- 種族
- 古龍種(古龍目 幻獣亜目 キリン科)
- 英語表記
- Kirin
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★5
- 登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHWorld, MHW:I,
MHF, MHOnline, MHXR, MHNow, MHST, MHST2, MH-R
派生作品
派生作品に関しては下記の記事を参照されたし。
モンスター/キリン/派生作品
目次
特徴・生態
- 白銀に輝く美しい体毛と額から伸びる鋭い一本角が特徴の幻の古龍。
神々しささえ感じさせる幻想的な容姿に加え、神出鬼没で目撃報告が少ない。
個体数も非常に少ないとされており、そのような性質から《幻獣》とも呼ばれ、
一部の部族からは崇敬の対象としても見られている。
- ハンターズギルドでは大型モンスターとして扱われているものの、
その体躯は非常に小柄で、中型モンスターと見紛う程度の大きさしかない。
だが矮小にも見える体躯とは裏腹に、司る能力は非常に特異且つ危険で、
その戦闘力は中型モンスターどころか並み居る大型モンスターさえ凌駕する。
- 前述したように目撃報告は少ないものの、出現が確認された地域は極めて広範囲に及ぶ。
現大陸の各ギルドが確認しただけでもフラヒヤ山脈に聳える雪山の山頂、メタペ湿密林の洞窟内、
クルプティオス湿地帯の中心部、フォンロンの古塔の頂上、エルデ地方の火山帯の奥地、
ハンターズギルドでも未だ全容が掴み切れていない「未知の樹海」の一角など、
環境の条件もまるで異なる様々な地方に出没した記録が残されており、
近年では龍歴院ギルドから古代林や遺群嶺での目撃報告、
更には新大陸古龍調査団からも新大陸の各地にて発見報告が挙がっている。
当初は個体毎に各地に定住しているのではないかという説も唱えられたが、
これはキリンが有する現実離れした移動速度と持久性、環境適応能力によるものである。
キリンは基本的には特定の住処を持たず、更に行動範囲が途轍もなく広い。
同一の個体が山を越え、海を渡って全く別の土地に出没することも珍しくなく、
周囲より隔絶された洋上に浮かぶ導きの地で痕跡を残した個体が、
数日と経たないうちに新大陸を挟んだ渡りの凍て地で確認された例すらある。
こういった特徴から、研究者の間では「健脚の古龍」とも通称される。
生態についても謎が多く、その目撃例の少なさ故に情報も錯綜し、
「青白く光る牛」や「角の生えた狼」のような姿のモンスターだと言われていた時期もあった。
一時期は分類不明の生物として扱われていたが、
その後の研究成果によって「古龍種」として分類されるべき存在と結論付けられた。
- 本種が古龍種に定められた最たる理由は、雷を自在に操るという特異な能力を持つ点にある。
キリンが出没する直前には快晴でも雷鳴が鳴り響き、空気がピリピリと張り詰めたようになる。
そしていざ出現すれば周囲の天候は一変し、地域一帯の上空には雷鳴轟く巨大な雷雲が発生する。
天に向かって嘶く度に発生する雷の威力は凄まじく、
巨大な岩塊を一撃で真っ二つに割ってしまう程であり、並の生物が食らってはひとたまりもない。
敵と定めた生物に対しては雷を用いて排撃を加えるが、
自身を守るように雷の束を降り注がせる、敵をピンポイントで狙う落雷を繰り出す、
地面を縦横無尽に駆け巡る雷を発生させて周囲を一網打尽にするなど、その方法は実に多様。
最も基本的な攻撃である雷一つをとっても予測は困難を極め、
その激烈な威力にあっさりと力尽きてしまうハンターも多い。
嘶きながら額の角に膨大な電力を集約させ、そのまま地を穿つように振り下ろして
巨大な雷の束を落とす大技は特に危険で、雷撃に掠りでもすれば命の保証はない。
また、強烈な耐電性を持っているようで、時折自らにも雷を落とすが平然としている。
近年ではこれによって新陳代謝を高めているのではないかという説も提唱されており、
中には自らに雷を落とすことで身体能力の強化を行う個体も存在するという。
- 外殻らしい外殻を持たず、華奢とも言える体躯でありながら、
想像がつかないほど頑丈な皮膚を持ち、下手な攻撃では傷一つつけることさえ不可能。
さらに脚も非常に発達しており、放たれる後ろ蹴りは非常に強力。
外敵との戦闘では華麗なステップを踏みながら相手を翻弄し、
健脚を活かした頭突きや突進によって雷を用いずとも
並み居る敵を易々と蹴散らしてしまうほど。
額から伸びる蒼白い角は強固な鎧をも刺し貫く凶器だが、
同時に雷を操る能力を司る部位でもあるらしく、雷を放つ際には電撃を纏って強く発光する。
闇夜を照らすほど眩く輝く蒼角に魅了される者は多く、
幻獣から得られうる素材の中では最も価値のある逸品とされることが多い。
なお、角は強力な武器であるが、同時に比較的攻撃が通りやすい弱点でもある。
個体によっては何度も角による攻撃を防御されると、
その衝撃で怯む様子を見せることもあるらしい。
ただし交戦記録を参照する限り、単に角が折れた程度では甚大なダメージにはならず、
雷を操る能力も何ら支障なく行使することが可能であるらしい。
極めて稀ながら角が折れて気が立った状態のまま徘徊する姿が確認された事例や、
角を折り取られた個体が周囲の空間を白く染め上げるほどの特大規模の放電現象を発生させ、
そのまま姿を晦ませたという報告もある。
- 全身が常に白く発光しており、常時帯電している。
その身から抜け落ちた体毛は強い電気を帯び、体表にも電流が流れ続けている。
純白の個体と蒼白い個体が存在しているが、上記の通り全身が発光しているため肉眼では分からない。
鬣は蓄電器の役割を持つと同時に帯電体でもあり、
溜められる電力はモンスターの電気袋を軽く凌駕する。
興奮すると全身から電気を放ち始め、鬣の辺りがより強く発光する。
近年では電気を放つことに留まらず、全身に雷そのものを纏う姿も確認されるようになった。
この状態のキリンは周囲に蒼白いスパークが発生するほどに膨大な雷エネルギーを宿しており、
その影響で象徴ともいえる鬣が大きく逆立つ。
それに伴って発揮する雷撃も苛烈極まるものに変化、地を走る雷撃を矢継ぎ早に繰り出し、
地を焦がす雷をまるで豪雨のように降り注がせるようになる。
- 外敵に対しては荒々しく攻撃的な性格を露わにするが、
キリンに意図的に危害を加えない限りは排除対象と見なされることはないともされる。
余談だが、野生のキリンが人間の子供を育てていたという衝撃的な事例があり、
その子供はキリンの素材でできた片手剣を所持していたとされる。
その子供が一体どういった経緯でその剣を帯びていたのか、
どのようにして幻とされるキリンと遭遇するに至ったのかなど、
未だに多くの謎に包まれた不思議な事例である。
概要
- 古龍種に分類される、ユニコーンのような姿をしたモンスター。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/キリン亜種(MH4より登場)
- アフリカにいる黄と茶の動物ではなく、中国神話の動物である麒麟が名称のモデル。
麒麟麦酒(キリンビール)のマークを思い出せばどんな動物かわかるだろう。
正式な別名はそのまま「幻獣」で、作品によっては"霊獣"と呼ばれることもある。
- 嘶き一つで中空から雷を呼び出す、超自然的な能力を持つ。
初期シリーズでは雷属性を持つ数少ないモンスターであり、雷を巧みに利用した攻撃を得意とする。
電気を纏った突進攻撃はとても強く、普通の突進もとても速い。
- 初代の時点ではミラボレアス種と同様、意図的に「幻のモンスター」として設定されていた。
当時は定期配信のイベント、しかもわずか1,2回の限定配信でしか出ない上、
一度でも負けたらジエンドというキツい仕様もあって多くの挑戦者たちに地獄を見せた。- そもそもこの頃にはオンライン環境がなく
いわゆる「オフ専」だったために見たことがない、存在すら知らないという人も少なくなかったようである。 - 初代にて運良く遭遇し、キリンを討伐したという強者も少ないながら居るようだが、重大なバグとして
キリンを討伐した後にセーブするとセーブデータが消えるというものがあり、
その証拠を示すデータが残っていないという例も多い。
キリンの雷でセーブデータがやられただとか、神獣を殺したのでバチが当たったなどとされた。まさしく幻獣である。
- そもそもこの頃にはオンライン環境がなく
- 古龍種は一応の定義は存在するものの、その特徴には種ごとのバラつきがある。
その中でもキリンはかなり異端な存在であり、個性的な特徴が多い。- 基本的に体格がドス鳥竜並の大きさしかなく、通常の個体は400~600cm程のサイズしかない。
- 他の古龍が現れた地域では小型モンスターの殆どは姿を消すが、
キリンが現れても平然としている。局地的だが天候を操作できるほどの力を持っているのにである。 - 大型モンスターとしては珍しく飛行や潜水、地中の潜行も不可能。エリアチェンジは歩行で行う。
- 各種耐属性が非常に高く*4、そういった意味では弱点がない。
- 古龍が出現しない筈の大連続狩猟クエストに出現する*5。
それどころか古龍でありながら二頭同時に出現することもある。 - 古龍種特有の謎の血である「古龍の血」と言うアイテムがMHXXまでは全シリーズを通して一切出なかった。
ついでに作品によっては古龍骨も出ない。
ただし、設定上はキリンを古龍に分類するきっかけになったものの一つは古龍の血であるとされている。
MHWorldからは設定通り古龍の血が出るようになった。
この定義から考えると、見た目はまったく龍ではないキリンもまた「古龍」の代表であると言える。- 後述するが、MHWorldではサイズ・耐性・移動方法以外の特徴は失われている。
- 生態ムービーなどでは、まるでワープするかのように何もない空間に突如電撃が走って
キリンが出現する…という現れ方を描写されることが多々ある。
この通りに出たり消えたりする生物だったならどれだけ神出鬼没でも不思議ではないが、
ゲームではさすがにハンターの戦闘中に消えてワープするようなことはなく、
戦闘中もエリア移動も走って移動するのみ。
- 真後ろに居てもその場でのステップ一回のみで反転してくるという、非常に早い振り向き動作を持つ。
- 怒り状態になると精度が甘くなるのだが、
甘くなるせいでハンターの進行方向目掛けて突進してくるという、所謂偏差攻撃に繋がる場合もある。
- 怒り状態になると精度が甘くなるのだが、
- 怒り状態に突入する際に特別なモーション等もなく、突然角が光り輝き始めて高速化する。
- 歩行でエリアチェンジする関係か、
エリアチェンジしてしばらくの間はプレイヤーでは入れないエリアチェンジラインの外側に居る。
挙句に中々動かないため、普通に追いかけると大抵背中側から突進を喰らう。安全に行くなら逆から回り込もう。
雪山エリア6→8の場合は侵入先が狭いため特に危険。
- 個体ごとのサイズの差が激しく、特に大きな個体だと片手剣や双剣では角を攻撃できない。
さらに、キリンはスピードタイプのモンスターと言える存在。故にとてつもなく被弾率が高い。
小さいサイズなら余裕なのに、キングサイズにはやたら苦戦するなど、
サイズの大きさで危険度が極端に変化する珍しいモンスターとも言える。
- 角そのものに属性攻撃を高める力を秘めており、キリン装備や属性攻撃強化のスキル珠で重宝されている。
突進の際には強力な武器となるが、角の周りは肉質が非常に柔らかく、弱点となっている。- ゲリョス等と同じく、散弾を撃つと弱点である角周辺へと弾が集中し、
かなり簡単に大ダメージを与えることが可能となっている。
振り向き自体が早く、突進やステップなど距離を詰める手段が豊富であるため、
射撃やリロードタイミングをきちんと把握する必要はあるが、ボウガン二種とは相性が良いと言える。
体力自体も古龍としては低いが、全モンスターで見ると当然高め。- そうした事情ゆえ、どの作品でも割と頻繁に睡眠爆殺戦法が取られる。
その他にもMH2では雪山のエリア6の高台に乗る事が出来たので、高台ハメで狩猟出来た。
また、エリア7のあるポイントでキリンを引っ掛けることが出来、ここでハメることも出来た。
流石にこれは問題だったのか、MHP2では高台に黒岩が置かれて高台ハメは封印されたのだが、
その後、エリア8での散弾ハメが発見されて広く知られることになった。
しかし、MHP2Gでは新技ピンポイント落雷を会得し、
MHP2と同じように楽をしようとしたハンターを悉く消し炭にした。
…が、一部のハンターはこれでも諦めず、結果として高台乗せハメが発見された。
そういうゲームじゃねえからこれ!
