。- 剣士ではもちろん、ガンナーであっても有用であり弓であればチャージステップにより位置調整をするのにあると便利で、
ボウガンの場合本作では何故か回避後の硬直時間が発生するせいで連続回避ができないので、
このスキルを搭載する事で生存率を大幅に上げる事ができる。
- 剣士ではもちろん、ガンナーであっても有用であり弓であればチャージステップにより位置調整をするのにあると便利で、
- 最大レベルは5であるが、基本的にはレベル1さえあれば利便性が大きく変わる。
- ただし、レベルを上げすぎるとジャスト回避をした際に
そちらにも回避距離が適用されてしまうので大きく離れすぎて攻撃が当たらなかったり、
弓の場合は拡散矢を使用する際はレベルを上げすぎると間合いを調整しづらくなるので、
その場合はこのスキルを発動させない方が良かったりもする。
また、ジャスト回避受付時間自体は変わっていないので単純にプレイヤーの感覚次第になることには注意。
- ただし、レベルを上げすぎるとジャスト回避をした際に
- 最初期こそ特に注目はされたが、すぐに火力スキルに関心を取られてその後は話題には上がりにくい。
だが、現在は漂移錬成が実装された事によりこのスキルもラインナップに含まれているので
生存スキルとして搭載する事が可能になった。
関連項目
アクション/回避
スキル/回避性能
スキル/飛距離
スキル/潔癖 - このスキルの効果を内包する複合スキル、「舞闘家」が発動する
スキル/纏雷 - 特定条件を満たすと一定時間回避距離UP効果が得られる
スキル/超回避 - 回避性能+2との複合スキル
スキル/空隙 - 特定条件を満たすと一定時間回避距離UP効果が得られる
スキル/重銃技 - 回避距離UPを内包するスキル