ドゥーカ・ダオスタ級(コンドッティエリ型)軽巡洋艦 ドゥーカ・ダオスタ
性能諸元
基本性能
※フル強化済み、装備・迷彩・エリート無し
Tier | 6 | |
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生存性 | 継戦能力 | 21160 |
抗堪性 | ・防郭防御7.50% ・火災浸水耐性10% ・装甲6% ・対水雷防御9% | |
主砲射程 | 11.29km | |
機動性 | 最大速力 | 35.84ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 17.25秒 | |
転舵速度 | 7.20度/秒 | |
転舵所要時間 | 6.90秒 | |
隠蔽性 | 7.56km |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(防郭率) | 装填時間 | 砲塔旋回速度 |
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152mm/53 OTO 1929, 4基×2門 | AP弾 541(150%) SAP弾 656(150%) | 7秒 | 10度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填時間 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
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533mm tubo lanciasiluri, 2基×3門(3門) | 8.10km | 61.13kt | 3680 | 42.50秒 | 15% | 25度/秒 |
対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
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大口径 小口径 | 69 37 | 3.30km 1.50km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
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ソナーⅠ | 3.75㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する | 25秒間 | 90秒 | 2回 |
ゲーム内説明
この時代では優れた軽巡洋艦。ライバル艦と比べて高速であり、全体的にバランスが良かった。
解説
ティア5艦艇であるライモンド・モンテクッコリの改良型である。魚雷の門数が2門から3門に増えた以外には外見上に特に違いは見られない。そのためHPもわずか440しか増えていない。しかし射程や魚雷などはティア相応に強化されている。
・主砲
152mm/53 OTO 1929を計8門搭載。連装砲を前方後方それぞれ2基ずつ配置している。射角は良い部類であり、お腹を晒すことはそこまでない。
本艦の特徴である、SAP・AP弾は同格内で頭一つ抜き出た弾速を誇り、弾道も良好であるので素早い駆逐などにも比較的当てやすい。貫通力もそれなりにあり、またSAP弾は同格巡洋艦のAP弾に比べてダメージが大きいため、駆逐艦や軽巡洋艦には大きな驚異であろう。SAP弾でのDPMは44983を誇り、これはペンサコーラのAP弾でのDPMをしのぐ値である。
また本艦は、ポケット戦艦を除けば、同格巡洋艦最長の主砲射程を誇る。長い射程も相まって遠くの敵を相手にすることも得意であり、逃げる敵の追撃戦やアウトレンジ戦法などによる撃ち合いは非常に有利である。しかし、遠くの敵に当てようとすると弾が山なりになってしまうため注意が必要である。
また同格巡洋艦としては、砲精度が微妙に悪いことも事実である。主砲性能表によると、水平散布界はニュルンベルク並と良好であるものの、垂直散布界は同格巡洋艦の中ではマイソールに次いで大きく、平均的な戦艦よりも劣る。加えて集弾性能も同格最低である。
ここで、SAP弾について軽く説明しておこう。SAP弾は装甲破壊を目的としているため装甲が薄い相手(軽巡・駆逐)には跳弾があまり発生せず、絶大な効果を与えることが可能である。逆に、装甲ガチガチな相手(重巡・戦艦)や防御姿勢を取られると、弾かれることが多くなる。なので、本艦の狙い目は駆逐・軽巡洋に絞られるだろう。また、弾道が赤くなるエフェクトがある。