- ゲリョス等と同じく、散弾を撃つと弱点である角周辺へと弾が集中し、
- 剥ぎ取り回数の変動が多く、初代からMHP2Gまでは2回、
MH4からMHXXまでは3回、MHWorldでは4回となっている。
- 神出鬼没すぎて、何をどう間違ったのか闘技場にまで現れる。
しかも闘技演習として、演習扱いで戦うことになる。
クエスト説明文の教官の口ぶりからするに、キリンが偶然闘技場に現れたわけではなく、
どうも演習のためにキリンを用意したらしい。
闘技場ではキリンを飼っているのだろうか?
それともなんらかの手段で誘き寄せたのだろうか?
MH~MHP
- 概要の通り初代MHでは幻の存在で、大半のプレイヤーはMHGが初体験だった。
ただ黒滅龍槍で需要の高い紅龍ミラボレアスと異なり、頑張っても作れるのはキリン武器のみ(防具はない)、
それも片手剣、双剣、ヘビィしか実装されておらず、主流の武器でもなかったので実のところ見返りは乏しかった。- MHPはDL方式なのでクエストを保持していればいつでも戦えたが、現在は配信自体が終了している。
- 理屈の上では睡眠爆殺が有効だが、当時睡眠は眠る動作中でも、一発でも攻撃を当てるとすぐ起きる仕様だった。
そのためオンラインで上手くいくことは稀で、野良では失敗して微妙な空気になることもしばしばあった。- 特にG級のキリンは、2体同時の「熱風と落雷」しかクエストがなかった。
1人でも分断テクを知らないプレイヤーがいると合流されてカオスになる仕様で、難度は高い。
当然キリン達の同士討ちでも睡眠から目覚めるため、とてもではないが睡眠爆殺は狙えなかった。
ハンマーの振り向き狙い溜め2 or 3は弾かれないため、ローリスクで攻撃できた。
散弾は(誤射しやすいが)角にヒットしやすく、拡散弾も全段ヒットは望めないが肉質無視で有効だった。 - 特にG級のキリンは、2体同時の「熱風と落雷」しかクエストがなかった。
- MHPからは仕様変更により、片手剣なら角以外でも弾かれなくなった。
火 or 水属性特化でひたすら後ろ脚を叩けば、ゴリ押しで倒せないこともなかった。
MH2~MHP2G
- MH2からイベント限定でなくなり、いつでも戦えるようになった。村クエでもナナ・テスカトリ討伐後に現れる。
ただ他の古龍と同じくクエストはランダム出現で、運が悪いと中々出会えない。
- MHP2(G)では上位・G級共に単体クエが実装され、かつてのように神経を尖らせる必要がなくなった。
単体であればソロでも爆弾の数も足り、G級でも睡眠爆殺が有効である。- ただ寝起きの仕様は変わっていないので、一発ずつ丁寧に当てて眠らせる必要がある。
- 概要にある通り、P2では雪山エリア8の散弾ハメが知られ、安易に狩られまくった。
しかし開発に認知されてしまったのか、P2Gではプレイヤー狙いの落雷攻撃が追加され、対策された。
ただ剣士からすれば攻撃チャンスが増えたのと同じで、普通に挑む分にはむしろ狩り易くなった。
そして旧密林エリア7の高台乗せハメが開発された
MH4
- MH3以降はご無沙汰であったが、MH4にて復活。
PV第5弾でハンターに落雷攻撃をしかけ、一瞬だけ姿を現した。
その後公開されたCMにも登場している。
馬のような外見をしていることもあり、
今作で導入された「乗り状態」が非常にしっくりくるモンスターだろう。ヒヒーン!- 更に今作では亜種が初登場することが判明し、多くのハンターたちを驚かせた。
- 村クエのエンディング後、ストーリークエストをこなしていくと現れるダレン・モーランを討伐すると
未知の樹海で発見情報が入り、緊急クエストとして討伐クエストが受注できるようになる。
しかし1回切りのクエストで、その後は探索かギルドクエストでしか戦うことができない。
- 今作にて『秘境の伝説』が専用BGMに設定された。
専用BGMを持たなかったモンスターが、後のシリーズで専用BGM持ちとなるのはかなり異例である。- キリンのテーマBGMとしてはMH2で登場した『塔に現る幻』が存在するが、
こちらはMHP2G以降ご無沙汰の状態となっている。
- キリンのテーマBGMとしてはMH2で登場した『塔に現る幻』が存在するが、
- 本作では肉質の仕様が大きく変化している。
まず重要なのは、角が独立した部位ではなくなり、頭部に集約されたこと。
頭部の肉質はP2G以前のものと大差がないため、実質的には最大の弱点を克服したということになる。
一方、かつて異常な硬さを誇った胴体は胴・前脚・下半身の3つに分割。
怒り状態でない時はどの部位も似たり寄ったりの肉質で、青ゲージあれば問題なく攻撃できる。
そして怒り状態になると、前脚と頭部が若干軟化するが、
一方下半身は紫ゲージでも容赦なく弾く鉄壁の如き硬さとなる。- これまで角を狙いやすかった大剣などの長リーチ武器にとっては痛い仕様変更が多い反面、
サイズによっては角など攻撃できなかった片手剣などの短リーチ武器にとっては、
体の前半分まで普通に攻撃できるようになったという意味では嬉しい仕様変更ということになる。
- これまで角を狙いやすかった大剣などの長リーチ武器にとっては痛い仕様変更が多い反面、
- 弱点はこれまでどおり火=水>氷で、属性が一番通る部位は胴になっている。
睡眠に弱いのも相変わらずで、毒はダメージ効率が最悪で麻痺はそもそも効かない。
爆破属性は普通に通るため、実用的な睡眠属性武器に乏しい武器種では爆破属性で挑むのもアリだろう。
- 他の復活モンスター同様モーションが追加されており、振り向き狙いのハンターに対する対応策を獲得。
その場で後ろを蹴り飛ばすという行動で、当たってしまうと文字通り馬に蹴られる格好になる。
更にケルビステップをキャンセルし、軸合わせと同時に突進するというキャンセル技も使ってくる。- 既存モーションについても改修が入っており、
突進やステップで離される距離が短くなり、追い掛けっこが延々と続く状況が起こりにくくなっている*6。 - 同様に相性が最悪級だったランスとガンランスの相性が改善され、
これらの武器を使うプレイヤーでも戦いやすくなった。
- 既存モーションについても改修が入っており、
- 過去作では必殺技らしい必殺技が存在しなかったキリンだが、
今作にて念願の大技である『大落雷攻撃』を獲得。
上半身を擡げつつ額の角に眩く光り輝く巨大な雷を集約させ、
そのまま一気に振り下ろすことで前方広範囲に爆発的な雷撃を発生させる。- 最大の大技だけあってダメージは80(グラビモスの熱線と同等)とかなり高いが、
予備動作はかなり盛大で、知ってさえいれば回避することは難しくない。
また、大技の例に違わず繰り出した後は確定で身震いを行うため、躱せれば絶好の攻撃チャンスとなる。
- 最大の大技だけあってダメージは80(グラビモスの熱線と同等)とかなり高いが、
- 旧作では2回しか剥ぎ取れないことで有名だったキリンだが、
今作では剥ぎ取り回数が増加し、他の大型モンスターと同じ3回に変更された。
キリン素材を集めたいハンターにとっては有難い救済措置である。
- これまでは破壊可能部位が存在しなかったが、今作では角の部位破壊が可能となっている。
ドス古龍以外の多くの古龍と同様、角を折っても能力の行使には何ら影響はないが、
部位破壊報酬で角素材を手に入れやすくなった。
- なお、キリン戦の伝統的戦術として知られる睡眠爆破だが、
普通に爆弾を設置すると爆発の際に角ではなく胴体に爆弾のダメージを吸われてしまうため、
角の部位破壊が全然捗らない=角素材が手に入らない…といった事態が往々にして発生する。
そのため、基本的にどこに爆弾を設置してもよかった旧作から一転、
部位破壊を狙っていく場合は爆弾を置く位置を工夫する必要が出てきた。- 具体的には寝込んだキリンの頭から大タル爆弾G一個分くらい離れた場所に爆弾を置くことで
解決が可能。
爆発の際にキリンを見ていて体全体が赤くなっていたら失敗、角だけが赤くなったら成功となる。
- 具体的には寝込んだキリンの頭から大タル爆弾G一個分くらい離れた場所に爆弾を置くことで
- 今作では改めてスタン状態も追加された。
頭の周りを星が回るスタン独特のエフェクトと共に、ダウン時と同じモーションで後ろにふっ飛ぶ。
- ギルドクエストLv76以上では周囲に雷を落とすパターンが全て高速化する。
更に、そこから続けてターゲットの頭上にも雷を一発落とすようにもなり、
なにも考えずにキリンの頭へ張り付くと非常に危険。
キリンの雷は前作同様にランダムで麻痺効果が付随することも相まって、
より慎重に、かつホーミング雷を意識した立ち回りが必要となる。- なおLv100でのステータスはHP6368、攻撃倍率9.4、怒り時攻撃倍率13.6、
全体防御率0.8、さらに状態異常耐性の上昇量が2.1倍になる。
最高レベルにふさわしい強化がされているが、体力はLv100モンスターの中では最低で、
通常の2倍以上の睡眠耐性上昇値も元が低いためにそこまで問題にならないことから、
伝統の睡眠爆殺はギルドクエストにおいても有効である。
ただし怒り時の攻撃倍率はかなり高く、特に大落雷攻撃の威力は即死級なので油断は禁物。
- なおLv100でのステータスはHP6368、攻撃倍率9.4、怒り時攻撃倍率13.6、
MH4G
- リデザイン後初のG級個体が登場。
基本的にはLv76~のギルクエ個体に見られた周囲落雷の高速化、
及び周囲落雷直後のピンポイント落雷を受け継いでいる。
- 新たなG級モーションとして、その場で軽く上体を持ち上げつつ嘶いた後、
