サンダー

Last-modified: 2023-11-15 (水) 07:06:21

Tag: サンダー S操作 でんき ひこう おいかぜ ひかりのかべ

目次

基本データ

ポケモンタイプ能力特性
タイプ1タイプ2HP攻撃防御特攻特防素早特性1特性2隠れ特性
サンダーでんきひこう90908512590100プレッシャーせいでんき

ポケモン徹底攻略

概要

でんき・ひこうという良耐性と高水準の種族値を持ち、『おいかぜ』を覚える準伝説のポケモン。
おいかぜの起動役として頻繁に使われる。
初手で対面しがちなおいかぜ起動ポケモン同士の対面で有利を取りやすいポケモンである。おいかぜを覚えるポケモンはひこうタイプが多く、でんきタイプを持つサンダーは有利。

高速回復手段として『はねやすめ』を覚えるため、場持ちが良い。2回目のおいかぜを通しやすい。
サンダーを突破できるポケモンを優先して倒し、はねやすめで回復が間に合う状況を作って詰ませる動きも取りやすい。

似た役割を持つポケモン

  • じめん無効耐性を持つでんきタイプ(ボルトロスロトムなど)
    でんきタイプの中では高めの耐久やおいかぜ・はねやすめが差別化要素。

タイプ一致技

技名説明採用率
10まんボルトタイプ一致の安定した打点。他のでんき技は癖があるため、明確な目的がなければこれを採用したい。93%
ボルトチェンジダメージを与えた後に交代できる。タイプ一致なのである程度のダメージを出すことができる。サイクル戦で有利になれる。9.4%

過去作産を除き基本的にタイプ一致飛行技を使えないため、基本的に10まんボルトのみの採用が多い。

サブウェポン

技名説明採用率
ねっぷうサブウエポンの候補。威力が高く、でんき技を半減するくさタイプに抜群で通る範囲技。54%
めざめるパワーサブウエポンの候補。メインウエポンのでんき技が通らないじめんタイプ、特に環境に多い霊獣ランドロスに大きな打点の入るこおりタイプがおすすめ。
ただしサンダーは『おいかぜ』など補助技を採用する関係上技スペースに余裕がない場合が多いため、横のポケモンでランドロスなどを対処することが基本となる。あれば便利であるが、無くても対処可能である。
34%

補助技

技名説明採用率
おいかぜ強力なS操作技。サンダーの採用理由の1つなので、基本的には必須での採用となる。
おいかぜ使いの中でも、サンダーは耐性が特に優秀で、耐久種族値も高く、でんきタイプなのでひこうタイプとの打ち合いに強い点が優秀。
85%
はねやすめ高速回復技。場持ちが良いサンダーの強みを生かす。55%
ひかりのかべ5ターンの間、味方の特殊技のダメージを2/3に軽減する。パーティ全体で特殊技主体の相手との打ち合いに強くなる。
雨パーティやトリックルームパーティのような高火力で上を取って殴ってくる相手への対抗手段として採用される。
また、同系統とのミラーマッチでダメージレースを大きく改善できる技としても。
37%
ほえる対面した相手のトリックルームを阻止できる。ほろびのうたから逃れる手段としても。7.8%

採用頻度の低い技

技名説明採用率
かみなり雨パでは10まんボルトより威力の高いでんき技として使える。4.5%
ほうでん一致特殊全体技。扱いづらいが30%の確率で相手をまひに出来る。
巻き込んでも構わない味方の多い時などに採用の価値がある。
2.1%
まもる相手方の集中攻撃や味方の範囲技から身を守るなら。3.1%
みきりまもるに比べふういんの影響を受けづらい。-%
どくどくシングルでは一般的な技だが、トリプルでは使いづらい。2.6%
フリーフォールひこう物理技。1ターンの間相手を上空へさらい行動不能にする。1.3%

もちもの

もちもの説明採用率
オボンのみ耐久を底上げできる。一撃で倒されることが少ないため、発動の機会はかなり多い。32%
ラムのみ状態異常に耐性を付けられる。
こだわりスカーフドーブルのダークホールに対して安全においかぜを打てて、次のターンに味方と合わせて上をとってドーブルを倒す動きができる。
ドーブルの前でほえるを使ってトリックルームを阻止できる。
31%
いのちのたま火力上昇アイテム。サブウエポンの火力を上げつつ、おいかぜなどの変化技も打ちたいならば。2.9%