巡洋艦という艦種の特性上、中盤以降は「火力をどこに届けるべきか(手遅れの戦域を見棄てるべきか)」、「味方の艦艇を活かすために、隠蔽を解いて囮になるべきか」、「点数と残り時間の兼ね合いを見て、攻めずに沈まないことを優先すべきか(点数との兼ね合いで、どの艦艇を優先的に沈めるべきか)」などを考えることになる。特に、本艦のような巡航速度に優れた巡洋艦であれば、広域的に動けるためになおさらそれを意識しなくてはならない。しかし巡洋艦を含むすべての艦艇は、射程外の敵味方の艦艇の被害状況(残りHPや状態異常など)が分からない状態で、斯様な判断をせねばならないという現実がある。本艦は長射程に由来する特長の一つとして、他の巡洋艦よりも彼我の情報を比較的得やすく、正確な判断を下しやすいという副次的な効果もある。アウトレンジ射撃のみが、長射程の利点ではない。空母不在の際には、圧すか引くかの判断を僚艦に指示する役目なども担って欲しい。
・魚雷
533mm tubo lanciasiluriを計6門搭載。ツリー艦のトレントと同性能で、片舷には3本を発射可能。ギリギリだが隠蔽雷撃も可能ではある。
本家と違い雷速は10ktほど強化された61ktであり、同格巡洋艦トップクラスの射程と良好な射角を併せ持つ。加えて旋回速度、装填時間共に優秀な部類であるため、仏巡のように流し魚雷に向く性能である。しかし、雷速はそれでも遅いので、少し前あたりに流したりすると全弾命中する可能性が高くなる。
雷数が少ないため雷撃中心の運用は難しいが、装備で隠蔽を強化することも視野に入れても良いだろう。尚ヒストリカル迷彩で、魚雷射程と海面発見距離を強化できる。
・対空
貧弱ゥ!貧弱ゥ!に尽きる。大口径・小口径対空射程は共に劣っており、威力もないため、敵機往復で1機落とせるか落とせないかレベル。間違いなく空母に粘着されればすぐに沈む。そのため、魚雷や爆撃が全弾当たらないように回避行動を心がけよう。
・装甲
一言で言ってしまうと全身バイタルである。ニュルンベルクと同じ数値であり、防御姿勢をとっても戦艦や同格巡洋艦から抜かれる始末。場合によっては駆逐艦からも抜かれるほど頼りない装甲であり、本艦の機動力の良さで前に突っ込みすぎると一瞬で海の藻屑と化す。
・機動性
こちらはとても優秀である。
速力はtier5のライモンド・モンテクッコリよりは劣るが、素で35ktを超えており、同格巡洋艦では2番目に速い。同格一位の五ヶ瀬は、全tierを通しての巡洋艦最速であるので、本艦も実際は全tier通しての屈指の爆速。tier7最速巡洋艦であるミュンヘンよりも速く、またtier9・10にも本艦より速い巡洋艦は存在しない*1。消耗品だけで36.9ktにまで達し、装備・エリートも含めると39.8ktで巡航可能!
転舵所要時間には優れるが、転舵速度自体は同格軽巡だと平均的である。船体が少し長いため旋回半径が大きく、甘い転舵をした際に戦艦などから撃たれると簡単にvpを抜かれてしまう。
小回りに関しては平均的であるため、狭い範囲で戦うことに特段優れるわけではないが、速度が速いために広域的な動きを得意とする。優秀な速度と長射程を活かし、戦場の必要な場所に、その強力な火力を届けよう。
・隠蔽性
こちらも優秀な部類である。
青葉やライプツィヒと同じ数値であり、先に見つかることは少なく、隠蔽を生かした隠蔽魚雷や長い主砲射程を生かして先制攻撃などが可能である。このため、高品質石炭の採用はマストである。
・生存性
体力が21000台であり、装甲もニュルンベルクと変わらない、対空は頼りない…つまり、本艦の生存性はとても低い。本艦の優秀な機動性と隠蔽性を上手く使いながら、ヘイトをあまり集めずSAPで敵駆逐の早期殲滅を行い、味方を有利に立たせられるかで勝率や生存性に大きく関わる。
・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジンを推奨。
・艦艇スキル/艦長スキル
イタリア艦艇には珍しくソナーを使用可能。駆逐艦狩りを得意とする本艦にマッチしている。
一方で、イタリア艦の特長ともいうべき排気煙幕を失っており、緊急で隠れたりすることは出来ないので注意。
ツリー艦とは艦艇スキルの構成が異なるので、本艦の性能を十二分に引き出すためにも専用艦長を配置し、唯一の艦艇スキルであるソナーを強化しよう。無論本艦にとっては、ツリー艦の艦長で強化しているレベル8の雲隠れをはじめ、対空警戒や精密照準装置関連のスキルは無用の長物である。
また、本艦は生存性が高くはないため、終盤は隠蔽雷撃を中心に立ち回る可能性もあるだろう。この事態を考慮する場合には、レベル8で消火器ではなく、魚雷装填を速めるためにアドレナリン・ラッシュを取得するというのも、視野に入れても良いだろう。
・装備
・兵装 主砲改良ⅠまたはⅡを好みで選ぼう。
・適性 操舵装置改良Ⅰ・推力改良Ⅰがお薦め。
・防御 特長的な速度を活かすために、推力改良Ⅱがお薦め。しかし戦闘スタイルによっては、操舵装置改良Ⅱや隠蔽システム改良Ⅰもあり。
