ロイ・デメイオ

Last-modified: 2024-06-11 (火) 20:53:31

情報

異名【狂戦士デメイオ】【Roy the Killer】
性別男/男
性格戦闘狂
人称俺/お前
年齢74歳
生年月日1940年9月7日
体格175cm/86kg
容姿GNxay7abEAAkNVW.png
好き戦闘,殺人
得意
嫌い
苦手
出身アメリカ・ブルックリン
所属コーザ・ノストラ/ガンビーノ一家
位階X

アメリカ最強の犯罪組織コーザ・ノストラの幹部にして同組織の下部団体で五大ファミリーと呼ばれる「ガンビーノ一家」の幹部。ガンビーノ一家から殺しの命令を受けて実行する殺し屋集団「デメイオクルー」を率いている。彼らが1970年代半ばから2000年代初頭までの間に手に掛けた人数は10000~25000人と見られている。ロングアイランドの高級住宅地に家を建てており近所には弁護士や判事などエリート層が住んでいた為、彼らと交友関係を結び賄賂漬けにする事でガンビーノ一家の悪事を見逃して貰っていた。
1960年代前半は「デメイオルッケーゼファミリー」に雇われて働く下っ端のギャングに過ぎなかったが、ガンビーノ一家幹部のポール・カステラーノにスカウトされた事でマフィアの世界に入った。しかし当時のガンビーノは新規雇用を中止しており正規メンバーではなかった模様。だがデメイオは直ぐに才能を開花させ闇金と車の窃盗で稼ぐようになり自動車窃盗団を組み、盗難車を捌く為に自動車販売店を乗っ取った。その為とてつもなく金回りが良く、車の盗み・盗難車の販売・高利貸を主なシノギとしてファミリーに貢献。コールガールを使った売春業もやっていた。ロイは医学会に何人か知り合いがおり、そのコネを使い裏社会に関わった医者*1を脅し弱みに付け込んで金を搾り取った。1974年にはカステラーノに命じられ警察側に寝返ったマフィアの男を殺害し遺体はバラバラにして処理した。此処からデメイオクルーは単なるマフィアではなく殺人集団となって行く。1977年にカステラーノの進言でガンビーノが新規雇用を再開したため正式なマフィアの構成員になった。
戦闘と殺人を生きがいと称する筋金入りの戦闘狂であり、何かにつけて殺人でトラブルを解決しようとする危険人物。流石に必要ない限りは一般人や警察等には手出ししないが、場合によっては彼らにも容赦なく牙を向け、警察や判事に賄賂を送って断られた際には即座に殺害した程。とにかく殺し合いが好きな為、暗殺についてはたとえ1ドルでも受ける徹底ぶりであり、ターゲットのみならず周囲の護衛も纏めて殺したり潜入よりもアジトに真正面から突っ込んで皆殺しにする脳筋戦法が得意。戦闘中にスイッチが入ると更に残虐さが増す。ただ脳筋だけでなく前述通り裏社会に関わった医師に漬け込んで金を毟り取ったり、一家に従わない組合のリーダーを家族を出汁にした恐喝やクルーによる暴力を用いて無理矢理契約させたり状況によっては自殺に追い込んでガンビーノ一家とグルの組合幹部をリーダーにする等、狡猾で知恵も働く人物である。マフィアにしては珍しく滅多に酒を飲まないが、これは「アルコールは五感を鈍らせる」という理由から。家庭では子供達を可愛がり近所付き合いも盛んに行ってる為プライベートでは割と話の通じる人格者で殺る時と殺らない時がはっきりしている男である。一度命知らずにも「ルチアーノ一家」のボスであるアドニスが仕切る自動車販売所で盗みを働き危うくガンビーノ一家vsルチアーノ一家の抗争になりかけた事がある*2
かつて五大ファミリー最強と呼ばれたガンビーノ一家においてジョン・ゴッティ?と並ぶ二大主戦力であり、裏社会でもトップクラスの戦闘力を持つ者だけが有する位階Xの武闘派マフィア。2000年代から急増した異能犯罪者と違い本人自体の戦闘技術や身体能力も含めてのXの為、同じ位階Xでも彼らとは戦闘においての"質"と"経験"そのものが桁違い。メインウェポンは特注のロングスタンナイフで単純に近接戦闘での使用のみならずスタンガンの機能が搭載されている為スイッチを押す事で刃から電流を流す事が可能。しかも電力が10倍に高められた違法改造品のため一撃で殺傷可能。実際には素手と拾った武器だけでも問題なく戦闘可能であり、それでいて狙撃の精度も銃専門の異能者と同等以上*3。高速でランダムに飛び回る小石程度の物体を自身も走り回りながら平然と当てて見せる。
デメイオクルーの形式化された殺害方法は彼らの本拠地であるバーに因んで"ジェミニメソッド"と呼ばれる。処刑はブルックリンにあるアパートで行われており、暗殺処分の下った人物をそのアパートの一室に連れて行きサイレンサー付きの銃で頭を撃ち抜いた後、直ぐ様タオルをその頭に巻きつけ出血を抑え、まだ動いている心臓をナイフで一突きして流血を止めるという方法。遺体は風呂場に持って行きシャワーを浴びせながら体内に残っている血を出し切りリビングルームで解体。バラバラにした遺体は幾つかのバッグに分けて詰め、ガンビーノ一家が支配しているゴミ処理場に捨てるというやり方で処理する。

台詞

  • 「さて、サル共の狩りに出かけるとするか…」
  • 「俺が何をするか分かるか?お前の舌を切り取って、お前の奥さんに送るんだ」
  • 「やるかやられるか、俺かアイツらにか。二つに一つだ」

変異異能【人切包丁(ヒューマン・ブッチャー)

位階:SS等級:classⅧ系統:パフォーマー

人を殺せば殺すほど刃物類の殺傷力が上昇して行く異能。また、犠牲者の怨念を取り憑かせて相手の精神を破壊したり犠牲者の骨を操り串刺しや弾幕攻撃に利用する悪趣味な異能。骨と骨を組み合わせて巨大な武器にしたりブラスターを組み立てて血液をウォーターガンの容量で射出する、一纏めにして攻撃を防ぐ盾にする等、応用の幅は広い。しかも操る犠牲者の怨念は既に変異して怨霊という次元を超えた本当にヤバいものらしく、腕利きの霊媒師でさえ手に負えないもので取り憑かれたら先ず助からないという。

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Tag: コーザ・ノストラ あべを


*1 金銭欲と宗教的偽善者
*2 1980年6月26日にアドニスが経営するブルックリンの自動車販売所から自動車窃盗を働いた際に部下が盗難車に指紋を残して捕まったため事が発覚。しかもアドニスが自動車メーカーのフォード社と独占契約をして行っていた場所の為、彼女を怒らせたばかりかFBIにも追われるハメになり、FBIの熱りが冷めた後にコミッションにてガンビーノ一家が賠償金の支払いとロイの謹慎が議決され一時期マフィア界から干された
*3 相手は位階SSSかつそれを完封するレベル