調整

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  • H-B
    HP実数値197(252振り)のみだとメガガルーラのすてみタックル1発で倒れる可能性があるため、B方面にある程度努力値を割く・オボンの実を持たせる等、特にサンダーをS操作要員として扱いたいなら意識したいところ。
    耐久が高く、すなあらし等の定数ダメージを複数回受ける試合が発生しやすいのでHP実数値を16n-1の191などに調整してもよい。
    実数値努力値ダメージ備考
    H197-B105252-0A194(252↑)メガガルーラのすてみタックルを乱数1発*1オボンの実込みで確定耐え
    A1段階下降 A204(252↑)バンギラスのいわなだれ*2確定3発 84~98(42.6%~49.7%)砂嵐込みで乱数2発
    A205(252↑)いのちのたまドリュウズのいわなだれ*3確定2発 107~127(54.3%~64.4%)
    A1段階下降 A205(252↑)いのちのたまドリュウズのいわなだれ*4確定3発 73~86(37%~43.6%)
    H197-B109252-28A177(252)メガガルーラのすてみタックルを確定耐え*5
    A194(252↑)メガガルーラのおんがえしを確定耐え*6
    H197-B120252-116
    252-36↑*7
    A194(252↑)メガガルーラのすてみタックルを確定耐え*8
  • H-D
    はねやすめ採用の場合、メガガルーラやいわなだれ使いといった物理を受けるよりかはH-D方面を伸ばした方が粘れるケースは多い。
    ヒードランギルガルド等のはがね、ウォッシュロトムキングドラ等のみず、メガボーマンダ等に対して余裕が持てる。
    実数値努力値ダメージ
    H197-D110252-0C222(252↑)ギルガルドのシャドーボール 乱数2発 93~109(47.2%~55.3%)
    C178C222(252↑)こだわりメガネニンフィアのフェアリースキンハイパーボイス 確定2発 (118~141(59.8%~71.5%)
    C156C222(252↑)ルンパッパの雨下ねっとう 乱数2発 96~114(48.7%~57.8%)
    H197-D129252-148
    252-60↑
    C194C222(252↑)こだわりメガネサザンドラのりゅうせいぐんを 確定耐え (166~196(84.2%~99.4%)
    C178C222(252↑)せいれいプレートニンフィアのフェアリースキンハイパーボイス 確定2耐え 81~96(41.6%~49.2%)

型考察

耐久重視おいかぜ型

性格:おだやか
技:10まんボルト、ひかりのかべ、おいかぜ、はねやすめ
もちもの:ラムのみ

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値2520116127652
実数値197-120147132127

HP:最大
H-B:A194メガガルーラのすてみタックルを確定耐え
C:のこり
H-D:C194こだわりメガネサザンドラのりゅうせいぐんを確定耐え
S:最速バンギラス(61族)+3

ORASシリーズ17でも約40%が性格おだやか(30%がひかえめで20%がおくびょう)であった。
最終シーズンであるため、他のルールからの流用を加味しても基本的にトリプルバトルのサンダーはおだやかが主流であることがわかる。
そのため、トリプル用にサンダーを厳選する場合、性格は『おだやか』にするのが無難。
おいかぜを展開すれば、スカーフランドロスなどの上を取れるため、素早さにあまり努力値を振る必要もない。
構築単位でどうしてもきついポケモンなどがいる場合は、下記のすばやさ重視の型を採用するなどしたい。

使用感

 サンダーの強さの一つは、高耐久で相手の攻撃を耐えて、2度目、3度目の追い風を展開できることである。
 おくびょう追い風型と違って物理耐久も伸ばしているため、場に生き残りかつ再度追い風を展開できる可能性が高い。

素早さ重視おいかぜ型

性格:おくびょう
技:10まんボルト、ひかりのかべ、おいかぜ、はねやすめ
もちもの:オボンのみ

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値204000180124
実数値191-105145133149

HP:16n-1調整
H-B:A194メガガルーラのすてみタックルをオボンのみ込みで確定耐え
H-D:C194こだわりメガネサザンドラのりゅうせいぐんを確定耐え
S:最速メガカメックス+6

使用感

S方面とH-D方面を重視した配分。
カメックスキングドラヒードラン等相手に上を取れるようにし4つの技を状況に応じて適宜使い分けられる。
反面、H-B方面はHP振りのみで結構危うい。
いかくを入れてもランドロスドリュウズのタイプ不一致いわなだれが結構痛い。ワイドガード持ちもできれば一緒に欲しいところ。

