Cruiser Mk. IV

Last-modified: 2023-11-12 (日) 15:18:07

GB-Cruiser_Mk.IV.png

Tier 3 イギリス 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

HP335
車体装甲厚(mm)30/14/14
最高速度(km/h)48
重量/最大積載量(t)14.75/15
本体価格(シルバー)41,000

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Nuffield Liberty Mk. IIQF 2-pdr Mk. IXCruiser Mk. IVCruiser Mk. IV335WS No. 11
340AP
APCR
HE
64
121
23
45
45
60
13025
3G
15
27.27
1.90
0.36
3514/12/1442320350
40 mm Pom-Pom開発時Nuffield Liberty Mk. III40 mm Pom-PomCruiser Mk. IVCruiser Mk. IV335WS No. 9
395AP
APCR
HE
49
71
23
45
45
60
20030
2G
15
34.29
1.90
0.43
3514/12/1442320375
QF 40 mm Mk. VI Bofors開発時Nuffield Liberty Mk. IIIQF 40 mm Mk. VI BoforsCruiser Mk. IVACruiser Mk. IVA365WS No. 19 Mk. II
395AP
APCR
HE
63
101
23
50
50
60
12030
3G
15
32
1.90
0.41
3830/12/1442330450

解説

  • 概要
    Tier3イギリス軽戦車
    基本的にはCruiser IIIの前面に増加装甲をつけたもの。
     
  • 火力
    3種類の砲があるが、最終砲は命中の2ポンド砲と火力のボフォースの2択になるだろう。
    • QF 2-pdr Mk. IX
      初期砲ながら貫通力や発射速度、命中精度に優れるため、最終砲候補になる。
    • 40 mm Pom-Pom
      通称「ポムポム砲」または「ポンポン砲」。
      ただし弾は1マガジン4発入りの2連射1セットとなっているため、単発で速射を決めていくようなことが出来ず、二発目まで当てようと思うとかなり接近しないと難しい。
      瞬間火力に優れるものの、精度の微妙さと2連射1セットの仕様から弾が散りやすく2ポンド砲に比べると扱いづらくなってしまった。
    • QF 40 mm Mk. VI Bofors
      ポムポム砲と基本的な性質は同じ。
      ボフォースは2ポンド砲と同等のAP貫通力を持ちながら機関砲の瞬間火力を持つため、カタログスペック的にはかなり強力な武装となっている。
      しかし前述の欠点から、距離の離れた敵への命中率で2ポンド砲に劣る。
      近距離戦が得意、または瞬間火力を重視するなら、こちらを最終砲とするのが良いだろう。
       
  • 装甲
    装甲は多少厚くなったとはいえ30mmに過ぎず、簡単に抜かれる上に、側後面は14mmのままなので注意。
     
  • 総論
    2ポンド砲とボフォースのどちらを積むかで、動きが変わってくる戦車。
    2ポンド砲ならばそこそこの機動性と取り回しの良い砲で中戦車的な動きに、ボフォースなら障害物などを使って敵に近づき連射を叩き込む動きになる。
    汎用性や扱いやすさで言えば2ポンド砲の方が上だが、敵のHPを一気に奪う瞬間火力がボフォースの魅力。
    使い手の好みで決めてしまっても良いだろう。

史実

巡航戦車Mk.IIIの欠点として露呈した装甲の薄さは、直ちに巡航戦車Mk.IVとして改修されることになりましたが、正式名は違えどA13Mk.IIとして、装甲強化版の位置づけで部分改修を施したものでした。
改良要求である装甲厚30mmの増強を車体前面と、砲塔の前後部に増加装甲として施されました。
砲塔前面の増加装甲は、くの字型に組み合わされたスペースドアーマー(空間装甲)となっていて、防御強化に貢献しています。
後期生産のMk.IV A型は、Mk.IIで採用されたペサ7.9mm同軸機銃に変更されたことにより、防盾の形状を変更しました、
派生型に接近支援型として、3ポンド榴弾砲を搭載したCS型も用意され、巡航戦車Mk.IVの合計生産は655両になりました。
Mk.IIIは生産開始直後に出された改修要求のため、65台で生産をMk.IVへと移行しましたが、増加装甲の取り付けは簡単だったのですんなりと移行できたそうです。
すでに完成していたMk.IIIも、Mk.IVへと少数が改修されていきました。
この巡航戦車Mk.IVも、フランス~北アフリカ戦線へ投入され、主力の一角として務めました。

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