フューリアス級航空母艦 フューリアス
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 派生元 | Hermes |
国家 | イギリス | 派生先 | Implacable |
生存性 | 継戦能力 | (A) 42,700 (B) 44,100 | |
装甲 | 10-76mm ・艦首・船尾 13-76mm ・上部構造 10mm ・砲郭 13-76mm ・補助区画 16-21mm ・重要区画 19-30mm | ||
機動性 | 機関出力 | 90,000馬力[hp] | |
最大速力 | 前期 31.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 1,070m | ||
転舵所要時間 | (A) 17.5秒 (B) 12.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.8km | 14.8km | - | |
航空発見距離 | 8.9km | 11.9km | - |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 102mm/45 QF Mk 19 | 6基×2門 | HE弾 1500(6%) | 3.0秒 | 4.5km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 20mm Oerlikon Mk 4 40mm/39 QF Mrak 8 102mm/45 QF Mk 19 | 9基×1門 6基×8門 6基×2門 | 32 119 56 | 2.0km 2.5km 5.0km | |
B | 20mm Oerlikon Mk 4 20mm Oerlikon Mk 5 40mm/39 QF Mrak 8 102mm/45 QF Mk 19 | 9基×1門 6基×2門 6基×8門 6基×2門 | 32 37 119 56 | 2.0km 2.0km 2.5km 5.0km |
・艦載機
編成・搭載能力 | 攻撃隊の規模 | 飛行中隊の機数 | 甲板上の機数 |
---|---|---|---|
2 飛行隊 | 6 機 | 機 |
航空管制 | 管制 | 搭載機数 [予備機数] | ||
---|---|---|---|---|
(初期) Type? mod.1 | 戦闘機 中隊[ 機] | 雷撃機 中隊[ 機] | 爆撃機 中隊[ 機] | |
(後期) Type? mod.2 | 戦闘機 中隊[ 機] | 雷撃機 中隊[ 機] | 爆撃機 中隊[ 機] | |
(後期) Type? mod.3 | 戦闘機 中隊[ 機] | 雷撃機 中隊[ 機] | 爆撃機 中隊[ 機] |
雷撃機 | 名称 | HP | 巡航速度(最大速度) | 被発見距離 | 復旧時間 | 最大ダメージ | 雷速 | 魚雷射程 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前期 | Albacore | 3000 | kt(151 kt) | 10.0km | 75秒 | 5200 | 35 kt | 2.4km | |
後期 | Barracuda Mk 2 | 3300 | kt(161 kt) | 10.0km | 80秒 | 5200 | 35 kt | 2.4km | |
急降下爆撃機 | 名称 | HP | 巡航速度(最大速度) | 被発見距離 | 復旧時間 | 最大ダメージ(火災率) | 着弾範囲 | ||
前期 | Blackburn Skua | 3000 | kt(148 kt) | 10.0km | 75秒 | 5000(25%) | -m | ||
後期 | Fairey Barracuda Mk 2 | 3300 | kt(154 kt) | 10.0km | 80秒 | 5250(25%) | -m |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 副砲改良1 | +10%:副砲最大射程 -10%:副砲弾の最大散布界 | |
航空管制改良1 | -10%:航空機準備時間 | ||
2 | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