同じ構築に入れたいポケモン

  • ニンフィア:
    フェアリータイプのの苦手なはがねを交代やムーブで受けることができる。
    はがね技をムーブで避けてハイパーボイスを通したりも。
  • ヒードラン:
    ヒードランサンダーの相性補完が良い。
    ヒードランミラーになった際ムーブで相手のだいちのちからを透かす動きができたりもする。
  • ねこだまし持ち:
    おいかぜのサポートに
  • ワイドガード持ち:
    いわなだれからサンダーを守る。ギルガルドならサンダーとの相性補完も良好。
    よこどり持ちを相手にした際はワイドガードをよこどりさせておいかぜを確実に通す動きもできる。

構築サンプル集

その他情報

入手方法

XY限定。ORASでは入手できない。
最初のポケモンに「フォッコ」を選ぶ必要がある。
参考URL

隠れ特性

隠れ特性「せいでんき」のサンダーは、過去のキャンペーンで入手できた。
第六世代では現在新規入手不可。

関連ページ

参考リンク

何かあれば

コメント

  • 持ち物までで力尽きました。技はこれ以上の候補は要らないと思っていますが、持ち物はもう少しあるかもしれないなと思っています(実際はオボンラム以外なさそうですが)。 -- 2021-09-18 (土) 03:16:36
  • パーティー次第でめざ地とかないですかね あと、同じく放電とか -- こあ? 2021-09-28 (火) 22:03:55
    • 放電は構築次第でワンチャンあるかもしれません。めざ地は技スぺきついのとヒードランピンポイント気味なので、サンダーヒードランに大ダメージを与えるよりは他で対策した方が良いと思います。 -- 2021-09-29 (水) 02:34:06
    • 10万ボルトよりヒードランに刺さる技を入れるとしたら、めざ地よりは雨ごいか光の壁になりますね。 -- 秋桜? 2021-09-29 (水) 13:14:09
  • 採用頻度の低すぎる技をバッサリ削除しました。ほえるは使用率こそ低い技ですがとても強い技なのでどうにかならないですかね…(正直ボルチェンとほえるを通常の技の欄に入れてそれ以外は削除したいです) -- なわたけい? 2022-10-03 (月) 23:18:58
  • かみなりやほうでんなどの差別化できる一致攻撃技は残しても良いと考えます。メガネやチョッキ型などもいたそうなので、かみなりもほうでんも構築次第で採用を検討できる技です。結論としては、採用頻度の低い技に、かみなり・みきり・まもる・ほうでんを残して、どくどくとフリーフォールは削除。ボルチェンとほえるを通常の技欄に移動させるのが良いかと思います。 -- アマネ? 2022-10-04 (火) 07:49:37
  • どくどく以下の採用率ということにされてはいますが、フリーフォールを採用したサンダーはレート時代に存在し、スタンダード構築の一員として記事に残されている有力なポケモンなのでフリフォの削除はしなくて良いと思います(実際強い) -- 2022-10-04 (火) 08:11:34
  • ボルトチェンジとほえるを通常の技欄に移動させました。 -- なわたけい? 2022-10-04 (火) 11:01:01
  • わざをタイプ一致、サブウェポン、補助技に分類、性格おやだかサンダー(パメラさんの型)の配分を追加し、性格臆病のサンダーより上に持っていきました。性格おだやかの方がトリプルでは主流なので、おだやかを上に持ってきた方がよいと考えました。 -- 2022-10-15 (土) 17:16:18
  • 穏やか型の使用感に臆病型より火力出るって書かれてるけど実数値147と145でそんな変わる? -- 2023-07-17 (月) 13:31:15
    • 12振った程度で特筆するほど変わるとも思えないので、書き直しました。 -- 2023-07-17 (月) 15:36:55
  • おだやかサンダーの型、追い風を貼る前に最速バンギに上から倒されたくないから振るのはわかるのですがなぜ最速バンギ+3まで振るんですか? -- 2023-11-15 (水) 06:30:29
    • 最速バンギ+1~2のチョッキ霊獣ランドロスが居るからでは -- 2023-11-15 (水) 07:06:21

*1 ダメージ:(126~148)+(61~73)
割合:(63.9%~75.1%)+(30.9%~37%)

*2 範囲技補正
*3 範囲技補正
*4 範囲技補正
*5 ダメージ:(109~130)+(54~64)
割合:(55.3%~65.9%)+(27.4%~32.4%)

*6 ダメージ:(102~121)+(51~60)
割合:(51.7%~61.4%)+(25.8%~30.4%)

*7 ※上昇補正を掛けた場合の実数値は121
*8 ダメージ:(109~130)+(54~64)
割合:(55.3%~65.9%)+(27.4%~32.4%)

*9 A194(252↑)メガガルーラのすてみタックル耐え調整
*10 ※上昇補正を掛けた場合の実数値は143