振り向きながら角で地面を抉るように突き上げてくる攻撃が追加された。
派手さこそないが非常に厄介な攻撃となっており、
自身の斜め後ろもカバーするほどの旋回性能に加えて威力も高い。
また角による攻撃ゆえにリーチも見た目以上に長いため、攻撃範囲の見極めが思いのほか難しい。
加えて攻撃後の威嚇動作などは皆無で、見切ったとしても付け入る隙がない。
そしてこんな性能で最高で5連続で放って来ることもあるため、手出しできないまま逃げ回ることになりやすい。
息つく暇を与えない連撃の回避でスタミナ切れを起こし結局被弾…なんて事にならないよう注意。- 厄介な攻撃だが、キリンの動きに合わせて周囲を旋回するように動くことでほぼ安全にやり過ごせる。
ただし、頭突きの隙をキャンセルするかのようなタイミングで繰り出してきたり、
突き上げ直後に即座に頭突きや後ろ蹴りに繋いでくるといったコンボ染みた行動も行ってくるなど、
一筋縄ではいかない。 - ある程度距離が空いている、またはすぐに走ることができる状態なら懐に入り込まずに
キリンから大きく距離を離すことで攻撃を中断させる手もある。
上述の通り隙はほぼないため、中断させたとしても攻撃チャンスにはならないが。
- 厄介な攻撃だが、キリンの動きに合わせて周囲を旋回するように動くことでほぼ安全にやり過ごせる。
- ギルドクエストLv126以上の個体になると、角振り上げと
角突きの終わり際に、一拍置いて頭部付近に雷を落とす行動が追加される。
頭突きや角突き上げ後に頭を狙う際は注意が必要。
勿論、麻痺状態になると追い討ち確定である。
- 今作では麻痺で倒れこむモーション中も普通にダメージを受ける上、
麻痺中に麻痺効果のあるふっ飛ばし攻撃を受けると麻痺が解除されないという極悪仕様と化した。
そのため、体力最大からでも落雷で麻痺→更に落雷→気絶→大落雷でキャンプ送り、
といった必殺コンボを平然と使ってくる。
安全に狩猟する場合、麻痺無効はほぼ必須である。
- キリンのたてがみのG級版ともいえる存在である「白銀のたてがみ」だが、これが中々のストッパー素材である。
まず剥ぎ取りでは出ない。出にくいとかの次元ではなく、そもそも剥ぎ取り報酬に含まれていないのである。
となると期待できるのは基本報酬のみだが、ギルクエのレベルが低いとやっぱり出ない。
というか、一定レベル以下だとこれまた基本報酬にすら含まれていない。
レベル116あたりでようやく基本報酬に並ぶようになるがそれも極稀。
受注条件が変わるレベル126辺りでようやくまともにお目に掛かれるようになる。
というわけで、相当運が良くなければゴグマジオスを討伐する前にキリン武具を作るのはかなり難しい。- ちなみに、その売値は破格の15620z。亜種の剛氷角より高く、無論キリン素材No1の売値である。
やはり今作では準レア的な位置づけなのだろうか。 - 後述のG級2頭クエや亜種の単品クエストでは、基本報酬に白銀のたてがみが含まれており、
そこそこの確率で入手が可能。ギルクエが面倒又は持っていない人はそちらで集めるといい。
- ちなみに、その売値は破格の15620z。亜種の剛氷角より高く、無論キリン素材No1の売値である。
- G級キリンのクエストは、発売から間もなくはギルドクエストでしか確認されておらず、
しかもまだ前作同様派生条件がはっきりとしていないので、
運が悪い人は何回探索に行っても出ないこともあるなど多くのユーザーが悲鳴を上げた。
2014年12月26日にイベントクエスト「電撃の交差する白き稲妻!」が配信されたことで、
ギルドクエストを所持していなくてもいつでもG級キリンと戦闘できるようになった。
塔の頂で2頭を同時に狩猟しなければならないため難易度が非常に高いが、
G級では心剣一体のつけやすさもあり、
心眼と火力スキルの併用が容易であるので、比較的安全に素早く倒せるだろう。
- 寧ろ問題なのは下位の個体と戦う機会の少なさだろう。
G級に上がると下位のギルドクエストは一回のクリアで5も上がってしまうため、
あっという間に上位になってしまうのである。
マルチでクエスト送って貼ってもらわない限り、新たにクエストを探索で用意してこなくてはならない。
イベントクエストがあればよかったのだが、今作でも用意されなかったため、
ある意味キリンの下位クエストは需要がかなり高かったりする。
MHX
- MHXにおいても第2弾PVの古龍ラッシュにて続投が確定。
今作でも引き続きキリン装備を作成できることに全国の紳士諸君が歓喜したことは言うまでもない。- ドス古龍には村の下位クエストが存在しないので、
登場ムービーが存在する大型古龍はキリンとシャガルマガラのみである。
その一方で、依頼クエストの対象になっていない大型古龍もキリンのみ。
- ドス古龍には村の下位クエストが存在しないので、
- 青白い体色だった過去作に比べ、より銀色が強調されたグラフィックとなっており、
鈍い金属光沢を放っている他、外部の光の反射でエリア毎にやや体色が変化するギミックがある。
塔の秘境では光の反射が非常に激しく、真っ白に光り輝いているように見えることも。
また、放つ光によって周囲が淡くぼやけるというシリーズ初のギミックも搭載されており、
グラフィックに関してはかなり優遇されている。
- 周囲に発生している冷気や纏う電撃、放つ雷のエフェクトも全体的にド派手になった。
とりわけ怒り状態時は上半身がフラッシュするようになるため、明るい場所で戦うと非常に眩しい。
更に最大の大技である大落雷攻撃に至っては、
放たれる雷撃のエフェクトが激しすぎて上半身が全く見えなくなるという現象が発生する。
暗い場所でプレイしていると残像が焼き付く場合もあるので注意。
- 一方、戦闘に際して最も警戒すべき行動はノーモーション突進。
ド派手になった綺麗なエフェクトに気を取られていると轢かれやすい。
近距離では出された後に反応するのはまず無理なため、キリンの攻撃中やダウン時などの明確な隙以外は
無防備に正面に立たない事を徹底する必要がある。
普通に事前モーションありの強突進(怒り時には落雷を伴う)もあるため、気付かないと何度も引っかかる事になる。
- ケルビステップや突進でハンターを追い抜いた直後、停止して振り向きを行う確率が大きく上がっており、
非怒り時はほぼ確定に近いくらいの頻度で止まって振り向く。
ノーモーション突進の危険性は高いが、スキの少ない攻撃で殴れるチャンスがかなり増えている。
- その他の攻撃方法は概ねMH4(G)と変わらないが、周囲に雷を落とす攻撃が少し変化している。
雷撃が左右2発ずつ5~6回、正面から後方に回りこむように発生する。
この仕様のせいか回避は今までのシリーズに比べて容易になっており、
キリンの体格によっては至近距離が安地という事態になっている。
- 加えて、今作で特に気をつけるべき点は雷が落ちる前兆の変化だろう。
なんと、細い雷が落ちてくることが前兆であり、地面が光る程度の優しいものではない。
要するに、本当の雷とかなり紛らわしい。
- 今作では未知の樹海は登場しないが、その代わりなのか古代林に姿を見せることがある。
鬱蒼とした森林地帯に出現するという点では、4シリーズでの出没傾向を踏襲していると言える。
また、過去作から復活した雪山でも目撃されている。しかし、沼地に現れるクエは1つもない。
なお、4シリーズとは異なり戦闘時のBGMがフィールドの汎用曲に戻された。- 古代林での初期位置はよりにもよって最奥のエリア11。
ベースキャンプから数えて実にエリア7個分*7の凄まじい遠さであるため、
雷角集めに下位など行こうものなら移動時間の方が断然長いことが当たり前のように起こる。
もちろんソロであってもである。
- 古代林での初期位置はよりにもよって最奥のエリア11。
- 今作ではギルクエが存在しないため下位・上位共に単品クエが存在しており、
ギルクエかイベクエでしか素材集めが出来なかったという前作の難点については改善されている。
さらに、一部のクエストにはサブターゲットが設定されている為、
角だけを折ってサブ帰還という手法を取れるようになり、効率的な角入手マラソンが行えるようになった。- イベントクエストの「幻想、地を奔る」において蒼角が報酬で出るため、
角の入手難易度はさらに下がった。
- イベントクエストの「幻想、地を奔る」において蒼角が報酬で出るため、
MHXX
- MHXXでは新たに遺群嶺へ進出。村★9及びG★3での登場となる。
やはり今作でも単独クエストが複数存在し常駐している。
- G級個体は4Gの周囲落雷高速化+ピンポイント落雷と連続角突きが復活。
連続角突きの隙の無さは相変わらずだが、最大3回までになり頻度も減っている。
- G級素材の白銀のたてがみの入手は4Gの時と同じで、剥ぎ取りや部位破壊では出ず、基本報酬で低確率で出るのみ。
睡眠爆破戦法ならば必須スキルはボマー(+ネコの火薬術)と心眼くらいなので、
空いたスロットで運気スキルを発動させるのも集めやすいかもしれない。
無論お守りによっては状態異常攻撃スキルや罠師を付けると快適に周回出来る。
MHWorld
- 本作ではテレビCMにおいて登場が判明。
また、2018年2月頃からキリン2体が登場するイベントクエストが配信される事も、発売日から告知されている。
- 従来のカクカクとした姿ではなく、優雅でしなやかな外見となっており、
たてがみもまるでライオンの如く雄々しさを醸し出しているため動くたびに揺れる。