・エリート特性
・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
・護衛特化 主砲旋回速度+7%、最高速度+3%、対空火力+5%
・功績 EXPアップ+10%
※どちらを選んでも良い。護衛特化ならば本艦の最も優れた能力である巡航速度を強化出来るが、本艦の強みである砲撃能力を向上させるエリート砲術員も棄てがたい。自身の戦闘スタイルと相談して決めよう。
・総論
脆く長い船体、低対空、門数の少なさ、HE弾が使えない、雷数不足……と、全体的にみると防御面が薄く攻撃面も限定された艦艇となっている。しかし、ソナーによる魚雷回避や速力を生かした拠点争奪戦、強力なSAPによる駆逐・軽巡洋艦の牽制を得意とする。このように弱点と強みが明確なため、その点気をつけて行動するようにすれば活躍できるだろう。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 |
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報酬 | シルバーブースターⅢ×2 EXPスーパーブースターⅡ×2 シルバー150k | カッパー2 |
ミッション内容 | 5戦プレイする | 一戦中に60000ダメージ与える |
史実
高速軽巡洋艦群「コンドッティエリ・グループ」の第4弾として「モンテクッコリ」級の拡大強化型として計画されたのが本級「ドゥーカ・ダオスタ」級である。前級の設計経験を生かして、更なる防御力の強化と船体性能の向上が図られていた。その結果、船体は7500トン級から一回り大きな8500トン級に拡大したものの…性能のバランスが良かった事からこれ以降のイタリア軽巡洋艦の基本サイズを決定づける艦となった。同郷のルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級の前級に相当する。
「ドゥーカ・ダオスタ」は無事に第2次世界大戦を生き抜き、戦後にソ連に賠償艦として引き渡された。その後は「スターリングラード」次いで「ケルチ」と名を変え1959年に除籍されるまで使用された。
小ネタ
本艦の艦名の由来はイタリア王家の分家であるサヴォイア・アオスタ家の第2代アオスタ公「エマヌエーレ・フィリベルト」である。公は1869年1月にイタリアのジェノバで生まれ、父親のスペイン王即位により若くしてアストゥリアス公(スペイン国王の相続人に与えられる称号)となる。1890年に父親が亡くなると第2代アオスタ公となり、第1次世界大戦ではイタリア陸軍の第3軍団の指揮を執った。1931年にトリノで死去。
前級の「ライモンド・モンテクッコリ」級の設計図、および本級の機関がソ連に提供され、それによって建造されたのが「キーロフ」級である。また、本級への対抗としてフランス海軍が建造したのが「ラ・ガリソニエール」級となっており、地味に他国への影響が大きい。
本艦はイタリアプレミアム艦として初めてSAP弾を搭載した艦としてデビューした。無論、ツリーの巡洋艦が実装される前の話である。参考までに本艦以前に実装されていた「アブルッツィ」にはHE弾が搭載されているので、blitz初のSAP弾を搭載した記念すべき艦の栄誉は本艦が受け取ることになった。
以前、本項目にあった「SAP弾の特徴」については、ティア2の「ニーノ・ビクシオ」の小ネタに移動&増補しているので該当項目が気になる方はそちらを参照して欲しい。これはツリー艦実装に伴い、多くのユーザーが最初にSAP弾に触れる機会はティア2の「ニーノ・ビクシオ」入手時となった事による対処。
本家WoWsの本艦は「アブルッツィ」と同じくHE弾搭載艦であり、SAP弾を撃てない。また、魚雷の雷速が非常に遅いという特徴があったがblitzにおいてはやや遅いという程度に調整が行われている。
編集用コメント
- 総論は後日書かせてもらいます。 -- 2020-04-04 (土) 15:17:37
- 史実と小ネタに少し追加 -- 2020-04-08 (水) 17:09:30
- ヒストリカル迷彩を追加。 -- Holy_Roman_Empire? 2021-12-06 (月) 01:58:34
- 主砲のSAP弾の説明について、書かれた当時とは違いすでに一般的な弾種となっているので、格納した。 -- 2024-01-22 (月) 11:53:02
- コメント欄の下に記述されていた「}}}}」を削除。 -- 2024-01-30 (火) 12:12:45
コメント欄
- 対応駆逐艦と巡洋艦相手ならめちゃくちゃ強い。戦艦相手なら魚雷流して援護程度かな。取って良かった。 -- 2020-05-03 (日) 09:02:41
- 駆逐狩り性能高すぎてビックリ -- 2020-05-04 (月) 11:32:16