飛行機隊改良2 | +3%:急降下爆撃機のHP +3%:雷撃機のHP | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (20,000) | ━ | モジュールスロット2 (30,000) | ━ | モジュールスロット3 (50,000) | ━ | Implacable (260,000-/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Furious 船体 B | 1,290,000 | |
航空機(雷撃機) | ||
航空機:Barracuda Mk 2 | 160,000 | |
航空機(急降下爆撃機) | ||
航空機:Barracuda Mk 2 | 160,000 |
・消耗品
・航空機消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー右 | |||
---|---|---|---|
哨戒戦闘機 | 3 回 | 消耗品動作時間:60 秒 消耗品準備時間:10 秒 | |
十字キー上 | |||
エンジン冷却 | 2 回 | 消耗品動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:80 秒 |
ゲーム内説明
フューリアスは比較的大型の軍艦であり、当初は巡洋戦艦として起工されました。しかし数段階にわたる改装を経て本格的な航空母艦として生まれ変わり、1925 年に就役しました。本艦は当時としては最速の航空母艦でした。
就役:1917
同型艦数:1
解説
- 概要
イギリスのティア5空母。
- 母艦
速力では30ノットの高速を持つので場所移動では困ることはないだろう、しかし旋回半径が1000mを超えている。457mmを積んだ名残だろうか…島に隠れるなどの細かな操艦には苦労するだろう。
T3時代にあった巡洋艦並の装甲は無くなり、普通に脆いので位置取りには注意。(せいぜい飛行甲板で駆逐艦の主砲が防げるか防げないか程度)
- 副砲
前級よりパワーアップし、102mm砲を片舷8門搭載。とは言え装填は微妙で射程も4.5kmしかないのであまり役に立たないだろう。ミリ残しの駆逐艦の処理には使えるかも?しれない。
- 対空
こちらも前級より強化され、ようやく空母としてまともな対空を持つようになった。とは言え同格空母と比較して大きな違いはなく、かつ相変わらず自衛は厳しい。釣った戦闘機の処理にはそれなりに役立つしこれまでの豆鉄砲と比較すれば大きな進歩である。
- 雷撃機
攻撃小隊は2機の6機中隊。照準速度は早く、信管作動距離の短い魚雷を収束する弾道で放てるので命中させやすい。英空母の常として機動力も優秀なので連続攻撃を敵艦にお見舞いしてやろう。
- 爆撃機
爆弾の個数は1機6個で攻撃小隊は2機、攻撃当たり計12個の爆弾を投下できる。ハーミーズとはかなり性能の変化があり、ばら撒く範囲が広がって空間当たりの投下数は低下。投下後から着弾まで時間もレティクルの収束速度も遅くなっているなど、使い勝手はかなり癖が強くなっている。とくに投下後、後方と前方とで着弾時間に差があることに注意したい。代わりに爆弾一個当たりの威力は大幅に向上しているため、縦向きに敵艦をスッポリ収めて投下した際の威力は強烈で、戦艦相手でも無視できないダメージを与えるため、上手く収束させたい。
総じて、駆逐艦よりも戦艦を相手にしやすい性能に代わっている。
- 総論
良くも悪くも初心者向けで攻撃力が出しづらい。その上、航空機速力の低さゆえに回転が悪く、試合を通しての攻撃回数が少なくなりがちなので1回1回の攻撃を大切にしていきたいところ。独日米空母と比べ一撃一撃が軽めの英空母ではもうこの時点で無理がある
イギリス航空機特有の耐久力の高さでもって、他国空母では攻撃を諦めざるを得ない場面でも攻撃を通すことで、ダメージを出していきたいが無理は禁物。機体が少ないので無理をするとすぐ定数割れを起こす。トップtierでも空撃ちをしないとただの案山子になる
ちなみにこの空母に搭載された雷撃機、爆撃機は旋回しても精度は落ちない、だから何だと言いたいが覚えといていいだろう
史実
この艦こそが艦艇の歴史にその名を遺す世界初の空母である。世界初だけあって空母の形を様々に模索…もとい魔改造を繰り返した艦としても有名。
ツリー上の前身であるハーミーズよりも古参の艦であり、元は満排水量28000トン余りの船体に18インチ砲を単装2基装備する、巡洋戦艦とか大型軽巡洋艦とかひみつの巡洋艦*1とか呼ばれる艦であった。
しかし建造中にこの手の艦の需要がなくなったため、発展著しい航空機を運用するべく設計を変更。
ハーミーズの建造が開始される前年(1917年)に、18インチ砲一門と533mm水中発射管単装2基と小さな飛行甲板を備えた世界初の航空母艦として竣工している。今の我々が想像する空母とは似ても似つかない姿だが、当時としては正に画期的であった。
