レムリアを守る魔神

Last-modified: 2017-12-19 (火) 18:42:24

デュオマリス(ノーマル)の好感度任務。

不思議な黒騎士

内容
あの全身まっ黒な騎士を召喚してしばらく経過した。こっそりと観察を行っていたあなたでしたが、彼はずっと真面目に仕事を行い、変なトラブルも起こさず、おかしな要求もしてこないし、他のストライカーとも仲が良い。完璧な紳士!だけど、やっぱり何かがあるような気がします。
目標
デュオマリスの好感度が15以上必要です
報酬
名声20魔晶石56蒼水晶66ダイム57
EXP+72, 成就値+10
報告内容

管理官:
あの……デュオマリスさん?
デュオマリス:
オレに何か用か、管理官?
そうそう、オレの事はデュオでいいぜ?親しい奴はそう呼ぶしな。
デュオマリス…なんて長ったらしいしくて呼びにくいだろ。
管理官:
えーと、デュオさん?
デュオマリス:
さん付けも不要だ。
管理官:
それじゃあ……デュオ。
デュオマリス:
そうそう、その調子だ。それでどうした?
新しい遺跡でも見つかったのか?それとも魔物討伐の指令か?
どっちでも構わないぞ、いくらでも付き合うからな。
管理官:
いや、どっちでもないけど……もし手を貸して欲しい時はまたお願いするよ。
ただ、今日はその……聞きたいことがあっただけなんだけど。
デュオマリス:
聞きたいこと?
オレに答えられる事なら答えてやるが……何が聞きたいんだ?
管理官:
デュオ……君は魔神だよね?
名前だけじゃなくて、見かけも文献に載ってる伝説の憤怒の魔神にそっくり。
でも、今の君はそれと全然違う印象なんだよね……
管理官:
も、もしかして私の手伝いをしてくれる代わりに、
何か私に要求してきて、もし従わなければ暴力を振るうなんて……
デュオマリス:
………………
管理官:
や、やっぱりそうだったの!?
くっ……わ、私は決して暴力に屈したりしないんだから!
デュオマリス:
いや、オレはただ、お前の想像力の豊かさに唖然としただけだ。
よくそこまで妄想が広がるものだと、逆に関心したよ……
……でもま、その内バレる事だな。
デュオマリス:
確かにオレは、お前たちが言うところの憤怒の魔神ってやつだ。
だが、今のオレは己の怒りを抑えることができる。
昔のように衝動に駆り立てられ、無意味に暴力を振るう事は無いから安心しろ。
管理官:
やっぱり、デュオはこの文献の魔神だったんだね。
でも……それなら君は女神フィリークと戦って、消滅させられたんじゃないの?
どうして私たちを手伝ってくれるの?
デュオマリス:
認めたくないが……確かにオレは負けた。
だが、オレは消滅させられたわけじゃない。
それと、勘違いして欲しくないが、俺は今でもフィリークの事は嫌いだからな。
デュオマリス:
お前たちを手伝うのは、黒い霧がレムリア大陸を脅かしているからだ。
昔の約束でな……レムリア大陸を守るためなら、オレは力を貸そう。
管理官:
なるほど……目的は私達と一緒。
だから、手伝ってくれるって事だね。
デュオマリス:
そういう事だ。
ま、いつかフィリークがレムリアに対して害をなすようなら、
オレもまた、奴に剣を向けるだろうけどな。
管理官:
あはは……そうならない様に祈ってるよ。

抑えられない怒り

内容
あなたがデュオマリスに心配している事がやはり起きてしまいました。今日、遺跡内に強烈な衝撃が発生したとの報告を受け確認してみると、どうやら遺跡の五分の一が崩壊しているではありませんか。最初は何かの魔法装置が誤作動した結果かと思いましたが、どうやらこの状況の原因はデュオマリスの様です……
目標
デュオマリスの好感度が30以上必要です
報酬
名声40魔晶石132蒼水晶156ダイム134
EXP+150, 成就値+23
報告内容

