Tier 3 ポーランド 軽戦車 
スペック 
車体
耐久値 | 370 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/20/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 12.38/12.58 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.49 |
本体価格(Cr) | 37,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | American la France gJh V-12 | 37 mm Bofors wz. 37 | C.L.P. | Bofors 2-osobowa | 370 | N2 M | |
200 | 50 / [40.91] | 18/16/16 | 300 | ||||
16.16 | 0.9/1.1/2.7 | 36 | 310 | ||||
47 mm kan m/38 strv開発時 | Maybach HL 120 TR | 47 mm kan m/38 strv | 10TP | Bofors 2-osobowa | 370 | N2 S | |
220 | 52 / [57.2] | 18/16/16 | 350 | ||||
17.49 | 0.8/1.0/2.3 | 36 | 310 |
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Bofors wz. 37 | AP APCR HE | 11 3G 10 | 34 67 24 | 40 40 45 | 33.33 | 1,333 | 2.10 | 0.36 5.00 1.81 | 108 | +20 -12 | |
47 mm kan m/38 strv | AP AP HE | 29 1600 25 | 56 72 24 | 75 75 90 | 13.33 | 1,000 | 2.30 | 0.40 ? 2.02 | 108 | +20 -12 |
解説 
- 概要
Tier3ポーランド軽戦車。
戦前、装甲部隊技術調査室(BBT Br.Panc.)*1がChristie戦車をベースに開発した10トン級試作戦車である。 - 火力
俯角が-12°と優秀なので地形を上手く利用して戦いたい。が、前後に長い車体のせいでややハルダウンがやりにくい。- 37 mm Bofors wz. 37
初期砲であり実用するには貫通力が少々厳しい。
金弾を多めに持ち込むか、早めに最終砲に換装しよう。 - 47 mm kan m/38 strv
最終砲。
強化APはゴールドで購入できないという珍しい特性を持つ。
Tier3軽戦車としては単発火力が高いが、DPMや貫通力は低め。
特に強化APの貫通力が低く、格上の重装甲車輌相手には苦労する。
- 37 mm Bofors wz. 37
- 装甲
頼りになるものではなく、基本的に戦車砲にはすべて貫通されると思って良い。- 砲塔
キューポラといった明確な弱点部位こそないものの、防盾以外は全周16mmと薄い。 - 車体
装甲は全周16~20mmと薄い。
ちなみに車体右前方に飛び出している機銃部(20mm)の方が傾斜部(16mm)よりも装甲が厚い。
車体天板は8mmと特に薄く、車体後方の傾斜部も同様なので背後に回られると非常に脆く、自走砲にも要警戒である。
- 砲塔
- 機動性
最高速度、出力重量比は共にそれなりと言ったところ。
悪路での地形抵抗がやや高めで、不整地での機動性に難がある点に注意。 - 総論
特筆すべき性能があまり無い車輌。
攻撃力は高めだが装甲が薄く打たれ弱いので、うまく狙われないような立ち回りを目指したい。
史実 
File not found: "BwJzQ5ICQAA8-vK.jpg" at page "10TP"[添付]
10TP(ポーランド軍10トン戦車)はクリスティー式戦車を参考に作られた試作戦車である。
1920年代末にアメリカの発明家ジョン・W・クリスティーが開発したクリスティー戦車は高速度走行、ストロークの大きいサスペンション、履帯無しで走れる装輪走行など魅力的な機能を持っていた。
ポーランドは軍技術調査研究所の担当官をアメリカに派遣し視察を行なった。
調査報告を元に1930年に1両のクリスティー戦車の購入を決定し手付金も支払われたが、交渉がまとまらず購入計画は頓挫してしまった。
そこでポーランドは公表されているデータや販促用リーフレット、さらに視察時に作成したスケッチ等を元に「クリスティー風(ア・ラ・クリスティー)」と命名した装輪/装軌両用戦車の開発を始めた。
その後ポーランドはイギリスからヴィッカース6トン戦車?を購入。その改良型である7TP?戦車の開発が始まったため、「クリスティー風」の戦車の開発は一時破棄されかけた。
しかし、軍技術調査研究所にかわって設立された装甲部隊技術調査室により計画は復活し「10TP」の名称で開発が再開された。
試作車は国営技術工廠の手により1938年夏に完成した。
オリジナルのクリスティー式戦車が細い車体の先端中央に操縦手を配していたのに対し、完成した試作車は操縦手と前方機銃手を並べる幅広の車体になっていた。
砲塔はボフォース37mm砲と同軸機関銃を搭載する7TPのものが流用された。また、他のクリスティー式にはない特徴として、装輪走行状態時に第2転輪を引き上げる機能があった。
これにより接地抵抗が減り機動性が向上した。
File not found: "tp-10-3.jpg" at page "10TP"[添付]
走行試験は若干の修正箇所はあったものの、概ね満足のいく結果だったようである。
しかし、複雑な装輪走行装置は実用性に乏しく不要と判断され、代わりに装甲を強化した発展型である14TP?の開発が開始された。
出典
10TP Wikipedia
コメント 
- これは、つらい -- 2019-11-24 (日) 15:51:08
- 正直発射速度33.33になった初期砲のが強い -- 2021-03-13 (土) 00:55:57