同年に竣工後一度目となる改装を受け、上部構造を挟んで前後に飛行甲板を持つようになる。もっともこの状態では明らかに上部構造物が邪魔であり、ここから初の全通甲板空母「アーガス」の建造へとつながる(ちなみにこの時魚雷発射管も追加装備されている)
1922年から二度目の改装に入り、ハーミーズが就役した1924年時点でも改装の最中であった。
翌年に終了したこの改装によって、全通甲板に加えて艦首にも飛行甲板を持つ二段式空母として生まれ変わったのである。
艦首の下段飛行甲板は見た目通りの小規模なもので、軽量で滑走距離の短い艦上戦闘機*2をこの甲板から発艦させ、上段の全通甲板では着艦と爆撃機の運用を行う…という構想であった。
この構造は日本の空母赤城や加賀などにも採用されたが、航空機が大型化していく中で下段甲板では戦闘機の発艦にも距離が不足することになり、結局高角砲の置き場になって飛行甲板としては使用されなくなった。
空母が着艦と発艦を同時に行えるようになるには、後に発明されるアングルドデッキの実用化を待つことになる。
ゲーム内のモデルはこの状態を再現している。
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飛行甲板中央にある特徴的な上り坂。着艦時の減速のために設けられた……が、変に起伏があるせいで発着艦の難易度が上がるだけであまり役には立たなかったらしい。艦首部分も緩い下り坂がある。これは二段空母時代の名残で、発艦時に速度を稼ぐために設けられたもの。が、言うまでもなく(ry
空母黎明時代の試行錯誤がよくわかる例。同様の試みは、他国でも見られる。
大型軽巡としての前級にカレイジャス級(日本ではグローリアス級とも)があり、こちらは大型軽巡として就役していたが、やはり需要が無くなったため本艦に続いて空母に改装された。
元が同じ艦種であり、改装も本艦に倣って行われたため、外観から構造までよく似た仕上がりになった。
そのため空母としては同型ないし準同型艦として扱われるが、先に改装された本艦をネームシップとした「フューリアス級」ではなく、逆にカレイジャス級に本艦が含まれることが多い。
大型軽巡としての建造順に従ったものだろうか?
WWⅠには非全通甲板の状態で参加。空母による世界初の戦闘「トンデルン攻撃」を行う。
WWⅡでは潜水艦に沈められた義理の姉妹艦カレイジャスの穴埋めとして本国艦隊に所属、グナイゼナウや通商破壊部隊などのドイツ艦船の捜索を行った。
その後はH艦隊に移籍したり本国艦隊に戻ったりしながら数々の作戦に参加し、タングステン作戦では空母ヴィクトリアスと共同で修理を終えたばかりのティルピッツを奇襲し、14発の命中弾を与えてドックに逆戻りさせている。
以後も幾度となくティルピッツを襲撃するも、本艦がティルピッツを沈めることはついに叶わなかった。
1944年9月に老朽化のため予備役に入り、翌年4月に退役。
航空爆撃が艦船に与える被害の研究に用いられたのち、1948年にスクラップとして売却、1954年までに解体された。
小ネタ
本当に逸話には事欠かないので、興味を持った方は各自で調べてみるといい。
かの有名なフィッシャー卿の手になる艦の一つであり、全通式甲板を持たない癖に固定脚の艦上機を運用した……
という事実だけで、まあ、海軍周りに詳しい方は事情とヤバさ加減を察していただけるであろう。
日本の帝国海軍との関わりだと、「世界初」のタイトルにまつわる鳳翔との微妙な関係が一番だろうか。
あと、赤城・加賀の三段式甲板はこいつに由来するものだったりする。実用性?なにそれ、おいしいの?
フューリアスは三段甲板時代の加賀と同じく誘導煙突を採用していたため、加賀と同じ問題を抱えていた。加賀では焼き鳥製造機だの散々だったのに対し、フューリアスでは冬の北海を航行する際には乗員に喜ばれたらしい。
コメント欄
- アークロイアルと同格という不幸 -- 2023-03-05 (日) 18:00:45
- ほんとカワイソウ -- 2023-03-05 (日) 18:33:09
- 開幕すぐにセローフの爆撃機に狙われて2パンされたんだけど、他国の空母なら耐えれたのかな?あまりにもあっさり沈められて納得いかない。 -- 2023-04-03 (月) 23:55:47
- あれは装甲薄いやつの天敵だから -- 2023-04-07 (金) 16:23:18
- アクロの調整後に対面することが増えたけど相変わらず悲しい性能してるな -- 2023-07-28 (金) 23:34:40
- なんでかアクロ全盛期にナーフされるとかいう悲劇を食らった艦だからな -- 2023-07-29 (土) 10:47:57