怒り状態になるとたてがみが大きく逆立つのも特徴的で、まさに幻獣の名に相応しい姿である。
余談だが、今作のキリンのCG画像が例の炎を纏ったユニコーンの無印の画像とそっくりとの声も
また、雷が地面に落ちた後に火花のようなエフェクトが出るようになっており、より落雷感が強まった。- その美しい外見にとても似合いそうな龍結晶の地には出現しない。
瘴気と共に生活するヴァルハザクはともかく、問題なさそうなキリンが出現しない理由は不明。
龍結晶の地から出て他のエリアに現れたという設定の他の古龍と違って、
元々陸珊瑚の地でひっそり隠れ住んでいて今まで発見できなかっただけ、とか妄想できなくもない。 - テオやクシャ等とは違い、目の前をウロウロし続けていると襲い掛かってくる。
その優雅な外見に反して、意外と気性は荒いようだ。
- その美しい外見にとても似合いそうな龍結晶の地には出現しない。
- 本作ではストーリー本筋には一切絡まず、クエストが出現するまでは存在に言及すらされない。
このため、後にマスターランクで探索を行っている時に初遭遇したという人も発生した。- 下位では知的な生物学者からの依頼をこなしていき、☆5のオドガロンの捕獲クエストをクリアすると
せっかちな生物学者から☆5「蒼白き蹄の調べ」を依頼され、討伐が可能になる。
これをクリアすると「耐雷の装衣」を貰える。
キリンの攻撃はどれも高威力の為、2回目以降の討伐に大いに役立てよう。
なお、今作には数々の古龍種が存在するが、討伐可能な下位個体の古龍はキリンしか登場しない*8。 - 生物学者はキリンの出現情報を得て「古龍が現れた」と大騒ぎであった。
依頼文でも「なんと古龍が発見されましたの!」「かの麗しき古龍・キリン」など、
古龍であることが強調されている。
過去作では種族こそ古龍種ながら、他の古龍たちとは一線を画した存在という印象が強かったが、
今作では古龍としての側面が強調されているようだ。- これは戦闘面にも言えることであり、
今作では他の大型古龍たちと共通の仕様が多く取り入れられている。
- これは戦闘面にも言えることであり、
- 上位では古龍の痕跡探し以降に陸珊瑚の台地で痕跡を集める事でクエストが解放される。
ストーリー上で先に痕跡を発見していても、活動を活発化した古龍達としては出てこないため、
「陸珊瑚の台地の痕跡は?」と疑問に思った人も多いだろう。
- 下位では知的な生物学者からの依頼をこなしていき、☆5のオドガロンの捕獲クエストをクリアすると
- 今作のキリン素材は「幻獣の○○」という表記になっており、
初登場から実に14年近い歳月を経て正式な別名がゲーム内に登場することになった。
素材面でも剥ぎ取り回数が他の古龍と同じく4回になっていたり、
雷角・蒼角が剥ぎ取りや報酬でも入手可能になっているなど、
全体的に過去作よりも素材の入手がしやすくなっている。
また、キリンには固有のレア素材が存在していないので、
報酬で上位のレア素材が出現しなくなった本作でもキリン素材がストッパーになることは少ない。
角が部位破壊の1本だけというケースはあるけど
- 剥ぎ取り回数の増加に加えて、上位ではクエストランクや報酬金が他の古龍達と同じになっており、
更にはこれまでキリンからは入手できなかった古龍の血も入手可能となった。
また、キリンの出現時には小型モンスターがフィールドから姿を消す、
フィールドに雷雲が立ち込め、フィールド全域の天候にも影響を及ぼすなど、
他の古龍よりもワンランク下の扱いを受けていた過去作から一変し、他の古龍と同格の地位を得ていると言える。- 他の古龍種は通常クエストであれば乱入が発生することもあるが、
キリンに限っては出現フィールドが全く被っていないので乱入が一切発生しない。
これまで古龍っぽい扱いがあまりされていなかったキリンだが、
今作の古龍の中では最もこれまでの古龍然とした立場になっている。
脚を引きずる程度まで弱らせないと角を破壊できない。
頭以外が弱点でないので必然的に頭ばかりを狙い続ける立ち回りになることもあって、
これまで行われていた「角破壊目的での睡眠爆破」はほぼ意味が無くなっている。- あくまで角破壊に関してはであり、ダメージソースとして有効であることに変わりはない。
角の破壊が遅くなるのも、今作ではサブタゲが存在しないので討伐するしかなく、
破壊が遅くなるからと言って特に問題が発生するわけではない。
ただ、破壊できないまま討伐してしまうという可能性はある。
- 他の古龍種は通常クエストであれば乱入が発生することもあるが、
- ストーリーで登場しない代わりに、クリア後にはHR50以上を解放する*9クエスト
「その雷鳴は天罰か、祝福か」にて歴戦の個体が立ちはだかる。
歴戦の古龍は火力がかなり引き上げられており、キリンの場合だと
HR解放前時点で積める防御力390・雷耐性30越えでも技によっては6割~即死もありうる。
初期において強力なストッパーとして君臨し、救難で来たハンターすら蹂躙し消し飛ばす戦闘力でHR49の大きな壁となっている。- 特殊装具「耐雷の装衣」や「不動の装衣」を着込んでいけば、ダメージを大幅に減らすことも可能である。
特に「耐雷の装衣」はダメージカット率に優れ、厄介な麻痺や雷属性やられを防いでくれるので、
苦戦している場合はこれを採用すると良いだろう。食事やスキルも含めて対策をしっかりしておきたい。 - Ver.4.0で追加された「転身の装衣」も、キリンの攻撃の殆どが吹き飛ばし判定であるため非常に有用だが、
アイスボーン関連のバランス調整で
『効果時間が120秒に延びた代わりに回避効果を発揮する度に20秒ずつ効果時間が削られる』という仕様に変わった為、
被弾上等で受け続けるとあっという間に効果が切れてしまう点には注意。- とはいえ不動の装衣はHR50以上で歴戦古龍を複数種倒すことで出現するクエストより入手可能。
結局、歴戦キリンにはこの装衣なしで一度は挑まねばならないわけである。
転身の装衣は上位のストーリーを全てを済ませていれば入手出来るが、
その場合は大型古龍の中でも屈指の火力と厄介さを誇る、
ナナ・テスカトリの一連のクエストを済ませないと手に入らない。
よって、歴戦キリンへの安全策をとるのも一苦労、という少しややこしいことになっている。
- とはいえ不動の装衣はHR50以上で歴戦古龍を複数種倒すことで出現するクエストより入手可能。
- 序盤で入手する体力の装衣も使えないことも無いが、キリンの火力が余りにも高いせいで
僅か1~2発の雷撃で使い物にならなくなる為、1発だけは即死を免れるセルフ根性スキルのような使い方になる。
- 特殊装具「耐雷の装衣」や「不動の装衣」を着込んでいけば、ダメージを大幅に減らすことも可能である。
戦闘能力
- 今作では、雷を身に纏って自己強化をするようになった。
時間経過で専用モーションを取って雷を纏い、段階的に自身を強化していく。
何気にその自身に落とす雷が今作のキリンの最強技であったりする。
双剣のコンボ中に繰り出されたらひとたまりも無い
最大段階では青いオーラが発生し各種落雷攻撃の数が増加、肉質も大幅に硬化してしまう。- 今作での肉質硬化は頭~首を除く全身に及んでおり、
MH4~MHXXの個体に比べて攻撃が通る部位は大幅に狭くなっている。
特にリーチが短い武器種は妥協して前脚込みで狙うということができなくなったのが地味に辛く、
上方リーチがありかつ他部位に吸われないモーションを的確に当てていかなければならない。
MH4での肉質リファインが武器種による相性の是正として概ね好意的に受け止められていた分、
今作の仕様には一部で嘆きの声も聞かれるとか…… - また、硬化状態では頭部以外への滅龍弾(ボウガン・スリンガー双方のもの)をも無効化してしまうため、
一度硬化されると後述の龍封力での対処も難しい。
さらに厄介なことに最大段階では各種攻撃後の威嚇も行わなくなってしまい、
有効打を与えられる範囲が狭まった上に元々の俊敏さ+隙の削除で
一点を集中して狙うことが難しいと、とにかく攻め込みづらい状態となる。
- 今作での肉質硬化は頭~首を除く全身に及んでおり、
- この強化は一定時間の経過で1段階下がる他、龍封力を発動させることで強制的に1段階下げる事が可能である。
最低段階まで下げることができれば、闊歩時の落雷や前方大放電攻撃が完全に不発となり
隙だらけになるなど大きく有利がとれる。
もっとも、自己強化もそれなりの頻度で行うので、そうそう最低段階まで下げられるわけではないが…。- ただし、龍封力を持つ武器は基本的にキリンに効きの悪い龍属性なので注意したい。
もっとも、物理性能に物を言わせて龍属性値を気にしない武器ならさほど気にならないし、
龍封と物理両方を兼ね備える武器なら妥協無く持ち込める。 - 今作では全体的に肉質が硬いモンスターが少なく需要の落ち着いた心眼スキルだが、
本種に関しては肉質硬化範囲が広がったこともあり、あると弾かれ事故に伴うストレス要素を軽減できるだろう。
ただし、シリーズスキルか激レア装飾品でしかスキルがつけられないことには注意されたい。
- ただし、龍封力を持つ武器は基本的にキリンに効きの悪い龍属性なので注意したい。
- 攻撃は周りの5箇所や自機狙いの落雷、前方大放電攻撃などの従来のものに加え、
新しく地面と水平に雷を走らせるという規格外な攻撃方法を会得している*10。
電撃が走る場所の地面が青白く帯電する前兆を伴い、予備動作も長いが、
前兆が出た時点で発動が確定するので、怯みなどでキャンセルさせることは出来ない。