管理官:
これは一体どうなってるの!状況は……!?
デュオマリス:
……くそったれ!これだから……!!
管理官:
デ、デュオ!一体どうしたの!?落ち着いて!!
デュオマリス:
………………すまん、少し取り乱した。
召喚された直後で、本調子じゃなかったから助かった……
管理官:
本調子じゃないって……遺跡の五分の一が吹き飛んだんだけど。
デュオマリス:
す、すまん……ただ、自分で言うのもなんだが、
これでも本来の能力が爆発した時より、何千倍もマシな状況なんだ。
管理官:
この惨状で何千倍もマシなんだ……
デュオマリス:
これでも憤怒の魔神って呼ばれてたくらいだからな。
肉体の強さも、再生能力も段違いに高いのさ、オレは。
管理官:
そ、そう……
まぁ、その話は後でゆっくり聞くとして、さっきはどうして急に怒り出したの?
デュオマリス:
それか……フン、ちょっと遺跡内で胸糞悪い記録を見つけただけだ。
……見てみろ。
管理官:
えーと……これは天使の古代文字かな?
何々……んー、フィリークのが行った行動の記録みたいだね。
デュオマリス:
長い前置きの部分は飛ばしていい。
……この辺の内容だ。
管理官:
えっと……
「神子が邪悪なる心を持たぬよう、女神が優しく純真な心を持つよう導いた。
そして、古代神の子に相応しく、女神の望みに背かず使命を完遂させるモノに。」
管理官:
……この記録のどこにデュオが怒る内容があったの?
デュオマリス:
オレは、その神子って奴から話を聞いたことがある。
オレたち魔神は古代の神が創り出した跡継ぎ候補だ。
そして、あの女神に選ばれた子供は、
オレを助けるために自分を犠牲にする存在なのさ。
デュオマリス:
そいつは自分を犠牲にしたのに、女神に捨てられた……!
その上、永遠の苦しみを与えられるハメになってな!
管理官:
それが……女神が決めたその人の運命ってこと?
デュオマリス:
フン……運命の一言で片付けられるのか?
オレはそれが気に食わないのさ。
もっとも、そのおかげでオレは自分の怒りを抑えられる様になったんだがな……

魔神を救う者

内容
まさか、今回の遺跡でデュオマリスを助けた人物について、手がかりがあるとは思いませんでした。しかし、過去に一体何が起きたのか?永遠の苦しみとはどういう事なのでしょうか?
目標
デュオマリスの好感度が45以上必要です
報酬
名声60魔晶石207蒼水晶245ダイム210
EXP+228, 成就値+36
報告内容

管理官:
さっきの話、もう少し詳しく聞かせてくれない?
デュオのことを助けたって人の事をもっと知りたいんだ。
デュオマリス:
あいつか……あいつは変なやつだったな。
もしあいつがフィリークの指示や導きがなかったとしても、
自分を犠牲にして他人を助ける……そんな奴だった。
管理官:
デュオがお世話になった人なんだね。
やっぱり仲が良かったの?
デュオマリス:
いや?正直言って、あいつはオレの事を嫌っていたと思うぞ。
まぁ、それはお互い様だがな……オレも自分を犠牲にする様な奴は気に入らん!
甘くて理想主義者……自分が騙されたことも知らないだろうな!
デュオマリス:
……だが、あいつが苦しみ続ける姿を見るのもごめんだ。
だから、あいつを救う方法を見つける前に召喚するのは絶対に止めろ。
管理官:
えっと、それはどういう事?
デュオマリス:
あいつは歌を通じて、聖霊を行使し奇跡をもたらす者だ。
聖霊の奇跡は万能だ……が、致命的な欠陥がある。
デュオマリス:
聖霊は起こす奇跡が大きければ大きいほど、使用者の払う代償も比例して大きくなる。
だというのに、あいつはオレの魔神としての本質を変化させたんだ。
………その結果、払う代償がどれほどのものになるかわかっていながらな!!
デュオマリス:
それなのに、あいつはオレに恨み言の一つも言わずに笑いやがった……
「キミの力がレムリア大陸の助けになるのなら、私の犠牲には価値があるのよ」
…………ってな。
管理官:
聖人みたいな人だね……私には真似できそうにないよ。
デュオマリス:
あいつはただのアホだ。
オレがあいつの言葉を無視したら、あいつの犠牲は無駄以外のなんでもないだろ。
だからオレが今、苦労してるのも全部あいつのせいだ……!
管理官:
デュオが自分で言った通り、無視すれば良かったんじゃないの?
デュオマリス:
フン……いくらオレでも助けた奴の最期の言葉くらい聞くさ。
命を賭した行動と言葉を無視したら、オレの誇りが傷つく。
管理官:
ふふ、そうだね……デュオはそういうの気にしそうだ。
でも、さっき言ってた永遠の苦痛……っていうのは、その人が願った奇跡のせい?
デュオマリス:
そうだ……あいつが願ったおかげで、オレは憤怒という本質が変化した。
だから自分の怒りを抑えられる様になったが……あいつはその代償として、
聖霊と共生するしかなくなったのさ。
デュオマリス:
聖霊と共生といえば、聞こえは良いかもしれないが、実際はそんな事はない。
聖霊は奇跡の代償として、あいつの生命力を吸収する。
オレは……あいつは生命力を奪われて衰弱していくのを見るしかできなかった……
管理官:
その人は……最後どうなったの?
デュオマリス:
フン……そのまま死ねれば、幸せだっただろうな。
だが、あいつには特殊な特性があった……魂の不滅だ。
例え死んだとしても、魂は還らず転生し続けることになる。
デュオマリス:
普通ならプラスに働く特性だったんだろうけどな……
だが、あの聖霊は転生したとしても離れることはない。
生まれ変わっても命を吸い続けるんだ……転生を繰り返してな。
管理官:
………………
デュオマリス:
フィリークが知らない訳がないんだ!
なのにどうして、あいつをそのままにする!?
オレにはそれが気に食わないんだ!!
管理官:
当事者じゃない私にはわからないけれど……
もしかしたら、デュオの知らない所でフィリークは助けを施したかもしれないよ?
デュオマリス:
それなら、いいんだけどな……
ま、とにかくだ……オレにはあいつとの約束がある。
レムリア大陸を守るって約束がな……だから、その為にお前たちに協力するのさ。