- こいつから見て空母の処理てどう?楽? -- 2020-05-03 (日) 09:53:54
- 艦が速いし魚雷もあるしSAPの単発高いから処理能力高いと思うよ。弱点を挙げるなら艦が長くて旋回悪いから航空魚雷を喰らいやすい -- 2020-05-07 (木) 12:19:36
- 黄金の海峡でオールレジェンドシュペー分隊(3隻)に出会った。わかったよ。君の貫通力が高いことはよくわかったから。ダオスタくんを虐めないで(´;ω;`) -- 2020-05-07 (木) 12:15:44
- ガチで全身バイタルで草 -- 2020-05-11 (月) 19:28:34
- フレンドが「リヨンは全身性○帯」って言ってたのを思い出した -- 2020-05-11 (月) 19:43:20
- 駆逐には凶悪な強さだけど戦艦相手には手も足も出ず…マッチ画面で長門コロラドまみれだと泣ける… -- 2020-05-11 (月) 20:43:45
- 戦艦相手でも上手く甲板に当てていけばSAPでもフツーにダメージは入るよ、確かに跳弾もしやすいけどSAPはダメ入るときの威力が高いから基本的にSAPオンリーの運用で何とかなる。(戦艦の舷側はどうあがいても無理) -- 2020-05-12 (火) 08:25:59
- ミッションの6万 ダメきちぃ…カッパー2個だからぜひ達成したいのだが -- 2020-05-13 (水) 10:29:53
- 総論のSPAって誤植ですかね? -- 2020-05-28 (木) 19:29:06
- イタリアのニュルンベルクみたいな感じなんですかね? -- 2021-09-06 (月) 02:01:43
- 確かに似ていると言えば似てはいますね。ニュールンベルグは砲弾がHE弾も撃てるので戦艦にも効き目がありますが、ドゥーカダオスタはSAP弾なので狙い処が船首か船尾に限られますね。魚雷は本数がニュールンベルグの方が多いので扱いやすく感じました。TIER7と当たる事を考えるとニュールンベルグの方が扱いやすいかもですね。ドゥーカはスピードが速いので逃げる時は便利なのと、ナーフ後も格上駆逐艦だろうとやっつけやすいのは変わりません。 -- 2021-09-06 (月) 11:36:07
- ありがとうございます。生存性に難があるようですが、ニュルンベルクみたいな感じであれば使いこなせそうです。 -- 2021-09-06 (月) 12:34:32
- 確かに似ていると言えば似てはいますね。ニュールンベルグは砲弾がHE弾も撃てるので戦艦にも効き目がありますが、ドゥーカダオスタはSAP弾なので狙い処が船首か船尾に限られますね。魚雷は本数がニュールンベルグの方が多いので扱いやすく感じました。TIER7と当たる事を考えるとニュールンベルグの方が扱いやすいかもですね。ドゥーカはスピードが速いので逃げる時は便利なのと、ナーフ後も格上駆逐艦だろうとやっつけやすいのは変わりません。 -- 2021-09-06 (月) 11:36:07
- トレント持ってたらわざわざ買う価値ないですかね? -- 2021-09-21 (火) 18:21:52
- こっちはプレ艦だからイタリア艦長の再教育に使えたり、戦闘名誉賞でカッパー2コ貰えたりする。性能差については、ダオスタを持ってないので知らない。主砲が違うから全くの別物な気もするけど、どちらもHE撃てなくて駆逐処理が仕事になるから結局同じような気も…。 -- 2021-09-21 (火) 20:45:10
- 「買わずに後悔」「買って後悔」どちらかを選ぶなら後者の方が良いと思いませぬか。 -- 2021-09-21 (火) 22:35:40
- トレントは重巡で本艦は軽巡なので、強い弱いの話ではなく、別の性格の巡洋艦ですよ。 -- 2024-01-06 (土) 21:08:54
- 廃棄せずにいたので2年ぶりに乗ってみたが、直線番長!はいいがそうそう勝てなくなった。イタリア巡洋艦をザラまで過去に進めてみたが、他国のOP艦や戦艦も強くなり過ぎてSAP弾ではやりずらいかな。ソナーでなく広範囲に有効なレーダー搭載か煙幕の1回もあれば、ダメージはもっと出せるのだが・・・ひとまず駆逐艦には強いままではあるがね -- 2021-12-02 (木) 18:41:38
- 米巡乗りのオレ、弾速が速すぎて当てられないぃ、、 -- 2022-05-04 (水) 11:03:09
- ウースター乗りのオレ、弾速が速すぎて命中率の良さに感動 -- 2022-09-20 (火) 14:36:41
- ただ紙装甲すぎて残念 -- 2022-09-20 (火) 14:37:24
- ドイツtier7巡洋艦のミュンヘンに似ている。砲配置は同じだし、同格最速、装甲ペラペラ、低対空、ソナーが強み、雷数少ない……と、共通点は多い。 -- 2024-01-22 (月) 00:30:06