破壊力抜群であるため、前兆が見えたら余裕をもって距離を取ること。- 上位になると雷の本数が追加され、更にキリンに対して垂直の方向にも対応。
まさに縦横無尽に雷撃を放つようになる。
掠ったかな?と思ってもノーダメージで済むこともしばしば。
大落雷攻撃等目に見えて範囲が広がっているものもあるので、
かわすつもりなら余裕を持って距離をとった方がいい。
逆にガードは割と安定感があり、過去作ならめくられるような位置の落雷や
ハンターの周囲を覆い尽くすような大落雷でも、当たり判定が盾に吸われるような形でガードできる場合が多い。
水平雷攻撃はガード強化が必要なので、装飾品を探すか、
雷耐性付きのガンキン装備3部位で発動するのも手である。- キリンの活動域である陸珊瑚の台地には二重床や大きな段差のあるエリアが存在するが、
縦方向に長大な当たり判定のある落雷は二重床を貫通したり、
崖の上からの落雷が崖下にまで降ってきたりする。
戦闘に合流しようと近づいたら、見えない位置にいるキリンが起こした落雷を食らう、
…という理不尽も起きるので、エリア移動後の追撃や合流時には注意しよう。 - また、マップの構成上ベースキャンプ前の通路を使ってエリア移動する事があり、
迂闊にここで攻撃して戦闘になると、一部の技はキャンプ敷地内まで届いてしまう。
加えて、昼間の戦闘の場合、白い砂地の地面の影響で落雷が落ちる位置の把握すらままならないことがある。
- 上位になると雷の本数が追加され、更にキリンに対して垂直の方向にも対応。
- 攻撃以外のモーションも多数追加され、蔦がある場所を伝って登っていったり、
地面からかなりの高さがある蔦でできた足場を物凄い脚力で登っていくなど、
その身体能力の高さを遺憾なく見せつけてくれる。
また、瀕死になると足を引きずるようになったり、
怯みによる横移動の際も口を開けながら態勢を立て直したり、
頭部の怯みによる転倒中はその場からピクリとも動かなかった従来と異なり、
口を開けながらもがくようになっているなど、
ダメージなどに対するリアクションにも細かなブラッシュアップが加えられている。
ハンターの目の前で弱り切った姿を見せるキリンというのも新鮮である。- 「口を開けながら」と、わざわざ赤字で強調しているが、
実は今までキリンは口を開いたことは一切ない。
口を開ける姿を見せるところは中々に新鮮である。 - その他細かい所の変化として、寝床では睡眠属性で眠らせたときと違い、
横に倒れるのではなく馬と同じような姿勢で眠るようになっている。 - 因みに、頭突き(突進)系の攻撃を三回ガードすると怯む。
その後、軽く眩暈が起こったのか身震いするので少し隙が出来る。
- 「口を開けながら」と、わざわざ赤字で強調しているが、
- 弱点属性は火や爆破、睡眠と過去作と概ね変わらない。
特に睡眠属性が有効であるため、おなじみの睡眠爆破戦法も有効である他、
龍封力の高い武器を用いて自己強化を抑制しながら戦うという選択肢が新たに加わっている。- 今作にはダメージ数値表記も存在するため、
眠らせたあとに頭から少し離れたところに爆弾を置けば、頭部に集中的にダメージが通っていることが分かる。
因みに尻尾付近に置いても頭部にちゃんとダメージが入るようになっているが、
後述するように弱るまではどこにダメージが入ったとしても同じことである。 - さらに今作では、未発見状態の場合、フィールドが夜であればなんと自ら睡眠をとるようになった。
ハンターに気付かず眠ってしまったキリンがどうなるかは…言うまでもない。- このためオトモ共々睡眠属性の武器を構えエリア12近くのBCと往復して*11爆弾を補充しつつ、
武器で殴って睡眠爆破を狙い、キリンが瀕死となり巣へ戻ったら、ひたすら寝込みを突いて爆破を狙う、
という慎重なプレイも可能。爆弾のコストは掛かるものの、武器種や人によっては正面から挑むよりも、
この方法で確実に仕留めるのも良いかもしれない。
尤も、後述の歴戦王に対しては有効であると言い切れないが…。
- このためオトモ共々睡眠属性の武器を構えエリア12近くのBCと往復して*11爆弾を補充しつつ、
- 火、水、氷については過去作よりも通りが良くなっている他、
一番通る部位が頭へと変更されている。
- 今作にはダメージ数値表記も存在するため、
歴戦王
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 制限時間 | 受注・参加条件 |
---|---|---|---|---|---|---|
MHWorld | イベント★9 | 討伐クエスト | 陸珊瑚の台地 | 36000z | 50分 | HR50以上 |
- 長い黒髪のハンター
- 最初は幻かと思いました。こちらを見下ろすように、すっくと
立ったその姿。白いかすみのような気配。ですが、私もハンター
という科学者の一人。幻だろうと、確実に調査いたします。
- 大型アップデート第4弾で実装された歴戦王の1番手。
出現するのは調査クエストではなくイベントクエストで、
「まだ見ぬ白き鬣も」が2018/06/08から配信された。
その外見は、歴戦個体よりもさらにメタリック感が増しているほか、
通常個体より体格が大きめで、角で小突く技の範囲が地味に広い。
- 一部のハンターが予想したような鬼畜モーションや超攻撃力は備えておらず、
基本的には歴戦のキリンのステータスがさらに上がったものと捉えて良い。
一応、ハンターを狙い撃ちする落雷が対象者だけでなく、他のハンターも狙うようになっていたり、
大落雷攻撃を2連発で撃ってきたりはするので要注意。
大技以外のダメージももちろん痛くなっており、
元々歴戦個体の攻撃力に定評があっただけに無策で挑めば流石に瞬殺されかねない。- とはいえ歴戦の最上位個体と威力はそれほど変わらないため、基本的に歴戦と同じように対応は出来る。
耐雷の装衣を装備していれば、大技もまず即死することは無いため、
しっかり対策を立てて挑めばプレイヤースキルはそれなりでも割となんとかなる程度。
特に、体力増強スキルによる最大体力200はぜひ確保して挑みたい。
単発の大技が多いため、ナナ・テスカトリを討伐する事で入手できる転身の装衣も通常・歴戦の個体に引き続き有効。
整備スキルで耐雷の装衣と交互に使い回すのもよいだろう。
また、ナナ武器の炎妃派生で根性スキルが発動するので、万全を期したいなら検討してみよう。
- とはいえ歴戦の最上位個体と威力はそれほど変わらないため、基本的に歴戦と同じように対応は出来る。
- 防御面では、自己落雷による肉質硬化をより頻繁に行う。
剣士の場合、後方からの攻撃や横振り、斬り上げが弾かれて動きが止まる危険が高まり、
ガンナーは頭への狙撃を要求される時間が増えるため、
そう言う意味ではプレイヤースキルの影響が大きくなってくる。
とりわけボウガンでは有効な射程にキリンを捉え続けるのが難しく、
斬裂弾や徹甲榴弾をメインとした戦法を採るハンターも見受けられる。
そうでなくても頭部への攻撃にメンバーが集まる乱戦が予想されるため、
もともと体躯の小さいキリン戦マルチプレイで味方の攻撃を防ぐために有効だった
怯み軽減スキルがまた存在感を増す事になった。- 味方への爆風判定が無くスタン拘束も狙える徹甲はともかく、
いくら怯み軽減スキルがあるとは言え斬裂弾は周囲に尻もち判定を撒き散らすし、
双方とも着弾から炸裂に時間差がある事で味方が入れた睡眠をうっかり妨害するリスクも高い。
パーティーの装備や作戦を統一しづらい野良や救難信号では、
考えなしに撃ちまくると却って味方を危険に晒したり安定を欠く戦法になりかねない事には要注意。
- 味方への爆風判定が無くスタン拘束も狙える徹甲はともかく、
- 体力はソロ個体でも実感できるほどに大幅に増加しているようで、
歴戦個体と比較すると2倍近くあるのではないかと噂されている。
そのため本作のシステムも相まって、「お馴染みの睡眠ボマーで瞬殺」とはいかない。
- マルチの場合、セルフジャンプが低空で当てやすいランスをメンバーに配し
どんどん乗りを狙っていくのもかなり有効。キリンは乗り攻防が始まると走り出すものの
最大のダメージ源である落雷を一切撃たなくなり実質的に大技封印状態にできる。
追い回す手間を考えても、ダウン後のラッシュまで含め、
剣士装備のメンバーが安全に攻撃できる機会を大きく増加させられる。
乗り攻防時のアクションが単調で、スタミナさえあれば容易にダウンが取れるのも美味しい。- ただし難易度がマルチプレイ用に変更されると、
体力だけではなく攻撃力も上昇する事が検証で判明しており注意が必要。
- ただし難易度がマルチプレイ用に変更されると、
- 見事討伐に成功すると報酬で「幻獣チケット」が手に入る。
これを使用してキリンγシリーズの生産や、ブロッサムシリーズの重ね着装備が入手可能。
他にも汚れた龍脈石や輝く龍脈石が貰えることもある。
MHW:I
- マスターランクにも登場するほか、発売前のPV第5弾にて火山地帯で嘶くキリンという構図で登場。
龍結晶の地にて登場すると推測されていたが、探索・調査クエストを含め出現することはなかった。
後に、10月10日の大型アップデートで導きの地に溶岩地帯が追加されたことで、
このPVの場面は導きの地における一幕であったことが判明した。- 火山地帯に現れるキリンという構図は実にMHP2G以来である。
そのMHP2G以前もフィールドとしては通常の火山ではなく決戦場だったため、