魔神戦争の原因

内容
なぜデュオマリスはフィリークに戦争を仕掛けたのか?あなたはデュオマリスとフィリークの関係を好転させるための何かがないかと、彼に話を聞いてみます。
目標
デュオマリスの好感度が60以上必要です
報酬
名声80魔晶石283蒼水晶335ダイム287
EXP+306, 成就値+49
報告内容

管理官:
デュオ、私はできれば君がフィリークと敵対するのはやめてほしいと思ってる。
だから君が昔、どうしてフィリークと戦いを起こしたのか教えてくれないかな?
デュオマリス:
戦争になったのは、オレだけのせいじゃない。
あれはフィリークがオレに刺客をよこして抹殺するつもりだったからだ。
おかげで、あの時にオレは右眼を失うハメになったんだからな。
管理官:
そ、そうだったんだ?
でも、よくフィリークの刺客だってわかったね?
デュオマリス:
あの男も上手く隠蔽しようとしていたがな……
しかもご丁寧に暗黒魔術まで使いやがって。
だが、奴からはフィリークの波動を感じ取ったから、まず間違いないだろう。
管理官:
それだけで、確実には断定出来ないんじゃない?
デュオマリス:
もっと有力な証拠もあるぞ?
オレの右眼は消滅させられた程度なら、すぐに再生できる……が、
再生出来ないように、神力で封印されているんだ。
それが出来るのはフィリークの神力をおいて他にないさ。
管理官:
フィリークの刺客で、暗黒魔術を使う男性って……
(まさかアズールフェルト?……あいつがフィリークの命令で……?)
アズールフェルト:
察しが良いな、特異点。
確かにあの時、秩序を破壊する原因である貴様を滅せよと、
我が主から指示を受けたのは……私だ。
管理官:
アズールフェルト!?……やっぱり……!
デュオマリス:
フン……まさか貴様がまだ生きていたとはな。
しかも、のこのことオレの前に現れるとは……あの時の続きがしたいのか?
アズールフェルト:
まさか、そんなつもりはさらさない。
あの時、主から与えられた神力をもってしても右眼を奪うのが関の山だったのだ。
今の私が勝てる道理などないだろう……貴様が本調子であればな。
アズールフェルト:
だが、今の貴様は召喚されて間もないストライカー。
私に挑むのは無謀というものだろうな。
デュオマリス:
ほう……なら、試してみるか?
管理官:
ちょ、ちょっと待って!二人とも落ち着いて!
今はアズールフェルトも敵じゃないんだ!だから戦わないで、デュオ!
アズールフェルトも挑発するような事は言わないでよ!
デュオマリス:
………………管理官の顔に免じて、今は見逃してやるさ。
アズールフェルト:
…………まさか、本当に貴様が自分の怒りを抑えられるとは思わなかったぞ。
あの時の貴様だったら、怒りに我を忘れ、この一帯はすでに火の海だっただろうな。
だが、望みがあったからこそ、主も抹殺の命を取り消し、貴様を変えることを選んだのだ。
アズールフェルト:
だが、結局貴様は戦争を起こし、大陸に動乱をもたらした……
我が主の見込みは外れてしまったと言うわけだな。
デュオマリス:
奴が襲ってこなければ、オレもそうするつもりはなかったがな。
だが、何もせずに殺されてやるわけがないだろう?
管理官:
……ちょっと聞きたいんだけど、どうしてフィリークはデュオを殺そうとしたの?
アズールフェルト:
天地を覆す力を持ち、自分の怒りを抑え込めない者を
レムリア大陸に放置できるわけ無いだろう……少しは考えろ、馬鹿者。
管理官:
う……それは確かに。
デュオマリス:
………………
アズールフェルト:
今の貴様ならば、あの時の主の心の中が理解できるだろう?
管理官:
(ふぅ……一触即発でどうしようかと思ったけど……
とりあえずデュオのフィリークへの誤解は少し解消したかな?
それにしても、フィリークってばやり方が過激なんだよね……)