通常の火山フィールドに現れるという事態はシリーズ初とも言える。 - 但し、溶岩地帯にキリンが姿を見せるのは後述するラージャンとの邂逅ムービーの時のみであり、
実際に導きの地でおびき出せるのは陸珊瑚地帯だけである。
挑発の装衣などで無理やり引っ張って行くことはできるが、長居はせずに引き返してしまう。
あくまで「ラージャンを避けてたまたま溶岩地帯に足を運んでいただけ」なのかもしれない。 - キリン自体は引き続きメインストーリーには関わらない存在であり、
マスターランクの個体とはフリークエストや探索、
痕跡を集めた上で生成される調査クエストで相対するという形になっている。
- 火山地帯に現れるキリンという構図は実にMHP2G以来である。
- 一方で陸珊瑚の台地には新たな古龍、ネロミェールが登場している。
前作から古龍同士の縄張り争いもいくつか確認されているが、
ネロミェールとキリンの力関係がどのようなものになるのかは不明*12。
- また、MHW:I環境下では初となる大型アップデートでは、
本種と深い関わりがある存在である金獅子ラージャンが登場した。
そして、同作内で遂に「キリンとラージャンの関係」を実際に見ることが可能になった。
- マスターランクの個体は雷の落とし方にパターンが増え、複数の新技も身に着けている。
- 1つ目が大きく首を振るいながら2回連続で前方を突き上げてくる攻撃。
軸合わせも兼ねており、突然繰り出してくる事はザラな上に狙った対象を正確に突き上げんが如く、
1回1回軸合わせして正確に突き上げてこようとする為、安易な位置取り回避では狩られてしまう。 - 2つ目は、今までにも存在していた、水平に雷を奔らせる攻撃。
マスターランクの個体は、雷の前兆を設置したあと発動を待たず次の行動に移るため、
水平雷とキリンの動きの両方に対処しなくてはならない。
さらに雷纏いによる能力強化が進んでいると、設置される雷の数が増えるので、
文字通り隙間を縫うような位置取りでの回避が要求される。
キリンの能力が増しているほど、より厄介なトラップとなり得る行動である。 - 3つ目は、雷纏いの段階が最大の時に行う水平雷撃。
動作は上位個体までの水平雷撃と同じで発動まで動きを止めるが、
マスターランクでは縦横に多数の雷を奔らせるのに加え、さらに時間差で新たな雷が現れる。
雷が格子のようにフィールド全体を覆うキリンの最大の攻撃と言えるもので、
迂闊に回避などするとステップ1回分の移動距離でも隣の雷に突っ込みかねない。
しっかり前兆を目視し、安全な位置へ逃げ込みたい。
元々の範囲・本数に加えてさらに広範囲に追加の雷を大量に落としてくる。
最大段階でさえなければ元の範囲・本数のままなので、なんとか怯ませて能力段階を下げたい。 - 1つ目が大きく首を振るいながら2回連続で前方を突き上げてくる攻撃。
- マスターランクの古龍は、攻撃力はもちろん体力も大幅に強化されているが、
キリンの場合、より過激さを増した攻撃と持ち前の肉質からそれが目立ちやすい。
というより、攻撃力が高すぎて防御力がほとんど意味を成さず、耐雷の装衣も即死は防いでくれるが
歴戦の個体クラスとなるとそれでも大きなダメージを受ける事に変わりはない。- キリンは自身より前方を攻撃することが多く、常に頭を狙うのは至難の業だが
クラッチクローを用いて胴体にも傷をつけることで、(頭ほどではないが)ある程度ダメージを通すことは可能。
攻撃を避けやすくなるほか、弾かれによる事故も減らせるので、試す価値はあるだろう。 - とはいえ、胴体にクラッチクローを当てて張り付いていても安心はできない。
張り付き中に自己強化の雷などの大技に被弾すると、体力を大きく削られ、
耐えたとしても気絶によりハメられ、キャンプ送りにされることもままある。
無理矢理クラッチするなら転身の装衣を着るという選択肢もあるが、
強引にいくよりは相手の怯みや攻撃の隙を狙ってクラッチするという
クラッチクローの基本をより心掛けた方が良い。
- キリンは自身より前方を攻撃することが多く、常に頭を狙うのは至難の業だが
- 大型アップデートにより追加された特別任務クエスト「銀色の矜持」にて、
導きの地から渡りの凍て地に逃走してきたキリンが登場。
過去作では寒冷地でのキリン戦は少なくなかったが、MHW系では初となる。
MHWでは専ら陸珊瑚の台地にしか姿を見せなかったため、新参プレイヤーからすると新鮮である。- 上述したように無印でもストーリーに全く関わらなかった為、
アイスボーン優先で無印をさほどやり込まずに来た結果、
本クエストで初めてキリンと本格的に対峙したプレイヤーも比較的多い。
上位の歴戦個体以上に強化されたマスターランク個体の超火力、
機動性、後述の新技、更に麻痺や気絶を駆使し、
耐性スキル、ひいては立ち回りが覚束ないハンターを悉く消し炭にしており、
上位のランク解放クエストと同様、ラージャンに挑む前の壁となっている。 - この個体は導きの地にてラージャンに襲われた後に凍て地に逃げ延びてきたという設定上、
クエスト開始時点で既に「角折れ」の特殊個体となっている。
またその影響か常時怒り状態となっており、
クラッチで開幕壁ドンをしようとしたハンターたちを驚かせた。
残念ながら既に角は破壊された状態のため、
角の部位破壊報酬は出ないが、本体剥ぎ取りで入手することはある。
角が折れてる個体は前例があるけど、こっちは片方残ってるから壊せば報酬がでるし - なお、渡りの凍て地でキリンとやり合えるのはこのクエストのみで、調査クエストやフリークエストでも
渡りの凍て地に姿を見せることは無い。
導きの地の溶岩地帯の調査に赴いた主人公と受付嬢の前に現れる。
「銀色の矜持」の角折れと同じく何かを警戒するように気が立っており、いきなり雷を放ったかと思うと
何者かによって投げられた自身の数倍はある大岩を落雷で粉砕、
その直後向かってきた、大岩を投げてきた相手…金獅子ラージャンと交戦する。
襲い掛かるラージャンを何度か振り払った後、突進で腹部に角を突き刺した…かのように見えたが
すんでのところで角を掴まれ、抵抗するも最後にはへし折られてしまう。
しかし、力の源ともされる角を失い、倒れかかりながらもなお
狩猟中にさえ拝むことが出来ないような巨大な雷を発してラージャンを巻き込み、そのまま姿を消す。- 相性ゆえか、ムービー中はキリンの雷がラージャンに効いている様子はないが
それでも自身に投げられた大岩を雷1本で叩き割ったり、角を取られた直後の巨大な落雷についても
モンスター全般の知識がある受付嬢ですら「流石に今の雷ではラージャンも死んだ」と確信するほど*14の
規模であるなど、キリンもまた一般的なモンスターとは一線を画する存在である事を印象づける演出と言える。
- 上述したように無印でもストーリーに全く関わらなかった為、
- ラージャンの登場を受けて、本種初となる縄張り争いも追加。
対戦相手は勿論、ラージャンである。
「角をへし折ろうとするラージャンを、能力フル開放状態のキリンが追い払おうとする」内容だが、
応戦虚しく、ラージャンに頭部を抑えられ、凄まじい腕力を以って角をへし折られてしまう。
その後、地に叩き伏せられたキリンはダメージを受け、
その上でラージャンがへし折った角を食べる…という圧巻の光景が繰り広げられる。
この角を折る行為はシステム上部位破壊としてちゃんと扱われており、
調査ポイントも発生し、部位破壊報酬も食われたはずなのに入手できる。
なお、角がへし折られる際、「ポキリ」という物々しい音が鳴り響く。
キリンの角の強度と、それすらへし折ってしまうラージャンの腕力の高さをうかがわせる。- 尚、角が折れている状態でも縄張り争いを行い、
その場合は角を折ることに関連する一連の行動が省かれ、
「角のないキリンに用はない」とばかりに地面に叩きつけられることで敗北する。
- 尚、角が折れている状態でも縄張り争いを行い、
- なお導きの地で討伐した場合、古龍種狩猟報酬としてあの古龍の大宝玉を手に入れられることがある。
キリンから古龍の大宝玉を入手できる方法はこれだけである。当然確率は低いので過信はしないように。
余談
- 言わずもがな、現実世界にもキリン(ジラフ)という動物が存在する。
しかし現実のキリンは主にサバンナの辺りに生息しており、寒冷地帯では生きられない。
またMH世界のキリンの姿はどちらかと言うと、後述する現実世界の伝説の麒麟に近い。- 更にその「麒麟」だが場合によっては四聖獣を統べる「黄龍」と同一視されることがある。
麒麟がキリンの名前の元ネタなら古龍種扱いなのもわからなくはないか。
MHXRではキリン雷帝種のライトボウガン「帝雷豪筒【黄龍】」と、黄龍の銘が冠されている。
- 更にその「麒麟」だが場合によっては四聖獣を統べる「黄龍」と同一視されることがある。
- 以前から「幻獣」という別名でよく知られていたが、
これには他のモンスターと同じようなシステム的な意味合いが含まれておらず、
かつてはあくまでリオレウスの「空の王者」などのような世界観的な異名の一つといったところに留まっていた。
そのため、長い間ゲーム中ではキリンの別名は「無し」の扱いであり*15、
素材の名称にも「幻獣」という単語は出てこない状態がMHXXまで続いていた。- これ以前で唯一確認できるのは、MHP2の闘技場専用の『幻獣のピアス』ぐらいである。
このピアスはこれ一つでキリン装備の象徴と言える属性攻撃強化がつく。
初登場から14年も経過した今作にて、ついに正式に幻獣という別名が使用される事となったのである。- またこれにより初の、そして唯一*16の別名に"龍"を用いない古龍種となった。
- これ以前で唯一確認できるのは、MHP2の闘技場専用の『幻獣のピアス』ぐらいである。
- テーマBGMの「塔に現る幻」は人気の高い名曲だったが、
MHP2Gでの汎用BGM総入れ替えの例に漏れず変更された。
久々に復活したMH4では登場エリアに関わらず「秘境の伝説」が流れるようになったため
新たな専用BGM獲得かと思われたが、MHXで再び各フィールドの汎用曲に戻されてしまった。
そもそも「秘境の伝説」自体希少種たちの専用BGMという扱いでキリンはついでだったことには触れてはいけない。
- シリーズ最初期から登場する強大な能力を持つ古龍種ではあるが、
世界観上においては古龍種の中では最も格下であると思われる描写が多々存在する。
実際、MHXXまでの危険度では他の古龍(級)モンスターより一段下(=リオレウスらと同等)の★5に定められている、
強さランクにおいて古龍種で唯一「とても強い」ではなく「強い」に分類されている、
作品によってはキリンが出没しても他のモンスターが平然とフィールドに残っている場合がある、
一部の古龍級モンスター達の捕食対象であることが示唆されているなど、
その扱いは生態系を超越した絶対者たる古龍種らしからぬものが目立つ。- MHW:Iでは遂に古龍級生物の一角にして因縁の相手であるラージャンとの戦闘シーンが描かれたが、
内容的には「善戦するものの角を折り取られて敗北する」というもので、
通常状態のラージャンに対して力関係で劣位にあることが明確に示されている。
MHW:Iにて「古龍の中でも特に小柄なキリンがラージャンを避けようとするのは仕方ない」という、
他の古龍との差異を強調する意図を含んだ台詞が大団長の口から語られている。
作中世界の認識でも、キリンがその他の古龍に比べて劣るとされていることは確かなようである。- 翻って言えば、キリンがラージャンを避けたがる、ひいては劣勢にあるのは
他の大型古龍よりも小柄であるためだという意味を持たせた台詞と解釈することも可能。
能力についての言及はなかったが、他の古龍の天候に影響を与える程の能力に対して
少なくともキリンの落雷を呼ぶ能力までも劣るとはされていない。 - また縄張り争いの描写で言えば、テスカトと死を纏うヴァルハザクは
火炎放射や瘴気ブレスといった能力によって金獅子にダメージを与える描写が存在している。
対してキリンとの縄張り争いで落雷の直撃を受けた金獅子は(若干怯むが)ノーダメージであり、
この辺りに能力的な差異があると判断できなくもない*17。 - しかしながらラージャンという生物種自体に
「キリンの角を食べて電気エネルギーを得る」という特定のモンスターを狙う生態がある以上
ラージャンが対キリンに特化した体質を進化の過程で備えているとしてもおかしくない。
つまり、キリン自身は他の古龍種や古龍級生物に引けを取らない実力があるものの
ラージャン相手に関しては単に相性の問題で明確に劣勢になっている可能性もある。*18
当然そこらの一般モンスターよりは格上として扱われており、
いわゆる古龍級モンスター以外を相手に劣るとされる設定は見当たらない*19。
実際にMHWorld、MHW:Iでは歴戦個体のキリンは危険度が他の古龍と同格である最上位の3となっており、
リオレウスを始めとした主級の一般モンスターは2であるため格上と扱われている。 - MHW:Iでは遂に古龍級生物の一角にして因縁の相手であるラージャンとの戦闘シーンが描かれたが、
- キリンの鹿のような見た目、中型相当の体躯、古龍種内における格の低さを見ると
黒龍や赤龍を始め、古龍種が実質的にファンタジー色の強いボス級のモンスターが集っていることから
キリンが古龍種に属している事実に疑問を抱くかもしれない。
しかし、体内の発電器官で電気を精製しているフルフルや雷光虫と共生することで蓄電しているジンオウガと異なり
キリンは発電器官を持たず、天候自体を操ることで雷を起こす超常的な能力を有する。
故に、キリンもまた古龍種に相応しいファンタジックかつ強力な生物だと言えるだろう。
- 書士隊の手記によると、ドンドルマより遥か東にある国に「麒麟」という生物の伝説があるという。
麒麟とは現実世界では中国に伝わる空想上の聖獣の1体(正確には麒が雄、麟が雌なので2体)である。
書士隊ではこの件についても研究している学者がいる。
ハンター大全2では、遥か東にある国は「遠い東の島国」と記載されており、
麒麟は本項のキリンと同じく雷を司るのだという。
「キリン」とこの伝説の生物「麒麟」との関連性は依然不明だが、
同じ名前、両者共に雷を司る点、そしてキリンが神出鬼没で様々な場所に現れることを考慮すると、
同一または近い種族同士であっても不思議ではない。- ちなみに、幻雷刀【聳弧】の記事でも軽く触れられているが、
その「麒麟」にはいくつかの種類が存在すると言われており、
青い個体は「聳弧」、赤い個体は「炎駒」、
白い個体は「索冥」、黒い個体は「角端」、黄色い個体が「麒麟」とされる。
これをキリンに当てはめてみると、白い個体は通常種(青色とも取れるか)、
黒い個体は亜種、黄色い個体は雷帝種と、着実に「麒麟」の色が揃っていっている。
次にキリンの別種が登場するとすれば、赤色か青色だろうか……
- ちなみに、幻雷刀【聳弧】の記事でも軽く触れられているが、
- 食材探索クエストで解放される食材の中に、《幻獣バター》なる食材が存在する。
キリンの通称は幻獣なので、もしかしたらキリンの母乳から作られたバターなのかもしれない。- が、さすらいのコックが言うには、
この食材が全く目に見えないことからこの名が付けられたとのこと。
どうやって調理するんだよそれ
- が、さすらいのコックが言うには、
- MHWorldの公式設定資料集によると、
新大陸古龍調査団の第4期団が派遣される事となった古龍渡りを敢行した古龍はキリンと目されているとの事。- 1期団と3期団が追ったクシャルダオラや、2期団の追ったテオ・テスカトルのような飛行能力を持たないキリンが、
どのように海を隔てた新大陸へと渡ったのかについては公式からの言及がない。
謎や。ミステリーや。
まさか「水面を走って新大陸に到達した」などという事はないだろうが…。- 本編にて5期団が追跡したゾラ・マグダラオスも飛行能力を持たないが、
彼の場合はその規格外の巨体故に、海底を歩いて新大陸への渡りを成功させている。
古龍でもひときわ小柄なキリンにはとうてい不可能な芸当といえよう。
- 本編にて5期団が追跡したゾラ・マグダラオスも飛行能力を持たないが、
- 一説には「泳いで新大陸まで辿り着いた」というものがある。
そんな莫迦な…と思いきや、現実世界のウマは意外にも泳げる方の生き物であり、
競走馬がプールでトレーニングを行う事もある*20ため、決して非現実的な話ではない。
…もっとも、過去の作品でも泳ぐ描写は見られないため、やや突飛な発想ではある。
- MHW:Iの角の折れた個体は「導きの地から渡りの凍て地まで走ってきた」とされるなど、
本種は外見に違わぬ健脚の持ち主である事が窺える。
であれば、やはり「徒歩で新大陸へ渡った」という可能性が高いだろう。
一見不可能に思えるかもしれないが、Worldでは地下に張り巡らされた洞穴状の空間「地脈」の存在が示されている。
もしこの地脈に新大陸と現大陸を繋ぐものがあるならば、
キリンはそれを地下トンネルとして利用し、渡りを行ったのかもしれない。- また上述の資料集では、4期団の追った古龍は「キリンと思われる」と、妙にぼかしたような書き方がされている。
上記の説と関連して考えるならば、4期団によるキリン追跡の実態は、
不自然な落雷などの「キリンが引き起こしたと見られる現象」が新大陸へと移動していくのを追跡していた
のではないだろうか。
実際にはその地点の地下を移動していただろうキリンそのものは確認のしようが無いため、
断定は不可能だったという事である。
- また上述の資料集では、4期団の追った古龍は「キリンと思われる」と、妙にぼかしたような書き方がされている。
- 1期団と3期団が追ったクシャルダオラや、2期団の追ったテオ・テスカトルのような飛行能力を持たないキリンが、
- 上述の様に『麒麟』という非常に和風っぽい名前を持っているが、
和風の雰囲気が全面に推し出されたMHRiseではしれっといなくなってしまっている。
MH4以降皆勤賞だった為、一度お休みという事だろうか。
あるいはMHRiseの舞台であるカムラの里は、
同じくキリンの登場しないMHP3の舞台であるユクモ村に地理的に近いとされるため、
この地域自体キリンの生息しない地域であるということなのかもしれない。- メタな理由を推測すれば、キリン武器の「終盤で手に入り、低めの物理、高い雷属性」という特徴は
同作のラスボス武器と丸かぶりであるため、選出が見送られた可能性がある。
- メタな理由を推測すれば、キリン武器の「終盤で手に入り、低めの物理、高い雷属性」という特徴は
- 動きにケルビステップが含まれているためドスケルビという愛称(蔑称?)を持つ。
現在ではこのドスケルビといえば笑って済むが、MH無印とMHGではバカにできないほど強かったようだ。- あくまでこれはネタであり、ケルビの近縁種であるというような公式設定は存在しない。
ハンター大全においては「青白く光る牛」や「角の生えた狼」のようだという形容はされているが、