再会の旧友たち

内容
デュオマリスが召喚されてから、遺跡へ行ったり、のんびりしたりしていましたが、そういえばこの街には彼の魔神仲間がいるのでした。彼と会わせたら、どの様なことになるでしょうか?
目標
デュオマリスの好感度が75以上必要です
報酬
名声100魔晶石358蒼水晶424ダイム363
EXP+384, 成就値+62
報告内容

デュオマリス:
よう、親友!久しぶりだな!
ヴェルゼート:
………………っ!……フン!
デュオマリス:
いっ……ってぇな!?
久しぶりの挨拶に魔力弾はやめろ!
オレじゃなかったら死んでたぞ!?
ヴェルゼート:
まさか奴になりすますとは……貴様は極刑に値する。
デュオマリス:
待て待て!落ち着けよ!オレはなりすましなんてしてないぞ!?
それとも、お前が憤怒の魔神の称号でも受け継いだのか?
アステリア:
そうじゃぞ、ヴェルゼート。少し落ち着くのじゃ。
魔力の波動が以前と若干違うようじゃが……生体認証はあ奴のものじゃ。
つまり、こ奴は間違いなくデュオマリスなのじゃ!
ヴェルゼート:
………………本当なのか?
アステリア:
こと生命について、予が間違えるわけないじゃろ?
安心するのじゃ、昔とは雰囲気がまっっったく違うようじゃが……
正真正銘のデュオマリスじゃ!
ヴェルゼート:
フン。
デュオマリス:
いってえええ!?
ちょっと待て!アステリアが本物だって言っただろ!?
どうしてまた魔力弾を撃った!?
ヴェルゼート:
貴様……死んでいないのならば、なぜ今まで私たちの前に現れなかった。
アステリア:
うーむ、確かにそうじゃな……ヴェルゼートはお前さんの行方をずっと探していたのじゃぞ?
だというのに、何年も手がかりすら掴めず……
じゃがまぁ、こうして我らの猟犬が帰ってきたのじゃ、喜ぶべきじゃな!
デュオマリス:
待て!オレはお前らにずっと猟犬だと思われてたのか!?
ヴェルゼート:
猟犬でなければ、狂犬だな。
貴様、誰かれ構わずに争いを仕掛けていたのを忘れたのか?
いつも誰が後始末をしていたと思うのだ……
デュオマリス:
ハハハ……その、なんだ……悪かったな。
確かに昔は苦労をかけてたな……お、お疲れ?
ヴェルゼート:
………………貴様、本当に変わったな?
まさか、貴様の笑顔を見られるとは思わなかったぞ。
昔の貴様ならば、これだけ長く話す事すら困難だったというのに……
デュオマリス:
そこまで酷くは……いや、そんなもんだったか?
ま、昔色々あってな……憤怒の本質が変化させられて、
自分の怒りを抑えられるようになったのさ。
アステリア:
なるほどのぅ……確かに今のお前さんの方が親しみやすいのじゃ。
じゃが、昔に一体何があったのじゃ?
並大抵の事では、お前さんの憤怒は抑えられんじゃろ?
デュオマリス:
話が長くなるから、それについては後で話す。
ここには他の魔神もいるんだろ?全員集まってからゆっくり話すさ。
それと……実はお前たちに頼みがあるんだ。
アステリア:
ふむ、随分とマジな表情じゃの……
じゃがまぁ、手伝ってやらなくもないのじゃ。
デュオマリス:
恩に着るぜ、アステリア。
…………お前も手伝ってくれるんだろ?親友。
ヴェルゼート:
フン………………当たり前だろう。
…………よく戻った、デュオ。