ケルビに関連づけたような記述は他の書籍も含めて存在しない。
分類は全く違う上、そもそも希少性や実力は月とすっぽんと言うのもおこがましいほど差がある。
- あくまでこれはネタであり、ケルビの近縁種であるというような公式設定は存在しない。
- モンスターハンターシリーズ10周年記念サイトの「モンスターハンターヒストリー」の項目では
各タイトルの紹介とともにシークレット以外のモンスターの初出についても紹介されているのだが、
何故か初代MHの時点で存在していたはずのキリンがMHGで初出という扱いになっている。
これはディスク内のキリンのデータにバグがあり、セーブデータが破損するという事態が多発したため、
キリンのイベントクエストが1度きりしか配信されなかったことによると思われる。
なお、キリンの素材自体は他のモンスターのクエスト報酬にしれっと混ざっていたりする。
- ノベル版ではEPISODE novel 3に登場。
ゲームと同じように落雷と素早い動きを武器に主人公一行を翻弄する。
その外皮はやはり非常に堅いようで、太刀や片手剣の斬撃を容易くはじき返し、
掠めただけでも防具に大きな擦過痕を残すほどの体当たりを仕掛けてきている。
ちなみにこのキリンの狩猟、ノベル版のエピソードの中でも珍しい、実に意外な結末を迎える。- ノベル版におけるキリンの扱いは、古龍種かつ幻の存在で、
やはりノベル版の世界でも他の古龍と同様の扱いを受けている。
…が装備の人気と例の紳士達の影響なのか、
登場人物の中にキリン装備を身にまとう女性が多々出ている。
しかも、キリン装備=古龍の防具を身にまとっていながら、
その事を他の登場人物から突っ込まれてる絵写が、あまり多くない。
他に出てきた古龍の防具は、暁丸シリーズが有るが、
ノベル版の世界観において、その防具を装備しているのは超ベテランハンターの二人だけである。
そのため、ノベル版におけるキリンの存在は、少しあやふやなものとなっている。
- ノベル版におけるキリンの扱いは、古龍種かつ幻の存在で、
- 2017年1月13日から開催されていたモンスターハンター・ザ・リアルにて、キリンの等身大立体像が登場している。
早くから登場が決定されていた嵐龍アマツマガツチと天彗龍バルファルクと並んで、
登場モンスターが全て古龍という、かくも豪華なラインナップである。- 新年からキリンというと例の出来事が頭をよぎるのだが、偶然だろうか...。
- ゼルダの伝説コラボなどの影響もあってか、馬扱いされる事も多いキリンだが、
何と2017年2月21日~3月13日まで、セガのアーケード競馬メダルゲーム
「StarHorse3」で開催されるモンハンとのコラボイベントにおいて、
プーギーやアイルー、メラルーらと共にレースに出走する事が、JAEPO2017*21にて発表された。
レースは「霊獣討伐戦」と銘打たれ、極東競馬場(StarHorseシリーズオリジナルの競馬場)にて行われる。
最後の直線で猛然と追い込んでくるその姿は競馬ファンのみならずハンターなら必見。
随所に散りばめられたモンハンらしい演出やBGM、
モンハンネタで埋め尽くされたCOM馬の馬名、そして杉本清氏による実況にも注目である。
勿論、自身の愛馬を出走させることも可能で、好成績を収めれば限定アイテムが手に入る。
キリンやプーギーがサラブレッドと共にターフを駆ける、恐らく空前絶後の機会なので、
ハンター諸兄は是非ゲーセンに足を運んではいかがだろうか。
なお、イベント後半の3月7日からはキリン亜種も登場予定である。- サラブレッド達と共に走ることで再認識できることだが、キリンも十分にデカい。
どのくらいかというとゲートに頭が収まりきっていない。
小柄なプーギー達がすぐ隣の枠で発走していることもあり、一段とシュールな映像に仕上がっている。
- サラブレッド達と共に走ることで再認識できることだが、キリンも十分にデカい。
- MHW:Iでラージャンと対峙するムービーの制作シーンを紹介した動画「メイキング オブ ラージャン」では、
ラージャンの動きがモーションキャプチャーアクターによるものと紹介された。
この時、ラージャンの動きを撮影するために流石にエアーではリアリティが出ないのか、
アクション用の「キリン」も用意されていた(キリンの細かいモーションは別途用意と思われる)。
……その正体は、脚立にクッション等を纏わせた塊をワイヤーで吊り下げたものに、
角を折る動きの再現用に取り付けられた角、もといペットボトル。
これをスタッフが動かすことにより、キリンの動きを再現している*22。
ラージャンのアクターが迫真の演技でこれに組み付くなど、何ともシュールな光景ではあるのだが、
要するにこういった現場がゲームのワンシーンを作り上げているのである。
食べられるシーンでバナナみたいと言われた上にペットボトルで代用されたキリンの角はご愁傷様です
素材
- MHWorldの節でも述べた通り、同作ではキリンの素材名は全て「幻獣の○○」となる。
- キリンの雷角/幻獣の雷角
- 落雷に匹敵するエネルギーを秘めたキリンの角。雷属性を付与する性質がある。
雷を呼ぶ際には強く発光することから、他の古龍と同じくその能力の秘密を握っていると思われる。
突進の際にも強力な武器となるが、実は防御は薄く、根元はキリンにとって最大の急所でもある。
キリンの角の中でも珍品とされ、神々しい光を纏う蒼角は「キリンの蒼角」と呼ばれる。
更に幾千の雷を受け、その全てを蓄積した最上質の角は「キリンの剛蒼角」と称され、
人の手には余る逸品として扱われている。
MHFの剛種特異個体から入手できる角は見る角度によっては銀色に見える事から「キリンの銀角」と呼ばれるほか、
G級特異個体から入手できる角は「キリンの白銀角」と呼ばれ、加工の際に計り知れない力を引き出すという。
何れも常に白く発光しているため、入手してからでなければ確認が取れない。
MHXRでは「幻獣の角」と呼ばれ、
2頭クエストに登場する個体からは「幻獣の双角」が入手できる。
- キリンの皮/幻獣の皮
- 常に電気を帯びたキリンの外皮。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
非常に美しく丈夫な素材だが、絶命後も電流が流れ続けているため、剥ぎ取ること自体が困難を極める。
加工も難しく、至高の逸品と呼ばれながらも取り扱いの難しい素材。
中でも美麗かつ上質で、傷一つないものは「上皮」と呼び分けられ、
ハンターなら誰しも入手を夢見る、キリンの美麗な皮の中でも厳選された逸品は「特上皮」と呼ばれる*23。
表面をよく見てみると鱗状になっているように見えるが、
キリンから鱗を素材として入手することは出来ず、そもそもそれが本当に鱗なのかすら不明である。
なお、通常種と亜種とで質や用途に違いはなく、一括して扱われる。*24
MHFの特異個体からは「最上皮」と呼ばれ、ひとつとして同じ模様は存在しないと言う。
G級個体から得られる皮は「絶皮」と呼ばれ、その幻想的な模様は見る者の心を奪う。
MHXRでは「幻獣の皮」と呼ばれ、
2頭クエストに登場する個体からは「幻獣の双皮」が入手できる。
- キリンのたてがみ/幻獣のたてがみ
- 蓄電性と帯電性を併せ持つ鬣。雷耐性の高い材質で防具によく使われる。
フルフルの持つ電気袋の発電量を上回る膨大な電力を溜め込むことが可能で、
切り取った後も微弱ながら電気が流れているため、取り扱いには注意が必要。
風を受けると小さな稲光が発生する極上の鬣は「白銀のたてがみ」と称され、
その貴重さから、至高の素材とされる剛蒼角すらも上回る価格で取引されている。
一部の地方では、初めてキリンの討伐に成功したハンターに
その鬣を加工したアクセサリーがハンターズギルドから勲章として贈呈されるという。
なお、通常種と亜種とで質や名称、用途などに違いはなく、一括して扱われる。
MHFのG級個体から稀に剥ぎ取れるたてがみは「キリンの白銀鬣」と呼ばれ、
優雅にたなびく白銀色のそれは光を当てると眩いばかりの輝きを放つ。
- キリンの雷尾/幻獣の雷尾
- 気品に溢れたキリンの尻尾。雷属性と相性が良い。
ふさふさしていて触り心地は良さそうだが、電気を帯びているのでそのまま触れるのは危険。
キリンの素材の中では比較的剥ぎ取りやすいが、キリン自体が珍しいモンスターであるため価値は高い。
帯電の影響で常に青白く輝いているという最上級のものは「靭雷尾」と呼ばれる。
従来、この素材は強力な個体からの物ではないと、素材としての価値は無いと判断されていたが、
新大陸においては、比較的危険度の低い個体からの物も、「幻獣の尾」という名称で取引されている。
MHFの特異個体からは白銀の雪が舞うような美しい毛並みの「銀尾」が、
G級個体からはその希少価値の高さから手荒に扱うことは許されないという「絶尾」が剥ぎ取れる。
関連項目
モンスター/キリン/派生作品
モンスター/キリン亜種
防具/キリンシリーズ
武器/キリン武器 - キリン素材を用いた各武器へのリンクあり
クエスト/かくもめでたきキリンかな - 古龍を2体(通常種と亜種)同時に相手取ることになる珍しいクエスト。
クエスト/夢幻泡影 - 同上。ただしこちらは通常種2頭。
BGM/塔戦闘BGM - キリンのテーマ「塔に現る幻」などの記述あり。
モンスター/ラージャン - 何かと関連性が深い牙獣種
モンスター/イナガミ - 「肉食のキリン」がコンセプトのモンスター
アクション/電光石火